* 私の住みたい社会       
 雑誌に、私の現在の生活に似た生活を理想とするレポートがあった。
リタイアをし、年金生活に入って5年余り、隠居という身になっても、修行僧?
のような真面目なスケジュールに慣れ親しんでいるためか、思いの他、不自由も
肩身の狭い思いもない。この生活習慣が、著者の「住んでみたい社会」の生活に
近いから驚いた。4時に起床、この随想日記を書き上げ、ネットにアップした
6時過ぎに(冬期間を除いた)ほぼ毎日、一時間、電動アシスト自転車でミニ・
サイクリングに出る。200M先の栖吉川の土手と、バイパスと、信濃川・土手で
コースの9割以上を占めていて、ポタリングには、これ以上ない快適なコース。
これに午後1時から2時間、近くのSC内のスポーツジムに週5日通っている。
他に週1回のシネマ通いと、月に1回の飲み会を入れれば、もう十分満足である。 
≪   ☆「私の住みたい社会」 青山文平: 
「どんな社会に住みたいか」と問われたら、私は迷わず、「オカネがなくても
楽しめる社会」と答えます。オカネがたくさんある方と、そうでない方とでは、
どっちが多いかといえば、そうでない方のほうと思えるので、社会が「オカネが
なくても楽しめる社会」になれば、誰にとっても楽しい社会になるでしょう。
 しかも、オカネがなくても味わえる楽しみというのは、けっして我慢した
楽しみではなく、けっこう奥深いのです。むしろ、オカネを使って味わう楽しみ
よりも深いかもしれません。 たとえば、もしもいま住んでいる町がすごく歩い
て快い町で、毎日散歩してもぜんぜん飽きないとします。その日々の散歩は、
年に数回行く海外旅行よりも楽しみの深度が深くて、つまりは贅沢であると
言えないでしょうか。そういう町を多く抱く社会はまちがいなく、「オカネが
なくても楽しめる社会」でしょう。
 私は散歩もよくしますが、自転車に乗るのも好きです。気に入った自転車
さえ手に入れれば、あとはほとんどオカネのかからない楽しみですが、残念
ながら、私の暮らしている地域に、自転車で走って気持ちいい景観を待つ道は
数えるほどしかありません。昔、仕事でスコットランドや北イタリアに行った
ときは溜め息が出ました。どこをクルマで走っても、全域、自転車好きなら
よだれが出そうな道ばかりなのです。 ちなみに欧州では、日本ではすっかり
下火になってロードバイクに取って代わられた、クルマで言えばジーブタイプ
のマウンテンバイクもいまだに人気です。マウンテンバイクで走って楽しい
シングルトラックなどの道が、遠征などしなくとも、毎ヨ暮らしている町の
かたわらにあるからです。自転車造びが楽しいかどうかは道しだい。
自転車はいい道を楽しむ遊びであって、マウンテンバイクの不人気はそういう
道がないことを表しているのです。 ・・(中略)
「オカネがなくても楽しめる」遊びが、逆に消費を拡大させるかもしれません。
いま求められている遊びは、そういう深い遊びのような気がします。欧州には
キャナル.ツアー」という楽しみがあります。実は、欧州には網の目のように
運河が張り巡らされていて、その運河を使うだけで地中海から北海へ抜ける
ことが可能なのです。けっしてカネモチの遊びではなく、定年退職者の夫婦が、
キッチン・ベヅド付きの中古のボートがあれば、あと必要なのは燃料費と、
家にいてもかかる毎日の食費だけです。これまた、「カネがなくても楽しめる」
深い遊びなのです。そういう社会に私は住みたいのですが、いまの日本は、
さて、どうでしょうか。≫
▼ 一月あたり6000円のスポーツジムに、週一のシネマ館通いで月に5000円、
 月に一度の飲み会が10000円、読書の本題は近くの図書館が主で、ほぼゼロ。
毎朝のミニ・サイクリングがゼロ。パソコンとTV代が10000円で、酒と肴で
20000円で、大よそ合計5万円が、月あたりのお遊び代。これが「オカネが
なくても楽しんでいる生活」かどうか分からないが、満足をしている。
