* 日馬富士は一場所の謹慎で充分
 起こるべきして起こった問題。頭蓋骨陥没など暴行の告訴を受けた警察は、
逮捕をするしかない。【とすると、現役横綱の逮捕を避けるために、その前に
相撲協会の体面を守るため、事前に引退させた後に逮捕の手順を踏むのが妥当】
と思ったが、何ということはない仲間内の酒席の暴力沙汰。冷静にみるがよい。
  〜ネット・ニュースから〜
≪ 大相撲の横綱日馬富士(33)が10月の宴席で、東前頭8枚目の貴ノ岩
(27)=貴乃花部屋=に暴行を加えて大けがを負わせていたことが14日、
分かった。貴ノ岩の師匠、貴乃花親方が鳥取県警に被害届を提出しており、
日馬富士が引退に追い込まれる可能性がある。また、関係者の話から、横綱白鵬
(32)らモンゴル勢が同席した宴席で日馬富士が“大暴れ”していた様子が
浮かび上がってきた。
 現役横綱による、極めて異例の暴力事件が表面化した。9月の秋場所で9度目
の優勝を果たした日馬富士が10月の秋巡業中、モンゴル人力士らが集まった
宴席で貴ノ岩に暴行を加え、大けがをさせていた。
 トラブルは10月26日に巡業が行われた鳥取県内での酒席で発生。
白鵬鶴竜の両横綱や関脇照ノ富士らモンゴル勢に、日本人力士や関係者も含め
10人前後がいた。同席者や関係者の話を総合すると、貴ノ岩が先輩力士を前に
「もうあなたたちの時代ではない。これからは自分たちが…」と発言したことが
端緒となり、日馬富士が激高した。その時、貴ノ岩スマートフォンが鳴り、
操作しようとした瞬間、日馬富士がテーブルにあるビール瓶で貴ノ岩の頭部を
思い切り殴った。さらに「人が話をしているときに…」などと言いながら、流血
して倒れた相手にのし掛かるようにしながら素手で殴打を繰り返した。≫

▼ モンゴル人を中心に大関横綱をはっていた力士達も、30歳をゆうに超え、
 衰えが目立ったきた矢先、『あなたたちの時代ではない…』と言い放ったのが
事実なら、さもありなんだが、真偽は定かでない。 特に小柄の日馬富士など、
人一倍の苦労を重ねていたはず。 以前から、横綱が率先して張手をかますのを
忌々しく思っていた。平幕力士が横綱に張手など以ての外のタブーがあったが、
今では平気で張り返す若手が増えた。行儀作法を利用し、張手を多用して地位を
守ってきたのは、朝青龍を先頭にしたモンゴル力士。若手が苦々しく思うのも一理
ある。また、こういう可能性も。「頭蓋骨や、顔面の骨折、たまたまレントゲン
をとって表立っただけで、元もと古傷があった可能性がある。 事情聴取の後に、
不起訴にして、<来場所一場所の謹慎処分>で、充分では!これも興業の添え物。
マスコミも、「出稼ぎ俄か解説者」の口車に流されず、静かに治めるべし!
 何故か、酒の失態に甘いのは何ゆえ?  (*ノωノ) 許してあげて頂戴!

・・・・・・
5724,技術的特異点 〜?
