娘に贈る12の言葉 −5
投資家ジム・ロジャーズの言葉 −読書日記
ー8、汝自らを知ること。ー
・自分自身をよく知ってほしい
ソクラテスは「自分の無知を自覚して自分の魂を育んでいくよう」という
倫理的要求として、自らの行動上の標語としたと言われている。
もともとはスパルタのキロンの言葉といわれ「身の程を知れ」という意味だった。
投資で成功するには何をさておき、自分というものを解っていなくてはならない。
どんな時にも、冷静な判断をしなくてはならない。
そういう状況に自分がパニックになるかを知っていることが重要である。
人は自分の好きなことについてはうまくやることができる。
自分が最も好きなことを続けなさい。そうすれば成功をすることが出来る。
・人は群集心理にかられやすい
群衆から離れて冷静に状況を判断すべきである。
・パニックを起こしてはならない。心理学を学ぶべき。
マーケットで起こりやしヒステリック状況を冷静に判断すべきである。
解)命と同じぐらい大事な金を賭けるのだから、顕わな自分と直面する。
命を摩り減らすのは自明である。投機と投資を間違わないことだ。
幾ら投機で損をしたことか! 中国のバブル崩壊のパニックが何時起こるかである。
ヘッジもしておかなければならないことも確かだが。
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−9、変化を捉え、そして受け入れなさい。ー
・すべては変化していく。
世界は時とともに変化をしていき、それが重なったのが歴史である。
あるものにとっては開かれていくプロセスであり、あるものにとって閉ざされていくプロセスになる。
変化は触媒になりうる。大きな変化こそ大事なのである。大きな変化は十年単位、百年単位でおこるもの。
・需給の原理を覆したものはいない。
共産主義は需給に頑強に逆らってきた。需給の原理は経済の教科書の一ページにかいてある。
これに逆らったからソ連は崩壊した。
*上司と食事に出かける健全な理由などないし、ましてやのみに出かける理由など存在しない。
*毎晩のように同僚と飲みに出かけるのは辞めたほうがいい。君の上司はそんなことしない。
だからこそ、彼は上司なのだ。
解)現在の変化は、地球上の半数を占めるアジア人、その中でも中国に火がついたことと、
情報化の大波が世界を揺るがしている!と言ってよいだろう。
ナチ、ソ連など独裁国家がオリンピックを開催すると何年後に体制が崩壊する。
中国も、一度解体するのだろうか。 見ものである。
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