敷地内にある貸家(通称=裏の家)の住人から、天井裏から水が漏っている苦情があった。
まずメンテの業者にみてもらったところ、「獣の足跡があり水漏れは小便で、自分達の範疇でない」と引きあげていった。
で、駆逐業者を呼んだところ、「ハクビシンだろうが、夜になると外からくるので穴を塞ぐしかない」というので、
再びメンテの業者に頼み穴を塞いで貰い一件落着? 身近でハクビシンなど聞いたことがないので鳩が豆鉄砲を喰らったよう!
ネットで調べてみたら隣町の川崎町で、去年だけで40数回のハクビシン騒ぎがあったことが分かった。ハクビシンというと
佐渡の朱鷺を襲った奴で、猫ぐらいの大きさがある。あれが天井裏で騒いでいたら、住人は夜半、気味が悪かっただろうに。
「ネズミが騒いでいるにしては音が大きい。そかしハクビシンとは思いもよらなかった」とか。それにしても山中なら分かるが、
こんな住宅街に現れるのだろう? もしかして、まだ、天井裏に隠れている可能性もある。
  *「ハクビシン」をウィキペディアで調べてみると
ハクビシンは台湾名であり、本来は暖地系の獣であるが、日本では四国と本州の東半分に生息し、日本に生息する唯一の
ジャコウネコ科の動物となっている。北海道の奥尻島に生息しているとの報告もある。日本の在来種なのか外来種なのかは
はっきりしない。明治時代に毛皮用として中国などから持ち込まれた一部が野生化したとの説が有力であり、
それ以前の古文書における生息の記載や、化石記録が存在しないことから、外来種とされてきた。
各地で研究飼育された獣の一種で、個体が逃げ出したり放棄されたりして繁殖したともいわれている。
同様な目的で持ち込まれた獣としてはヌートリアがある。人家近くに生息して屋根裏でも繁殖する。
子どものうちはよく人に馴れて愛くるしい。リスやネズミに比べて、かなり大型の獣である。ー
 二年ほど前に近くに熊が出たので、ハクビシンもありか! 
 
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 3169, 夫と妻 か〜
 2009年12月08日(火)
 熟年離婚が流行っているが、夫婦が長年連れ添うのも大変である。
私の姉・兄夫婦をみていると、相性の当たり外れは5分5分、どれが当たりで外れなど口が裂けてもいえないが・・・。 
 そういう自分のことは分かりません!  だから生きていけるのでは?
悪妻といえば、ソクラテスの妻・クサンチッペと、徳川家康の妻・築山御前が頭に浮かぶ。
しかし、明治の首相までなった黒田清隆とか、野口英世モーツアルトリンカーンの悪妻は、あまり知られてない。
< 野口英世は、ニューヨークの酒場で知りあった`はすっぱ女’のメリー・ダージェスと結婚して、大失敗した。
野口はロックフェラー医学研究所の首席助手で、年俸3000ドルもかせぎ、メリーはそこに目をつけた。
メリーはめちゃくちゃな浪費家で、野口の金を使いつくしたあげく、ヒステリーをおこしてつかみかかり、
家のなかで野口をぶん投げた >という逸話がある。また、黒田清隆が上司の娘の高邁な妻を蹴りごろした史実がある。
これは大久保の助力で表ざにならなかった。 歴史上の悪妻とは ウィキペディアによると 
・権力欲が強い・嫉妬深い・自己主張が強い・夫に従順でない、などが基準になっていると考えられる。
 知人に何人か、離婚経験者がいるが、男の場合は何年たってからも未練があるようで、思わず耳を疑うことがある。
「自分には過ぎた女房だった」というのである。 女性も、次のパートナーが見つかるまでの苦労は、並大抵ではない。 
スナックのママさんには離婚経験者が多いが、わかれた亭主の悪口になると我を忘れてしまう。
嫉妬、暴力、女癖と甲斐性無さ・・。 連れ合いは、元は赤の他人、中年も過ぎれば互いに顔を見るのも嫌になって当然。
付かず離れずで、互いに割り切るしかない。 それにしても、一番身近の赤の他人は、ある意味で自分の分身でもある。
だから、その取り扱いには互いに充分に注意しなければならない。 子供にとっての親の当たり外れは重大事。
それが両親の相性の当たり外れになる。 両者とも、それによって、人生が大きく左右される。
特に女性にとって連れ添いの当たり外れは大きい。 目に見えない紐を首に巻きつけ互いに溜息をついて締め付けている。
 昨日、結婚記念日で36年たった。 
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2804, イングランド・ツアー ?
