2006年06月10日(土)
1894, 不良のための読書術ー2
おっ w(゚Д゚)w ハァョ〜
「本は見た目だと!」という声も、心の奥から聞こえている。
文庫本は幾多出版された中で、単行本として生き残ったではないか。
「文庫本の中にこそ良い本が残っているのに、表装が良い本がよい本を
勧めるのはオカシイではないか?」というのも肯ける。
この本は若者向け、初心者向けの本として割り切ってみないと・・・
だからこそ鋭い切り口になっている。
=その面白そうなところを、筆者の方法で拾い書きをしてみた=
・ゴダール式読書法の基本とは
本を手に入れたら、適当のページを開いて、
20~30ページを読む。ただそれだけである。
読むページ数は決まってない。
小説の場合はやや長めに一章まるごととか。
短編だと一編丸ごと読む。
それで解らないのは著者か編集者が悪いと思う。
ここで一番難しいのは、その本の何処を読むかである。
どんな本も本文の一ページに力が入っているという法則がある。
これを「ツカミの法則」という。それと、実用書などでは、
巻末の索引から、関心のあるキーワードを探し出す。
30~40ページも読めば良い、くれぐれも全部読もうとは初めから思わないこと!
・本はタッチ・アンド・バイである。良いと思ったら買いである。
そんな時、本の値段を他のものと置き換えてみればよい。
コーヒー一杯500円と、文庫本。
居酒屋の突き出しとビールと、単行本。
専門書なら、ジーパンかウィスキー。
そう思えば、良書は安いものである。
・良い本は見てくれでわかる。
良い本は見た瞬間グッとくるものなのである。
本は見てくれでないと言うが、本は見てくれなのである。
よくない本に見てくれを良くしようとするわけが無い。
・読書は悦楽の狩猟と宝探しと思えば良い!
・本は全て辞書と思えば良い。
適当に見たいところを見ればよい。
・筆者が生み出した「擬似速読術」
*小説やエッセイを読むときには
「 」内の会話だけを読んで、他の文を無視する。
これは高校や大学入試のテクニックにも応用されているらしい。
*専門書や実用書を読むとき、
キーワードとなるような漢字とカタカナだけを拾い読みする。
1P全体を見ると何度も出てくる言葉である。それがキーワードである。
*一つの行の上のほうの10文字だけとか、まんなかへんの10文字だけを読んでいくもの。
これはどんな本にも応用できる。
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一箇所に拘らないで、まずは鳥瞰せよ!ということ。
鷲になって獲物を探すように本をみればよい!
i (ω・`) bai
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