「 忘却の整理学 」外山滋比著
 ここで、著者は早朝に目をつける。どうも、夜の間に忘却が起こることはたしかであると。
忘却が頭を働かせやすく、きれいに整理をしてくれるとすると、一夜明けた朝がモノゴトを考えるに適しているのは当然である。
昔から、それに気づいていた人は少なくなかった。イギリスの詩人のウィリアム・ブレイクに次のようなを紹介してある。
   朝、考える   ひるは はたらき   夕がた 食し   夜は 眠れ
 まず 朝いちばんに思考せよ である。 他の仕事は、そのあとでよい。
昔、中国の役所は、朝、日が昇ると同時に開始されたという。それで、「朝」廷で、効率的であることを知っていたのである。
 日本の諺に、簡単の仕事を「朝飯前の仕事」というのがある。 本来は朝飯前に手がければ、簡単な仕事でなくても、
頭は整理されていて、仕事の判断、手順がたしかで処理が早くなるということから来ている。
もう一つ、思考に向いているのは夕食前である。その時間は早朝と同じで、働いた後で、空腹も加えて脳が活性化している。
更に勧めているのが昼休みの短時間の昼寝。 そこに僅かな時間でも睡眠をとることで、忘却の要素を入れることになる。
 最近、再開をした「モーニング・ペイジ」がある。 白紙の大学ノートに30分位、思いのままを書き付ける。
早朝だから、自然に出てくる言葉は、外部情報に染まってないサラの内部?から声を掬い取ることになる。
ところで以前に、過去の全てを忘却した男の映画をみたことがある。その時に過去の記憶こそ、人間形成をしていると思い知った。
ということは記憶と忘却の形が、その人物形成をしていることになる。忘却の、いま一つの方法は、より刺激の強い経験を
挟むことだ。忘れようとしても忘れられないなら、より刺激の強い何かを探し、そこに気持ちを切り替えることだ。
それは前向きということになる。後ろを向いて記憶を強化ばかりしてないで、目先を変えることが忘却の一番の方法である。
                                              ーつづく
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3253, 置き引き?
 2010年02月20日(土)
一昨日、新潟の万代シティの近くのマクドナルドで海老バーガーを食べて、最後にポテトフライをつまんでいた。
半分ほど食べたところ腹は一杯。 持って帰るか、食べて帰ろうかと。 で、そこからである。60歳後半の暗い顔をした男が
やってきて、私が一番奥に座っている隣席をみて、そのまま店頭にある売店の方に戻っていった。 
自分の席でも確認して注文した商品を取りにいったと、ポテトフライを摘みながら思っていた。 
ところが女性の一人客がきてバックを置いて店頭のほうに戻っていった。その直後に男が戻ってきて、その席をジッと見ている。 
自分の座ろうとしていた席を取られて他の席を探しているのだろうと思っていた。 ところが、もう一人の女性客が目前の席に
バックを置いて店頭に行った。その男、再び戻ってきて、後に来た客のバックを見ている。その時は、その男、自分で座ろう
としていた席を二度まで取られて、それを見ていたのだろうと思っていた。しかし私の一つ置いた席の女性が何か不審そうな感じで、
その男を見ている。 私もホームレスが、食べ残しを探しているのではと思い始めていた。
 ところが入り口近くの台から、チッシュを数枚持ってきて、二人の席の間の机を拭き出した。 その辺から、この男は変だと
じっと見つめた。 バックの置いてある二つのバックを窺っている。 隣の女性も私と同じようにジッと見ていた。 
そのためか結局、何も取らずに出て行った・・・明らかに置き引き。 バックを置いた女性は財布は持っていっているから
大丈夫と思ったのだろう。 少したってから席をたって販売カウンターを見たら、本人は居なかった。ビデオは付いているだろうが。
 バックを窺っていたが、ジッと見ていた二人が居たので何も取らずに出て行ったということ。本の万引きの現場は見たが、
こういうのは初めて。ハンバーガーを食べ終わって店内をボッと見ていたから、気づいたこと。 
外国で日本人が平気で席に荷物を置いて、他に行く。 置き引きは外国では日常茶飯事。 
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2878, 閑話小題
 2009年02月20日(金)
  *大型店の出店の目玉商品を検証してみた
 新潟駅構内に「ビッグカメラ」が今日オープンする。昨日はプレオープンというので昼休みに行ってみたが、
県内最大規模の一万?というだけあって広い。三層の店舗になっており、四階から八階までが駐車場で駐車台数が
800というから本格的である。新幹線、在来線、バスのターミナルが集結しているので駅中ショッピングセンターとしては、
これ以上ない場所である。至近距離に大型書店があるので、既存の専門店を含めると大ショッピングセンターになる。。
これで駅中の100メートルほどにある「ヨドバシカメラ」が、最終的には撤退をせざるを得なくなるかどうかだ?
