民主党党首の鳩山が「友愛」の必要性について語ったところ、自民党などに失笑をかってしまった。
隣に「北朝鮮」というテロ国家があるのに、何が「友愛」だと等々・・・。
私が学生時代に住んでいた寮の先輩が軽井沢の「友愛山荘」のペアレント(管理人)をしていたこともあり、
何度かホステラーのアルバイトに行っていた。 そこが鳩山一族の政治団体「友愛の会」の経営する山荘で、
友愛思想について、何度か聞いたことがある。クーデンホフ・カレルギーの友愛思想は現在のEC(欧州連合共同体)
の根本思想で、自由と平等と博愛を目指す考え方である。フランス革命の自由・平等・博愛思想がバックにある。
ーネット辞書のウィキペデアによるとー
【『自由と人生』著者 クーデンホフ・カレルギー 1938 年刊 訳者 鳩山一郎 】に 友愛とは、上記「自由と人生」に
記されている友愛思想、友愛革命、友愛社会に則る考え方であるが、要は、自由と平等との対立を解消し、
克服するのが友愛主義であると記し、友愛の基本をフランス革命の友愛に依拠していると説明している。 
友愛という考え方は、宗教では、隣人愛、自愛、即他愛、等、広く一般的に知られておりますが、カレルギーは
フランス革命は、自由、平等、友愛を目標として起こりましたが、そこには自由の革命はありましたが
平等と友愛の革命はなく、しかも自由と平等は対立関係のままにされ、その上経済的平等は誰しも望むところですが
自由が存在しなければ全く価値のないもの」と、述べている。
 さらに自由放任の社会は経済的不平等、富の偏在、貧困の差をより大きくし、如何にして自由と平等の対立関係を
調和せしめるのか、カレルギーはこの対立解消のベースに友愛主義を提唱し、人々の間に具体的に浸透する方途として
友愛革命を掲げました。革命という言葉はともすればテロを想像されるかも知れませんが、カレルギーの説く革命は
力による革命でなく、人間一人ひとりの心の中における革命です。人々の心の中に友愛をうえつけ、或は人間本来の持つ
人類愛そのものを喚起することにより友愛は達成される革命である。 そして人の心の革命は暴力や強制力でなく、
相互に人間が人間としての人格の尊厳を尊重することであり、人間の生まれながらにして持つ権利であると説き、
その権利は国家や社会のすべての制度に優越するものだと説明しています。従って社会の政治や経済の諸制度も
この考え方をベースにしなければなりませんし、このような考え方に基づく友愛社会は友愛主義の理想であり、
心の革命のそれぞれの段階に従って少しずつ改善されて行くべきものであるという。
 ーー
以上だが、ネットで調べながら、学生時代を思い出した。 40年前のことだが懐かしい思い出である。
2度、パーティーの壁フラワーとして数人来て欲しいと言われて、酒に惹かれて音羽御殿に行ったことがある。
音羽の高台に中腹にある古めかしい屋敷で、鳩山薫(現在の鳩山兄弟の祖母)の姿を見たことがある。
当時は、偉いとか雲の上の人とかいう見上げる気持ちも無かったし、ああ、いる位であった。
要は、「一人ひとりが紳士淑女たれ。人類愛を持つ、互いを思いやる尊厳を大事にすること」である。
欧米的な近代思想の典型とも思われるが、均衡縮小していくには丁度良い思想かもしれない。

・・・・・・・・・
2622, 『12の口癖』 成功者たちの幸運を呼び込む言葉
2008年06月08日(日)
                 ー読書日記
ーまずは、「まえがき?人は言葉で評価される」よりー
 
銀座ママが見た日本のエリート1万人の秘密!!
「銀座という場所柄、お店にはいわゆる成功者」といわれる方々が数多くいらっしゃいます。
経営者、政治家、スポーツ選手、作家…その数は一万人を優に超え、どなたも溢れる魅力をお持ちです。
そして、その魅力が一番輝きを放つのは、口をついて出てくる言葉でした。 (中略)とくに、
何気なく話しているときに耳に残る口癖は、私を励まし、支えになってくれました。
そして、私はこの口癖こそが成功の秘密だと気づいたのです。」            
ー次に、その『12の口癖』