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2006年06月21日(水)
1905, グーグル Google −10
おっ w(゚Д゚)w ハァョ〜 ー読書日記
この本の一番重要な章は、この5章ではないだろうか。それほど、キーワード広告の意味は深いのである。
早速、グーグルのアドセンスにキーワード広告を投入してみたがアクセスがない!
お客の立場からのセンスが無いのだろうか?
この辺になると、21世紀の世界がハッキリ見えてくる。五章の要点を抜粋してみる。
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第五章 最大の価値基準となる「アテンション」
以前は検索エンジンは、ヤフーやAOL、MSNなどの総合ホームページのおまけツールとしてしか認識されてなかった。
だからGoogleも当初は「今さら検索エンジンじゃ、儲かるわけがない」とみられていた。
ところがグロスという男が、検索に使われるキーワードに大変な価値に気が付いたのである。
そしてこの価値をキーワード広告という広告モデルに昇華させたのである。
このキーワード広告はそれまでのダメなインターネット広告を一掃し、「良質な広告」としてクライアント、
ユーザーの双方から絶賛され、受け入れられた。そしてグロスのキーワード広告はこっそりとグーグルによって真似られ、
アドワーズという広告としてスタートした。
アドワーズはやはり巨大な収益を上げるようになって、一時の苦境から完全に脱し、
マイクロソフトやヤフー、インテルなどと肩を並べる巨大IT企業へと変貌した。
そしてアドワーズで急成長したグーグルは、2003年には新たに広告サービス「アドセンス」を投入した。
「アドセンス」は、個人のHPなどに広告を配信するサービスだ。
HPを持っている人がアドセンスに申し込むと、広告がグーグルから送られてくる。
その広告を自分のHPに貼り付けるように設定しておくだけで、広告は新しいものに自動的に更新される。
画面の端に比較的小さな文字で、「動画配信サービス」「クリエーターのお仕事情報」
といった広告が表示されている。これがアドセンスである。
こんな小さな広告が効果あるのかというが、これにグーグルの驚くべきノウハウがふんだんに使われている。
HPのコンテンツにあわせて、その内容と関連の高い広告を表示する仕組みになっている。
例えば、自動車について書かれたブログであれば、自動車のディーラーや自動車用品店の広告が表示される。
アジアンリゾートについての旅行マニアが書いたHPなら、バリやブーケットの格安ツアーの広告が表示されるわけだ。
この関連付けはグーグル得意の計算式によって全て行われて、人間の手は一切介してない。
驚くべきことに、この小さなアドセンス広告も圧倒的な広告効果を生み出した。
そして膨大な収益を、グーグルにもたらしたのである。
アドセンスは、アドワーズに近い売上高をあげているとみられる。
つづく
(*^ワ^*)iバイ
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