* 美人カースト制度
 先日のTVのトークショーで、ある女性タレントが、女世界の「美人カースト制」の存在を話していた。
言われてみれば成るほど! 『女社会には、美しさの三角形をなしたカースト制があり、美人ほど、
その階層が高く、歴然とした序列が決まっている。美人は同レベルの人だけで仲間をつくり、それ以外は
仲間に入れない。入れると、僻み妬みが入りバランスが崩れるため。』とか。女という生きものは、
自分を引き立たすため、少し劣っている人を仲間にすると思っていたが・・ 女性職場の経験からみて、
思い当たる節がある話。特にギャルまでは、美しさが大きな価値判断になる。それまで育ってきた過程で、
彼女らには値踏みが付いてきたし、自覚がある。美人かどうかは、両親からの問題(親の因果が子に報い)
だが、これは本人には、どうにもならない運命の問題。私の姉4人は美人系だったが、顔と身体の均整が
取れているだけで、それが何?でしかない。が、独身時にはうら若い女性となると、全く違って見えてくる。
 初対面の女性同士はまず、相手の年齢や服装や住所やバッグなどの持ち物から「相手のレベル」を察知、
自分に近いかどうかを判断してから付合い方を決めてくる。  
 女カーストには、他にマンションカースト、ママカーストヒルカースト、キャリアカースト制度がある。
◎マンションカーストは、住んでいるマンションと、住んでいる階層で、◎ママカーストは、旦那の社会的
格付けで、◎ヒルカーストは、そのヒルズ(丘の上の住民)のレベルで、◎キャリアカーストは、職場などの、
キャリアで格付けされる。面白いといえば面白いが・・ 逆に、超越さえしてしまえば、本当に楽なだが・・ 
それにしても、美人カーストの存在とは、面白い! で、往年の美女? その後、どうなった? 
年齢でバランスを崩してしまえば、ただの?? だから、コンプレックス広告に引っかかる。
 バランス修正で世界が一変するなら、韓国みたいに、どんどん整形すればよい! 即席で、化粧があるが、
見慣れてしまえば、皆、同じ。いや、そうでもないか? まあ、娑婆は面白い! 石も集まりゃ、砂利だが。
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4601, 読書という体験  ー3
2013年10月21日(月)
              「読書という体験」 岩波文庫編集部 (編集)
    * 読書欲のすすめ ――「本をものにする、これは快感だ!」齋藤孝
 前回の藤原正彦の授業内容がアップダウン方式に対し、斎藤孝は、読む本を受講者自らが選び、直接、受講生同士が、
情報を交換させる方式。一長一短があるが、融合も可能。 読書の質量を増やすに非常に効果的である。ーその辺りから
《 私は今、「読書しない人間撲滅運動」を展開している。といっても、明大の教職課程の授業での話だが、これがなかなか
 いい線まで来ている。読書をしないのは、受講生約四百人中残り五人ほどになってきた。この場合の読書しない基準は、
一週間何も読まなかったというケースだ。一週間ごとに何冊読んだかをチェックする。週二、三冊読む者も三十%を超える
ほどになった。やり方は簡単だ。一週間に読んだ本をコメント付きのリストにして書いてきてもらい、それを持って教室内を
自由に動き回り、学生同士で情報交換をしてもらう。これは効く。教師が本をすすめるだけでなく、学生同士の方がむしろ
刺激が強い場合もある。大いに本を読んでいる人間と出会って話を聞くと、自然に読書欲がかき立てられる。
おすすめ本の情報交換は読書のきっかけづくりにはもってこいだ。
「本を読む読まないは個人の自由だ」と言う学生がいる。私は、「本を読まない人間には教師になる資格はない」と言い切る
ことにしている。本を読み、勉強し続け、知識を得る喜びを常に味わい続けている者からは、知識に対する「あこがれ」の
熱気が発散される。それが生徒たちの向学心に火をつけるのだ。私自身が、そうした読書好きの先生たちから多くのいい
影響を受けてきた。授業のはじめに、そのとき読んでいる本の内容を楽しそうに紹介する先生がいた。本を律疏むことが
どれほど楽しいことであるかが、その話しぶりや表情から伝わってきた。
