* 冬季オリンピックは終わったが
 オリンピックの賑わいも、昨日まで。今日からは現実がまっている。
この商売は不景感がモロに伝わってくる。 実感は、「大津波が静かに荒れている!」というところか。 
狼少年ではないが、狼がいても今さら騒いでも仕方がないと、鍵をかけて家の中でジッとしている、という喩えか。
民主党、これで本当に大丈夫なのか? 革命ごっこはいいけど、社会と経済が壊れてしまえば、もともこうもない。

* 「津波と高波と高潮の違い」とは
「高波、大波」は、一般的な波で大きな波。「高潮」は、台風などで水面が盛り上がる現象。
気圧がさがる事によって、水が上に持ち上がる現象をいう。 カトリーナの被害はこれである。
津波」は、地震などによる海底の振動や隆起によって水が持ち上げられて起こる。持ち上がった水が周りに広がっていく現象。 
震源地の周囲が一様に一時的に水面が上昇、海岸線の海面が一気に上昇して、津などの内陸まで水が押し寄せる。
チリ地震のように地球の裏側まで到達することもある。「津波」と「高潮」は「水面が上昇する」という現象において同じ。
海底の隆起によって起こった水の盛り上がりは、当然元の水位に戻ろうとするので、津波による水位変化は一時的。
高潮は、気圧が上昇するまで続く。津波地震だけでなく土砂崩れで湾が一気に埋まってしまったりする場合にも起こる。
津波」が英語で「TSUNAMI」なのは、ハワイの日系人が「津波だ」と言ったことが語源とされている。
潮が一気に引いたのを見て、日系人が経験則から「津波がくる!」と避難を促したことが切っ掛けである。
チリ地震をきっかけに、数年前に起こったインド洋の津波の映像を幾つかiTuneでみた。
現在、100年に一度の恐慌という大津波が世界を襲っていることと重ねると、とんでもない事態がわかる。
まず日本に、そして欧州に、そして、中国に連鎖していくのだろうが。
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2888, 天地人と先祖
2009年03月02日(月)
 現在、「天地人」を日曜日の20時の連続ドラマで放送している。NHKの、このゴールデンタイムのドラマは
20年来見なかったが去年から観始めた。今年は地元越後の上杉家・家老の直江兼継が主人公で、先祖の縁があるので面白い。 
 堀井の家系は小父谷市近郊の片貝に、30代近く続いた総本家がある。4代前の祖先が江戸末期に長岡に出てきたと
子供の頃から聞いていた。その堀井家の総本家に父が亡くなる数年前に訪ねていったという。 
ご先祖様は上杉謙信が亡くなった後の起きた御家騒動御館の乱】で負けた影虎の家来で、その火中に小父谷郊外の片貝の
池津の村に落ちてきたという。その屋号が実家の池津屋の屋号になった由来である。 
その争いの勃発の場面が、昨夜の「天地人」にあった。 何か先祖の霊の目で見ているようで、微妙な感覚であった。 
直江兼継御館の乱の勝者の上杉影勝の家来。私の祖先は負けて小父谷の郊外に落ちた方。
 堀井を更にたどっていくと平家の落武者という。 堀井の姓を20数年前に図書館の電話帳を調べたら、
上越市と富山と岐阜県に堀井の姓が多かった。 それからみて、その元は平家の落人ということになる。
私が新潟で商売をしていることから、京都、岐阜の高山、富山、上越、小父谷、長岡、そして新潟と流れが続くことになる。
ちなみに合併前の旧長岡市の堀井の姓は7〜8軒しかなかった。新潟市内も数人しかいない。ドラマとしても影虎と影勝の
対立の場面は他人ごとではなかった。大筋以外は創作でしかないが、どちらサイドの感覚で観たらよいのかおかしな気持ち。  
次回が戦いの場面になる。
ー下書き後に分かったことだが、この随想日記で6年前の(3月01日)の、偶然に、先祖のルーツを取り上げていた。 
    面白いものだ。
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2524, 酒は涙か溜息か 
2008年03月02日(日)