2016年11月16日(水)
          『人工超知能が人類を超える』 台場時生・著
 カーツワイルの技術的特異点について、さらに知りたいので、
ネット検索すると、以下のようにあった。
≪・「特異点とはなにか。テクノロジーが急速に変化し、それにより甚大な
 影響がもたらされ、人間の生活が後戻りできないほど変容してしまうような、
 きたるべき未来のことだ。それは理想郷でも地獄でもないが、ビジネス・
 モデルや、死を含めた人間のライフサイクルといった、人生の意味を考える
 うえでよりどころとしている概念が、このとき、すっかり変容してしまう。
 特異点について学べば、過去の重大な出来事や、そこから派生する未来に
 ついての見方が変わる。特異点を正しく理解できれば、人生一般や、自分自身
 の個別の人生の捉え方がおのずと変わるのだ。特異点を理解して、自分自身の
 人生になにがもたらされるのかを考え抜いた人を、「特異点論者」と呼ぼう。」
・「特異点〜人間の知能が、非生物的知能と融合して、何兆倍も拡大するとき〜
 が これから数十年の間に到来する」
・「2030年代初めのコンピューティングの状況は、特異点ではない。
 まだ、われわれの知能を根底から拡大するまでには至らないからだ。
 しかし、2040年代の中盤には、1000ドルで買えるコンピューティングは
 10の26乗cpsに到達し、一年間に創出される知能(合計で約10の12乗ドル
 のコストで)は、今日の人間の全ての知能よりも約10億倍も強力になる。  
 ここまでくると、確かに抜本的な変化が起きる。 こうした理由から、
  特異点― 人間の能力が根底から覆り変容するとき ―は、2045年
 到来するとわたしは考えている。 非生物的な知能が2040年代半ばには
 明らかに優勢を占めるにしても、われわれの文明は、人間の文明であり
 続けるだろう。生物を超越はするが、人間性を捨て去るわけではない。」≫
 ――
▼ 現在でも、その一端をみることが出来る。2045年といえば29年後とすると、
29年前の1987年から現在を予測できただろうか。現実はSF学者でも想定外。
ソ連連邦と東側の共産圏の崩壊。中国の実質資本主義化。中東の戦乱。
IS国というSF小説並みのテロ組識の発生と、地域支配と、主要都市への攻撃。
それらの背景の一つが情報革命。最新の情報機器が安価に一般大衆が手にする
時代の到来。これを遥かに超えたテクノロジーの進化が、想像を絶した世界に
変化させていく。それ以前に、世界が消滅?考えただけでも恐ろしいが面白い?
 あと10年、特異点に近づいた世界をみたくなってきた。

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5359,島地勝彦の〜柴錬、今東光、開高、乗り移り人生相談〜 ー?
2015年11月16日(月)

  * 男の結婚詐欺師は天性のサービス業
≪・シマジ:種族保存の本能で、動物のメスは自分の遺伝子を残すため、
 より優秀なオスを選ぶだろ。オスはとにかくあちこちにタネをばら撒ければ
いいから、そんなに選り好みしない。人間のメスも同じ。自分の容貌はさておき、
背が高くてイケメソで頭のいい、つまり子どもの生き残る確率が高くなるような
男のタネを手にしろと本能が囁く。それゆえ結婚詐欺男の吹く大ボラは、
スケールが大きいほど女にとって魅力的に聞こえる。そこに女性をお姫様の
ように持ち上げて夢見心地にする巧みな話術と、悦楽の極致にまで運んでくれる
閨房術を加え女を虜にする。だから男の結婚詐欺師は天性のサービス業かも
しれない。女性も薄々おかしいと分かっているのだろう。これだけの悦びを
与えてくれる男なら、詐欺でも仕方ないというくらいの気持ちなのかもしれん。
・ミツハシ:一方、婚活詐欺女の紡いだ物語は「学費が未納なので援助して」
ですから夢がないよね。金銭的な援助を施すということまで、自分が女性と
結婚するためのりアリティーにつながるのだとしたら悲しいことですよね。
・シマジ:日本の恋愛文化の貧困さの表れだよ。男と女のスリリングな駆け
引きが不足しているから、こういう事件が起きる。大企業の社長になるような
人間でも同じだよ。≫
▼ 普段の生活でも別に口説かなくても、リップサービスなら出来る。
 営業を生業にしている人は、それが身についていて、直感的に光っている
部分を見つけて褒めてまわる。美人ほど褒めて欲しいが、日本の男は遠慮を
してか、褒めてくれない。特に女性は、『私を、どう思っているか』に、敏感。
日本の恋愛文化の貧困に対する供給として、クラブ、キャバクラという日本
独特のサービス業が生まれてきた。そこで、日々、ホステスと、客の、恋愛
ごっこがおこなわれている。今では女性用にホストクラブもある。
 ネット検で、「都都逸」を検索したら
  〜習う事より 慣れろと言われ あの夜覚えた 四十八〜
  〜大きくなくても あたしはいいわ 使い勝手が 良かったら〜
 即興で、  〜ブーちゃんも 使い勝手は ほぼ同じ〜
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4994,閑話小題 〜一昨日はシネマ鑑賞の日
2014年11月16日(日)
   * 一昨日はシネマ鑑賞の日
一昨日みたシネマ「イフ・アイ・ステイ」が面白い。前週予告で、女子高生の
臨死体験に惹かれてみることにしたが、テーマは思春期の恋愛と苦悩があら筋。