 振返ってみて、仕残してしまった悔いが少ないためか、遊ぶ金が欲しい、
何かが欲しいと思わないでいられるのが有難い。それぞれの時節に、充分
楽しんでいたのが大きい。家内の厚生年金受給が、こうなると大きい。
  〜で、以下の文章に、続いていく。
・・・・・・
5198,ライフサイクルより、ライフコースへ 〜1
2015年06月08日(月)
  * 多様に選択される人生 
 ライフスタイルの一つに、10年節や、女7年、男8年、節目節がある。
その視点、振り返ると、思い当たる節がある。ところが、現在では多様な人生が
あたり前になって、それぞれのライフコースという概念に取って代わってきた。
 『本当にわかる社会学』現代位相研究所著の中で次のような論説があった。
≪ 社会学で、ライフコースという概念がライフサイクルという概念を置換する
 形で用いられるようになった背景には、個人の人生の軌跡の多様性への認識が
あるとされている。ライフサイクルを「だれも同じように人生の道筋をたどれる
こと、ある一つのライフコース・パターンが高い頻度で再生産されること」とし、
ライフコースがライフサイクルに取って代わられるようになったのは、みなが
同じような人生を送る社会からいろいろな人生を送る社会へと発展的に進化した
ためであるとする。主として生物学および心理学で発展してきたライフサイクル
研究は,生物としての人間が一生のうちに示すある範囲内での規則的な推移を
考察し,人々の人生を横断する共通の特徴に着目してきた。他方,個人の生活を
取り巻く社会的歴史的文脈を重視する社会学的視点が生かされたライフコース
研究では,個々人の人生の多様性が強調されてきたのである。しかし,20 世紀
後半に入ってライフコースの社会学が多様性の研究に大きく舵を切り、今や
ライフサイクルは古い概念であるかのごとく扱われるようになった。ーつづく≫
 息子2人と甥っ子を加えた9人のうち、3人が独身。あまり独身が不自然でない。
ライフステージ、ライフサイクル、ライフコースの意味をネット検索をすると、
◎ ライフステージlife stage
 個人の一生の発達過程にみられる諸段階。人間の発達には生物的・生理的側面,
 心理的側面とともに社会的側面があり,これらの相互作用を重視しつつも,
 とりわけ社会的側面の発達段階に焦点が当てられる。具体的には,個人の地位・
 役割の大きな変化と段階移行に着目して段階設定がなされることが多い。
◎ ライフサイクルlife cycle
 生命体の一生にみられる規則的変化のパターンをいう。人間のライフサイクル
 においては,出生から死に至るまでの生命現象とともに,学校への入学や卒業,
 就職,結婚などの生活現象にみられる節目や変化パターンが重要な意味をもつ。
 近年では,人々の価値意識やライフスタイルの多様化とともに,ライフサイクル
 概念が前提とする平均的・標準的パターンを設定することには無理があるとの
 批判もなされるようになった。
◎ ライフコースlife course
 社会的存在としての個人の生涯にわたる加齢過程をいう。ライフコース研究
 では,個人の地位・役割のありようと時間的経過のなかでのその変遷,そして
 これに変化をもたらすような社会的・個人的出来事が関心の焦点となる。
 ライフコース研究が登場した背景には,非歴史的なライフサイクル研究の限界を
 超え,個人の生活史と社会の歴史のダイナミックな相互影響関係を捉えよう
 という研究意図があった。
ライフステージの背景の「時流」が、大きくライフステージを左右する。
私のように終戦直後から復興過程を経て、高度経済成長期と、その崩壊期を
生きた者にとって、この3つが鮮明に浮かび上がってくる。
・・・・・・
4833,「事業人生を決心して45年」の語り直しー11
2014年06月08日(日)
   * 創業? 実は、そんな格好いいものでなく、半狂乱!
