(。´_`)ノおはぁ。

   地元の大手の中越運送社長が昨日の日経新聞新潟県内版の
   インタビューで語った「新潟県の物流の現状」が注目すべき内容だった。
   貨物量の動きが、そのまま景気の動きを表すが、

    何処も同じ秋の空である。
  ーまずは箇条書きにまとめてみるー
・足元の景気と言えば、年末でも、これまでのような活気はない。
・住宅着工の遅れで、建設資材が動かないうえに、原油高のせいか人々は
 買い物には行かなくなっており、百貨店も人が少ない。
・かっては9月から年末年始にかけて越冬需要でモノが大きく動いたが、
 今は通常の月と変わらない。
中越沖地震の影響で消費は減り、復興需要があったのは特定の業界だけ
 昨年は上半期から低迷し、9月以降はめっきりダメで、12月に入ってから
 目に見えて落ち込んだ。12月20日でしめた決算も非常に悪い。
 年末年始もこの流れがつづく。
・いまは企業によって、二極化している。大手、とくに輸出を手がける企業は
 世界の運賃の高騰に水準を合わせて上げているが、一方中小はなかなか
 値上げは出来ない。うちで運賃があわないのに、下請けはもっとあわないはず。
・新潟での海外の荷物のほとんどは中国からの輸入。新潟で待っていても、
 仕事は殆ど取れない。中国の仕事を入り口で取る体制を整える。 
 日本郵政との競合はどうなるか分らない状態だ。
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   以上だが、どの業界も厳しさという面で、ホボ同じことがいえる。

   ところで、運送のコスト構造は、人件費が6〜7割、燃料が2割。
  (ちなみに当業態のホテルは、人件費が三割、燃費は一割)
   2005年度になるが、その4年前の6割に貨物量が減ったという。
   中越沖地震から県内の動きは更に10?は減ったからこの5〜6年で
   半分ということになる。これでは運送業界だけでなく、県全体は壊滅に
   近いだろう。そして、今年は更に落ち込みが見込まれるというから、
   一足先に恐慌が来ていると言っても過言ではない。
   しかし、事業者の数は中小がジワジワ増えているというから、
   悲鳴をあげるのも分かる。
     何処も同じであるが、それにしても酷い状態である。
                   ヾ(@⌒ー⌒@)ノ マタ!
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