ストレス解消のドンパチものの中で、たまには、これも良いのではと・・
 一家4人が交通事故で両親と弟が死んだ中、集中治療室で危篤の女子高生が
病院の中を彷徨っている。そして、その直前までの日々の世界が、彼女の意識下
で映し出されている。みていて私の人生69年近くの生涯が、主人公の17年の
記憶と、病院の中の彷徨いが、この3年半と重なっていた。 毎晩、夜半の
1〜3時辺りに目が覚めると、この映画の臨死体験と同じような意識下で過去の
世界を夢遊をし彷徨っている。意識を白い塊のイメージをして、思い当たった
記憶に集中する。余命半年、3ヶ月と宣告されると、この濃度が強くなり、
それまでの人生と同じぐらい生きるらしいが。  ーその内容といえばー
≪ ミア17 歳、高校3 年生。親友と呼び合える友達がいて、つきあい始めて
 1 年の大好きな彼氏がいる。将来の夢はチェロ奏者。今はジュリアード音楽院
への入学をめざして猛練習中。そんなミアを、ある雪の朝、突然の悲劇が襲った。
一家が乗った車に対向車が突っ込み、ミアは一瞬にして家族を失ったのだ。
病院のベッドの上、昏睡状態のままのミアの目に映ったものは、ベッドに
横たわる自分の姿と幸せだったこれまでの人生、そして、彼女を死の淵から呼び
戻そうとする人々の姿。いつもと変わりなく話しかけてくれるおばあちゃんの声。
「辛いなら頑張らなくてもいい」と言って泣いたおじいちゃんの涙。親友のキム
と、看護師の制止を振りきって来てくれた最愛のアダム。彼らはミアに何を語り、
ミアはそこに何を見るのか。事故から決断までの24 時間が描かれる。≫
▼ シネマも、少し見方を変えると、内容が全く違って見える。
 最期は、このような意識の混濁の中で、「あ〜面白かった!」の言葉と同時に
『プチッ』とシャットダウンするのだろう。その時{もっと知っておけば、
働いておけば!より、もっと楽しんでおけばよかった!}と思うはず。
そうすると、まだまだ楽しみが足りてないことが、よく分かる。
 でも、人生、面白かった! そして、いま今日此の頃も。それでも、
まだまだ楽しみが足りてないようだ。 さてと・・ 何して遊ぼうか? 
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4627, 夫婦格差社会 ー2
2013年11月16日(土)
    『夫婦格差社会 -二極化する結婚のかたち』橘木 俊詔 (著)
 * 夫と妻の所得の関係 ー不平等の鍵はどちらに
 奥さんがリッチか、有業かどうかで大きく違ってくる。一人の収入で二人口
より、二人の収入の二人口の方が長い年月で大きな差が出てくる。ローマの道は
一日にしてならずである。とはいえ、残しても、不安の残痕の通帳の残高でしか
ない。〔妻の勤労による所得が、夫婦合算所得の平等化に寄与していた時代は
終了し、むしろ格差拡大・不平等化に寄与する時代になっている〕の指摘が、
一番の要所。結婚相手で、人生は決まってくる。 ー概略といえばー
・「ダグラス・有沢の第2法則(夫の所得が高いと妻は働かない)」の観点で
 見ると、夫の年収が増えても以前ほど妻の有業率は減少しない傾向が出てきて
 いる(夫の収入が1000〜1500万の場合でも妻の有業率は50%)。夫の収入に
 関係なく、妻が働くかどうか、決めている。この10年で25-34歳の既婚者の
 労働力率が10%増加 (結婚しても仕事をやめなくなった)。
・国際比較では、日本の場合、大卒・大学院卒の女性の労働力率の低さは
 際立っている。まだ女性の社会進出が遅れている。
・1960年代後半に生まれた女性はそれ以前より離婚確率が高い、男性にとって
 未就学児がいることは離婚抑制に繋がるが女性は繋がらない、(日本では)
 低学歴の人ほど離婚確率が高い。
・生涯未婚率(50歳で一度も結婚の経験のない人の割合)のデータ分析(p113)。
 1985 年までは男女ともに5%以下だったのが爆発的に上昇に転じ、2010年
 には、男20.1%、女10.6%であるが、2030年には、男は30%、女は20%と予測。 
・長時間フルタイムで働く30代男性の割合は、東京、大阪、神奈川などの大都市
 で高く、島根、秋田、高知などの地方で低い。ところが30代既婚女性の就業率
 は、大都会では地方より20%も低い。つまり、キャリアウーマンが多い東京
 などの都会は専業主婦が少ないように錯覚されるが、高所得男性も多いので
 専業主婦率は地方よりも遥かに高い。
・同じ階層で結婚することが多く、高収入夫婦が増える一方で、その逆も増加。
(女性にとって、結婚は階層を上げる役割を果していたが、今では薄れている)
・職場での出会いが減ったため、婚姻率も下がっている。
・女性の約半数が「自分は異性に対して魅力がないのではないか」
「そもそも異性との出会いの場所がわからない」と不安。年収300万円未満
 の20代男子の4割は女性と交際した経験がない・・ 
 男性にとって年収300万円が結婚の壁になっている。
▼ 家庭間格差は妻が働くかどうかと、離婚、そして婚姻率の低下などが、
 直接、間接的に影響してくる。知人をみると、奥さんが働いているかどうか、
親からの資産があるかで大きく違う。短い人生、可能な限り稼いで使いきること。
百億稼いで残した人生より、それを使い切った人生の方が理屈から考えても、
面白いに決まっている。 どの道、夢幻!
