2003年04月09日(水)
735, ホームページを開いて二年

このホームページを開いてあと一ヶ月足らずで二年になる。
旅行以外は随想日記を一日も欠かさなかった。脳内の何パーセントを汲みだした感覚である。

その時その時の興味が移り変わっていくのもわかる。
 お笑いであったり、癒し系であったり、人間観察であったりだ。
・何事も三年である、あと一年は今のペースは続けるつもりである。
 随想テーマ日記の千項目がもう一つの目安だ。
・毎日書き続けるとネタ不足になるが、それが外部の情報収集の動機になる。
 公開をして第三者の目を意識をして書くことで、自己コントロールをするようになった。
・書き続けること、改善し続けることで自己の外部化をしていることになっている。

 毎日文章を書き続けることは大変である。
「今日飯食って、会社に行って、テレビを見て寝た」という内容なら如何といことないが、
テーマをみつけて筋の通った?文章にするにはエネルギーをつかう。
考える時間を入れると、2〜3時間ぐらいはかかる。
その危なさが面白いと感じるから、続けることができるのだが。

 一人で、机の中の日記帳にこれをやろうとしても無理である。
三者に対する意識があるから続けることができるのだ。
なんで毎日書き続けるのかという疑問があるが、誰のために書いているのではなく、
自分のために書いているだけだ。読み返していると結構自分を鏡でみているようで面白い。
ハッキリいって見る人が見たらバカじゃないのかと思うだろが、これが自分でしかないのも事実である。

参考の為に一年前に書いた「テーマ日記」を書き始めて一年
ー1・2をコピーしておきます。
ーこうしてあらためて読んでみると、今も一年前も考えることは
ほとんど変わらないものだ。今のままの自分がいる。

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「テーマ日記」を書き始めて一年   
    −1ー2002・05・22)
あと一ヶ月でホームページに「テーマ日記」を書き始めて一年になる。
旅行を除けば一日も欠かさないで書いた。何処までやれるか自身との闘いで始めた。
あまり苦しい事はなかったが、しかし気をとられたことは事実である。

気がついたら、370以上の文章を書いた事になる。よく書いたものだが、内容はこんなもの。
あと1〜2年つづけたら殆ど内面を、いや底を尽くのではないか。
その後で底から真水が出てくるのではないか。今現在もう底を突いているのではとは思えないでもないが。

テーマの種が尽き始めた事は事実だ。
大した事を考えてない自分が顕わになった。
本気になって第三者を意識して書き出して、プロの文筆家の能力に
今更驚かされる。それで食べているのだから当然といえば当然だが。

書くということと、内面で考える事とあまり違いはない。
内面を赤裸々に顕してしまう。
毎日書き続け公開していることは、とんでもない事かもしれない。

しかし今更そういう生き方をしてきて(^^ゞ−(;一_一)(+_+)(-_-;)
ー恥ずかしいことはない。
どうしても過去の事考えたことに偏ってしまう。
人生の7割生きたのだから仕方ない。自分史そのものだ。
自分史の先取りだが、自分史は早いほどいいという。

2002/05/23
「テーマ日記を書き始めて一年   ー2ー

ホームページ上のテーマ随想日記は、非常に有効だ。
一年書き続けて、毎日それなりにチャンとテーマが出てくる。
10日に一度くらいが、まったく思いつかない状態になるが、
それでも、その状態の中でも湧くように出てくる。

書き続けることが、大事である。
「一ヶ月で、千項目テーマをあげて文章を書け」といわれても絶対に不可能だ。
しかし毎日一項目書き続けることは不可能でない。
その習慣をつければ、何とか千項目書けるのではないか。あと二年近くかかるが。
それさえ作っておけば、自分のデータベースになる。
大テーマを立ちあげた時に、それぞれの大テーマに合わせて、それを組み替えればよい。

書いているうちにコツが解ってくる。新幹線の中とか、散歩の時間にそれを集中する。
またどういう訳か集中できるのだ。

この時間の集中の積み重ねが、膨大のデーター化になる。
またテーマを考えることと、テーマに対し色々言葉を組み合わせる作業が
考えを深める。内容に対しては、それぞれ批判があると思うが、
その時点の自分の自然に出てきたテーマと内容なので、これ以上でも以下でもない。

書き続けるポイントは「ギブ・アンド・ギブ」である。
そうでなくては、続けられない。今までの自分の持っている経験・知識を全て吐き出し、
現在、得た情報をそのまま出し続けなくてはならない。
しかしそれを実行していると、他のホームページのそれが良く理解できるからだ。

そうする事が、逆に自分の為になるからだ。仏教の布施、キリスト教のボランティアみたいに。
それをすることで、他のページのそれが解ってきた。自分が入れたエネルギーの数十倍、
いや数百倍が入っている事が、理解できるようになったからだ。それもギブアンドギブで。

そうしていれば、相手の内容を見る目が違ってくる。
また謙虚な眼で、それを見ることができるようになってくる。
またその時々のメルクマールにもなる。時間が経つにつれて、自分の考えもどんどん変化していく。
その変化した視点で、過去の自分の考えを見つめ直すこともできる。

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