【幸福優位7つの法則ー幸福と成功の意外な関係】ショーン・エイカー著
  法則7: ソーシャルへの投資 〜周囲からの支えを唯一最高の試算とする
 わかったようなことを毎日書いているのに、人扱いがうまくない。そこで、毎朝、親しい
友人に向かい語りかけるように、この随想日記を書いている。これも一種のソーシャルへの投資と
考えている。読み手は、直接、会って話さなくとも、ピュアーに集中して書いているため、
私と会話をしていると同じ感覚では? 読んでくれているだけで、仲間? それとも?
  この法則7は、「幸せになるためには仲間が大切だ」ということ。
≪ ハーバード大学アメリカで最も優秀な人物が集まる大学の一つ。それは何を意味するか。
 今まで全米各地で「成績トップ」として生きてきた人達のうちの半分が、ハーバードでは
「平均以下」に位置すること。彼ら「天才」「秀才」と呼ばれてきた人にとっては初めての屈辱だ。
そんな過酷な競争社会ハーバードの学生の幸福度を研究した結果をある学者は以下のように表現した。 
「研究によって得られた発見を一言でいえば『愛』に尽きる」 つまり、同じぐらい辛い状況、
追いつめられた環境の学生たちでも、信頼できる仲間関係を構築できている学生たちの幸福度は高く、
孤立している学生は幸福度が低い、という結果が出たのだ。この傾向は大学に限ったことではない。
2008年のリーマンショック直後、多くのアメリカ企業は未曾有のパニック状態に陥ったが、その際、
多くの企業は社員同士のコミュニケーションの機会を増やし、相互の絆を強める努力をしたという。
福利厚生費や懇親会などの費用は不況の時にはまっさきに削られてしまうが、マネージャーたちは
自腹でビール代を捻出し、社員と自由に会話する時間を持ち続けた。人と人との絆に投資する。
これが大切なことなのだ。・・≫
▼ 日本では、居酒屋で上司の悪口を言って憂さをはらし、そこで絆を強める慣わしがある。
 私は地縁の会には、ほとんど出ないが、学縁の同期会には可能な限り参加している。
出身校は自分をつくってくれた骨格であり、人生の道しるべとして参加を続けていると、
その時どきの合せ鏡として学ぶことが大きい。ソーシャルとしては、以前経営していた以前の
会社も飲み会がソーシャルへの投資としていたところがあった・・ 当時は、忘年会や、退職者の
送別会が、その一つ。年に5回として150回以上の宴会をしていたが、その面白かったこと!      
・・・・・・
4651, 閑話小題 ーターナー
2013年12月10日(火)
   * レグルスの失明
 家内が二月ほど前に上京した際に、『ターナー展』を見てきて「良かった」という。
先月末に、NHKが「日曜美術館」で、松岡正剛の解説でターナーの絵画を紹介していた。
一人で美術展に行かない私が、先週末、大学の同級会のため上京をした際に、上野の東京都美術館
行くことにした。これは最近読んだ、『一年で全米記憶力チャンピオンになれた理由』の影響もある。
直接、凝視しておけば記憶に残る上に、後でネット写真を見た時、より深く理解できるはず。
開催日も終りに近づいた土曜日の午後もあり、館内は人で溢れていたが、二時間半をかけ目に
焼き付けることができた。思っていたより遥かに多く出品されていたが、飽きることがなかった。
異次元世界からの光を逆照射した感のする絵画が多い。それも海を背景にした陽光が「カレーの画家」
と揶揄されるほど、くすんだ黄色が印象的である。 2013年11月24日放送〜 
 日々流転する風景を描け〜風景画の巨匠 ターナー〜 出演:松岡正剛が非常に良かった。
《(内容紹介)18世紀後半から19世紀前半に活躍した画家ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
(1775-1851年)。今なお英国最大巨匠として絶大な人気を誇る。その影響は日本でも夏目漱石
小説「坊っちゃん」でターナーに言及するなど、時代や文化を超えて多くの人を魅了し続けている。
ターナーが生涯を通じて描いた作品の多くは風景画。その最大の特色は、光・大気・水の表現。
薄いベールを透かして見るような光、鮮やかな色彩が重り輝く幻想的な海や山の光景。
それはターナー独自にテクニックで生み出されたもの。当時、歴史画や肖像画に比べて地位が低かった
