*景況感下げ幅 過去二番目
先日の日銀の短観によると、企業の景況感が石油危機以来下げ幅が21ポイントと過去二番目になった。
一日一日と景気が奈落に落ちるように悪化している。
ニュースや、ワイドショーなど、失業、倒産、節約などの話題一色、僅か三ヶ月で、世界が凍りついてしまった。
当然のことながら来年から大量倒産時代が到来し、それにともない大量失業者が溢れることになる。
世界恐慌は、20%の失業率というから、前年比7割になるというから、想像を遥かに超えた暗い社会になる。
長岡駅裏に、数ヶ月前から、ホームレスが三人、毎日のように座って酒を飲んだり、通行人に金をせびっている。
全国的に今後大量解雇が行なわれるというから、こういう姿が日常的になる。年金年齢に達したから、
仲間に入らなくて済むが・・・ こういうのが冗談では、無くなるのである。
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 *アメリカの金利が実質ゼロ!だと
ついに、アメリカが金利ゼロを打ち出した。
見方によっては、これで金利下げの最後のカードを出してしまい、次の手がうてないことでもある。
それだけ事態が切迫していることだが、私は、これが正解と同調する。
総額7000億ドルの公的資金活用を盛り込んだ金融安定化法で、急速に手元資金が流出しているGM、
クライスラー、フォードの救済に出すというが、半分の3500億ドルは、この法案では議会の承認が必要。
AIGなどで、これで3500億ドルを使い果たすことになり、万一、シティーあたりが、緊急資金が必要な場合、
承認を得られないで、倒産やむをえないというケースも出ることになる。
来年、アメリカがデフォルト(返済不能)になるか、新ドルに切り替え(旧ドル二ドルに対して、一ドルにする)て、
対外の借金を半分にする可能性もある。 アメリカのこれまでを見ていると、その可能性は十分ある。
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 *百貨店の商売モデルは終わったのか
大丸・松坂屋のトップが、『百貨店モデルは終わってしまった。情報に対する反応が全く鈍くなった』
という趣旨のことを発言しているのを知って、その正直さに驚いてしまった。 以前から言われてはいたことだが、
そのトップの発言だからこそである。 問屋、メーカーの商品を並べておくしか能がないのだから当たり前のことだ。
ユニクロのように、企業コンセプトの基に商品企画から販売までするチェーンに対して勝てる訳が無い。
ユニクロといえば、ロンドンの目抜き通りを歩いていて三軒もあった。H&Mなどと並んで店を出していれば
いやでも感覚が研ぎ澄まされる。そして情報が入ってくる。三越などもロン・パリにだしているじゃないか?
  仕入れじゃ駄目! 他にもあるし、情報が日本に瞬時に伝わらない。で、伊勢丹救済合併

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