 あなたが転機に立たされて何か新事業の創業の課題を与えられたとして、
何が考えられるだろう? 具体的には、何も思いつかないのが実際だろう。
そこで、幼児から、その時点までの自分が経験してきた中で、大きは時流に
対し、何か材料を探し、新たな装いをするしかない。それまで、顧客として
何を経験してきただろうか? そう、学生時代に池袋駅の居酒屋と、その後の
勤務先のスーパーの経験と、その近くの飲食店と居酒屋くらい。対象の物件の
道路を隔てた膨大の空地に、近々に5百世帯の団地が計画されている。
それなら、その小判鮫の商店が必要。とすると、テナントビルと、その一角
での手堅い商売。しかし、ノウハウは無い。ならば、それを買えば良い。
そのためには、フランチャイズに加盟すれば良い。で、問題は、その選定。
失敗は、状況から許されない。それも、父の余命が一年での、調査になった。
「第一の協力者の連添いを、真剣に探しておくべきだった!」という後悔も、
先に立たず。とにもかくにも、適切なフランチャイズの本部巡り。
 で、見つけたのが、当時、国内最大レベルの居酒屋チェーンの『養老乃滝』。
さっそく、説明会に参加したが、「駅前立地が基本。郊外型立地は皆無だが、
これからは郊外の時代、非常に面白い立地、是非とも組みたい!」と、乗り気。
考えあぐねた末に、思い切って参加することにした。その具体的内容を13年前
に書いたのを、コピペをしたが、今でも、あのパニックを鮮明に憶えている。 
人間、何事も忘れるから、勇敢になれる。知らないからこそ出来ることがある。
二ヶ月前まで、全く知らなかった家内との結婚。商業ビルの完成。そして、
二ヶ月も経験してない、チェーンの居酒屋の立ち上げ。 その直前には、
最大の後楯だった父の死の中の創業は、極限の事態に自分を置くことになる。
顔は平静だが、気持ちは半狂乱。創業とは、半狂乱というより、狂乱状態で
なければ、出来はしない。それも血だらけで。その傷口が、その人にとって
の事業。それも1〜2年もすれば、その状況を自ら受け入れ、それに見合う
ようになっている。 当時の飲食業界も、逆境の人たちが集まる、
気違い水を飲ませる異様な世界。千葉といえば、首都圏をアメリカに喩えると、
未開の荒野の西部。 江戸っ子にとっては、地方出身者の田舎者も吹き溜りの
地と、一段下に見られていた。そこは、土木作業員や、ヤクザが屯する底知れぬ
世界があった。それなら、狂うしかなかったのが、実情。その後の人生も、
狂いっぱなしだったが、致し方ない。 自分が選んだ道だから! 
だから、面白いのである。
・・・・・・
4466, 余命半年 −4
2013年06月08日(土)
          「余命半年〜満ち足りた人生の終わり方」大津 秀一著 
 * 末期から死ぬまで   
 ー末期の現象をまとめてみると、
≪ 「末期」の一つの定義は、余命六ヶ月以内、である。しかし、その状態の
 悪化は右下がりの直線ではない。 要するに、調子がズッと良かったのが、
急に悪化するケースや、凸凹であったりする。
・緩和治療を行っている患者の場合、死の1〜2週間前まではそれなりに元気
だが、その辺りから身の置き所がないような全身倦怠感が強くなる。また点滴の
量が増えることもあり、むくみが酷くなったりする。この時期が一番、患者に
とってきつい症状。そして歩行が困難になり、トイレに行くのも困難になる。
特に、きれい好き、清潔好きの人にとって辛い。 他にも食べものや水分を
飲み込むのも難しくなる。喋り辛くなり、耳鳴りがして、口はカラカラに
渇くなど様々な苦痛症状が出てくる。だから、1〜2週間前辺りまでに、
できることは早めにしておくべき。 
・そして、余命日単位になると、患者の苦痛も限界に近づき、家族の心労も
募ってくる。この時期に家族を苦しめるのは、患者の混乱、錯乱である。
「つじつまの合わないことをいったり」「周囲の状況が全く理解できなかったり」
「幻覚がみえたり」するなど、大声を上げたり、暴れたりするなど、患者を
見守る家族の苦痛は大きい。 そうだとしても、家族は身近にいることが大事。
無くなる24時間前が、そのピークなる。それが「最後の山」という。
・余命数時間単位になると、痰がつまってゴロゴロ音がずっと続いたり、
呼吸が荒くなったりするが、患者の苦痛はない。 しかし聴覚は最後まで
保たれるので、発言には十分に注意が必要。その中で、家族も辛いだろうが、
傍に付き添うこと。最後は、お医者さんも、教えるだろうから、大声を出す