風景画を押し上げ、若くして成功する。しかし後半生は作品が大きく変化する。雪崩や吹雪、葬儀など
謎に満ちた作品を次々と発表。当時誰も見たことのない抽象画のような作風も多数描く。
画家がそこに込めた思いは何か。番組では風景画家の第一人者に君臨し続けるターナーの実像に迫る。》
▼ 実物の迫力は、やはり素晴らしい。黄色の「輝き」が良い。その中で幾つか印象に残った一つに
「レグルス」がある。レグルスとは、ローマの将軍。ポエニ戦争カルタゴに捕らえられ、両瞼を
切り取られるという刑罰を受けて、陽光のもとに引き出され、強烈な太陽光線で失明する・・という
逸話を題材にした作品。この絵について松岡正剛は、「すごい作品ですね。レグルスを失明させる
ほどの強烈な日の光・・しかし、この光景の中に、レグルスは見当たらない。ただ、陽光の鋭さだけが
描写されている」「本来、この風景の中にいるはずのレグルスを敢えて描かずに(画家は)陽光の描写に
専念した」というが、これは瞼を切り取られたレグルスが、失明直前に視た光景と受け取ることが出来る。  
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4286,日本人の思い −3
2012年12月10日(月)
「日本人の思い」ー ほぼ日刊イトイ新聞 
☆ 「あなたは、友達が多いですか?」に、83%が「少ない」と答えている。みんなの結果予測は
 57%で、その差は大きい。大部分の人は他人に比べ、「自分は少ないけど、みんなは友人が多い」
 と勝手に思いこんでいることが分かる。要は、自分が孤立し孤独なのが分かるが、他人も同じ、が
 理解できない。更に驚いたのは、男女の差が無かったこと。男は仕事(縦の関係)で友人関係に希薄に
 なりがちで、女性に比べ少ないと思っていた。 年齢別にみると、14歳以下が5割と答えているが、
 15歳以上になると全ての年代の答えは2割以下。こんなものである。友人が多いと思っているが、実は
その人が勝手に思い込んでいるだけもある。「人は人、我は我、されど仲良く」をベースにした関係が基本。
☆ 「あなたは、強い人ですか?」に対し、3分の2近くが、弱いと答えていた。これも、意外な答えである。
 上記の「友人が多いですか?」の回答に対する心情に似ていて、どのように思うかである。 私の考えは、
 「人間は本来、誰も弱い存在。それを知識と経験で克服して鍛え上げるプロセスが人生。としても弱い
 存在は変わらない。しかし一般からみれば、強いのではないか」ということか。で、本当に強いか?
 と心の底を覗けば、「弱い」と言うしかない。
☆ 「あなたは、物知りですか?」に対して、イエスとノーの比率は5分5分である。これも、あくまで
 対比の問題。「上を見ればきりがない。下を見れば底がない。横を見れば情けない。」で、対比の問題。
☆ 「あなたは、スポーツ好きですか?」に対し、7割近くが、好きと答えている。これも意外。 
 私の予測は「5分5分」。スポーツジムに通い始めて好きになったが、ウォーキングを
 30年近くも続けてきたのをみると、嫌いでは出来ない。 
☆ この本の質問には無いが、「あなたは、自分の人生を肯定できますか?」を思いついた。 
 で、どう? せざるを得ない?五分五分の結果予測がたつが、3分の2ができない、になるのだろう。
 恐らく。「面白かったんで肯定する」が私の回答。
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3911, ファイナル・クラッシュ ー3
2011年12月10日(土)
  第2部 ハングオーバー−金融の死の灰
「もし私に一国の通貨を発行する権限を与えてくれたなら、その国の法律を超越した存在になるだろう」
                              ーメイヤー・ロスチャイルド
* アメリカの通貨であるドルについてはっきり言えることは「ドル紙幣は刷られすぎてしまった」ということ。
 世界は今やドルの下落に直面している。それも人類史上経験したことのないスケールでの暴落だ。たくさん
 あるものは値を下げる。たくさんありすぎるものはクラッシュする)・・1971年から今日に至るまでの40年
 足らずの期間に、ドル紙幣の価値は20分の1に低下してしまったのだ。 なぜそんなことになったのか。
