* 「転ばぬ先の杖」こそが知性の原点
 恐怖と不安は鋭敏な自衛感覚を育て、それによって人間である限り永遠に尽きることのない敵に対処することこそ、
人間の知の原点である。その典型的な形が、外交をはじめとし、最後の原爆投下にいたるまでのすべての闘争における
攻撃と防御のストラットジーである。 恐怖は考えの母であり、不安は考えの教師である。
考えた結果を個人的な知性に転じるという能力もまた、疑うという能力をも持っていなければ達成できない。
疑いの度合いが深ければ深いほど、そしてその疑いの解答が明晰であればあるほど、人は賢くなる。
「何故」があり、「何故なら」がある。 西洋哲学は恐怖と不安への疑いが原点であり、西洋宗教も同じである。
それが日本人以外の人間たちが持つ知性である。 一神教的知性なのだ。 賢い人、とは、知性があるということを
古風に言った言葉である。ただの「物知り」とは違う。知恵者とも言った。知恵は智慧とも書く。・・・・
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 知性とは、モノゴトを知っているということでなく、恐怖と不安を感じ取り敵に対処する人間の原点を
わきまえ知ることである。 持っている知識を、それに対処する智慧を知性という。言われてみれば、当たり前のこと。
その意味では、現在の日本は知性も何も無いといえる。考えることが出来ないのは知性がないのである。
このように仕立て上たのがアメリカである。 平和憲法を宛がわれ、現在も大事にしている能天気に驚き絶望している。
今だアメリカに軍事占領と金融占拠をされている現実を省みようとしない、著者は終始一貫して、それを指摘している。 
恐らく真のアメリカからの独立、「新憲法」に対し国民投票をしたとしても、拒否をするだろう。脳をやられてしまったからだ。
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3031,卒業40年周年か〜 −3
 2009年07月23日(木)
* 奥野君への手紙
            (今日、本人の手元に届く)
 学卒40周年記念に参加をしてクラスの名簿に貴君の名前をみて懐かしく、手紙を書いています。 
卒業前の半年間(S43・9〜44・2)日記をつけており、それを20数年前に倉庫の隅から見つけ出しました。 
書いたことすら忘れていたので、タイムマシーンで当時に戻ったような気持ちで読み返しました。 
8年前に始めた私のHPの中央の下にある分類のブログに書き写してあります。ブログに同月同日に毎日載せたものです。 
従って、毎年半年は、当時の日記を毎日読み返しています。その時に、貴君が、あの馬小屋のような寮に卒業間近かに
訪ねてきて、これから社会に出るにあたって多くを語ったことや、佐渡に広瀬君などとご一緒したことを思い出しています。 
 先日の会では石川譲治君や、服部学園の園長の染谷(服部)、川村、福田君などの顔が見受けられました。 
その前日に銀座に合気道の面々が集まり、一杯やりました。 三崎、木矢、伴、鈴木(加藤)、高杉です。 
三崎さんは10年前まで、新潟に16年近く転勤できていて、2〜3ヶ月に一度のわりで古町などで酒を飲んでいました。 
 ところで私は、その後    
ジャスコに一年在社後に、 ・産業能率大学に途中編入をし、・その後金沢の「いとはん」(ジャスコに吸収)に一年半在社、
・千葉の郊外に貸しビルをつくり、その中に居酒屋の養老の滝のFC店と、やはりFC店の焼きたてのベーカーリーを
 二年間従事(その当時に結婚) ・家の事情で実家の事業(衣料量販店と衣料専門店)を5年間従事をし、
・34歳から新潟駅前でビジネスホテルを30年近く経営をしています。
 2001年の9・11のテロと、去年の9・15の金融恐慌以来、苦戦をしていますが、何とかやっています。
  どちらかというと、創業屋的な人生だったと思います。 