これに大型のファッションのH&Mとユニクロでも出て来れば更に面白くなる。配っていたチラシの毎日の超目玉商品の中から、
「コンパクト・デジタルカメラ」を選んで、価格ドット・コムで7〜8点調べてみた。しかし半分は同じ位、半分は、
その7割の値段であった。バイヤーも調べての値段設定だろうが。イメージとして安いのを優先しているようだ。
2GBのSDカードを特価台で囃してしたが、780円など廉くも何でもない。PCデポでは三枚で980円。
新聞の4面の大きさのチラシに9日分の日替わり特価品を出していたが、買うほうからしたら何処かに欲しい商品があるだろうから、
見ていて面白い。店舗と同じである。この大恐慌?の中、家電の売り上げが激減しているというから、経営のサイドも大変だろう。
  *県民所得差 
 先週になるが県民所得の2006年度が発表された。(以前も少し書いたが) 
 この数年は、それほど変わってないが今年度は様変わりするだろうが・・・
 1〜7位までは前年と変わらず。    東京が480万でとトップ。
 沖縄が209万で最下位。       丁度中間の23位が福島で278万。
 新潟県が273万で25位。      全国の平均が307万円。
 トップ10は、関東と東海ベルト地帯の愛知、静岡、神奈川や、他に大阪、広島などである。
 下位では九州、四国、東北、北海道などが目に付く。地元新潟で住んでいる実感として、東京の6割というのは肯けるが、
 物価や住居などの安さを含めると、8割の生活レベルだろう。全国平均と、ほぼ同じというのは分かるが、新潟市は中の上、
 長岡市は中の下という感覚。 地方は、あまり格差がら露出されてないので気持ちは穏やかになれる。田中角栄が健在のころは、
 新潟県は日本でも有数の豊かさを実感していた。当時の長岡市公共投資山形県が同じというから、いかに政治の力が大きいか。
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2008年02月20日(水)
2513, 思い込み
 *緊張と深呼吸
この歳になって、思いもよらない思い込みや、間違いに気づくことがある。
先日のTVで「受験の際、緊張しない方法」について、オヤッと思わず考え込んだことがあった。
「受験場では、深呼吸をしないこと! ほとんどの人は逆と思い違いをしている。深呼吸はすればするほど、
緊張度が高まります。なるべく深呼吸をしないように、小さく息をするように心かけて下さい」という。
こんなことを聞いたのは始めてである。私の場合は、緊張する場面は、人知れず深呼吸をしていた。
心を落ちつける要点は、深呼吸であるのは自明のことである。しかし、それが過ぎると緊張を柔らげるところか、
逆の効果になるという。改めて振り返ると、多々、思い当たることがある。その人により、緊張する場面が違っても、
それぞれ極度に緊張する場面があるという。色々の人を見てきたが、驚くほど多様である。その時の体調によったり、
温度差の大きい部屋に入ったり、食後など、自律神経などの狂いにより、何でもないことに赤面したり、極度の緊張でパニックに
なったりすることは多くありすぎて、書ききれないほど。そして誰もが自分だけではないか?と、それぞれが思い込んでいる。
自分は、緊張症だ、赤面症だ、精神質症だ、・・それぞれが思っていることを知らないのである。そんなことを言っていたら、
生きていけないから乗り越えているだけである。それはよいとして深呼吸が緊張を高めるとは、この歳になるまで気づかなかった。
「リラックスするには、深呼吸をしなさい。ただ、一度だけにしておきなさいよ。し過ぎると、逆に過呼吸になり緊張は高くなり
逆効果になりますよ。 呼吸は、小さく整えて気持ちを息に持っていきなさい」ということ。
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2007年02月20日(火)
2149, へべれけに酔っ払いてえなあ。
       v(=゚ω゚)ノおはょぅ   −読書日記
この文章を読み終わったとき、その衝撃で暫く茫然としていた。短い文章の中に労働者の生活と哀歓が
よく表現されている。内側にしか破壊衝動を向けざるを得ない者たちの深い哀しみと諦観をみごとに語っている。
この諦観は中年期の男の誰もが何度も味あう屈折した心情でもある。「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも、
皆な私が悪いのよ!」でなく、「お酒が悪いのよ!」と、オダをあげなくては生きていけないのが人生。
