つれづれに

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いま一つのブログ「随想日記」
http://www.enpitu.ne.jp/usr5/54909/diary.html

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 今日のYoutube
http://www.youtube.com/watch?v=eBAIK4K4UFo

 毎年、恒例の信濃川土手の近くの水道公園の鯉幟。
このところ見かけなくなっていたが、今年は復活したようだ。
ところで昨日、昼、スポーツジムに行く代わりに、早朝のポタリング
コースを午後、周ってきた。連休ということもあり、土手ではグループが
焼肉パーティとか、花見でノンビリ寛いでいた。





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755, 「怒る技術」ー読書日記
2003年04月29日(火) 
 タイトルが面白そうなので買ったが期待したほどの内容ではなかった。
私が怒りっぽい人間でこの技術を経験上身につけてきた事もある。
 著者と同じ年齢で闘争的であることもあってか合点することが多かった。
私の場合は子供の頃から兄姉やクラス内の喧嘩で怒りの山であった。
また学生時代の寮生活で、怒りのテクニックを身につけざるを得なかった。
 創業でも色いろな場面に遭遇したことが多かったこともある。
怒りの山を一づつ乗り越えてきたというのが実感だ。
その意味では、この本は哲学者の言葉の遊び的な甘さもあった。
しかし彼がウイーンで、怒らなくては生きていけなかったというのは
よく理解できる。ヨーロッパ人は実によく怒るそうだ。
喜怒哀楽を冷静に使い分けないと、事業など出来ない。
著者も彼らの「怒る力」には及ばないと書いてあった。
彼らはわれわれ大和民族と怒りの表出の仕方が違うという。
彼らの特徴は
・すぐにその場で怒りを表出する
・以前の怒りを根に持つことが少ないこと
・怒りは激しく、しかしただちに収まること
・怒りの表出が言葉中心であること
・個人的に怒ること
・演技的怒りであること
以上であるが、全く私が身につけた怒りかたと同じである。
 寮生活をしていて、大学を卒業しながら、社会に溶け込めず寮に入り浸っている先輩の群れがいた。
大人しくしていたら部屋のものを持ち去ってしまうこともあった。
直接攻撃もできないし、ただ見ているしかないこともあった。
彼らの姿から、脱皮していくには過去の場所には二度と行ってはならないことを学んだ。
 怒りは貯めておくと、膿になり化膿してくる。自分でコントロールしなくてはならない。
この本の中に「怒れない人達」というのが書いてあった。何か気の毒のような気がする。
最近こんなものかと怒りが少なくなってきたが、それでも山のようにある。

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「怒る技術」
PHP研究所(2003-02-28出版)
・中島 義道【著】
販売価:\1,300(税別)
ー内容ー
たとえ間違っていようと、あなたは怒るべきである。
20年にわたる壮絶な対人闘争から掴んだ「怒りの哲学」。

1 怒りを感ずる技術
2 怒りを育てる技術
3 怒りを表現する技術
4 相手に怒りを伝える技術
5 相手の怒りを受けとめる技術
6 怒らない技術
怒りを効果的に表現する著者独自のテクニック。
日本人は怒るのが下手だ。周囲との軋轢を恐れ、すぐ黙る。
ヤワな日本人に向けて、筋金入りの怒り巧者が語る実戦的な怒りのテクニック。

 現代日本には、怒らない、あるいは怒ろうとしてもうまく怒れない人が
うじゃうじゃ生息している。そうかと思うと、突如としてキレる青少年も、
蔓延している。著者によると、これは車の両輪のような深い関係にあって、
「怒る技術」を学ぶ機会がなく、むしろ怒ってはならないことばかり教えられて
きたがゆえに発生している、現代日本人特有の症状である。
著者もまた怒れない青年だったが、ウィーン留学時の体験が大きな転機になった。
ヨーロッパ社会では、怒りを表出しなければ、まともに生きていけなかった
からである。帰国後も騒音の音源に対する抗議を通じて、著者の怒る技術は
ますます磨きをかけられ、ついには、場面に応じて怒りの表出のしかたを
自由自在に操作すること、つまり「怒りを演技する」ことが可能になった。
これは相手に怒り伝達し、具体的な効果を得るために最も有効な技法であり、
本書では、そのテクニックを著者の体験に即して読者に指南する。

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 ー感想ー
 この著者は怒りの代用として対象への軽蔑がある。そのことに気がついてない。
自分が生きているだけで精一杯でしかないのか、それとも哲学者のゆえんか。
「怒りの代用としての軽蔑と、生きていくだけで精一杯」は自分のことだからよく解る。
私の場合と違うのは、この人の人生は全く楽しくないということだ。
本人もそう書いている。  「笑いの技術」でも書けばよいのに! 要らぬお世話と怒られるか!
 昨夜この下書きを書いて寝た為か今朝面白い夢をみた。
ペガサスクラブというチェーン店理論のコンサルタントの一種気違いに近い怒り方をする渥美俊一先生が、
セミナーで招いていた先生ー経済評論家のリチャード・クーを、私語をしていたといって殴りつけたのだ。
なんでリチャー・クーなのだろか解らないが? そして二人は喧嘩をしながら、会場外に出て行った。
恐らく警察をクーが呼んだのではと思いながら・・・・
で夢が覚めた。こんなものだが、それにしても脳は面白い! 話は変わってしまったが!