 本は買って、線を引きながら読むもの。本は自分のものにすることが大事だ。全部読み切れなくても気にすることはない。
途中で倒れても、読んだことにしてしまう。とりあえず読書の目安は文庫百冊。並行的に何冊も読みすすめる。スポーツと同じ。
量が大事だ。人から借りた本は本気で読めない。本が自分のものにならないと身を入れて読むことができない。
本を自分のものにしてしまうのだ。読んでいるときには微妙な判断力を働かせながら読んでいるものだ。...》
 ▼ 一週間に読んだ本の学生同士の情報交換方式は、素晴らしい。ネットで、この直の方法を兼用すれば、更に良い。
  その点、私たちの時代より、現在の方が遥かに知的レベルが上がっているはず? 各自に読書日記専用のブログを持たせ、
 イントラバックさせれば良いが、教室内で、手書きで、自由に、直接、交換するところがミソ。知人のブログは読みやすい、
 のと同じ。一二年間、このブログが続いているのは、久々に会う知人が、思いのほか親しげに、評論し、励ましてくれる
 要素が大きい。読んだ感想を文章化する効用は非常に大きい。それも、同級生同士はライバル心がある為、本の選定から、
 読み方、受け止め方、すべてが変わってくるはず。少ないブログの愛読者の中で、誰かブログを公開して欲しいが。
 何とか千回、続ければ病みつきになる。 底の浅さの公開は勇気がいるが、所詮は、こんなもの、と開き直ればよいだけ。

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4226,雑談ネタ、酒の肴ネタ ー1
2012年10月21日(日)
このー「ルーツ大全」、なかなか面白いエピソードで満ちている。身の回りのあらゆる「モノ」「コト」の由来を、
 習慣から衣食住の由来を面白おかしく取り上げている。まずは食品から取り上げてみる。
    * クロワッサンの形は、トルコ国旗の紋章         ー「ルーツ大全」インフォペディア編 より
  クロワッサンの形には、国家間の対立による深い経緯があった。まあ、面白いものである。
≪ クロワッサンの特徴は、なんといっても、あの三日月形だ。かなり独特の形だが、そのルーツは一七世紀のオーストリァと
 オスマン帝国(トルコ)の戦争にあると聞けぽ驚くのではなかろうか。あの三日月形はオーストリア軍がトルコ軍を退けた証である。
一六八三年、トルコ軍がオーストリアの首都ウィーンを取り囲んで攻撃していた時のこと。ウィーンはなかなか陥落せず、
業を煮やしたトルコ軍は、ある日の早朝、密かに地下にトンネルを掘り進めて侵入をはかった。オーストリア軍は当初これに
気づかなかったが、地下から聞こえる怪しい物音をいち早く察知した人たちがいた。朝早く起きてパンを焼いていたパン職代たちだ。
パン職人の通報によりトルコの急襲を知ったオーストリァ軍は、敵の侵入を未然に防ぎ、ウィーンの町は救われた。喜んだ皇帝は、
パン職人に特別な権益を与えた。おいして、パン職人たちがその返礼に献上したパンが、トルコの軍旗である三日月パンである。
その形には「トルコを食べる」という意味が込められていた。以後、三日月形がクロワッサンの定番となっていった。
ただし、そのころのクロワッサンはまだ層状を成しておらず、サクサクとし食感ではなかった。その後、オーストリア
皇女マリー・アントワネットがフランスへ嫁いだ時に同行したパン職人によって、クロワッサンはフランスに広まり、
一九二〇年代のパリにおいて今のようなクロワッサンが完成した。≫ 
 ▼ 隣国が接している欧州では、民族対立による争いは根が深い。トルコはアジアと欧州の境にあり、国旗の絵柄を
  パンの形にして、それを食べるほど忌み嫌っていたことになる。ルーツを探していくと、歴史に触れることになる。
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3861, スポーツジムの景色 −4
2011年10月21日(金)
  * スポーツジムで見えてくること
スポーツジムに行って一番面白いのは人間ウォッチングである。 自分も、その一人だが、30歳から80歳以上の老若?男女で、