知人が先日亡くなったが、連れ合いが父親の葬式の晩に自死したという。へべれけに酔っ払っても、何もかも壊しても、
その傷は癒えるわけがない。食道ガンだったというから、毎晩飲みつづけるしかなかったのだろう。                           
【人生のことは、小説が教えてくれた】より −2
  葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」高橋敏夫 中経出版
 松戸与三は恵那山の麓で発電所の建築現場で働いていた。一日中顔をセメント粉にまみれながら樽から
コンクリートミキサーに移す仕事に就いていた。仕事にヘトヘトになつた頃、樽の中から小さな箱が出てきた。
しかし、作業は彼にはこの中身を確かめる時間を許さなかった。彼は腹掛けの丼(ポケット)にほうりこんだ。
「軽いところを見ると、金も入ってねえようだ」ミキサーがからになり、終業時間になった。「なんでセメント樽から
木の箱が!?」思わせぶりに頑丈に釘付けしてあった。石にぶつけ何度も踏みつけた小箱のなかからボロに包んだ
紙切れが出て来た。 それにはこんなことが書かれてあった。
ーーー
私はNセメント会社の、セメント袋を縫う女工です。私の恋人は破砕器へ石を入れる事を仕事にしていました。
そして十月の七日の朝、大きな石といっしょにクラッシャーの中にはまりました。そして石と恋人のからだは砕け合って、
赤い細かい石になって、ベルトの上へ落ちました。ベルトは粉砕筒へはいってゆきました。そこで鋼鉄の弾丸といっしょになって、
細かくこまかく、激しい音に呪いの声を叫びながら、砕かれました。そうして焼かれて、りっぱにセメントに成りました。
骨も、肉も、魂も、粉ごなになりました。私の恋人の一切はセメントになってしまいました。残ったものはこの仕事着のボロ。
私は恋人を入れる袋を縫っています。私の恋人はセメントになりました。私はその次の日、この手紙を書いてこの樽の中へ
そうっとしまい込みました。あなたは労働者ですか、あなたが労働者だったら、私をかわいそうだと思って返事を下さい。
この樽の中のセメントはなにに使われたでしょうか、私はそれが知りとうございます。あの人はやさしいいい人でしたわ。
そしてしっかりした男らしい人でしたわ。まだ若うございました。二十六になったばかりでした。あの人はどんなに私を
かわいがってくれたか知れませんでした。私はあの人に経帷布を着せる代りに、セメント袋を着せているのですわ!
あの人は棺にはいらないで回転窯の中へ入ってしまいましたわ。あなたがもし労働者だったら、私を可哀想と思って、
お返事をくださいね。その代わり私の恋人の着ていた仕事着のきれを、あなたに上げます。この手紙を包んであるのがそうなのですよ。
このきれには石の粉と、あの人の汗とがしみこんでいるのですよ。 お願いですからね。このセメントを使った月日と、
それから詳しい所書きと、どんな場所へ使ったかと、それにあなたのお名前も、ご迷惑でなかったら、ぜひお知らせくださいね。
あなたもご用心なさいませ。 さようなら。松戸与三は、湧きかえるような、子どもたちのさわぎを身のまわりに覚えた。
彼は手紙の終りにある住所と名前を見ながら、茶碗にそそいであった酒をぐっとひと息にあおった。「へべれけに酔っぱらいてえなあ。
そうしてなにもかもぶちこわしてみてえなあ。」とどなった。「へべれけになって暴れられて堪るものですか、子供達をどうします」
細君はこう云った。彼は細君の大きなお腹に7人目の子供を見た。 葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」明治27年福岡県生まれ。
早稲田大学に入学、父の家を売って作ってくれた学費400円を浪費してしまい、学校を退学。生活のため船員になり
カルカッタ航路の船員になったりのち、労働者、新聞記者、夜店の古本屋など転職し、労働組合の組織、
ストライキの指導に専心、三度も入獄の目に合い獄中、小説を書きつづけた。
  「セメント樽の中の手紙」は大正15年雑誌「文芸戦線」所載。    ホン |Д´)ノ 》 ジャ、マタ
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2006年02月20日(月)
1784, 「すごい考え方 」           おはよ〜 (ゝc_,・*)♪
先日書いた「夢ノート」を、少し難しく書いてある本に出会った。
「すごい考え方 」ーハワード・ゴールドマン著 である。 この本のキーワードは「未来語」である。
