2002年02月06日(水)
323,ある時間の断片-1

ロッコマラケシュで、
夜半ホテルより馬車に乗り中心街の「ジャマ・エル・フナ広場」に行った時の話。
4人のりの馬車に一緒にのったのが、同じグループの母娘であった。
母親は少し初老性のボケ?が入っていたか、もしくは「元お姫様」
ではという感じの品のよい人で、一人興奮してか話しまくっていた。

その話しが面白い!といって今回の観光のピークの場面。
その街の景色が素晴らしいのに、どっちに気持ちを集中してよいのか本当に迷ってしまった。
世界的に知られている「マラケシュの街並み」も素晴らしいが、その人の話しも面白いのだ!
私はマラケシュの街並みの方をとる。それは座る場所で決まるのだ。
家内はその話の聞き役をとった為、街並みは殆ど見れなかったという。

その内容とは
ー自分の亭主は日航の機長であった。以前羽田で精神症で大事故をおこした?機長と同期。
実を言うと自分の亭主が高所恐怖症。誰も知らない秘密を私だけがしっていた。
「屋根の修理で震えていた」のを見てしまった。
本人に聞いたら「実をいうとそうだ!」と答えた。
こういう話がそのベストタイムに続くのだ、よりにもよってその時間に!
そのTPOSで聞くから、その話が更に面白い!家内は笑いっぱなし!
それに劣らず、その夜景が素晴らしい。
まさしく小説の世界、いや映画の世界といってよかった。

同行の娘が傍でハラハラしているのが、手に取るようにわかる。
母の世話に全神経を帰国するまで使っていた。
  ネタはツキマセン! このての話しなら!

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