 2008年12月08日(月)
ロゼッタ・ストーン』と、黄金の彫刻の次に印象に残った大英博物館の展示品の順に書いてみる。
  まずはギリシャのコーナー
 ーパルテノン神殿の破風彫刻ー
古代ギリシアの代表的なポリス、アテネの繁栄を象徴するパルテノン神殿の東側の破風を飾っていた
彫刻群で、長さ8m以上に及ぶ。 著名な彫刻家フェイディアスの指揮で造られた。現在は失われてしまった
中央の女神アテナをはじめ、ギリシアの神々が配置されている。中央の裸の男性の像は、酒と豊穣の神である
ディオニソス(ローマ神話ではバッカス)で、三角形の破風の形状に沿って横たわっている。(BC438〜432年ごろ)
これもまた、大英博物館の誇る代表的な像である。その横にある馬の顔がまたリアルである。
次は古代エジプトのコーナー
 ージンジャー(ミイラ)ー
人だかりができていたのが、このミイラの展示ケース。エジプトでミイラ造りが開始される前の、BC3400年ごろの
成人男性と考えられている。極度に乾燥した熱砂に埋葬されたために、特別な処置を施されていないにもかかわらず、
完壁に保存された。一部残っている頭髪が赤いことから、ジンジャーの愛称で親しまれているという。
今にも立ち上がりそうな姿が5400年の時空を超えて、何かを訴えかけているようだ。
 ーアメンボテプ3世の頭像ー
古代エジプト新王国時代 第18王朝の王であるフメンホテプ3世の頭像。高さ2.9mもある巨大像だ。
欠損している額の中央部には、王位を表すコブラの紋章の一部が残されており、
顎の部分には付け髭があったと考えられる。40年ほどの在位期間は最も文化的に
誇ったといわれ、多くの記念建造物や王像が残っている。BC1350年ごろ
 ーラムセス2世の胸像ー
新王国時代第19王朝の王、ラムセス2世の胸像。高さ2.67m。
19世紀、テーベのナイル川西岸にあったラムセウムという葬祭殿から出土した。
右胸の穴は、ナポレオン軍が像を取り去ろうとして失敗した跡だといわれている。
ラムセス2世は約67年間という長期にわたってエジプトを治め、その間に多くの記念建築を造営したたため
「建築王」と呼ばれる一方で、ヒッタイトと戦い、現存する最古の国際条約を結んだ。  BC1250年ごろ
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これだけの貴重なものが、剥き出しに展示されているのには驚いた。 イギリス人は、「国家の宝は国民のもの」
という考え方。だから無料でみる権利がある、という。 どこかの国とは違うようだ。 
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2007年12月08日(土)
 2439, サブプライム問題 −3
 *サブプライムローンの実態は消費者金融
サブプライムローン」について、週刊誌の特集を前に二回取り上げた。
ところが、それについてまだ認識してない部分があった。毎日新聞の「記者の目」にずばり「消費者金融のようなもの」と。
「消費者ローンを、住宅担保で貸していた上に、その債権を巧妙にミックスし、金融機関に売り払っていた。
銀行は新興国家からお金を集まっていて、その投資金を、その債権に変えていた」というから、大問題になるだろう。
 ーこの要旨をまとめるとー 
 サブプライム問題を日本の住宅ローンと同じように想像すると本質を見誤る。担保は確かに住宅だが、
ただの住宅ローンではない。借りた金の使いみちは広く自動車や洋服の購入にも充てられる。
それが米国の“住宅ローン”だ。ずばり「消費者金融のようなもの」と。 価格の上昇する不動産を担保にすれば、
借金可能な枠がどんどん広がる。「担保は住宅だが、むしろ消費者金融の融資に似ている」と私が理解した。
記者が9月に米国に赴任後、現地で米国人の消費行動を見て、彼の推論が正しかったと確信したという。
 クレジットカードでも銀行口座でも、返済を後回しにして消費を優先できる仕組みが見事に整っている。
「まず使って後で払う」というシステムが、米国経済の成長の源泉、過剰消費体質の個人消費を支えてきた。
ところが今、住宅価格の下落とローンの焦げ付きでその仕組みが傷み始めている。
 今回のバブルが「新興国」への資金集中から始まったことも、時代の変わり目を示す。