(字数制限のためカット 2010年2月20日
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2004年02月20日(金)
 1052, アンドロマック
学生時代に見た唯一の演劇である。そして、知人がその演出をした事もあって真剣に見た記憶がある。
内容を殆ど憶えてなかったので、早速インターネットの検索で調べてみた。そして、その時の内容が蘇ってきた。
ギリシャ神話の登場人物が題材となるフランスの古典悲劇で、トロイ戦争の後日談として描かれている。
お互いの片思いからなる4人の登場人物が織り成す愛憎から悲劇が生まれる内容であった。エルミオーヌ役の
女性の熱演が特に光っていた。彼女が全てを失って嘆き悲しむシーンで終わった姿が脳裏に浮かぶ。
 ー 以下は、その劇の内容。
そのギリシャの勇将ピリュスはトロイ戦争により捕虜として連れ帰ったアンドロマックに恋心を抱き、その息子アスティアナクスを
軍の意に叛いて不当に匿っている。その彼の宮殿に、今は亡きギリシャの総大将アガメムノンの息子オレストが訪れる。
表向きは敵将エクトールの遺児をギリシャ方に取り返すための使者としての訪問だが、オレストの心中は愛しいエルミオーヌを
連れ出すことばかり。オレストはピリュスに会い、遺児の引渡しを要求するが、ピリュスはこれを拒絶する。
オレストは再び戦争が起ころうとも、彼の心の中には今やアンドロマックへの愛しかないのだ。しかしアンドロマックは、
亡夫エクトールへの貞節を守り彼の愛を受け付けない。却って婚約者・エルミオーヌの許へ戻るよう、ピリュスを諭すのだった。
一方エルミオーヌは、許婚ピリュスに裏切られた怒りと嫉妬のあまり、彼とアンドロマックの仲を裂こうと謀る。
そして、自分を愛するオレストの心を知りながら、彼を計略に巻き込むのだった。それは、敵国の遺児を匿うピリュスを、
裏切り者としてギリシャ軍に攻略させるというもの。だが遺児をとるか、エルミオーヌをとるか、という選択をせまられたピリュスは、
意思を翻して、遺児を殺し、エルミオーヌを妻にすると告げる。思いもよらない展開にオレストは、エルミオーヌをかどわかしてでも
ギリシャに連れ帰る決心をする。最愛の息子の命が奪われると知ったアンドロマックは、エルミオーヌの許に命を乞いに行く。
彼女は以前、エルミオーヌの母エレーヌの命を助けたことがあるのだ。しかし憎いアンドロマックの言葉を、エルミオーヌは聞き入れる
はずもなかった。息子の命を助けるべくアンドロマックに残された最後の手段は、ピリュスの愛を受け入れることだけ。
侍女に諭されたアンドロマックは、気が進まないながらピリュスにすがる。自分につれないアンドロマックにわざと冷たい仕打ちを
していたピリュスは、これを受け前言を取り消して再び彼女に求婚する。アンドロマックは息子の命を守るため、
自らの命を絶つ決意をして、これを承諾するのだった。二度までもピリュスに裏切られたエルミオーヌは、彼への憎悪に目がくらみ、
オレストをたきつけピリュスを殺す計画を立てる。アンドロマックとピリュスの婚礼の日。オレストはギリシャ軍を率いピリュスを襲う。
そしてこの悲劇には、意外な結末が待っていたのだった。

以上が検索で調べた粗筋だが、チョッとした内容をこのように一瞬で調べられることが不思議である。これが情報化ということ。
作者はジャン・ラシーヌで17世紀の作家である。この一月も演劇が自由劇場で開催されていたようだ。自分の壁をつくらず何事にも
興味を持つことが大事だと、この歳になってきて実感する。バカの壁が頑強に取り囲んでいるのが、自分では見えない。
他人からはよ〜く見えるのだが!そして振り返ってみると。地方は刺激が少ないこともあるが。
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 2003年02月20日(木)
687,サラ川(サラリーマン川柳
毎年この時期になると、第一生命のサラ川(サラリーマン川柳)が発表になる。 Webで調べコピーしてみた。
  ー朝日新聞Websieー
 第一生命は17日、恒例となっている「サラリーマン川柳コンクール」の入選100編を発表した。
 サッカーW杯やノーベル賞、タマちゃんなど流行や話題性の高テーマを選んだ作品が多かった一方、
 中高年サラリーマンやその家庭の悲哀がにじんだ作品も目立った。「髪型は息子ベッカム、父ジダン
 「年収はゴジラ松井の一打席」のお父さん。「オヤジギャグうちの主任は冷やし系」「言ったあと、これセクハラか?