 原因ははっきりしている。ドルの大量増刷が行われたためである。1971年8月15日に金本位制を廃止した。
 それによってドルのキャピタル・フライト(資本逃避)が発生する。アメリカからマネーが逃げ出し、
 為替市場でドルが売られ、米ドルの価値は下落した。米ドルはゴールドに裏打ちされた通貨ではなくなり、
 アメリカ国債という負債に裏打ちされた通貨になり下がったのである。・・
 ・・石油と工業製品をアメリカへ輸出して利益を得ていたまさにその国々が、溢れ出るドルを
 吸い上げる役割を担っていた。彼らは輸出で得た代金でアメリカ国債を購入しており、それがドル紙幣の
 価値を人工的に維持する結果となっている。アメリカに石油と工業製品が着く。その帰りにアメリカ国債
 満載にしていく。アメリカ人が買う商品を中国が輸出し、中国にドルがたまる。中国がそのドルで
 アメリカ国債を買う。それによりアメリカに還流したドルでまたアメリカ人が輸出品を買う。
  この還流を「チャイニーズ・ランドリー(中国製洗濯機)」と呼ぶ。
* 国別で現在、金を一番多く保有しているのがアメリカである。外貨準備の7割がゴールドであるのに対し、
 日本は僅か3%である。だからファイナルクラッシュで、一番、打撃を食うことになる。 その僅かなゴールドも
 殆どがFRBに置いてあり、日本銀行は、その預り証しかない。それは日本だけでなく、世界中の国も同じ。
 それは、実質的にドルを持っているのと同じことになる。
▼ 当然、中国も分かっている。このサイクルが利すると考える間は大丈夫だが、そうでなくなったと
 判断したときには、これを捨てる。中国が買い続けているからよいが、逆に売られたときには、長期金利
上がり、ドルは値下がり、アメリカにインフレが襲う。永遠に中国がアメリカ国債を買い続けることなど不可能。
といって、中国もドルとアメリカ国債の暴落は自分で稼ぎ、貯めた価値の暴落につながる。もはや中国には
一兆ドルの外貨準備高がある。中国は寝ている間は良かったが、今や寝ている獅子は眠りから覚め立ち上がった。
アメリカは衰退し、中国が勃興する流れは曲折しながら激しくなり、日本は埋没する?
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3546, 意外と寂しい独身の人たち
2010年12月10日(金)
  ある特集の記事の中に、エッと目をひいた若者の統計値があった。
 思いのほか、独身者で付き合っている彼氏・彼女がいないのである。まずは、その箇所である。
【 電通総研が今年、23〜49歳の独身男女1996人を対象に実施した意識調査からは、まさに
「受け身」そのものの現代の人間像が浮かび上がってきた。
・まず、男性の75・9%、女性の69・3%が「付き合っている彼氏/彼女がいない」と言い、
「3年以上いない」と「これまで異性と付き合ったことがない」の合計も同60・1%、49・9%に
 達するなど縁遠い実態。ちなみに「彼氏/彼女がいない」群の7割以上は「好きな異性がいない」。
つまり、片思いすらしていないのだ。
・さらに「恋愛では積極的にアプローチする方か、相手からのアプローチを待つ方か」との問いに、
 女性の73・3%、男性の64・2%が「待つタイプ」と回答。 男女のほぼ7割前後が「草食系」
 を自認していた。漫画「モテキ」では、ある女性が主人公に「あいつどこまで受け身なんだよ」
「全部女に言わせてんじゃねーよ」とキレる場面があるが、現実には男女ともに「待ち受け状態」に
 あるのだから、恋愛が始まらないのも当然だ。「今の日本男性は経済格差の拡大もあり、傷つくのを
 恐れるガラスのハートの持ち主が多い。一方の女性側も、そんな男性たちと関係を構築するのに
 疲れて『恋愛低体温』になってしまっているのです」。】
 〜〜
 高校や、大学卒業前後や、女性の職場に勤めていた時など、波が押し寄せてくるように誘いが来る
時期があった。これは誰にでも?あるもの。逆に、全てが途切れて全くヒキアイが何もない時期もある。 
現代では携帯電話があり、気楽に付き合っていると思っていたので案外である。 私の学生時代に
携帯電話があれば?・・ まあ、いい。女性の四分の三は分かるが、男の三分の二が待つタイプとは?  
