2007年08月19日(日)
2329, この株価暴落の意味するもの
                   ヾ(´∀`o)+。才ノヽ…YΘ!!
この一ヶ月足らずで、株価が3000円近く、大よそ15?の下げは、やはり気になる。
アメリカの低所得者のローンの破綻や、アメリカ経済の疲弊、自民党参院の大敗、
近々に予測される衆院選挙と、その結果の混乱を先読みした結果である。
参院選挙以降から株価がジワジワ下がり始めて、ついに一昨日800円の暴落になった。

ところで立花隆の「ぼくの血となり肉となった500冊」で紹介されていたスティーブン.ローチ著『超大国の破綻』
(中央公論新社)の内容が、アメリカ経済の破綻が始まったのではないかと不安になる。
立花隆の本からの抜粋をしてみると・・・

−−−
目次には、
「もはやアメリカ経済は世界経済を支えられない」「ドルの暴落は必然的に起る」
「激突の道を走る世界経済/グローバリゼーションが生み出した世界的供給過剰/
 資産バブル破裂/かくてデフレは生じ、今後も続く」「情報革命は『失敗に終わった革命』」
「幻想をばらまく"ばら色のシナリオ」「景気二番底の危機に直面するアメリカ経済」がならぶ。

アメリカの経常赤字が、世界がかって見たこともないような規模にまでふくれ上がり
(二〇〇三年第一・四半期だけで五千四百五十億ドル)、これはアメリカのGDPの5・1%にあたり、
毎日・二十億ドル以上の資本流入がなければ埋め合わせがつかない。これまでは、アメリカ経済に幻想を持った、
あるいはアメリカ経済に頼る以外に行き所を失った、ヨーロッパあるいはアジア、中近東の資本が流れこんできて
それをまかなってきた (アメリカにとってはフりー・ランチ=ただメシ食い放題経済)。
しかし、このメカニズムは破綻寸前であり、破綻すると、世界経済のトータルな再調整が避けられない。

それは必然的に為替の再調整(すなわちドル大暴落)という形をとるということが説得力あるデータをもって示される。
(ただし、破綻がいつ起るかはわからない。日本の大地震と同じで、そう遠くない将来に起るのは確実だが、
いつになるかはわからない)。情報革命に関するくだりは、クールな筆が乱れて個人的な体験をいろいろ
書きつらねているが、ここがまた妙に生々しくて、アメリカ型情報社会の現実を知らせてくれるという意味でも面白い。
日本経済と中国経済もそれぞれ一章をさいて鋭利な分析をしてくれている。
−−ー

等々、読んでいると、もしかしたら、この株安と円高=ドル安は、その先駆けではないだろうかと考えてしまう。
現在の世界は、経済も、テロも、天災も、政局も何があっても不思議ではない事態。
身近で大地震が二度あり、今度は馬ウィルスで書き入れ時に売り上げが激減!
これで世界同時株安が進んだら不景気になる。特に地方は最初に影響を受ける。
この仕事は、それが直接敏感に影響してくるから、恐ろしいのである。
  自民党をここまで延命させてきた国民の民度が低すぎたということか!                   
                   ヾ(・ω・`)ノバイ
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