2007年01月29日(月)
2127, アパ・マンション/ホテルについて

          (o_ _)o.。o○グー   オハヨ〜
アパに関するこの文章は、一度書いたが間違えて消去してしまった。
再び書いていて、これはとんでもない大事件になる予感がした。
元々、建設関係者の間では、「アパの建物はコスト削減のため長期物件としての建設のつくりをしていない!」
というのは誰でも知っていたこと。たまたま偽装耐震という部分が露出しただけで、建物などに問題が山積みであった。
しかし、買う方も買う方である。    
ー『私は悪い不動産屋』(王様文庫)の中の一節を抜粋してみるー
 ー誰でも知っている、レンガ色のどこの町に行っても同じ外観だから、ああここにもあるのかと思うマンションがある。
なら大丈夫かというと答えはノーである。ここは採算至上主義をとっているので、業者はどこかで手抜きをしなくてならない。
この業者は地元を使うケースが多いが、どこで手抜きをされているか当事者でもよくわからない。
基本的に長期的な立場を一切無視している。見た目が同じならどの業者でもよいのである。
外観のデザインで客を集めるのは、ブランド・マンションの真髄ともいるがー
    −−    
しかしアパは決して悪いことだけではない。バブルの弾ける直前に過熱を判断して、殆んどの物件を売り逃げをしていた。
そして不動産が下がりきったところに、「4コウ戦略」で、今までとは違ったマンションを提供してきた戦略は素晴らしい。
4コウとは、より広い面積、より高感覚の(ファッション的な)内装と間取り、好感の持てる割安感のある価格、
効率のよい管理、である。それが受けて、全国紙に毎日のように大きな広告が見られるようになった。
しかし、あの「ヒューザー」と、このアパとどこが違うというのだろう。
耐震疑惑が表面化すれば、これまでの無理してきたアパの方が大きな問題が噴出するとみるのは当然である。 
私の経験からみて、「あの夫婦二人が耐震偽造を知らないわけがない!
何百棟の建物をつくってきて、二人が知らないことはあり得ないこと。    
設計図を元に施工図を書くが、それを見てないなど有りえない。その程度のことなど、関係者なら誰もが知っていること。
あるいはビルの二つか三つ造った事のある人なら誰でも知っている。あの女社長様、よくぞ涙など出して演技ができるものと・・」

私の会社に進出直後のアパ・東新潟マンションを買った人が働いている。
その評価は決して良くない!購入者は不満が鬱積しているという。 二月に入ると全国的にこの鬱積が爆発する可能性が大で、
ヒューザーなど問題にならないほどの大問題になるかどうか・・。 マンションは、投資物件の一つでしかない! 
権利書というのは客観的な相場物件でしかない。 その相場が、数ヶ月で暴落する可能性を含んでいる! 
東横インに関しても、以前から大きな問題ありと言ってきた。理由はリースバックの条件がある時点から負担できなくなるからだ。
あの条件では私の見立てでは7〜8年後が折り返し地点になるからだ。
だから、一棟あたりの平均年数を割らないように出店し続けないと赤字になる運命にある。
一見華やかのように見えるが、その実運転操業なのである。
(アパも似たりよったりであり、今年の国内最大の事件になる可能性を含んでいる。)
「夢を見ているお客に幻想を売るのがファッション・マンションの真髄である。」
 その夢が醒めたときの段差があまりにも大きい、これは!」(まあファッションとはそういうもの!)
「マンションをファッション感覚で買うとは!ドアフォ」と面と向かっていっても仕方ないが、無知はやはり悲しいものである。 
  あの夫婦の顔が年内に何十回、いやもっとうつし出されるだろうが、よ〜く一度、その視点で顔を見直してみれば、
   ここで書いたことの一端が解るはず ; ̄ー ̄A アセアセ・・・
                 (*^_^*)ノほんじゃ!
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