・・・・・・
4262, しまった!  ー10
2012年11月16日(金)                  
   ー しまった! 「失敗の心理」を科学するージョゼフ・T・ハリナン(著)
  * どう思うかは、そのときまでわからない
 今回、思ってもみなかった事態に陥ってみて大変ではあったが、一度、
受け入れると、諦きらめがつき、後悔とかは皆無。この一年八ヶ月の生活は、
この10年間の気苦労の生活より、少し近所の視線が気になる以外、はるかに
気楽な平穏な日々に自分でも驚いている。これまで何かにチャレンジをして
不安になると、その結果に対して「なるようになる、その時は、その時!」
という言葉が常に繰り返していた。 何事も、その場に立たないと分からない
から面白いのだ。 ーその辺りよりー
≪ 大方の人は、自分が将来どう感じるかの予測は得意のはず。だが人生は、
 遠くから眺めるのと近くとでは違ってみえるもの。人はとかくその瞬間が
くるまで、自分がどう感じるかなどわからない。たとえば、自分が若いときは、
老いて、特別な延命治療を受けるかの質問に、殆どが「受ける」と答えない。
ガンの専門医で「受ける」と回答したのは6%、化学療法士でゼロ、健康の人
で10%だった。しかし、死にかけている人に同じ質問をすると、重病患者の
58%の人が、たとえ一週間しか命が延びなくても、治療を望むだろうと
答えている。・・ ≫と。
▼「こと(実践)」に擦り寄って、体感しないと、実際のところ分からない。
一流のエキスパートには二つの共通点があるという。一つは、「幼少期から
はじめている」ことと、二つ目は、「肉体面でも、頭脳面でも、生まれもった
能力は人が思うほど大した要因でなく、重要なのは練習量、特に10年間の
持続的な努力を要している点」。 研究者によると、バイオリニストの調査で、
同年代で、世界の最高レベルの人たちのグループは、20歳までに一万時間
の練習量を超えており、それほど成功してないレベルの人たちの平均は、
2500〜5000時間だった。当然ただ練習をすればよいのではなく、
練習の繰り返しの中で、パフォーマンスの記憶を改善する方向を目指すことが
必要。ところで秘境旅行は実際に当地に行き直接、その大自然に接し感動して
こそ醍醐味が実感できる。どんな大自然に出会うか、そのときまでわからない。
それが良いのである。それは事業でも人生でも同じこと。未知への不安に
対しては、自分で乗り越えるしかない。私の友人の哲学(信念)は、
「迷ったら、とにかくやる!」見ていて面白い人生である。節目ごとに私の
ところに相談にくるが、見事なぐらいに転進していく。どうなるのか、
現に実践してみないと分からないのを本人は知っている。本題から逸れたが、
ある程度を考えたら、後は出たとこ勝負である。
・・・・・・
3887, 積極的逸脱
2011年11月16日(水)
 異端をマイナスに捉えるのでなくポジティブにみる
「ポジティブ・デビアンス」という言葉がある。日本語にすると積極的逸脱。
世界を巡ってみると、それぞれの地域の閉鎖性が垣間見え、それが異端に見える。
当然、自分の住んでいる異端が合せ鏡で見えてくる。そういう私の方が地域社会
では異端になる。それもあり、地元の人の付き合いは一部の人と因縁ある学校の
同級生を除いて最小にしてきた。 これが私にとって、これが積極的逸脱。
職場が新潟、住居が長岡だったこともあり比較的上手くいったと思っていた。 
しかし、私という存在は他者がいてこそ成り立っている。その他者が限られた
閉鎖社会としたら、その兼ね合いは難しい。「ポジティブ・デビアンス」は、
もともと社会問題の解決法に使われていたが、現在ではビジネスに使われて
いるようになっている。後進国の農村で死亡率が高い中で、ある村が何かの
きっかけで、手を洗い、動物性タンパク質を取る習慣があって、たまたま