「酒は憂さ晴らしに逆効果 」ー東大がラットで実験ー という記事が先日の地元紙に載っていた。
ーまずは、その内容をー
憂さ晴らしに酒を飲んでもむしろ逆効果?嫌なことを思い出した直後にアルコールを摂取すると、
かえってその記憶が強められることを松木則夫東京大教授(薬理学)らがラットの実験で見つけ、
28日までに米専門誌の電子版に発表した。人の場合なら、嫌なことを忘れようと酒を飲んで一時的に楽しくなっても、
翌日には楽しいことを忘れ、嫌な記憶が強く残ることを示しているという。松木教授は「酒を飲まずに、嫌な記憶に
楽しい記憶を上書きしてしまうのが良いのでは」と“しらふの気分転換”を勧めている。 実験で、かごに入れたラットに
電気ショックを与え、恐怖を学習させると、かごに入れただけで身をすくめて固まるようになる。
チームはいったん固まった直後のラットに飲酒相当のアルコールを注射した。
 その結果、注射しないラットと比べると、かごの中で固まり続ける時間が長くなった。
その効果は2週間続き、記憶が強くなったと判断されたという。(共同通信社
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以上だが、20年以上前になるが、ある取引先の営業の人に
「私は、不味い酒は飲まないことにしている。自棄酒とか、気分を紛らわせる酒は、ますます気分も体調も悪くする。
楽しい酒を選んで飲めば気分は更に良くなるが、その逆を金を出してすると逆効果になる。」と言われた。
そして、その日以来、忠実に守ってきた。
10年ほど前に、高校の同級生に「おい堀井、御前な?自室でな酒を飲んで、二日酔いをした経験をしたことがあるか?」
と言われ、そういう経験の記憶は殆どない。色々の挫折の末に独りで部屋に篭って飲みざるをえない酒の味を
言いたかったのだろう。そいうば私の好きな歌に古賀政男の「悲しい酒」がある。
1 酒は涙か 溜息か  心のうさの 捨てどころ   2 遠いえにしの かの人に  夜毎の夢の 切なさに
3 酒は涙か 溜息か  かなしい恋の 捨てどころ  4 忘れた筈の かの人に  のこる心を なんとしょう
 「かの人」を、「かの憂さ」、「恋」を「傷」と置き換えると、中小企業のオヤジや、サラリーマンの赤提の憂さ晴らしと
 同じになるか! これを歌っていると何とも面白く楽しくなるのは如何いうこと?  飲まなきゃ、やってられないことは
 よーく解るが!「しらふの気分転換」じゃ晴れないから飲むんじゃないか!ったく!! ってのが、おちか!
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2007年03月02日(金)
 2159, 閑話小題  (o_△_)oゴロン (o_ _)o.。o○グー オハヨ?
* 都知事選が面白くなった!*
 ・都知事選に前宮城県知事の浅野氏が立候補の意向を表明した。これで見ている分には面白くなってきた。
  石原知事は批判があるにしても、名知事である。少し変節したが許容範囲である。しかし浅野に代わるのも
  タイミング的に良いのかもしれない。二期で充分と言えなくもない。これで三月・四月の面白いイベントが一つ加わった!
  石原都知事も浅野氏が出てくるとは思ってなかっただろう。 一番手ごわい相手である。 浅野の方が勝ちそうな気がするが、
  実績からみて五分五分だろう。 首都圏の為にどちらが有効なのだろう?まあ、楽しみが一つ増えた! 
   浅野氏勝ったらゼネコンは一大事だろう。談合が更に厳しくなるからだ。
* 中国発、世界同時株安*
  この言葉は何処かで聞いたことがある。同じような題名の本の題名が数年前から本屋の平台に積んであった。
  今回の下げは地震に例えるならば、前振れの余震だろう。それが数度つづいた後に、本格的な大地震がくる。
  現在の世界経済は、一度清算をしなければならないところにきている。
  以前は、世界大戦というカタチで清算してきたが、それができなくなってきた。
  今は株や債権の暴落から大恐慌が発生、それがキッカケで破壊がおこなわれる。