 聞く上司」とからかわれ、 家庭では「午前様妻のイビキにホッとする」。「タバコより体に悪い妻のグチ」と嘆き、
「顔だけがブランド品でない女房」と文句も出るようだ。 娘にも 「大そうじ今年も娘がかたづかぬ」とあたるが、
 結局は 「不景気で家族の団欒(だんらん)取り戻す」。
 そんなサラリーマンに、「人生は川の流れとタマがいう」というのも実感がこもっている。
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  *歴代第一位の作品
第15回 サラリーマン川柳コンクール
 第一位   ー デジカメの エサはなんだと 孫に聞く ー浦島太郎
第14回 サラリーマン川柳コンクール
 第一位  ードットコム どこが混むのと 聞く上司ー ネット不安
第13回 サラリーマン川柳コンクール
 第一位  ープロポーズ あの日に帰って ことわりたい ー恐妻男
第12回 サラリーマン川柳コンクール
 第一位  ーコストダウン さけぶあんたが コスト高 四万十川 ー信彦
第11回 サラリーマン川柳コンクール
 第一位 ー わが家では 子供ポケモン パパノケモン ー万年若様
第10回 サラリーマン川柳コンクール
 第一位  △[早くやれ そう言うことは 早く言えー 新舞い
   (字数の関係でカット09年02月20日
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 2002年02月20日(水)
 337,ホームページの為の文章作法−2
随想日記を書き続けてまず考えたことは、負担にならないで、如何に自然体で書きつづけるか?
そしてそのノウハウは
・まず数人の前で話を毎日することを想定した。  ・気取らず、自然体で書く。
・自分の為に書くー書いていて楽しい文にする。  ・話題の底がつきるまで書く、いや尽きた時こそチャンスと考える事にした。
・毎日15~20人の人に読んでもらえるまで、内容を上げる
3週間ぐらい前、定点観測の本屋でコピーライターの書いた「文章上達トレーニング」という本を買った。
「話すように書く」が、自分の方法と同じだったからだ。
・「話し言葉で」下書きするー最も親しい人に話しかけるように書く。
・それを文章化する。 ・更に文章らしくなるように手を入れる、 が要旨である。
文章作法の基本は「起承転結」である。それを「結承転結ぐらいという気楽な感覚で、いいたい事をまず明確に書く。
いい文章とは分かりやすい文章だ。けして美文をいわない。人に話す時は、必ず話している内容は筋は通っているものだ。
そのまま書けばよいというのも肯ける。それが難しいのは、かまえたり飾ろうとするからだ!
「葉書の書き方」の方法論の本の中に「まず結論を初めの2〜3行で書き上げてしまえ!」というのがあった。
その後は、流しでよい。それを先に書いてしまえば後は気も楽になるし、すらすら日常のことが出てくる。
それを実行してから葉書や手紙を気楽に出せるようになった。随想日記も基本はそれである。それとなるべく短文にすること、
ようするにシンプルにする。短文なら誰でも書ける。それを重ねていけばいい。読むほうも、読んでいて読みやすい。
気取らず、自身の言葉で書く。あと書き換えをなるべく多くやる。上達の訓練はそれしかない。
その点でパソコンはいい。いくら書き換えても汚くなることはない。
それと意外なポイントとして、短時間で一気に書き上げることだ。何事も気合だ。それを何回か添削する。
それと書きだめを幾つか書いておく。書きだめと思って書くと気楽に書けるからだ。