 30歳前半までに問題を吐き出し、後半は、それまでの勢いで何とか辿り着いたというところです。
 ところで、貴君の住所をグーグルアースに入れてみたら、仙台空港の南10キロほどの漁港のようなところで驚いています。
資生堂に入社して、都会にドップリと浸かっているかと思いきや、その正反対の場所で。 
実際のところ、東京のアスファルトジャングルなどより、遥かに良いことは、新潟飛行場の周辺をみれば分かります。 
それだけでも良い人生を過ごしてきた貴君の姿が目に浮かびます。(それぞれに価値観があるでしょうが) 
何かチャンスがあったら、会うのも面白いでしょうね。 それでは、お元気で。 
あの日語り合った、延長の気持ちで思いのまま書いてみました。   2009年07月22日     堀井八郎  
 追文)8年前より、ブログを開いています。 暇のおり覗いてください。検索に堀井八郎を入れると出てきます。
   当時の写真や、先日のクラブや、同級の二次会の写真があります。 
   分類には当時の私の日記があります。  〜 22・23・24歳の日記のコーナー〜
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2666, 結論で読む人生論 ー2
 2008年07月23日(水)
 ー三十年ぶりの、今東光の毒舌ー
順不順でなるが {第6章 人生の価値、人生の意味ー なにはなくともこの糞坊主ー今東光
が面白い。 久しぶりに今東光の毒舌にお目にかかった。亡くなって30年近くも経つだろう。
 まずは、その部分ー
  ーー
 人生なんて、そんなにむずかしいものか。じつにさまざまな考えがあって少々、食傷気味である。もしかしたら、
人生論が人生をむずかしくしているのではないか。たしかに人生には山があり谷がある。悲喜こもごもである。
だが結局、生まれて、生きて、ただ死ぬだけのことではないか。どう生きるかは、それぞれの計らいでいいではないか。
ここまで見てきたさまざまな人生論はあまりにも近寄りがたいし、荒唐無稽すぎるし、立派すぎる。もっとスカッとしたものは
ないのか、とお嘆きのあなた、これがあるのだ。 その男が生存中は、なんだこの濁声の坊主は、と多少の反感を持っていた。
が、わたしはいまでは今東光を尊敬している。 そう、今東光和尚である。 聞いていただこう。
 ー
*「正しい人生」とか「何とかの人生」なんてものはないよ。本人にとっての人生しかないんでね。
自分にとっての人生しかないんだ。おめえが十八なら、「十八の人生」というものしかないよ。
それしか、オレは言いようがないね。(略)だから、自分にとっての人生で、自分が、これが正しいと思って闘って、
勝つか負けるか、これだけだよ、人生なんて。              ──『毒舌身の上相談』集英社文庫
 ー
*「バカ正直だと損をする。もっとずるく悪賢く立ち回れ」なんてよく人が言うけど、その言っている野郎が、
ずるく悪賢く立ち回って成功しているかっていうと、絶対にそうじゃねえんだな。 そんなのはダメなんで、
真実火の玉になって人生を渡っていって、社会にぶつかっていくんじゃなけりゃあダメだよ。
人がよすぎて結構じゃねえか。そんなタワ言ぬかすような野郎なんぞ相手にするな! ──同書
 ー
*「人生始めたばかりでスランプに落ちたら、死ぬまでスランプだぜ、この馬鹿野郎!」
「おめえみてえな野郎は一生、女を本当に愛することができねえよ。女を捨てて自慢してるような野郎は、人間の屑もいいところだ」
「そんな夢みたいなこと考えてねえで、てめえのキンタマのフクロのシワでものばしてた方がよっぽどましだぜ、この野郎!」。
  ー                                     ──『極道辻説法』集英社
*二十三歳の学生が近所の中三の女学生の家に半年間、毎日毎日いたずら電話をかけた。
どうしても彼女に自分が好きだということを知ってもらいたい。おれはどうしたらいい?
