つれづれに

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 今日のYoutube
http://www.youtube.com/watch?v=6Vr7LaHEIcQ&feature=related

あいも変わらない日々が続いている。充実はしているが、危機感が薄れている。
心配事が少ないのが良いのか悪いのか。 しかし面白いのは確かである。

 9月に入って、何か危険な感じがしてきたが、目先は平成である。



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1621, 91歳の人生論
2005年09月10日(土)
-読書日記

ー「本分」を極める生き方とは?   日野原 重明 (著), 瀬島 龍三 (著)

 日野原 重明 と瀬島龍三の対談である。
第一線の名医師と、“昭和の名参謀”その人生の道筋は異なる両氏だが、同い年の91歳同士。
じっくりと語り合った人生論は、さすがの内容である。

まず瀬島龍三のシベリア抑留で経験した話は感動的である。
腹が減ってしまうと教養とか地位とか関係なく、人間は浅ましくなる、
そんな状況にあっても他人にものを分けてあげられる人がいた,
見ず知らずのロシア人の老婦人のやさしさを忘れられない、など
「ああ、無情」「モンテクリスト伯」という小説を地で行くような経験をした。
極限状態の中で、フランクルと同じく人間にとって大切なことを体得したのだ。
二人が、「本分」という言葉をキーに、それぞれの経験を踏まえて、
どう生きるべきかということについて、対談である。
想像を絶する経験を積んできた人の言葉には、傾聴するに値する。
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日野原重明と 瀬島 龍三
   の会話より 抜粋してみる。

ー日野原
「子供をだめにする一番 簡単な方法は、何でも欲しい物を与えることである。」
と「エミール」の中でフランスのルソーが、語っている。
ー瀬島
子供だけでなく、大人だって欲求のままに生きていれば、
人を思いやるどころか、人の事などどうでも良くなってしまうでしょう。

ー日野原
私は命の使い方を考えながら生きているんだ。
疲れると人間の身体に乳酸がたまり、その乳酸がたまりすぎるとアウトになるらしい。
「こう生きよう」と言う気持ちが、僕を疲れさせない。
朝起きると「今日はこれがある」「来週はこれがあるから、あれをしておかなくっちゃ」
とか・・・。
積極的になると疲れなんて感じてる暇はありません。
良いストレスなら、身体痛めつける事はない。たとえ、試練があったとしても
それに対して負けなければ、悪いストレスには、なりません。
立ち向かおうとする気持ちが、強い意志と適当な緊張感が、呼び水に成れば
良い緊張感になるのです。 苦を乗越えた達成感がありますね。
それが疲れを引き飛ばすと思います。 
良い緊張感。良いストレス。人生には必要ですね。 


ー瀬島
一言でいえば,「本分」は自分の果たすべき責任に対する心構えじゃないかですね。
そこには、人生観も入るし、世界観も入るし、宗教観も入る。そういうことが
「本分」ではないかと思います。
環境は様々に変化しましたが、根本は「滅私奉公」です。
私利私欲を捨てた生き方というのは軍人には欠かさない。
つねに命を懸けることを覚悟しておかなくてはならない。
ー日野原
滅私奉公にこそ、本分があるということですね。
ー瀬島
本分というのは、職務遂行の心構えですからね。
ダラスで亡くなったケネディがいった言葉に、
「姿勢は政策より大事である」というのがあります。
大切なのは、考え出した政策を遂行する姿勢だということ。
ケネディの言う、この姿勢が、つまり本分だと思うんです。

ー日野原
とにかく、生きるということは
「どんな場合でも前向きである」ということが重要だ。

ー日野原
子供をだめにする一番 簡単な方法は、何でも欲しい物を与えることである。
「エミール」と言う本の中でフランスのルソーが、語っている。
子供だけでなく、大人だって欲求のままに生きていれば、人を思いやるどころか、
人の事などどうでも良くなってしまうでしょう。 「
ー日野原
私は命の使い方を考えながら生きているんだ。
疲れると人間の身体に乳酸がたまり、その乳酸がたまりすぎるとアウトになるらしい。
疲労の原因は何か? それは、「こう生きよう」と言う気持ちが、僕を疲れさせない。
朝起きると「今日はこれがある」「来週はこれがあるから、あれをしておかなくっちゃ」
とか・・・。 積極的になると疲れなんて感じてる暇はありません。
良いストレスなら、身体痛めつける事はない。
たとえ、試練があったとしてもそれに対して負けなければ、悪いストレスには、なりません。
立ち向かおうとする気持ちが、強い意志と適当な緊張感が、
呼び水に成れば良い緊張感になるのです。 苦を乗越えた達成感がありますね。
それが疲れを引き飛ばすと思います。 

