アメリカの人口が、32000万人のうち、6500万人が『低所得者向け食料費補助』
を受けているというから、2割が受けていることになる。しかし、日本の
「相対的貧困率」は16%、別に驚くことではない。日本には生活保護がある。
貧富の格差の問題で、まず考えるは、自分の子供に期待するのが、第一歩になる。
韓国、中国では、将来の夢を子供に託して、お受験が激化している。日本では、
一時期、「ゆとり教育」を採りいれてしまった団塊世代の子供たちの弊害問題。
それが、そのまま、格差として表立ってきている。
* 後半の16〜30 から
『アメリカの貧困と格差の凄まじさがわかる30のデータ』(2014/3/データ)
≪16. 一人当たりの平均資産では世界4位に入るアメリカも、中央値はランク外。
17. アメリカの5人に1人の子供が貧困線(1人当たり、1日1.25ドル)
以下の生活を送る。6人に1人の老人が貧困線以下の生活を送る。
18.アメリカの子供の貧困率は世界で2番目。日本は9番目に高い。
19.アメリカは先進国の中で最も相対的貧困率が高いが、日本も高いグループ。
(相対的貧困とは「ある国や地域の大多数よりも貧しい相対的貧困者の
全人口に占める比率」であり、この率が高いほど格差のある社会といえる。
20. 2012年、1か月以内にフードスタンプ(低所得者向けの食料費補助)
を受給したアメリカ人は6500万人に上った
21.アメリカの子どものホームレスは約120万人。半分を6歳以下が占める
22. 食事を無償で提供する場所に通うアメリカ人は2006年より46%増加した
23. 上位1%の富裕層が、世界資産の38%を保有している
24. 世界の80%の人は所得格差が拡大している国に住んでいる
25. 先の金融危機の1年後、上位25社のヘッジファンドは総250億ドルの収益を得た
26. ビル・ゲイツが持つ資産は500億ドル。これは世界140国の年間GDPより多い
27. アフリカ大陸の国の資産をすべて合わせても世界の総資産のうち1%
28. アメリカで上位0.01%は平均所得2734万ドル。一方下位90%は平均3.12万ドル
29. アメリカ下院議員で100万ドル以上の資産所持者は58%。
なお、100万ドル以上の資産保持者はアメリカ全体のうち1%にすぎない
30. 上位5%富裕層が、アメリカのすべての消費のうち37%を行っている
――――
▼ 義務教育の中学時の日本全体がまだ豊かさから、ほど遠いものがあった。
当時の顔ぶれを成績順に見ると、家庭環境、とりわけ親レベルが、そのまま、
人生にうつし出されている。還暦、古希の会の出席者の現状からみて、そのまま、
拡大した人生を過ごしていたようだ。それぞれの家庭環境のアドバンテージの
格差が、そのまま比例して人生に影響している。欠席者には、人生に恵まれない?
人か、既に亡くなった人が多い。 フランス革命の理念、『自由、平等、博愛』は、
その真逆の現実があるから、理想として掲げたもの。貧富の面からみても、
人生は不条理である。〜これも偶然だが、2年まえの同月同日の以下に続く〜
・・・・・・
4827,金持ちとは、10億以上の純資産を持つ人
2014年06月02日(月)
* お金持ちの定義とは!
