2006年02月25日(土)
1789, おやじ、ありがとう ヽ(★>з<)。o○[ォハヨ]○o
               ー 読書日記

母親は家を象徴しているが、父親は社会の象徴になる。
母親に対する思いの本は数多あるが、父親に対する思いの本は数少ない。
男にとって父親は煙たく、恐い存在であリ、人生の乗り越えなくては
ならない大きな壁でもある。私にとって父親は最大の恩人であり、教師であった。

この世で私を誰よりも愛してくれたのは、間違いなく父親であリ、次に母親である。
故人も含めて一人だけお礼の言葉を残すとしたら、「おやじ、ありがとう」である。
                 人´Д`*)ありがとぉ☆                  
     母親の夢は見ても、父親の夢はその数十分の一しかみない。
     でも、この世に生まれて一番恵まれたのは「父親」であると
     確信をもっていえるのが幸せある。男が父親を語るとは、自分自身を語ることにもなる。
     父親を否定するほど惨めなことはない。 自己否定になるからだ。
親元を離れて初めて両親の愛情を感じるものである。
私の父親に関しての思いは、この随想日記で何回か書いてきた。
「商売が好きで好きでたまらない」が、父の姿であった。
仕事が好きかどうかがプロとして一流化どうかの分岐点だろう。
     父は、戦前、戦中、戦後と時代の変化に従って事業を変えていった。
     父親の姿を見ていて仕事の厳しさと人生を学んだ。
     特にお金の哲学は家訓的に叩き込まれた。それにしては  ??

・仕事を楽しむべし!
・人間を選んで付き合え!
質実剛健の生活を忘れるな
・小金をつかうな!大金を使え
・肩書きを求めるな、実利でいけ
・変化をみて、思い切った変身をすべし
 その為に情報に敏感であれ!
・人間は、まず疑ってかかれ!

以下は、検索で調べた内容の紹介である。
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週刊現代の人気連載が1冊に! 有名人80人が登場(写真・インタビュー構成)

有名人が、父親との思い出を1ページの文章と昔の家族写真で綴ってある。
息子・娘に対する関わり方、自分の人生との向き合い方、
奥さん(ときにはそれ以外の女性)との接し方、息子・娘はそれらに
どう反応したか(あるいは影響されなかったか)など、家庭によって、
また時代によって異なる千差万別のドラマが描かれています。

それほど道徳的でもなく、また恨み辛みがむき出しにもなっていない、
どちらかというと平坦な文章が多いが、それ故に一つの家庭を四苦八苦しつつ
運営している身にとって共感することを随所に見出せる。
一人でも、みんなが集まるリビングでも、少し時間ができたときに
何ページかめくってみたくなる暖かい本である。

執筆者に同年代の人が多いせいもあり、同窓会で久々にあった友人と
「おまえのオヤジ、どうしてる(どうなった)?」
と話しているかのような気持ちにもさせてくれる

            ー さようなら ε(´',_c')зβyё
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