のではなく、静かに耳元で囁きかけ、手を握ってやったり、身体を擦るのが、
死出への旅立ちにふさわしい。
・最後は、まず呼吸の仕方が変化をし、下あごを突き出すような医学語で
いう下顎呼吸になり、数分から数十分で呼吸が停止する。呼吸停止後、数分で
心臓も停止。その時が、死亡時刻になる ≫
▼ 実際の臨終に立ち会ったのは、近くに住んでいた伯母と、母親である。
 父の臨終は、私が当時、立ち上げていた千葉のビル現場の打ち合わせで立ち
合えなかった。臨終の場面は人生が終わるのだから荘厳だが、厳しく生々しい。 
家族も疲労困憊する。幻覚、幻聴、錯乱などは付きものと割るきるしかない。
母親の子宮から、管につながれ、のたうち回って産まれ出て、それぞれの
一生を生き、最後は管に巻かれ苦痛の中で死んでいく。せめて、その間、
精一杯生き、悔い無い終わりを遂げたいもの。末期を具体的に想定する
ことは、高齢者の生き方を考える糧になる。で、偶然だが、以下文に続く。
  ・・・・・・
4092, 老いの見本帳ーダークサイト −12
2012年6月8日(金)
       「老いへの不安 歳を取りそこねる人たち 」春日 武彦(著)
  * 老いについて ーつれづれに  
 定年とかで現役を退き御隠居暮らしになるのが第二ステージとすると、
寝たきりとか痴呆症になって病院などで誰かの世話になる時期が、第三ステージ
になる。第二ステージが60歳辺りなら、80歳辺りだろう。それまで大よそ
半数が亡くなるので生き延びた者には厳しい現実が待っている。
寝たきりなら、一日一生のような日々を過ごすしかない。人間は生きてきた
ように老いていくのである。第二人称の死を身近でみる限り大往生は少ない。
あるのは不幸にしか思えない死。そのため私たちの社会は嫌老が基本になって
おり、老化を遅れさせるか、隠すことが善と捉えられている。老いの肯定など、
あまり聞かない。 その死に現実問題として日々近づいている老人の心も肉体
も歪まない訳がないと割り切った方がよい。この本は、その歪んだ老人を
真正面から光?を照射している。そうこうみると最後は自分だけの孤独に慣れて
おく必要がある。人間、「人は人、我は我、されど仲良く」が基本。
相手に何かを求めないで、独りで趣味を楽しむのが理想的。古来から社会は
老いを嫌い、可能な限り社会の隅に置いてきた。しかし医学の進歩により
平均年齢が日本では80歳をゆうに超えてきた。定年後、平均20年以上も
生きていかなければならない。それは有難い反面、社会的弱者としての長い
人生が待ち受けていることになる。世の中は青年と壮年を中心に回っている。
老兵は静かに去らなければならない。引き時を見失うと憎まれもの世にはばかる
ことになる。それを自覚出来ないから始末が悪い。老いることは、絶望に近い
意味を含んでいることを忘れないこと。引くべき時には引かなければ。
人生も見切り千両である。歳を取りそこねる人たちは、その逆の漫然と生きて
いる人たちをいう。人生は最期は独り静かに逝くしかない。歳を得たが故の
楽しみを見つけ独り楽しむ、それが良い老い方になっていく。 この本と、
「嫌老社会」長沼行太郎著ーを読んで、ジックリ?老いを見つめると、
背筋が凍る思いになる。やはり一日一生、一期一会で、日々、瞬間瞬間を生きる
しかないということか。娑婆から早々、一歩身をひいて鮮明に見えてきたことは、
世界が大きな断層の真っただ中にあることと、自分の年齢の微妙な立ち位置である。
地球見学の最期は、こんな風景だった。ネット社会など情報化社会の劇的進化と、
それに伴なう社会的激変、そして、地震などの地殻変動、どれもこれも、想像を
遥かに超えたことばかりである。そうこう考えると、長く生きてきたのである。
あと10年が、更に・・
・・・・・・
3726, 全米N0・1弁護士の勝ち抜きセオリー  〜�
2011年06月08日(水)
     『議論に絶対に負けない法』ー ゲーリー・スペンス著
 ここの12章に《どんな議論でも「絶対に負けない」十の鉄則》がある。
* 何ごとも十分に準備をする。ー適切な準備には、物語・シナリオをつくる
  ことと、関係者に役割を当てることが必要。
* 相手に聞いてもらえるように、心を開かせる。 ーウソをつかない。
* 議論にストーリー性を持たせる。 
    ー私たちは遺伝子による物語の話し手であり、聞き手である。
    審番員、上司、家族、相手は物語を聞くように条件付けられている。 
* 真実を語る。ー力の議論は、真実を語ることに始まり、