近くに医者がいる部落があったとする。その地域からすれば、その習慣は
他の地域社会の常識から逸脱していることになる。しかし、それを知った
外部の人が、それを他の部落の人に広めることで、全体の死亡率が減って
いったという事例がみられる。 コンピューターの世界に「暴走熱」がある。 
一定期間継続して作動するコンピューターが、熱を出して不具合が生じる
トラブルで、これはエンジニアの世界共通の常識であった。これをアメリカの
大手コンピューター・メーカーの一人のエンジニアが立ち上がり、世界中の
ポジティブ・デビアンスを探し出し解決をし、会社への競争優位をもたらした。
大体の改革とは、そういうもの。従来のやり方を根底から変えることは、
どうしても摩擦が生じる。秘境ツアーそのものも、極的逸脱である。
在り来たりの観光地から、秘境・異郷に興味が向いたのは積極的逸脱のため。
そうしなくてはストレスが解消出来なかった。逸脱する対象が奥地になるほど、
比例して満足度が高くなっていた。
 あと二週間しか生きられないとしたら、何をしますか?」という質問がある。
死に直面したら、当然、日常生活からの積極的逸脱が残された人生を生きる
術になる。ベターの時間より、ベストの時間を過ごす何かを求めるはず。
そこで、それを本気になって探すと、自分の生きている世界に、それが無限に
転がっていることに気づくことになる。第二の人生でのキーワードは、
積極的逸脱である。 緑の原野から、視界の広がったサバンナへの逸脱へ・・

・・・・・・・
3522, 「尖閣ビデオ流出問題」を哲学してみると!
2010年11月16日(火)
 今回の尖閣列島の衝突問題と、そのビデオを海保の保安官が流出させた問題を
考えてみる。まず、この問題は、G20が韓国で開催される時期と、APECの
日本で開催される直前に明らかに政治的思惑で中国側から仕掛けられた難題。
それに、やすやすと乗って、中国の強圧的態度に尻尾を下げ、その間隙をつかれ
ロシア大統領に北方四島の一つに上陸をさせてしまった。これはアメリカに
対する圧力の駒であり、中途半端な外交姿勢の管首相の足元をみられた結果。
ところが、中国・ロシアの計算外の海保の保安官の秘密漏洩が起こってしまった。
これは、タイミングからみて周到に計算された国家戦略から幾重ものクッション
を通して行われた可能性を含んでいる。それが出来るほどのタマは現在の日本に
いない?しかし中国のトップの顔に泥を塗るにタイミング的に良かった。
その映像がアジアでも日本でも繰り返し放送されたからである。これは政治的に
みてタイミングがよすぎるたのではないか。保安官が、自分の身分に捜査の手が
及びそうになる直前にマスコミに接触したことも、一介の海保の保安官のなせる
技だろうか? 差出人の名前に「sengoku38」というネーミングも、上手く作り
すぎである。「仙石さんはパー」とか、「仙石は左翼」との解釈で揶揄されている。 
それより、中国の居丈高の姿が逆効果にするに、あまりに効果があった。だから、
あの男は、日本に来てからアカラサマに不愉快の顔をしていた。いずれにしても
保安官が逮捕でもされれば管・仙石ラインは、そうそうレイム・ダックになって
しまう。 まずあ支持率も20パーセント辺りまで急落することになる。
その隙をアメリカも、中国も、ロシアも狙っている。日本を更に追い込むには
TPPに日本を参加させ、農業の自由化を迫ること。これが完成すればアメリ
の属国の縛りが一段ときつくなる。ここで、民主党小沢派と、自民党の隠れ
主流派が大同連合を組み、国家非常事態宣言をし、銀行閉鎖も、デノミも、
核武装もすればよい。それが100年、250年に一度の地球規模の危機に
対する対処になる。 海保の保安官の逮捕は海保のクーデターと認めることに
なるのを自覚も出来ないのか?