何気なく見ているだけで面白い。 肥満、血糖値、40肩対策など、それぞれ事情を抱えている人から、私のように健康を兼ねた
レジャー目的の人など様々である。 少し痴呆が入っているお婆さんもいる。 私は午前中の開店直後の10時〜正午までの二時間、
滞在している。 時間帯からして7割が主婦。 明らかに水商売仲間内のグループもいる。 スポーツクラブは女性がメインで、
男は60歳以上のリタイヤしたて?の人が目立つ。 弁当や御握り持参で、ロビーで食事をとる女性仲間の社交界の場的要素もある。
といって、男の私が肩身が狭いことは全くない。 自分で選択したメニューを独りでこなして終わったら帰るという気楽さがある。
大方の会員の平均滞在時間は、二時間だろうか。
 このようなジムに入会したのは、長い人生で初めてだが、もし実情を知っていたら、10年前から入っていたはず。
パソコン教室も、スポーツジムも、サロン的要素が強いが、私のように誰とも会話することもなく、自分のコースを人的気づかい
なしに済ますことも出来る。 通勤列車と思えばよい。 私が行っているのは昼だけコース(平日10〜17時ー金・日、休みー)。
中高年がほぼ八割で、自分の年齢世代が目立つことはない。 エアロビでは、プロのインストラクターが指導するプログラムが多く、
若い男のインストラクターの追いかけに近い中年オバサンが見ていて微笑ましい。男の場合、色々の場数を仕事などでこなしているので、
こういう場では、一会員として群れることなく運動をしているが、高年齢になるほど、自分の社会を背負って、それに拘っている姿が、
(本人には分からないが)私には異様に見えてくる。 要は、田舎ということ。 とはいえ、半年前の盛況ぶりは、現在はない。
3・11の影響が、大きいのは何処も同じ。ネット辞書に、「スポーツセンターのインストラクターの仕事は、一見華やかに見えるが、
給料は安いわりに希望者が多いため、ワーキングプアの要素が強い」と、あった。その目で、彼らを見ていると、また違って見えてくる。
ただ、一人ひとりが個性的で、一生懸命に指導している姿は、光ってみえてくる。 半年少したって、効果はといえば、大有り。
足腰が、この数年来衰えたと感じていたのが半分以上は回復した。毎日キッチリ運動を続けると続けないとでは違う。何事もまずは半年。
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3496, お金の教養 −2
2010年10月21日(木)
 ーお金の教養ーみんなが知らない「お金の仕組み」泉正人著
 * 一番の無駄は生命保険?
 ここで著者は、保険の無駄を指摘している。例えとして、25歳から「月3万円」の終身保険を加入したケースをあげている。
年にすると36万になるので80歳まで払い続けたとして、36×55年=1980万、つまり終身保険は2千万の買い物になる。
それを、「月額3万円」の分割払いをしているだけのこと。 保険屋の甘い言葉につられて、深く考えないで印をおしてしまう。
30歳代の10年間で死亡する確率は1パーセントという。その間に払う金は何と360万円になる。それを年利5パーで運用を
すれが500万近くなる。 命をかけた博打にしては全く採算に合わない。これに対し損害保険の方が、ずっとましである。
年間5万も払えば、対人賠償も、対物賠償も、無制限で万一の場合も保証されるし、自分の事故保険も5万をかけたとして、
合計年間10万円で充分。それに対して生命保険ほど馬鹿馬鹿しいのはないと断じている。
 もちろん生命保険を個人として入ったことはない。あれは人間の不安を利用した悪徳商法ぐらい知っていたからである。
 * マイホームは買うべきか、それとも借りるべきか? (以下の半分は私見が入っている)
 一番の資産は、まず家屋敷である。親から家を貰えない人は、家を一生かけて購入しなくてはならない。
しかし、その購入に対して少しも考えない。 少しオサライでマンションの購入を考えてみる。もちろん商売だから、
業者は土地を購入し、建物を建て、営業マンを雇い、利益を加算した値段で売却する。考えなければならないのは、これから。
それは売り手の論理。 買い手は、買ったと同時に販売経費分は消滅する。その瞬間に、それは中古品になり、一年一年古くなる。
