つれづれに

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 今日のYouTube
http://www.youtube.com/watch?v=e7mUYJQDad4&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=Zj0Yn91Dd0I&feature=related

 中国の万里の長城のトレッキングで、日本人のツアー客が三人、亡くなった。
そのコースに一度も、ツアー会社が下見をしてなかったというから、お粗末である。
私は25年来、秘境ツアーに参加してきたので、その辺の事情は知っている。
慣れるまでは、大手の旅行代理店の秘境ツアーにするのは当然である。
小さな秘境代理店は、外れの比率が高くなる。それを前提で参加するなら、
それでよいが、まあ、口にはいえない失敗例が幾たびかある。
添乗員の当たり外れが大きいので、外れの場合は、誰に文句をいっていいのか?になる。
道祖神」の北ケニアのツアーには、添乗などしたことのないHPの担当が、
夏休み代わりに添乗して、ただ、ただ驚いたことがある。

 要は、小さな旅行代理店は、命を預ける秘境ツアーに参加する方が悪い。
危ないこともあり、秘境ツアーは面白い一面がある。それより、この時期に中国に
ツアーに行くなど、そもそも変である。



今日の随想日記のカット分
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1678, 読書について
2005年11月06日(日)

「読書とは他人にものを考えてもらうことである。1日を多読に費やす勤勉な人間はしだいに
自分でものを考える力を失ってゆく。」ショウペンハウエル(1788‐1860)の寸言である。
読書には、プラスもマイナスもある。
自分自身で世界を観察し、考え、そこに不変の法則をみつけることこそが重要である。
自分で見つけた知識だけが自分のものになり、初めて世界は部分的としても理解される。

人生を振り返ってみて、「自分とは、過去の行蔵の総量である」と実感する。
だから、その蔵の中には良いものにしておかなくてはならない。
「言葉によって表現されていることを直感的に理解するには、その表現されていることを
既に知覚していなければならない」。いや、そのベースの上に書き加えられるという方が正しい。

カントではないが、盲人には『空は青い』は理解できない。視覚という機能があってはじめて
空を知覚できる。自分で体験しないことにはよくわからない(経験主義)。
また人間の理解は、その脳機能の範囲を出ることができない。
思考も言葉で考えを表現して見せたところで、それを考えたことのない人間には通じない。
考えを伝達するのは、その考えを知っている人間に対してはその考えを想起させ、
知らない人間に対してはそれを考えるきっかけを与えるに過ぎないのである。

読書についてショウペンハウエルは、読書についての中で「読書は、言ってみれば、自分の頭でなく、
他人の頭で考えることである。絶えず読書を続けていけば、仮借することなく他人の思想が
我われの頭脳に流れ込んでくる。」また「読書は思索の代用品にすぎない」と言っている。
しかし読書も、その行蔵のお宝のコーナーの重要な位置づけになる。考えるということは、
言葉によって初めて可能になる。その言葉と、見方、考え方、思考法を学ぶのは読書が中心になる。
異質の人との議論といる方法もあるが、範囲が狭まれてしまう。
それにしても、読書をしない人が多い。問題は、読書をしない人は、読書の効用をほとんど理解できないことだ。

書物には、活字の奥に無限の空間がある。そこには、未知という名の圧縮された世界が存在する。
星座の世界に例えると、宇宙の星座と違い、書物の世界の中にある星座はたやすく得ることができ、
人間形成に大きな役目を果たす。

教養とは、自由を獲得するため ー生まれた時から縛られてきた先入観からの開放ー
に必要な知識、経験である。その一番身近なのが読書である。
それにしても、教養が無い自分に今さら唖然とする。知らないことが、知らなかったことがあまりにも多い。
人生の次の最大のテーマは、全く経験しなかった分野に目を向けること、[未知への道を歩き続ける]ことである。

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2004年11月06日(土)
1313, まさか、地元で大地震!ー10

