つれづれに

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 今日のYoutube
http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=OXO_LzNeqps&feature=endscreen

 写真は、朝ドラの「カーネーション」の、ヒロインとコシノ三姉妹。まあ、アクの強い面々である。 
  時代が、こういう強い女性を求めているのだろう。


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3989, カーネーション
2012年02月26日(日)
 朝の連ドラの「カーネーション」、初めから見続けてきたが、なかなか面白い。デザイナーのコシノ三姉妹の母親と
実家の商家を題材にしたドラマ。 初めの触れ込みは、「NHKの朝ドラで、一番がらの悪いヒロイン役」だった。 これを見るにつけ、
私が育った実家が思い出される。このドラマの数十倍の濃さと激しいドラマがあった。父が亡くなった後の私の代も次々と問題が起きていた。 
商家の家族には、あらゆる問題が全て現れ出る。この連ドラには、ヒロインの三姉妹の母親の業が、赤裸々に表現されている。 
和装店から洋装店への業種の転換と、親娘の商売上などの葛藤などの実話が背景にあるため非常にリアルである。また主役のタレントも
役に憑依したような熱演。 ヒロインの思い込みの強さと、目の前の障害に身体ごとぶつかっていく姿は、私の20歳、30歳の頃の姿を
見ているようである。 あの赤裸々の柄の悪さ?は、時代の変化に対応するに自然に出てくる姿。 時代は商売に関係なく先に動いていく。
その変化対応には捨て身で取り掛からないと難しい。 その辺を、このドラマは上手に脚色をしてある。 実在のコシノ三姉妹の、
子供の頃からの取っ組み合いの喧嘩も、リアル。 私が事業を始め気づいたことは、事業に家族や親戚を入れてはならないのが鉄則。 
事業は極限の限界の連続。 そこで相打ちになる。 コシノ三姉妹は、そのことに気づいていたようだ。 三姉妹の母親の子育ては、
殆ど祖母が担っていた。 浮き役としてのオバアサンの役割が、そこにある。人類の進化にオバアサンの存在の役割があったという説がある。
経験の知恵伝達をオバアサンを通して、子孫に教えを伝える役割である。 その役割を、とぼけたオバアサン二代が、巧妙に果たしている。
 それぞれが主体的に生きてこそ人生ということか。 いずれにしても同じことだが・・・