で、若いときは? というと、草食系?か。心の奥で「波が、きたきた!」とか、
「何で私が、こんなに?」とか、それも僅か数年の儚い期間だけ? まず、とにかく声かけの量から? 
肉食系の男女は、とにかく声をかけている! それも上手い。
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3171,「にこまる」で超図解
2009年12月10日(木)
 ー 3秒間! で脳内整理術 「にこまる」で超図解すれば問題解決ー 茂野太陽 (著)
二つの○を重ねて書き、重なっている部分を「同定」し、そこから新しいキーワードを探し、
三つ目の○に書き出すもの。
・「正・反・合」を○で図示しながら、正・反から合を気楽に導き出すものと、考えてもよい。
・また「守・破・離」も守・破から離を導き出すことができる。
・「三位一体説」の「神(父)、イエス(子)、霊)のモデルの図示にも似ている。
・その他にも、起承転結や、帰納法演繹法などに気楽に使える。
 書店で、立ち読みで充分と判断していたが、手に取るたびに著者のエネルギーが本から
溢れ出ているようで、思わず買ったが、これは使える。「脳内整理を遊びながらする」手法であり、
新しい手法というより、一つのテンプレートの提示である。実際に図をノートに手書きでうつして
いると、著者が考えつくしているのが分かる。
 テンプレートとして、*にこまる基本図、*にこまる時間図、*にこまるラセン図、の三図がベース。
何か問題を抱えたら、この三つの図をジッとみて、そこに問題のキーワードが収まるのを待つという
方法もある。その意味では、面白い提示をしているともいえる。 まず○印が二個重ねるというところが、
ミソである。 ー以下は、キーポイントの言葉である。
*頭がもやもやするのは入り口が自動ドアだから
 =入り口で、開けるかどうかの判断を手動でするべきというのは、情報社会だからこと必要
*情報は外だしすることで整理が加速する
 =書き出し、まとめてこそ、情報の価値がでる。脳内整理は「答え」ではなく
 「問い」に重点を置くこと
*情報は、問いを含めた形で整理する
 =問うという能動的な形で整理するから価値が出る。
*情報を整理するには入れる箱が必要
 =自分の手作りの箱が必要。 この随想日記は私の箱である。 一般にブログは最適。
*思考のステップ化で脳内整理をさらに加速
 =この「にこまる」は、思考のステップ化に最適である。
思考法としては、シンプルで分かりやすい。 図示し、展開するには良い手法である。
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2806, イングランド・ツアー  
 2008年12月10日(水)
*英国という国
 英国の概要については‘?’で書いたが、更に書いてみる。
・英国の国民性として『働かないけど、金よこせ』が、サッチャーの改革で
 『働くから、もっとよこせ』に変わったという。
・長年の歴史から階級がハッキリしていて、労働者階級が出世するのは大変だが、
 事業での成否での入れ替わりのシステムはあり、社会的弾力性は維持されている。
・バスからは山は殆ど見ることがない。延々と牧草地が続いており、道路の両側にオークの木や、林は
 ブナの木、そしてポプラの木が所どころに見ることが出来る。教会にはイチジクの木が多く見られる。
 北イングランドの湖水地区や、コッツウォルズのカッスルクームの絵のような村の美しさが印象的。
・牧草地が目立ち、牛、羊、馬が多い。 また豚の牧草地に放し飼いが目だったのは英国的である。
 中世にローマ軍がやってきて、羊を持ち込んだため、多くの畑が牧草地に代わり、多くの農民が失職し、
 アメリカ大陸に押し出される原因になった。 そのアメリカで綿が大量に生産されて、
 英国に大量に輸入されて、羊毛の値段を暴落させたのは、皮肉な自然の摂理だった。
・食料自給率は80%あり、カナダの150、フランスの140、アメリカの130、
 ドイツの100%、には及ばないものの、日本の40%からみれば、安定している。
・英国は、庭つくりの好きな国民性であり、自然を利用した庭つくりが基本という。
 ちなみに、フランスは幾何学的、イタリアは地形を利用した庭つくりが基本。
・英国は産業革命が始めて起こった国。当初の自然破壊も大きな問題になり、環境保護の先進国でもある。
・ロンドンなどの都市に入ると同時に目立つのが、一棟が真ん中から左右対照同じ家が多い。それぞれが
 別の家族が入っている。建売で、互いに気にしないで生活している。(値段が、安くなるからだろう)