ー経済に与える影響は、この地震による家財などの破損などで一般消費は目先、
家具や家電などは売れるだろう。しかし一般的には災害地以外も含めて大打撃になると予測される。
被害の殆どない新潟市でも飲食店、ホテル、タクシーに大きく影響が出始めている。
新潟では、タクシーは一晩に一組の客が取れかどうかという。飲食店でも学校、企業関係の宴会が
殆んどキャンセルされている。新潟駅前など、新幹線と関越自動車道の不通で、普段の賑わいの
半分以下である。それでなくとも数年来、駅周辺も人出が減っていた。
この一ヶ月で、個人飲食店の閉店が目立ち始めてきた。新潟の事務所の100m以内で、三店も閉鎖した。
長岡だけでなく、新潟もこの冬で多くの飲食店が閉鎖されるだろう。
当社の長期滞在型アパートメントで、フロアー貸しをしている自動車教習所の話しによると、
東京からの「宿泊の教習生」が、殆んどいなくなった。あらゆる分野で影響が出始めてきた。
反面、長岡ではホテルとタクシーは目先特需という。長岡駅裏のタクシーの待合に、
一台しか止まってなかったし、ホテルは今月半ばまで全て満室状態という。それも長くは続かないだろうが。
JRの在来線と新幹線と、関越自動車道がストップしているのだから、如何にもならない。
昨夜、長岡の殿町の飲食街に飲みに行ってきた。いずこも殆ど客が入ってなかった。最後に、馴染みの
自宅近くの居酒屋に行ったが、近くの避難所に来ていた山古志村の被災民が一人で飲みにきていた。
あまり詳しくは話さなかったが、自宅は壊滅といっていた。この居酒屋も年内で閉店する。
この下書きをしている現在も余震が続いている。夜半も、かなり大きな震度3~4?
の余震が二回あった。どこまでつづくのだろう。

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2003年11月06日(木)
946, 22世紀への伝言ー読書日記
 この人の本は図書館に2ヶ月に一度ぐらいの割合で追加される。やはり「幸せの宇宙構造」が
何ともいって一番である。しかし他の本も決してまけてはいない内容である。
 平易の文章の中にキラリと光る内容がふんだん含まれている。
難しいことを易しくアッサリと言ってのけているのがよい。幾つかを書き出してみる。
 ーパワー充電法ー
パワーの充電法として別の方法を三つ、教えておきましょう。
・その一。
 人間そのものもパワーをくれるものです。元気な人、若い娘、よく働く人、動き回る子供、
大声で笑う人、考え方が前向きな人、建設的、肯定的で明るい人、それに、気力・体力・精神力
・意志力などを強く感じさせる人。そういう人の傍にいるだけで元気になります。
茶店やレストランで席を決めるとき、友人もそういう人の近くになるべく近づくべきです。
・そのニ。
 室内で充電する方法です。
コンセントから5センチほど(手を広げて)離し、出ている電気を取り込みます。
同時に、「気」が体に流れ込んでいるようにイメージしてください。
・その三。
 空中に「栄養の塊」「エネルギーの塊」があるようにイメージし、それを
木の実を採るように空中から手で掴み取り、口に入れます。
実際にゴクリと飲み込んでください。

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572, ある時間の断面ー9 
- 2002年11月06日(水)

1968年 9月24日
8時前に市川さんが起こしにくる、そのまま寝てしまう。9時半に目がさめる。
川崎との待ち合わせに間に合わない。顔を洗い寮を飛び出る。タクシーで校庭の通称4丁目の
交差ベンチに行く。5分の遅れだが、待っていてくれた。その直前に綾部嬢とバッタリ出くわす。
ヨーロッパに行ってきたという。「すごく良かった、ITAの主催の旅行で行って良かった」と
言っていた。そういえば私が紹介したんだっけ?石川のガールフレンドだったが、
今は上手くいってないと彼が言っていた。まだお嬢さんだが気持ちのよい人だ。
吉田嬢にも出会う。アメリカに行ってきたという、去年欧州旅行のグループの一員だった。
川崎と喫茶店に行く。かなり溜まっていた話を一人話していた。松村に腹を立てていた。
彼の言い分はよく解るが、そう言っていたら人とは付き合えない。川崎もこの一年で
成長したようだが、人間に影がなく好きだ。帰寮後TVを見て、風呂に行く。さて洗濯だ。
                 9月25日ー水曜日
また寝過ごしだ。全く何たることだ。流されているのだ。小学生や中学生以下でないか。
自分の中の力があるはずなのに何故流される。この時期一瞬でも大事なはずなのに。
大学の図書館で3時間卒論の本をまとめをする。その後、小作と石川とウエストサイドで話す。
帰寮後、3時間卒論のまとめをして、就寝。
                 9月26日
朝9時に学校に向け出発。産関論を30分受講、食事の後掲示板を見るためにタッカーホールに行くと、
ゼミの武澤先生に会う。「学館の問題」でタッカーホールで説明会があるから是非聞くよう言われた。
偶然深井と会ったので、ホールに聞きに行く。途中で出て、図書館で卒論のまとめ、その後深井と
早稲田の本屋へ行く。彼の求めていた本がなく、途中で分かれて寮に帰ってくる。深井もここで変わってきた。
卒業間じかのせいか友人が皆練れて男臭くなってきたようだ。19時頃に大妻女子大の人が尾形君の
ところに来るが、いないので私の部屋で一時間位待つ。結構面白い子だが、その後市川さんと食事に行く。
一時間本を読んで夜半の一時に寝る。

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[217] 夫婦別姓
- 2001年11月06日(火)