お金の話題は、何か知らねど面白い!猛獣使いと同じで、危険な野獣を飼い
慣らしている内はよいが、一つ間違えれば喰い殺されてしまう。
金から自由になるには、自由になりたい分、確保しておく必要がある。
ーこの随想日記内検索と、ネット上から「お金持ち」について調べるとー
< ある統計によると65歳のアメリカ人100人のうち金持ち1人、快適な暮らしを
送る人4人、まだ働く人は5人しか居ない。あとの56人は政府か家族の援助を
必要とし、残りの34人は亡くなったそうだ。よく「引退すれば、生活費が減る。
だからお金はそんなに必要ない」という人がいるが、それは間違い。
なぜなら生活費は下がるが、医療費は大幅に上がるからだ。多くの保険機関は
高齢者を制度から締め出そうとしている。これから高齢者はお金を持って
いれば生きられるのに、お金がないために死ぬということも起きる。>
<金を気にしないで済む生活こそ豊かさ。で、金を気にしないで済む生活は、
幾らか。 そう考えると、人様々である。平均すると、家一軒があって、
蓄えが一人あたり1000万で、夫婦で年間収入400万?ところで直接、両親の
生き方をみて、合理的散在?を学んだ。定額を見定めて、平均して使うこと。
持って彼岸にはいけないことを世間を見て得た知恵である。
所詮は、蓄財は不安の裏返しの行為でしかない。> (随想日記内)
<【富裕層の定義】ここでは、船井総研の小林氏が独自の方法で算出した
5億〜10億以上の金融資産を持つと推定できる3万4879人を「超富裕層」、
1億〜5億未満の金融資産を持つ166万1844人を「プチ富裕層」と定義する。
小林氏によれば、金融資産を1億円以上保有する個人は全国に169万6723人。
医師や税理士などのほか、大企業の役員・従業員、さらには公務員でも
それくらいの金融資産を持つ人は少なくないと。たしかに、民間の給与所得は
1997年をピークに漸減傾向。しかし「給与の高い会社員同士の共稼ぎ家庭では、
当人たちも気がつかないうちに1億円以上の金融資産を持っているという
ことはよくある」(小林氏)。実はさほど珍しくないお金持ちがこの層なのだ。
わかりやすくするために、「プチ富裕層」と呼ぶ。一方、雲の上の存在とも
いえる本当のお金持ちは、それに比べればぐっと少なくなる。こちらは
「超富裕層」と表現しよう。小林氏は、金融資産1億円超の約170万人のなか
から、職業や住居の特性、そして「馬主である」「高級外車を保有している」
などの属性を独自にポイント化し、合計してある点数以上に達した人を
超富裕層と定義づけた。「この方々はおおむね、金融資産を5億から10億円
以上保有していると思われます」(小林氏)>
▼ 日本のミニオンダラー(1億以上の現金)が170万人。
一家族×2・3人で、390万人として、3%。 ビリオンダラー(10億以上)が、
3万人×2・3人=7万人として、2000世帯に一軒になる。一般的に小金持ちは、
地方で金持ちの部類だが、全国レベルでは金持ちに入らない。しかし彼らは、
自分が金持ちと誤解しているのが、田舎者ということ。 私見では、
「不動産を時価評価の四割にし、借入を差引いた金額に現金など流動資産を
プラスした総額が一億」か、「自由に使える流動資産が一億円以上」か、
のどちらかが小金持ちになるが、俗にいう『金持ち』には入らない。
この一桁上のビリオンダラー(一千万ドル以上)が、俗にいう金持ライン。
これは国内外、同じ。 バブル期の一時期に、そのライン上に入ったことが
あった?が、今では、家内が小金持ち、私は居候の小間使。「金持ち」も、
相対的な言葉。今ではラーメン屋でチャーシューにすると、家内に
「ワッ、金持ち!」と、曰われる。
<最後のオチの言葉。味付けで、書いているのであって、
殆ど創作? 念のため!> でも、実態は、こんなものか?