捨てるほどの金があれば別だが、新しいマンションを買うのはドブに金をすてるのと同じ? それでもマンションに住みたいなら、
中古マンションの掘り出し物を数年にかけて探しだし買う方が段違いに有利。 都心なら新宿とか、渋谷近くの、駅から数分の、
競売物件とかである。中古の場合は、新興の業者だけは避けるべきだ。住友とか三菱とかの系列なら、数十年先の信用がついて
まわるから、年月に耐えられる商品を前提に計画される。しかし、数年前までは、全国の駅周辺に多くみられた「穴吹工務店
「ライオンズマンション」「ダイヤパレス」などは、既に消滅している。 著書では、物件価格は家賃の200倍以内が妥当という。
更に30年後の価値想定もしておかなければならない。10分の1か、5分の1である。(例外もあるが・・)
私は、マンションは中古以外で考えるなら一戸建住宅を勧める。何故なら、家の価値の半分を占めている土地は腐らない。
だから買うなら若い将来性のある立地の住宅地を選ぶべき。 特にデフレになると無知からくる矛盾が現れる。他人ごとでない?
 娑婆は、幻想でなりたっているから、夢を買うのにケチをつけることはないが・・・   
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3121,金(きん)について
 2009年10月21日(水)

  • 以下は字数の関係で中間カット(2010年10月21日)

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2756, 何か変な世界の空気!
 2008年10月21日(火)
 *AIG、当初借り入れ8・4兆円の融資枠、ほぼ使う!
株は九千円を回復したが世界経済の実態は火が燃え盛っているようだ。 昨日の日経新聞に何気なく
AIGが、FRBからの当初借入総額850億ドルのうち829億ドルをほぼ使い切って、残りはわずか
21億ドル。
ー 以下は字数の関係で中間カット(2010年10月21日)・
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2007年10月21日(日)
2392, 人生で出会いしもの                φ(* ̄0 ̄)ノ[才八∃一]ヘ
10月02日(火) の {「2373, 人は60歳で何をしたか」−2} の読書日記で、作家の新井満が寄稿していた
「60歳以降に何をすべきか」について書いた。ところが、その中で彼の奥さんとの出会いの話が非常に印象的だった。
人の出会いの不思議さをつくづく感じる内容。 20歳代に何回かダブル・デートで、片方が結婚したケースがあった。
私は相性のあう相手がいなかったか?ためか、簡単に一生の伴侶を決めてしまう彼らを見て、「何でもっと色いろな人を
見てからの方が?」と、不思議でならなかった。「本当に決めなければならない時は、それなりの人と出会うもの」と、
信じて疑わなかった。更に常に4人の姉と比べて、それ以下?は妥協できない! あとは両親に対して自信を持って紹介できる人?
という無意識の判断があった。 ところで姉と上さんドッチが?? それはそれで・・・
色いろあって、新井満の、こういう出会いに驚いてしまった。もう少し、色いろな女性と付き合ってから
という生き方もあろうに? というのも、相手次第ということか! それにしても幸せな人だ。
 ーその一部を抜粋してみるー
 *人生最悪のコンディションで出会った運命の人は誰だったか
人にはそれぞれ、運命的な出会いというものがあります。 私にとっては妻との出会いがそうでした。
19歳の大学生のときに、郷里の新潟から上野行き特急の座席指定車に乗ったら、隣の席に座っていたのが、たまたま彼女だった。
以前から、おふくろには「東京の女には気をつけろ」とよくいわれていました。
見るともなしに見ると、どう考えても典型的な東京の女性。ベレー帽かぶって、その上にミニスカートです。
 ・ 以下は字数の関係で中間カット(2007年10月21日)・
  ーーーーー
最終の学校時代に出会った人が最適の人と出会う確率が高いというから、彼は彼なりに最高の人と出会ったのだろう。