中国や中東の産油国は、経済成長や原油高騰で獲得した巨額の資金を一番安全な運用先に
預けた。それが米国の銀行だった。 銀行は集まり過ぎた金の運用先に困り、上昇を続けていた不動産につぎ込んだ。 
米国では、大手銀行の関連会社が、次々にサブプライムローンを組み込んだ商品を買いあさった。
 この典型的な不動産バブルが「証券化」で、さらに複雑になった。
証券化は、90年代からリスク分散の切り札として欧米で盛んに利用されてきた手法で、それ自体には問題はない。
例えば、高層ビルを建てる時、事業者は資金を銀行からの融資に頼るより、100人の投資家から集めたほうが
多額の借金を抱えずに済む。出資者も事業が成功すれば配当を受け取れるし、失敗しても出資金を
あきらめるだけで傷は小さい。80年代の日本では、銀行が不動産融資にのめり込み多額の不良債権を抱え込んだ。
その反省に立てば、証券化商品は「夢のリスク分散商品」だったはずだ。
 ところが、である。欧米金融機関の作る証券化商品は年々複雑になり、一度作った商品を別のものと束ねて、さらにそれを
別の商品に組み入れて−−などと形を変えていくうちに、もともとの貸し借りがどんな姿だったか分からなくなってしまった。
 通常、金を貸す時には、借り手の信用情報を吟味してから貸すものだが、証券化したことで借り手の顔が見えなくなった。
焦げ付いた債権がどの商品に組み込まれているのか把握できなくなり、一部が焦げ付いただけでも商品全体の価値が下落。
 中には優良債権もあったが、投資家は、危ないと思った証券化商品を早めに売ろうとしたため価格は急落、
市場全体が疑心暗鬼に陥った。 夏の金融危機はこうした構図で発生した。
 経済協力開発機構OECD)は、サブプライムローン問題の損失が最大3000億ドル(約33兆円)
に達すると見通しを発表、「まだ我々は最悪期に至っていない」と警告した。
米連邦準備制度理事会FRB)のバーナンキ議長も「最も悲観的な見通しを上回る損失になりそう」と話す。
 日本はバブル崩壊後「失われた15年」を経験した。米国が同じ轍(てつ)を踏むとは限らないが、世界経済が
米国への依存度合いを低下させ、中国やインド、ロシアなど新興国の影響力が相対的に増すことは容易に想像できる。
 そんな折、米金融大手シティグループアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ投資庁からの出資を受け入れた。
その額は75億ドル。日本円で8000億円以上の巨額出資だ。 米国最大の金融機関がオイルマネーに救われる構図は、
米国の黄昏(たそがれ)と新興国の台頭を象徴している。
「20世紀初頭に経済の中心が英国から米国にシフトしたような、大きな経済の地殻変動が近づいている」。
米国赴任から2カ月、日に日にそんな思いを強めている。
ーー
このサブプライム問題、底なしの様相である。決して、記者の表現はオーバーではないだろう。
ここまでアメリカは、大きな問題を抱えていたのである。アメリカが風邪をひくと、日本は肺炎になるというが、
肺炎で済めばまだよい。アメリカが重症の肺炎なら、日本はどうなるのだろう。
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2006年12月08日(金)
 2075, 世界の「富」、人口の2%が半分以上所有        (。^0^。)ノ オッ(*^○^*)ノ ハ〜 ヨウ
先日の日経新聞によると、国連の研究機関が12月5日に発表した調査で
ー世界の「富」、人口の2%が半分以上所有ーという記事があった。
 ーこれを解りやすくまとめるとー
・世界の成人人口の2%が、家計全体の「富」の半分以上を所有。
・逆に貧しい方からみると、人口の50?が所有する富は1パーセント。
・最も豊かな層に属し、成人人口の1%に相当する人々が所有する富は、世界の4割に相当。
「上位1%」を居住している国別に分類すると、米国が最多の37%、日本は2番目に多い27%となった。
 日米だけで上位1%の3分の2近くを占めた。
・一人当たりの世界の富の平均が2600ドル。日本は18万1000ドル、アメリカは14万4000ドル、中国は2600ドル、インドは1100ドル。
・富の分配の格差を示す「ジニ係数」も国別に算出。値が一に近づくほど格差が大きくなるが、世界の平均値が0・89に対し、
