2004年10月09日(土)
1285, 「北朝鮮人権法」

先日、何気なくニュースを見ていたら、アメリカで中国・北朝鮮に厳しい
北朝鮮人権法」が法案が可決、今後アメリカの政策はそれに従うという。
アメリカの法律を他国に適用しようという、アメリカの強引の内容であると、
解説で言っていた。これは北朝鮮にとって、宣戦布告を受けたと同じようなものである。
内容は
脱北者の保護を中国に要求する
アメリカ系「自由アジア放送」を一日4時間を12時間にする
・拉致された日本人・北朝鮮人の情報公示、彼等の本国への無条件帰還を認めなくければ、経済援助を認めない
北朝鮮の人権回復のために働く団体に年間200万ドルの資金提供、等々かなり刺激的なものだ。
 これでは、北朝鮮にとって大打撃になることは必定である。もっとも、当然といえば当然のことである。
日本も、これで今までの北朝鮮軟化政策を根本的に変えざるを得なくなるだろう。 今回の外務大臣の交代も、
かなり強硬派に変えたのも肯けた。先日の北朝鮮の「ミサイル威嚇」も、この法案に対するサインであった。
最近、北で大きな大爆発があったが、北の内部では何かが起こり始めているのは間違いない事実である。
これをキッカケとして、日本の世論も強行になっていくだろう。
それに対して、北が暴発する可能性もある。日本に対するテロや、ミサイルの再度上空に飛ばす可能性もある。
アメリカも、大統領選挙に対して有利にする為に、北に対して何かしてくる可能性もある。

・・・・・・・