2006年12月11日(月) 2078, 談合列島!

 (。^0^。)オッ(*^○^*)ハ〜
    「垂直に立つ!」
    これが「情報化社会」と、「非情報化社会」とを、分けるキーワードになる。
    「死が人生の終点」と信じる人の延長上と、「いまここに生きている今日明日の現実」と、
    ‘水平と垂直’との境目が[いまここ]である。人生に垂直も水平も、ハッキリした境があるわけがないが・・
     垂直とは何だろうか?  水平とは何だろうか? 水平とは、現実である。
     垂直とは、いまここの切り口から直感できる永遠である。そして、この瞬間の中にある澄んだ純粋性である。    
    以下の、異常な事態を考えるために、「垂直に立った」澄んだ視点で現在の三県・県知事逮捕を鳥瞰しながら考えてみる。    
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 先日のNHKニュースで、宮崎県知事の逮捕を受け、「日本は談合列島の様相を示してきた」と、アナウンサーがいっていた。
 そのニュースの中で、元ゼネコンの営業責任者が解説で、「スーパー・ゼネコンが談合を廃止、談合のプロが一線から排除され、
 それまでの犯罪システムが崩壊。県知事、市長の権力を利用した 集金、集票のゼネコン・マフィアの癒着が露出してきた」
 と、県知事・市長の犯罪システムを暴露していた。
 
     一ヶ月半で、県知事3人、市長2人が逮捕された。「次は何処と何処の知事」とマスコミ関係者の中では
     噂になっているという。これなら、「大部分の県知事が何らかのカタチで犯罪に手を染めている!」と、
     思わざるを得ない状況であり、これは極めて異常事態である。

このHPで何回も「ゼネコン・マフィアの犯罪」を辛辣に批判してきた。
そのゼネコン談合システムと、市長、県知事の選挙のための集金・集票システムが結びついていたのだ。
私自身、彼らに嘲笑されながら、掌の平で転がされてきたからこそ、いえることである。

    ソ連が崩壊したのと同じ原理が働きだしたのである。
    必要悪と黙認されて公然とした犯罪システムが情報化で、露出してしまったのだ。
    さらに利害と関係していない「大衆の方が知能レベルが格段と上」になってしまった。
    この逆転現象が根こそぎ社会変革を起こしているのである。

まだまだ、県知事や市長の逮捕は続くだろう。その尻尾は、公共事業の発注側提示に対する成約率である。
90?は何らかのカタチで、そのシステムが公然と働いている?と、みるのは当然のことである。
その成約率が大手新聞のトップ記事に上位からランキングされているから犯罪がどこで行われているか、一目瞭然である。
それをつかって当選してきた県知事が「ほぼ全員?」であるからだ。過去は決して消せない。来年もこの逮捕劇はつづくだろう。
特に市長の逮捕者が多く出るだろう。行政から司法への圧力がかからなければだが。

   マフィア・システムの崩壊の結果、ますます建設業界の不況は深刻になるだろう。
    しかし健全になるのだから、中長期的にみてよいことである。談合システムとは、権力者が永年つくり上げてきた体質である。
    専門分野で、それぞれの代議士がスペシャリストになる必然性はある。
    それは解るが、選挙資金の確保も切実な問題であるから、献金を搾り取る構図になりざるを得ないのだ。
    道路族とか、郵政族など見れば一目瞭然、頭と尻尾から腐ってくる。少しずつ良くはなってきているのが救いだが・・  
             (*^_^*)\バイバイ   
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