2005年02月28日(月)
1427, 3つの部屋の物語ー2
迷ったときは運命を信じなさい−4( 創作ー未来の部屋 )
ー10年後の私との対話ー

10年後の私は、69歳である。光輝いているので、はっきり見ることができないが、
 確かに10年の年月を感じることが出来る。

10年後の私が話しかけてきた。
「10年前に、考え行動した小さな積みあげた姿が現在の私です。
実は貴方は10年後の私と話しているのではないのです。
今現在という永遠の世界の中にある自分と話しているのです。
毎日、この部屋に来て私と話している時間は、
目先に囚われている自分から一歩外の永遠の中に来ているのです。
ここに来ることが貴方を癒し、その時々の自分を導いてくれます。
気楽に毎日この部屋に来て、他の二人とも話すことです。
そして「他の二つの部屋」にも立ち寄ってください。必ず貴方は変わるはずです。」

10年後の自分と話をしていると、深い光の空中を漂っているような感覚になる。
そして、自分の羽織っていた薄い透明な布を私にかけてくれた。
その瞬間、10年後の私になっていた。 目の前に私が座っていた。
この私を連れ出して10年後の私の目で現在を見たくなった。
そこで、彼?と2005年に戻ってみることにした。

ー「おい、お前!何をしているのだ」と、まずこの男に声をかけたい。
やるべきことは実行していると信じているが、その根本から疑ってみようしていない。
まず教えてやりたいのは「時代がどのように変化しているかを、もっと真剣に考えるべきである」
ということである。

少し助言を与えよう。
ー昨年から書き込み始めた「10年日記」の2014年の空間に、私の言葉を書き込みなさい。
十年後の私が書いていると想像しながら書くのです。
書き連ねているうちに、私のいいたい事が自然に出てきます。
その重なりの中で、これからの行き方を指導するようになります。
毎日、私たちの部屋に来て会話をしていると、
その日記がスラスラ書けるようになるのです。                 
                     つづく
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