 自首すべきだろうか、という質問に対する傑作回答
「 自首するより死んだ方がいい。悪いことは言わん。死にな。二十三歳にもなってそんな電話かけたりするバカなら、
自首するより死んだ方がいい。自首すりゃあ、恥をかくからね。恥かくより死んだ方がいいよ。 切に自殺をお勧めいたします。
                                        ──『毒舌身の上相談』
 ーー
後記)「死にな」がいい。「悪いことは言わん」。「お勧めいたします」がいい。
   現在、これだけのことを言ったら「馬鹿ども」に袋叩きにあうだろう。
   だから誰も、こういうことはいえない。だから懐かしいのである。
   今東光が現在の若者、特に負け組みといっている連中。私が今東光に変わって言ったとしたら、こうなるだろう。
   「この馬鹿野郎が!何が負け組みだ。そうしたのは御前自身だろう。何が格差社会じゃい笑わすな。
   手前に能がないのさえ自覚しないから、能がないままにしてきたのだろう。 知恵を使え知恵を。
   その程度のことは幼児でも使っているじゃねえか、馬鹿野郎。 知恵が無いとぬかすなら、足と手を倍以上使え。
   御前に覚悟も知恵も無いことを自覚もしてねえで、何が格差だよ。いいじゃねか、格差も。
   もし、格差をつけられたと思っている連中、あんなものゴミみたいなものじゃ。御前よりはマシぐらいだよ。
   そんなことより、知恵を使え知恵を、この馬鹿が・・・」てな具合になるか。
                                 ーつづく
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2007年07月23日(月)
 2302, また地震!どうなっている?まったく! ー6
昨日の、サンデー・モーニングなどを見ていて感じたことは、ことの重大さが実際のところ解ってはいない!
ということである。当事者も、まだ本当のところ解っていないのだから、仕方ないのか? それだけ、この二回目の地震
大きな意味を持っている。43年前の新潟地震はマグネチュード7・5だった。あの規模だったら、柏崎周辺の10?20万人が即死、
日本は壊滅。地元の長岡の大部分が被爆、数年以内にガンで十万人が死亡の可能性もあった。地震学者が、柏崎市内を歩きながら
道路の液状化現象を説明していた。道路や、そこにある陥没を見て、大げさに海岸の至近にあるための液状化を説明していたが、
そんなもの前の中越地震長岡市内で何十箇所で目撃している。道路の浪打ちも段差も驚くべきことではなく、あちこちで
見ることができた。別段に柏崎だけの現象でないことを知らないのである。専門家でさえ、前回の地震の実際の現場を
見てなかったことが、それだけで解る。もっと凄いコメントをしていた地震学者がいた。「この規模の直下型の地震にしては、
被害は少ない。2・5倍の想定以上に対して、このレベルの被害で終わったのは、それだけ刈羽原発の施設の構造が
シッカリ造ってあったからだ。」これ、まともな答えに聞こえるが、とんでもない。何で、この程度と解るのだろうか。
この男は実際の中を見たのだろうか? 彼らの言うことが事実だろうか? 言っていることが本当だとという前提で、
彼はコメントをしている。全く、こちらは生死にかかわっているのである。あくまで日曜日の茶のみのショーでしかないのである。
コメンテーターの談笑の話題の一つでしかないのである。その中で、驚くべきことを地震学者が言っていた。
「もし、原発の事故などで原子炉が破壊されれば周囲の20万が即死、近くに大都市があれば200万人が癌などで死亡する」という。
ただ、それが本当かどうかは解らないが、話半分としても大惨事である。専門家が言うのだから有り得ない話でもないだろう。
もう一つ、大きな問題が出るはずだ。原発に対して反対派が地震の断層を指摘したにかかわらず、強引にこの地に造った事実を
見逃してはならない!大量殺人未遂ととられても仕方がない。誰だ、その時の権力者は?真紀子の父親だろう!
それを徹底的に追求しない限り、同じような間違いが続く。ユダヤ資本による石油戦略上、原子炉は必要であったことは解るが・・
 原子炉の危険性を知る専門家が、「活断層が近くにあることが解っていて造られたとは、有り得ないことだ」
という言葉! 意味が解っていないんじゃないか? 善良なる被災者は。
(追文)
今朝の週刊誌の新聞広告の見出しに、刺激的なタイトルが出ていた。 こういうところに、大新聞が書けない真実が
書いてあることが多い。「20万人が急死寸前だった」は事実だろう。
柏崎は全滅、長岡、小千谷の半分が犠牲だと!いう。 全くそのとおりである!
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2006年07月23日(日)
1937, ローマから日本が見えるー15
      \(^▽^*)おはよう \(^▽^*)おはよう!