 アメリカは0・8に対して、日本は5・5で格差は比較的小さい。 まだまだ、日本は健全にみえるが、
 この数年で大きく変わってきた。 2000年の統計値を使ってまとめたもので、預貯金や不動産などの資産から
 負債を引いたものを「富」と定義したという。
 ーー
以上が大方の数字だが、「世界の富の80%は、世界の20%の富裕層が所有している」というがそれを裏づける数字になっている。
中国や旧ソ連や、イスラム圏などから学ぶことは、アッラーや、イデオロギーは富という面からみたら問題ありになる。
無知が貧しさの原因になる。それと幸せ感とは違うというが、やはり・・日本の長期低落傾向は、その豊かさと、
ジニ係数がふつうの国レベルまで修正されるプロセスにあるということだ。
やはり金に換えておくか、外国に資産を移動しておくべきだろう。 あればの話だが。    *^ワ^*)i バイバイ
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2005年12月08日(木)
 1710, 結婚32年の風景
 昨日で結婚32年になった。       ゜(゜ノ∀`゜)゜。アヒャヒャ
 ほとんど危機らしいことは無かった?が、そうそう甘いものではなかった。 ~~旦⊂(・∀・ )
                      マァ チャデモ!  且~
相性が良いかどうかは、直には判断できない。相性という面では当たったのだろう。
 以前にも書いたが、昔から好きなタイプは
  ・長女  ・丸顔のノッペラ                   A(´∀`人)
  ・A型  ・控えめ  ・慎重  ・身長160?  ・気が強い    ( ;:゜皿゜:)_◇~~ アァァァ!!
であったが、ほぼ範疇に入っていたのが良かったのだろう。ただ、「代々続いた婿取りの家系の娘の特性」には
本当のところ驚いてしまった。男子受験高校の中でのチヤホヤされた環境も加え、60年に一回の年回りの『剛の虎』
生まれと、A型という血液型が加味されると、だいたい想像がつくだろう。 *1剛のドラ      
全くの無知であったが、それは相手にも言えるだろう。「相互理解」という言葉の重みが身に沁みた32年間であった。
 その為には、やはり会話(いや、対話か?)が必要だ。 会話が無くなるのが大きな亀裂になるようだ。   
「我われ夫婦には『溝』などない、しかし、『浅くて広い河』がある」と、いつも知人に笑い話をしている。[河]`∀´)Ψ  
だから上手くいっているのだろう!!? それと、結婚して以来、国内外に旅行に供に出ていたのも良かったのだろう!
 我われにとっては『旅がカスガイ』だった。   ジャ! (^_^)/~~  
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2004年12月08日(水)
 1345, ビデオ・DVDで観たい 名画200選  ー読書日記
この本、最近本屋の平台に積まれていて気にはなっていた。しかし定点観測で見ていると、いつの間にか売れている。
過去の名画は、よほど名画といわれる以外あまり見ていないと思っていたが、この200選の40?も観ていたのには驚いた。
最近は事務所の近くにDVDレンタルショップが出来たことと、PDP・TVを二年前に購入したこともあって、
平均週二本は借りてきて見ている。名画のコーナーがあるが、どうしても最近封切られたものを借りることが多い。
しかし、立ち読みをしているだけでも内容をダイジェストにまとめ上げている内容の濃い本である。
見たことのあるものも読むことによって思い出すことができる。これからは、この本を参考書として、
過去の見ることができなかった映画の世界に入っていこうと考えている。恐らく過去に見た人でも、このあらすじを
思い出すためにも非常に良い本であることは、私も認める。あまり過去の名作映画に興味ない人でも、
あらすじを知っておくのにも素晴らしい理想的な本である。
 ー私の場合、
 2.サスペンス&アクション
 3.SF&スペクタクル
 4.ウエスタン のコーナーは殆んど見ているが、他はあまり見ていない。 かなり極端である。
 この本は
・あらすじ ・みどころ ・主役の詳細 ・淀川長治のワンポイントのコーナーが分かれていて、読みやすくなっている。
