*毎日が薄氷の上

9月の半ばから、恐慌前夜の重い雰囲気である。
日経平均も、三ヶ月で40%以上も暴落、何と7600円まで下がってしまった。
ドルが95円、ユーロが120円。 世界はパニック寸前か、パニックに入っているのだろう。
この結果どうなるのか? 倒産の続出と、失業者の増加、そしてハイパーインフレと、食品の高騰である。
それで済めばよいが、数年以内に大小の半分以上の事業所が倒産、廃業だろう。
何か考えただけでゾッとする。それにしても、大津波、世界中を押し流しそうな勢いである。
ー以下は、一年前と現在の比較である。これからみると、まだまだ経済破壊は序盤ということが分かる。
 (2008年 10月22日現在)      
      2007年10月24日       2008年10月22日
ドル円         114.10             97.70
ユーロドル       1.42              1.27
ユーロ円       162.80            124.70
NYダウ       13,675            8,519
米国債(10年もの)  4.3%              3.5%
原油         87.10             67.48
金          757ドル            724ドル
日経         16000            8500
 ーーー

アクアラインが1000円に

私のゼミの一年後輩の松下さんが、《道路経済学》とかいう本を出版。その中で川崎市木更津市を結ぶ、
アクアラインの通過費を1000円とか、2000円に値下げをする運動を起こしていた。
ところが、数日前の新聞で自民党が景気喚起のため、1000円に値下げを決めたと報じていた。
三年ほど前に、彼から電話があり、「新潟市を活性するには如何したらよいか?」と相談して、
新幹線を日本海の海辺にある飛行場まで延長させて云々から、大和総研と共に会を開いた人である。
私が、案までで、それ以上深入りを拒否して、そのままになっていたが・・・
三ヶ月ほど前に彼から電話があり、民主党から参院の調査会に呼ばれ、意見を述べてきたと、
嬉しそうな声で話をしていたが、でも彼も良かっただろう。
 −−−

*台風の来ない年は珍しい

今年は、ほぼ日本の本土には台風が来なかった。 私が知る限り、あまりないことだ。
その代わり、金融崩壊と、それによる大津波が来つつあるのは皮肉だが。
これまで一度もなかった猪が近所に出没したり、この夏は庭でセミの声を聞かなかった。
(知人の庭では例年通り鳴いていたというが・・・・)

・・・・・・・・・・