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先日のNHKの特番「未婚社会」をみたが、収入に対して女性がシビアな現状に驚いてしまった。。
長期停滞景気などの時代背景が、そうさせているのだろう。 最近は男性の収入も少ない。
平均収入が200万円の男性が一番多いが、女性が男性に望む最低年収は400万円。
20代の独身男性で年収400万円以上は4分の1しかいない。男の非正社員の既婚率は正社員の約2分の1。
30歳になっても、この時勢では給料が右上がりにはならないなら、互いにミスマッチになる。
セクハラを恐れて職場の女性に近付けない男性の声もあった。それなら男は自分の趣味に没頭するしかない。
女性の魅力も情報化で減少する。 法的に縛った現行の結婚制度に対する反対もあったが、頭でっかちの感も。
ドイツの新しい制度が紹介されていたが特徴として(1)減税あり、(2)お互いに貞操の法的義務なし、
(3)一方的に「結婚」を解消化が可能。 日本とは背景が違う。
未婚者増加の原因は「草食系男性の増加?」と、背景にワーキングプアの拡大がある。
いま、この国の若者の置かれている状況は深刻。 情報化社会も、結婚を躊躇する要因になっている。
・女性の立場からみれば、豊かな社会がTVなどを通して入ってくる。そうすれば「金のない男と苦労覚悟で
何で結婚しなければ?」と疑問を持つのも当然。
・男の立場からしても、「高慢な女性とワザワザ結婚するより、好きな趣味の世界を保っていたい」もの。
私たちの時代は、男は30歳まで、女は20歳半ばまで結婚するという世間的圧力があった。
しかし、現在では就職戦線が氷河期の中で、収入が大きな壁になっている。
渡辺淳一が昨日のモーニングショーで、草食系の現代の若者に対して「欲情の作法」を語っていた。
・心を込めずに褒めろ ・テスティングをしろ(触れ、誘え)・片っ端から口説け 等々。
いちいち真面目に考えずにチャンスをつくれということ。 しつこくする、のは違う。
一時代前なら当たり前のことが、現在では教訓になる。
男諸君、先日の週刊誌の見出しに「独身男は、9歳も早死にする」とあった。
理想が高いのは解るが、自分を見つめなおして見切りをつけなさい!ということ。
しないよりは良い。 いや、どうか? 過半数は破綻するから、どうともいえないか〜?