 読みやすく、手引書として絶賛してよい本だ。
 ーーーーー
「ビデオ・DVDで観たい名画200選 」 知恵の森文庫
 淀川 長治 (著), 佐藤 有一 (著)
・・・・・・・・・
2003年12月08日(月)
978, 全日本相撲選手権
 (字数制限のため、カット09年12月08日)
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2002年12月08日(日)
604,ある時間の断片-18
 ー10月9日ー
7時半起床。どうしても6時半には起きれない。 まず初日からこれではどうしようもない。
もっと気合を入れなくてはならない。一人で自分を律するのは厳しい。土曜日まで頑張らなくては。
 ー10月10日ー
今日も計画通りに起きることができない。午前中まで野田一夫の「ゆれる経営風土」を読む。15時から卒論の下書き始める。 
波に乗ったようだ、ここで可能な限りやってしまおう。19時に実家から電話がある。母と長姉の正子さんと話をする。
一番下の姉夫婦の西村さんが帰っているという。明日正子さんが東京に行くので、深井に夜の東京を案内を頼むという。
深井に電話をするが彼がいない。明日もう一度電話をする事にする。
 ー10月11日ー
8時に起床。卒論の方は予定通り進んだ。 明日夕方帰ることになった。
姉たちが来ているから帰ってこいとのこと。 今日は時間のたつのが早い。
・・・・・・・
2001年12月08日(土)
 263,玉突き事故
半年位前に、市役所分室に印鑑証明をもらいに行った帰りのこと。長岡の大手通り四つ角で、車に追突してしまった。
その車がまたその前の車にぶつかる、玉突き事故になってしまった。 その玉突きされた車の中から、
恐持てのやくざ風の男が、怒鳴りながら飛び出してきた。雪駄を履き、金の首輪、角刈りの何とかスタイル。
「何さらすねん、この野郎!」と、やべえーなと思っても仕方ない。
「これは全て私が悪いこと、とりあえず100メートル先のところで!」という事になった。
直接ぶつかった車の人が真っ青の顔をしていた。どういう訳か、いつもこういう時は腹が据わってしまう。
そしてそこに行くと、直接ぶつかってしまった人がいない。 少し待ってみようということで、
待っても待っても直接ぶつかった人がこない。恐れて逃げてしまったのだ。恐れる必要は全く無いのに。
こちらも拍子抜け、相手も拍子抜けになってしまった。バンパーがかなり傷が入っていた。
「バンパーを変えなくては駄目だ!」ときた。しかし直接ぶつかった相手がいない。私も「保険が降りない。
手を打ちましょう!」というと「幾らだ?」と言うから「一万円!」と言った。4〜5万?取られるなら、
ハッタリで思い切って安く言ったのだ。相手の額に青筋が立った。すかさず「こちらも本来保険で下りるところ
相手がいないので一銭も出ない。警察を呼ぶと面倒です、手を打ちましょう!」と言うと急に「よし!」と言った。
警察がよほど嫌だったみたいだった。 拍子抜けであった。
その時財布に7〜8万の金がたまたま入っていた。いざ支払う時にそれを見た相手の顔が忘れられない。
「しまった、全部取れたのに!」と言う顔であった。 後は逃げるが勝ち、さっさとその場を離れた。
・・・・
12時8日(日曜日)1968年
 12時に起床する。 昼飯後、何か落ち着かない。夕方独りで池袋に出てみる。
独り目的もなく池袋の街をブラブラするのもよい。皆がそれぞれ楽しんでいるのを見ると、自分まで楽しくなる。
田島がアルバイトをしているスナックに行ってみたが、日曜日でもやっていた。しかし彼はいない。今度は銀座にしてみよう。
本屋などは独りで立ち寄るが、何の当てもなく出かけるのは初めてだ。違った遊び方を一つおぼえた。 今度は銀座にしよう。
ところで朝寝ていると長岡の一番上の姉の正子さんから電話が来る。明日東京に遊びに来るから、よろしくとの内容であった。
ニューオータニだそうだ。高木・川崎・松村が案内の候補にあがった。高木は遊びすぎで謹慎の身だそうだ。
次に川崎に電話をするとOKであった。友人の車があるから、車つきである。明日は明日になってみなくては判らない。
それにしても、いろいろ毎日有り過ぎだ。一日一日がギリギリである。何せ、卒論と卒業を絶対に成し遂げないと。

*1:=゜Д゜=