 待ちに待ったカエサルの章である。ローマ帝国といえばカエサルと言ってよいほどカエサルの業績は大きい。
 現在のヨーロッパはカエサルが作ったといってほどの改革をしてしまった。 その意味では現在の世界システム
ベースを作り上げたといっても決してオーバーではない。実際に、この本を読むまでは知らなかった。
 ーー
第七章「創造的天才カエサル」ー1
   ーカエサルの登場ー
元老院側BC44年に立つポンペイウス派との内戦を終えたカエサルが終身独裁官に就任した。
前回のスッラに似ているようだが、その意味するところは全く違う。スッラの独裁官就任は一種の緊急避難的措置である。
スッラは自分の改革を独裁官権限で全て実現をすると、ただちに職を辞しただけでなく、政界からも引退してしまう。
本来、独裁官とはローマ共和政の危機管理システムであった。カエサルが、「独裁官に終身という名を付ける」
ことによって彼が生きている間はローマの共和制度が停止することを意味する。
これがローマの政治体制を事実上変えてしまった。 スッラは「共和政の浄化のため必要」と政治改革と粛清をした。
それに対してカエサルは「ローマの領土の拡大によって、共和制度の寿命は尽きていた」ことを知っていた。
    (字数の関係でカット2009年7月23日)         (。・ω・)ノ☆゚+.バイ!
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2005年07月23日(土)
 1572, 詐欺師
身近な詐欺師としては、毎日のように電話が来る「??取引屋の営業」である。
しつこく同じ会社から数百回も十年近くもある。もうここまでシツコクかかってくると、声は懐かしい知り合いになる。
こちらにしては、丁度良い怒鳴りのストレスの解消相手である。相手も、解っていて社内向けにかけているのだろうが、
最近怒鳴り声に閉口したのかかかってこない?詐欺師は、遇えば半分は落としたようなものだという。
学生時代の同級生の野村證券大和證券の営業の男から、昔何回も聞いた事があった。
「俺らのやっていることは、1?0パーセントは詐欺である!」真面目な奴も、稀にはいるだろうが?現在は、
そうではないだろうが。その露骨なのが、??取引の営業の手口である。最近は脅しまがいの手口の電話もかかってくる。
その手口を冷静に見ていると、重罪の犯罪者から学んでいるとしか思えない。
ーーー
昨日、通勤の帰り道に車が私の目の前に急ブレーキで停まった。親しそうな顔をした中年の男が何か早口で話し始めた。
高校の同級生とテッキリ思ってしまい、立ちとまって相手の話を聞くことにした。財布とライターとネクタイピンの入った
木の箱を開けて、貰ってくれという。てっきり同級生が、それをくれると思って貰おうと手を差し出すと違う男なのだ。
その男が言うには、「いま、会社の創業祭が終わって、記念品を貰った。これから東京に帰るが、こんなものを貰っても
仕方が無いから地元の人にあげようと思う。丁度あげるにピタッリ人がいたので、ビール代を貰えれば彼方にあげたい。」
「タダなら貰うが、金は払う気は全く無い!」と言うと、顔色を一瞬変えて、そのまま行ってしまった。
こういう場面を何回か経験しているので、路上詐欺の手口の一つだろうと直感したが、未経験なら軽く引っかかるだろう。
それにしても、あの瞬間芸は迫力があった。交番に届けても仕方が無いが、あれでは引っかかっても仕方がない。
交番のお巡りさんは、こういう話も小ばかにしてしか聞かない。応対の言葉は聞かなくてもわかっている、
「実際被害にあったのですか?・・・」である。
ー検索で「詐欺師の手口」のHPに似たようなものがあったー
  (字数の関係でカット2008年7月23日)
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2004年07月23日(金)
 1207, 排除勧告
昨日の朝日新聞の一面トップが新潟市公共工事の談合の排除勧告の記事であった。このホームページでも何回か書いてきたが、
この国を取り仕切ってきたゼネコン・マフィアの一端が全国的に明らかにされる。公然と、このマフィア・システムを書いてきたが、
全国紙トップで露わにされたのだから、けっしてオーバーでないことが証明されたことになる。新潟県大成建設が仕切り役を
割り当てられていて、その下に地元の福田組、本間組、加賀田組の三社が組んで、重大犯罪を数十年ほぼ100?仕切ってきた。
民間工事でも何らかのカタチで談合がなされる。このマフィアに立ち向かうのが、施主としてのメインの仕事になるが、
