2005年03月11日(金)
1438, BOSEのステレオ

先週の店舗ショーのあるブースで立ちすくんでしまった。
今まで聞いたことのない生演奏のような音楽がコンポから聞こえてきたのだ。
立体的な音響効果がきいた上に、それぞれの楽器が分かれて聞こえてくるようであった。
(好きな人なら、格別取り立てる音ではないだろうが、音の世界には全く無粋な人間の話である)
看板を見ると「BOSE」という名前が目に入ってきた。
立ち止まって聞いていると、セールスの人が話しかけてきた。
  
 その内容をリアルに再現してみる
ー凄い音でしょう!
これこそ音響マニアが百万円以上をかけて部屋に音響機器をセットした音です。
誰もここで‘信じられない’と立ちすくんでしまいます。
新商品で、まだ一般には売られていません。

コンサートの音を解析したボーズ博士がある発見をした。
その研究から解ったことは、楽器からリスナーに届く直接音は10?。
残りはまわりの壁、天井に反射して到達する間接音であること。
間接音が音の暖かさ、臨場感、豊かさを認識させる大事な役割があるとわかった。
この発見からスピカーで20世紀最大といわれるモデルが誕生した。
その理論を発展したのが、この小さなステレオです。

全面左右に二個。 側面の両側に二個。
後ろの両側に二個。合計六個の中高音スピーカーを配置してあり、
間接音と直接音を理論の通り配置してあります。

その音は後ろは後ろと、その方向にそのまま直線的に流れ、壁に向かって反響してきます。
また、それぞれのスピーカーを専用アンプで別々にドライブさせてある贅沢な
方式がこの音を出しているのです。

これなら、マニアが凝りに凝った音響機器と部屋で聞くと同じ音楽が素人でも聞けるのです。
だから、貴方だけでなく誰もが立ちすくんでしまうのです。
ーー
以上が、その中年の担当のトーク?の内容である。
それをリアルに憶えているのは、「信じられない」音であったからだ。
以下は、BOSE社のHPの会社概要のコピーです。                                                                   ーつづく

かなえるために歩みつづける会社です。人間は「音楽を聴いてくつろぐ」といった
いつまでも変わらない欲求を持っています。BOSEではその欲求を満たすために
「自然に聴こえる音楽の再生」を最大の使命と考えています。

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