・この旅行で、家族が仕事関係で住んでいる人が三組いたが、その人たちの話では、英国は住めば都とか。
・世界的な金融危機を直撃したため、国全体がピリピリしているように感じたが、国民性に深い歴史を感じた。
 イギリスは、ファンタジー小説が多く書かれているが、その背景には、世界から略奪した富の蓄積がある。
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2007年12月10日(月)
2441, 四四太郎の霊日記 ー11     ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪
(字数制限のためカット 09年12月10日)
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2006年12月10日(日)
2077, 今年を振り返って −1   才八∋ウ_〆(∀`●)
 そろそろ、今年の十大ニュースが話題になり始めている。年末の31日になったら、
 もう一度書くつもり?だが、ランダムに頭に浮かんだまま書いてみる。
北朝鮮の核実験とミサイル実験が日本にとってトップになるだろう。
イラクでは日ごとテロが激しくなり、イスラム教の宗派間の内戦の様相を示してきた。
・国内では小泉から安部首相に代わったということか。
・それに児童虐待(親と仲間内)が頻繁におきだしてきた。家庭内が荒んでいるのが原因だろう。
・大型薄型TVが売れ出したことも大きい。
・県知事が三人逮捕となれば、やはり大問題。市長の逮捕など、それがどうした?と思えるほどである。
・会社は、なんとか減収同益に持ちこめそうだ。来年から駅再開発が着工、今期を含めて三期がどん
 底だったが光が見えてきた?か・・ それとも、今そう考えていたほうが都合がよいから?
・それと一番私らしくないこと、「県活性化のための会」を主導して開いた。
 学生時代のゼミの後輩に依頼されてのことだが・・・まあ面白かったが、無事終了。
・身辺では義母と、仲人の高橋与三八さんが亡くなった。
・二人の息子が婚約?、自宅に連れてきた。 来年が結婚式か?
・新しい習慣として、モーニングページ(思ったことを起きざまに30分間にわたりノートに曼荼羅
 の枠の中に書き込んでいく)の習慣を、3月から始めたことだ。これが今年の一番の収穫である。
・旅行はケニアであったが、サファリ・カーの外より、車内の動物に・・・
(字数制限のためカット 11年12月10日)
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2005年12月10日(土)
1712, 私の生活流儀 −本多静六    ー読書日記
著者の本多静六は色いろな本で紹介されていたが、書を読むのは初めてである。
平易な言葉の中に深い洞察が感じ取れる。給与生活者である立場にも関わらず、
40才で預金の利子や株からの利益が給与を上回り、60才(昭和元年前後)で、
当時の数百万円の貯金と、株式、家屋、田畑、山林が一万余町、別荘六カ所という財産を築き上げた。 
ーその方法は簡単なもの。
1.本業に励む。
  一日一枚、出版レベルの原稿を書く。   _〆(。。)
2.給与の1/4と臨時収入のすべてを銀行に預ける
3.ある程度のお金が貯まると、株式などに投資する。
・まずは、本業に励むことを説く。
 「人生最大幸福は職業の道楽化にある」という言葉に集約される。本業がキチンと確立すると、
  副業として、官庁や公共団体の嘱託、早稲田大学の講師、民間企業からの事業の相談を受けることができる。
  また、一日一枚の原稿で、370余冊の本を出版することになった。そして、二番目の「給与の1/4と臨時収入の
  すべてを銀行に預ける」で、人並み以上に働き、人並み以下の支出に押さえられれば、自然に、お金が貯まる。
  これは、給与生活の最初からの習慣にする方がスムーズに実行できる。
・三番目には、お金が貯まると株式などに投資を行う。本多静六は、山林の投資で多くの財産を築いた。
  氏の専門が造林学というのが有利に働きいたようだ。二万円の投資が、最終的には、当時の金額で五千万円になっていた。
  株式投資も行っている。投資方法は、先物で株式を買い、購入時に二割の利益を得られる状態になった場合は、
  躊躇せずに、現金化する。ある程度、保有して、二倍になった時に半分を売り出す。
  その後の株の値段はすべて利益になるのです。下がった場合は、ずっと、保有する。
 「好景気、楽観時代は思い切った倹約貯蓄、不景気、悲観時代には思い切った投資を」という。
(字数制限のためカット 11年12月10日)