通販の売り上げが、コンビニ・百貨店抜く

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 ネットなどの通販の販売が、コンビニや百貨店の売り上げを越えたと今日の日経新聞の一面トップに出ていた。
   早速ネットでみるとー
    <日経>◇通販市場、コンビニ・百貨店抜く 
            08年度、8兆円強に

 通信販売市場が成長している。2008年度の全国売上高は推定8兆円強と、
コンビニエンスストアや百貨店の規模を抜いたもよう。自宅や外出先からパソコンと携帯電話を使い
インターネット経由で注文する比率が7割以上に達する。このネット通販をけん引役に市場全体は
00年度に比べて3倍強に膨らんだ。
働く女性・高齢者の増加や自宅で買い物を済まそうとする傾向など消費構造の変化をとらえており、
成長が続きそうだ。  カタログ・テレビ通販主力の企業でつくる日本通信販売協会の販売データと、
野村総合研究所のネット通販に関する調査を基に集計した。
 07年度の通販市場は7兆2200億円で、うち7割強がネット通販だった。08年度のネット通販市場は
年度比22%増の6兆2300億円。ネット以外の電話、ファクスや郵便を使う通販の売上高は
年2兆円前後で推移しており、これを加えると08年度は全体で8兆円を超えた可能性が高く、
コンビニ(8兆円弱)、百貨店(7兆2000億円)の市場を上回る。

 00年度の市場全体は2兆4500億円で、うちネットは2割弱にとどまっていたが、パソコン、
携帯電話の普及に伴い03年度にネット以外を逆転。 野村総研は10年度のネット通販規模を
8兆5800億円と予測する。  ネット上で商店街を運営する最大手、楽天の「楽天市場」は
約2万8000店が出店し、衣料品、家電製品から家具・インテリア、中古車まで約3560万点をそろえる。
楽天市場の08年売上高は前年比24%増の6638億円で、今年1~3月も20%強伸びている。
 消費をできるだけ自宅で済ませようという人が増え、店舗での購入から通販へのシフトが加速。
書籍は08年のネット通販は推定で約2000億円と総売上高の1割を占め、05年の3倍以上だ。
 電話注文が中心のカタログ・テレビ通販もネット経由を増やし、セシールは今年の比率を4割と見込む。
マーケティングに詳しい上原征彦明治大学大学院教授は「ネット通販は物理的な制約なく品ぞろえできる。
商品を立体的に見られるなど内容を細かく確認できるよう改良も進み、さらに市場は拡大する」と見る。
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日経新聞朝刊より
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自分の購買は、本の8割はネット、それも中古本が三分の二。
最近買ったiPodも、中古品。 健康機器もネットで電器チェーン店の3割以上の廉いもの。
サプリメントも九州の店から、5年以上も買い続けている。 だから、この数字は納得する。
この傾向は、100円パソコンなどの普及でネット注文が増えるだろうから年々強まるだろう。