2002年05月14日(火)
406, 倒産の後先ー2 -失敗の条件

倒産にもいろいろある。特に自分で事業を立ち上げて失敗するケースである。
実際経験しなくては解らないのが経営である。早くいえば、実際は博打に似ている。
博打は多くは場数を踏まないと上達しない。遵って、経営管理と経営は全く別物である。

経営に無知?の社長が大手の幹部を社長にスカウト。そこまではよい、経営を全面的に任せる?
その間違いという事に気づかないケースが身近にあった。
「飾り」ならいいが、あるいは叩き上げならまだよい。
それをカバーするには、準備を何処まで周到にできるかにかかっている。

自分が22年前、今の事業を立ち上げた時、「500?の成功確立」が、自分の信念の中にあった。
そしてそれだけの準備を、15年間ー19歳よりーかけてきた。
その15年の中身は誰もわからない。そして表面を見て「運」と思ってしまう。

ある人と飲んだ時、かなり深酒の後、ふと横を見ると私の顔を不思議そうな眼でじっと見ていた。
「何でこんな奴が、事業の創業ができるの?」 何処でも捨てるほど失敗事例がある。
起業、起業と最近いわれるが、そう甘いものでない。 それだけの充分の準備が必要だ、それも周到の。

もう先年亡くなったが、以前地銀の次長として長岡の店にいた人が、支店長として私の会社の取引店に栄転できた。
いうことがずばり「たまたま上手くいったの?それとも周到の計画の上で?」
たまたま上手くいった奴と、勝手に決め付ける人よりよいが。

失敗した人はいっぱいいるが、彼らは「たまたま失敗した、運が悪いだけだ!」と思っている。
その上に、失敗の共通点は、私生活が崩れる場合が多い。
打つ買う飲むに溺れてしまう。自己管理ができない人が、経営管理ができるわけがない。

二代目では、変化対応ができないで失敗するケースが多い。
青年会議所のトップ?になってるが、自分の会社は潰れそう。
それと商工会議所の部会長とか?あの街、この街の現在進行形?のパターン!

ゼネコンとか集り政治家に煽てられ、再開発とか。
何処かの街の話だが、厚生会館をつぶし2Fの大駐車場を造ればよいのに地下駐車場を数十億かけつくり、
一台あたり20万~50万で、できるのに確か??00万の経費をかけ、地下駐車場を再開発。
こういうのをマフィアという。利権の為の犯?的行為だからだ。
一桁の差でもありえないのに、二桁は歴史に残る話だ。

その??人形に使われて、娑婆はだから面白い!少し問題がずれた。
潰れるまでに、こういう体質を永年かけてつくっている。会社は一瞬にして潰れるが、
しかし反面まともに?経営をしていれば、そう簡単には潰れない。

経営に向かない人が成り行きや、立場上なってしまう。
他人のことでないかもしれないが! 明日はわが身か?

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