5192,ロシアの小話 ぷらす4つ
2015年06月02日(火)
* ロシアンジョーク
ロシア帝国やソ連の圧制の中で、したたかな市民はジョークで、憂さを
晴らしていた。だから、内容は強烈な毒が含まれている。話す方も、聞く方も
命がけ。ジョークは、その内に秘められている毒が理解できればこそ笑いになる。
・ワルシャワの精神病院をソ連の視察団が訪れ、一人の患者に入院理由を尋ねた。
「亡命しようとしたからさ」 視察団は首を捻った。
「我が国なら政治犯収容所に入れるところだが?」 医者が答えた。
「いや、こいつはソ連に亡命しようとしたんです」
・工場の財産を労働者たちがくすねるのを防ぐため、門で守衛が見張っている。
その守衛が、手押し車に袋を乗せて通り過ぎようとするイワンに目を付けた。
「袋の中はなんだ? イワン」
「おがくずでさ。家でたき付けにするのを監督さんが許可してくれたんだ」
しかし、守衛はイワンの言葉を信用しない。
「開けるんだ!」 袋の中味がぶちまけられるが、おがくずしか入っていない。
次の日も同じ場面が繰り返される。
「今度はだまされないぞ。開けろ!」 イワンは袋を開ける。やはり、おがくず
以外なにもない。三日目、四日目と、同じことが繰り返される。 七日目、
ついに守衛は根負けしてしまった。
「なあイワン、お前が何かくすねてるってことはわかってるんだ。だけど、
もうおれは検査しないよ。おれは見て見ぬふりをする。誰にも言わない。
だから、こっそり教えてくれ。何をくすねてるんだ?」・・ 「手押し車」
・ 監獄で三人の囚人が話していた。
「おれはサボタージュのかどで逮捕されたんだ。工場に五分遅刻したもんで」
「おれは反対に五分早く出勤したために逮捕されちまった。スパイ容疑で」
「おれなんか、時間きっかりに職場に着いたんで逮捕されたんだぞ。
西側の時計を持っているという容疑で」
・ 第二次世界大戦後。終戦直後で皆食べるものに困っていた時代。街中で、
ある若い女性が一人の盲人に話し掛けられた。白い封筒に入った手紙を封筒の
表面の宛名の住所まで届けて欲しいのだと言う。帰り道だったため、女性は
快く引き受けた。そのまま二人は別れたのだが、暫く行って女性は、盲人男性
が他に要るものがないかと振り向いた。すると盲人だと思っていた男が白い杖
を小脇に抱え、健常者の様に反対方向に走って行くのが見えた。おかしいと
思った女性は、近くにあった交番に駆け込み、事情を説明した。
警官達は宛名の住所に突入し、そこで食用に売られている、山と積まれた
人間の死体を発見した。封筒には便箋が一枚。そこにこう書かれていた。
「こいつが今日最後の獲物だ」
▼ ユーモア、ジョークを楽しむには、あるレベルの教養とセンスが必要。
その隠された捻りを一瞬で理解できないと笑いが浮かばないため、話し手も、
一発芸の要素が必要になる。そこで相手を選ぶしかないが、それが皆無?
<ところで、ロシアの小話を7年前に、取上げていたのを忘れていて、
分類のにアップの際に気づいた。幸い、重なる内容は一つも無いので、
テーマを「ロシアンジョーク」から「ロシアの小話+4つ」に変更した。
7年前も、時間がタップリあったということか!>
・・・・・・
2008/03/18
2540, ロシアの小話、8つ
小話といえば、ユダヤと、ロシア、そして中国などがある。
その中で、一番スリルとサスペンスがあったのは、ソ連の体制時の小話だろう。
ひつと間違えば、秘密警察に連行されシベリアに流される。
そのギリギリの中で、ひねりを入れた小話を「アネクドート」といいうが、
ロシア人は食事時などに、普段人には言えない鬱憤をぶちまけるために
作られたブラックジョークだからこそ、毒があり捻りに味がある?
その幾つかインターネットで探してみたが、ブラックージョーク収集を趣味と
している私でも、含み笑いをしてしまう。まずは、強烈なやつから順に・・
・息子が服をボロボロにして帰宅しました。
「どうしたんだ、お前」 ―父親が厳しく問い詰めました。
「隣りの子と喧嘩した」
「なんてことをやらかしたんだ。これじゃ新しい服を
買わなければならないじゃないか。」
「だからどうなの。」 ―息子が自慢気に答える。
「あの子を見てみればいいんだよ。あの子のお父さんは
新しい子供を買うことになるだろうさ。」
・母「ぼうや、大きくなったら、何になりたい?」、
子「お母さん、僕、外国人になりたい」
・地獄に落ちたブレジネフは数ある罰の内の一つを選べといわれる。
レーニンは針の山でもがき、スターリンは煮えたぎる熱湯の中で苦しんでいた。
ところがフルシチョフは何とマリリン・モンローと抱き合っているではないか。
フルシチョフと同じ罰を所望するブレジネフに地獄の番人は答えた。
「とんでもない。あれはマリリン・モンローが受けてる罰です」
・ソ連共産党が70年かかって出来なかったことを、
エリツィンが僅か三年でやり遂げた。それは何だろう?