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2004年09月10日(金)
1256, 今年の台風と異常気象

例年に比べて異常に台風が多い年である。
今年の台風の上陸は、今回で7回目で、過去最高の6回を超えてしまった。

今までの平均は年2、6回で、既に3倍近くになったことになる。
特徴は、多くのコースが似ていることだ。
あと2~3回は来そうなので、平均の4倍になる可能性がある。
被災地は、その都度用心をしなくてはならないので大変だ。

この数年、旅行先に行くと必ずといってよいほど数年来、
気候異変という話題がでる。地球規模で天候が異変をしているようだ。

先月末に行ったオーストリアも、今年は冷夏で雨ばかり降っていた。
地球温暖化による天候異常がアチコチで出ている。地球にとって人間はマイナスの
存在であるなら、自然は必ず反撃をしてくる。異常に多い台風も、その一つである。

今一番恐ろしいのは、ロシアと中国とインドの目覚めである。今までは、共産主義
宗教のお陰?で国全体が、稼がず、働かず、消費せずであった。それが経済発展を始め、
消費が活発化をしてきた。ここでさらに地球温暖化が一挙に進む可能性がある。
この50年で平均年齢が100歳になる可能性があるが、決して幸せとはいえないであろう。

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 2003年09月10日(水)
889, バックナンバー 3
 昨日に続いて、随想日記を総括してみる。
このように毎日書いていると、自分の気持がそのまま文章の中に出てしまう。
自分の頭の中で考えているのは所詮こんなものでしかないのだ。
  以下、 カット

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2002年09月10日(火)
515, 眠りの瞬間

無への瞬間をとらえたことがある。誰でも夜「何時の間にか睡眠の世界」に入ってしまう。
その睡眠の一瞬を意識で感じたのだ。そのときの実感が「無」をみたという実感であった。
もちろん過去の人生で一回きりだ。人からも、マスコミ媒体からもそういう話を聞いたことが
一度もない。眠れず般若心教を唱えていたときと記憶しているが。
恐らく死の一瞬とはこんなものかもしれない。「あ!という無への一瞬の意識である」
意外とこの経験をしている人は多いのかもしれないが?
キュープラー・ロスというアメリカ人が「死の瞬間」という本を書いているが、
その瞬間には慈愛に包まれるという。生まれてきた時と同じように管に巻かれて、
のたうち回って死ぬときもそうなのかもしれない??

話はそれるが、夢の世界も面白いものだ。隔絶された別世界、それも現実とは違うが、
といって現実的な異空間。少なくとも、その世界では夢とは思えない。
夢からさめたとき、そのほとんどが消滅してしまうのも面白い。

眠りは一種の死の世界だ、あるいは彼岸の世界だ。そこでみる夢は無意識の世界そのものだ。
大きい希望の「夢」に非常に似ているという。

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2001年09月10日(月)
[140] (日本的)カースト制度-2

山の手の金持ち連中は、もっとひどいという。「どちらの大学、どちらにお勤め、
どちらにお住まい、どちらの出身、」これで人間の価値を決めてしまう。
この前の音羽のザーマス殺人事件はこれを知らない奥さんの追い詰められた必然的事件だ。
地方にいるともっと露骨でコミックだ。慶応か早稲田で、青年会議所の理事長になり、
ロータリー何とかとかライオンズに入り、そしてゴルフの会員権。
ゆくは商工会議所会頭か副会頭。そして本人もその気になる。
それを何にも疑ってないのがアフリカの部族社会以下?そのカースト制がインドに劣らずある。
TVでアメリカの在日実業家が指摘していた今回の外務省の事件は正しくそれだ。
赤塚幸雄か小室直樹か、が日本的カースト制度の存在を指摘している本を出していた。

読んではないがカースト制度的の存在は厳然としてあるのは、今さという感じがする。
外務省で捕まるにはノンキャリアばかり、キャリアは日本的社会主義の特権階級だ。
実態はこんなものじゃない。合法的特権が巧妙につくられているからだ。
天下りはその構造的詐欺ー集りの一部かいま見える面でしかない。
これじゃ構造改革などできるわない。
東大の法学部のそして経済学部の成績のよい順に、官僚の卵として配分される。
その下か民間を希望するまた配分があって、三菱、富士、第一勧銀とかで下がっていく。
その辺に慶応、早稲田、一ツ橋あたりが入ってくる。
学閥もしっかりできて、情報の横の流れもできている。
(この程度で今回は終わり!)