その影が常に付きまとっていた。それに市や県の役人もつるんでくるから、このマフィア連中のシステムは深く張り巡らされている。
市や県の元幹部を、定年後こぞって営業に向い入れ、そのツテで犯罪を仕掛ける。それに自民党民主党などの政治家が、
利権と票を狙って入り込んでいる。そのシンジケートの基盤は確固たるものである。
彼らの利権の一端が、少し見えただけでしかない。 彼らの不気味なシンジケートが橋本派を扇の要として張り巡らされている。
何故ここまで検察が放置していたのか、不思議でたまらない。公正取引委員会も12年ぶりの勧告というから酷いものだ。
「歴代の下水道建設課長らが関与していた」と書いてあるが、検察が把握をしていなかった訳がない。この国はマフィア支配
という面でみると、イタリア以下に成り下がっている。それでも、今日も談合が何時ものように行われているのが現状だ。
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2003年07月23日(水)
840, プロジェクトー
 NHKTVのプロジェクト?がなかなか面白い内容だった。このシリーズは三回に一回は見ているが、昨夜はソニーのロボット犬
『アイボー』の開発プロジェクトのチームリダーとメンバーの苦労話であった。一つの商品の中に、多くのメンバーの思い人生と
エネルギーがぎっちりとつまっている。社長の井深大の『人の真似をするな!』が、ソニーの商品開発のコンセプトの
一つということは知っていたが、しかし現場の技術者にそれが貫かれていたのをみせつけられた。 
   ー字数の関係でカット(2008年7月23日) 
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2002年07月23日(火)
 465,流離(さすらい)のランチャー
ある長年サラリーマンを勤めている人から、彼らの昼飯をとることの大変さを聞いたことがある。
昼飯時は何処も混んでいる、それを同僚か誰かと探し歩いて食べる大変さ。
その気遣いだけでかなりのエネルギーを使うという。私の場合は、殆ど一人で11時45分に出る。
サラリーマンで混雑する直前に入ってしまうのだ。週5日のうち2日は回転寿司である。
今のランチは500円から300円以下になってきているという。マクドナルドのハンバーガーに缶コーヒーで
200円でも結構悪くない。昨夜家に帰ると家内が不思議そうな顔で、長岡の駅前のアルファー・ワンという
ホテルで、680円のバイキングに入ったという。12時少し前に入り13時まで自分達一組だけだったという。
値段も安いし、内容も良いし、店は大きいのに誰もいないのが不思議だという。
それとあの大量のバイキングの料理をどうするのだろうかと。新潟駅前で自分が行く店で少し遅れて入って、
ピーク時間に誰もいない事は月に1?2度出くわす。週一度の居酒屋の楽しみを欠かさない為に、節約の
一番のターゲットになる。ランチは一番に景気に左右する。流離のランチャーという言葉ももの悲しく聞こえてくる。
 不景気だ!
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2001年07月23日(月)
 [84] 北欧の印象
いま欧州各国の首都はインターネット化による合理化と、EC統一で本社機能がドイツのベルリンに移転、
本社の支店化や支店の撤退が進んで、合理化と人員削減による不況が進んでいるという。いずこの国も一緒と感じた。
ロシアの国境以外は完全オープンといった感だ。ただノルウエーだけは北海油田が発見された為、海陸資源が豊富な上に
石油の心配が無くなったためECに参加せず一国強気という。北欧とロシアは欧州の片田舎とい位置づけられている。 
北欧4国の各国の位置付けはスエーデン・デンマーク・ノルウエーの順で彼らはゲルマン民族で言葉もほぼ一緒。
フィンランドだけはハンガリー系のフン属で彼らは露骨な?差別意識があるようだ。何処も一緒か。常にロシアと
ドイツなどの外敵にさらされてきたという。どこも立憲君主の政治体制をとっている。また社会民主主義が進んでいる。
ノルウエーの学校制で考えさせられたのは小中9年間クラス換えがなく、先生も一緒。
一クラス20人のため先生は80人の生徒を見ることになり、責任を持って生徒を指導できるという。
虐めや差別は少なく、20人は一生の付き合いになる。
競争社会の日本でこれがそのまま良いかどうかわからないが、ヒントになることは確かだ!