答え:国民に社会主義お良さをわからせた」
・16歳の娘を母親が教えています。
「私を見習いなさい。私は今45歳で、結婚して20年になるけど、
ずっと一人の男性だけを愛しつづけてきたのよ。」
「ってことは、パパが知ったらスキャンダルになるわね。」
・「私の将来の夢はパパと同じように月10,000ドル稼ぐようになることなの。」
「ええ、あんたのお父さん月に10,000ドルも稼いでいるの?」
「ううん、パパも夢見ているの。」
・「ちょっと、ウェイター!先週の日曜日はあんたんところには
出来立てのビールがあったじゃないか!」
「信じてください、これはそれと同じものです。」
・素っ裸の女性がバーに入ってきてバーテンに言います。
「ウイスキーちょうだい。え、何よ、そんな変な目で見て。
裸の女を見たことがないの?」 バーテンが答えます、
「いやあ、どこからお金が出てくるのかと思って...。」
・・・・・・
2008/03/20
2542, ロシアの小話、8つ( おまけ ) −2
・交通事情
☆ 東京発モスクワ向けアエロフロート機内で突然モーターが動かなくなった。
乗客はパニックに陥った。すると操縦席のドアが開いて、
パラシュート姿の機長が出てきた。
「皆様ご安心下さい。地上に救援を求めに行ってまいります」
☆ 新潟発ナホトカ行きの大型旅客船が沈みかけている。
船内放送「乗船の皆様方の中で、切符を分割払いでお求めになったお客様。
どうぞ1番初めに救命ボートにお乗り下さい」
・「もしもしニコライ先生ですか?女房が盲腸の発作で大変なんです。
すぐに来て下さい!」
「落ち着きなさい。あなたの奥さんは私が3年前に盲腸の手術をしましたよ。
いいですか? 人間には2つ目の盲腸はありえないんですから」
「はい、その通り。でも先生、人間に2人目の妻がいても不思議ないですよね」
・「酔っぱらうってどういうこと」
「ここにグラスが二つあるだろう 四つに見え出したら
酔っぱらったってことだ」
「お父ちゃん そこにグラスは一つしかないよ」
・ 「あなた、指を入れるときは、指輪はずすっていう約束だったじゃないの」.
「これ、腕時計だよ」
・旦那が予定外の帰宅。妻は愛人を無理やり窓から飛び下ろさせた。
落ちながら男は思う、「神様、私はなんて愚かなのでしょう!
彼女のところに首を突っ込んだが最後、今地面に叩きつけられて私は死ぬ。
家には妻、子供、団欒。あそこに座っていれば、テレビでも見ていれば、
茶でも飲んでいれば....。」 ボサッ。 柔らかい土の上に落ちました。
体を起こし、汚れを叩き落として、
「畜生、頭の中にやたらとくだらんことが浮かんで来るもんだぜ。」
・一人の男がバーに入り、バーテンダーに賭けを申し出た。 彼は言った。
「あそこの床にグラスを置いて、20フィート離れたとこから小便を一滴も
こぼさずに命中させてやる。 これに50ドル 賭けよう。 ただし、
こぼれた小便はお前さんが掃除しなけりゃならんがね 」
バーテンダーがこの賭けに乗ったので、男はグラスを床に置いた。
そして、そこから20フィート(約6m)離れると、小便をバーの中全体に
撒き散らした。小便は通路、床、バーの中にいた者のグラス、そして
バーテンダーにまでひっかかった。 バーテンダーは、勝ち取った50ドルに
笑みを浮かべながら、バー内を清掃した。
すると、賭けに負けたはずの男が笑い出した。バーテンダーは訊いた。
「おい、あんたは50ドル負けたんだぜ。なんで笑ってられるんだ 」
男は答えた。
「外の歩道に突っ立ってるヤツがいるだろ。オレは、あいつに200ドル
を賭けたのさ。このバーに入って、小便を撒き散らして、バーテンダーに、
笑みを浮かべながら掃除させてやるってね 」
・授業中、先生と、生徒の会話。
先生: 「A君、隣のB君を起しなさい。」
A君: 「どうして? A君を寝かしたのは、先生なのに。」
・ウォッカばかり飲んでる亭主と奥さんの会話
奥さん「もう我慢できないわ!私をとるのか、ウォッカをとるのか、
どちらかに決めて頂戴!」
亭主 「その場合のウォッカとは、何本のことだね?」 ...