つれづれに

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 どうも、最近、少し欝っぽい。 60歳代前半にやってくる初老性欝症状だろうか。
腰は痛いし、散歩や通勤の歩きで靴が重いと感じるし、夜半に目が覚めるとマイナスの心理になる。
頭に時どき過ぎるのは、数十年前の嫌な記憶。 それもフラッシュのように突如浮かぶ。
齢をとると、ほぼ全員が欝症状が常態というが、なるほど、老人が暗い顔をしているのは、
そのためなのかと思いやられる。 といって、反対に信じがたい至高体験の積み重ねもある。
 若いときには実感できない充実した時間を過ごしていることも間違いない。
本を読んでいても、映画を観ていても、人と話していても、経験の裏づけがあると、解釈が違ってきている。
それもこれも、死んでしまえば、全て大宇宙の中の些細なチリにさえならないこと。
今を味わいつくすしかないということか。 なるほど、人生のソフトランディングは、簡単ではない。
飛ぶ時には、自分を軽くすることというが、なかなか、それができない。逆に重くなっているんじゃないか。