つれづれに

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今日は、高校の同級生の葬儀。 最後の焼き場の別れの場面が人生模様の圧縮が表出する。
  実は、この場面の立会いが好きである。 悲しみと同時に故人と家族の愛が全体を包むからである。
   で、これまで立ち会った中で、はじめてというほど・・・   あとは明日の随想日記で!

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* あなたと出会って良かった !
 昨日は高校の同級生の葬儀。 150人位の参列者で、同級生は15~6人位。 
 通夜は11名で、通夜と重なっている人をならすと22~3名。 それぞれが背負って生きてきた人生の全体が
 垣間見えるのが葬式である。 高校の同級生の葬式といえば、次は誰かと互いに詮索し押し付けあうのが恒例。
  ところで葬式で、火葬場の最後の別れの場面が人生模様の圧縮が表出する。 実は、この場面の立会いが好きである。  
悲しみと同時に故人と家族の愛が全体を包むからである。 故人の奥さんの絶叫が涙を誘った。 
 御棺の顔部分の蓋を閉めるとき、奥さんの声が聞こえてきた。
「あなたの奥さんで良かった! 幸せな人生でした。 ありがとう。ありがとう。ありがとうございました。
 ありがとう。ありがとうございました。」と。同時に家族全員が号泣。そして娘さんが遺体を焼却炉に入れる直前に、
「いや、入れないで!」と絶叫。 これまで、数かぞえ切れないほど、その場面に立ち会ってきたが、
 これほどの感動的な悲しい場面は始めて。 会場の殆どの人が涙を流し、立ちすくんでいた。
 奥さんと家族の感情が自然に堰を切ったように出たのである。火葬場からの帰りのバスの中でも涙が止まらなかった。
 自分の家族に、果たしてこんなことを言ってもらえるだろうか。 無いだろう!
  ところで、本人の死に顔は気の毒なほどやつれていた。 すざましい苦痛との死闘があったのだろう。
   ご冥福を!