  真実を語ることで終わる。
* 相手に自分の望んでいることを話すー正義の力を忘れないこと、
  どんな議論にも備わる正義を見出し、求め、要求しなさい。
* 皮肉や冗談を避ける。ー相手に敬意を払うことで、私たちは
  高い次元にたつ。 相手を軽蔑する人は、その次元に留まる。
* 論理を見方にする。ー論理は力だ。「論理は剣に似ている。
  論理にうったえる人は、論理に滅ぼされる。」
* 行動と勝利は兄弟  ー緻密な防御をするより、最悪でも
  真正面から攻撃をした方がよい。相手に主導権を握らせない。
* 自分の議論の弱点を認めなさい(自分の弱点を曝け出しなさい)
* 自分の力を理解しなさい(自分自身に勝つ許可を与え、恐怖を乗り越える)。
  これらが、この著書の柱。
≪ 主体的であること、主導権を持つこと、準備を充分すること、シナリオを
  練上げること、自分の力を信じること。 それが、勝利のコツになる。≫ 
 周辺をみて、事業も家庭も、うまくいっている人を観察すると、大体がクリア。
十人に一人か二人位だろう。それらの人は、同じような人と群れるから、それが
相乗効果として、ますますプラスが膨らんでくる。逆に、まったく無頓着に、
目先のこと、現象しか見ることが出来なくて、現象の底にある本質など考える
ことすら出来ない人は八〜九割。その色濃い人に、不幸が八〜九割、集中する。 
そして、それが自虐、他虐へとマイナス回転を始めることになる。さらに似た
のが集うから、不幸に箔がついてくる。要は、永年かけた教養を積んで
こなかった結果である。自分だけにマイナスの事態が積み重なってしまうか理解
出来ないため、自虐のドブ沼に嵌まり込む。「勝のセオリー」を、実際に身に
つけることは、そう生易しくない。だから時間をかけ準備をし、積み上げていく
しかない。 ところで日本の検察、この本の読みすぎ?
検察が権力をつかったシナリオとは? 
・・・・・・・
3361, すでに世界は恐慌に突入した ー2
2010年06月08日(火)
「すでに世界は恐慌に突入した 
  ーデリバティブとドルは あと数年で崩壊する」ー朝倉慶著
     P/129の 「デフォルト宣言するオバマ大統領」は注目に値する!
・過去を振り返るとニクソンはお馴染みニクソン・ショックで金本位体制を
 破壊、ドル垂れ流しというアメリカの覇権取りに向けた基礎を作った。
レーガン新自由主義と言って、規制緩和財政支出拡大、スター・ウォーズ
 計画など冷戦勝利のために軍拡に努めた。
クリントンの役割はドル高の演出で、世界からお金を無尽蔵に集めること。
・次にブッシュに引き継がれますが、消費バブルや戦争バブルを拡張させるため
 インフラ整備、要するにドルに魅力を持たせること、ドルを集めることを至上
 命題としてきたのです。その後、集まったドルがレバレッジでさらに氾濫して、
 今回の危機を起こしたのは承知のとおり。これもクリントンのやった世界中
 からの資金導入がなければできないこと。
・そして今回オバマ大統領の影の役割、一番大事な、すでに大統領になる前から
 決まっている最大の仕事は何かと言えば、〈借金踏み倒し〉スワットいわゆる
 米国債のデフォルト、それに伴う新秩序の形成です。いずれ〈オバマショック〉
 と命名されるかもしれませんが、ドル暴落後の世界をいかに収めるか、それも
 アメリカの国益を最重点にして、これが焦点。これまで書いてきた今の世界中で
 繰り広げられている国債発行、借金頼みはどう考えても持続不能。どこかで
 大整理が必要。ドル暴落は見事にこれから仕掛けられることであって、
 オバマ大統領の役目はその状態がいかに自然に起こってきたことなのかと
 ふるまうことです。世界やアメリカ国民がこの状態では止むを得ないと思う
 形で、米国債の無価値化、借金踏み倒しをするか、酷ければ戦争に走るか
 ということでしょう。 これらの行為はアメリカの復権を目指すもので、
 そのプロセスを自然にやったように演出することが大事なのです。
 オバマ大統領は、就任前は中国を為替操作国と呼び、大変強硬な態度でした。
 それは今は中国に媚びて、米国債を買ってもらうように懇願しているように
 みえます。これは演技なのです。もうすでに財政破綻から、ドル暴落に
 陥っていくのは日程に入っている状態ですから、自分達はドルの価値を維持
 するため、全力を尽くしましたという演技が必要なのです。一生懸命ドルを
 支えるため、超大国アメリカの大統領であるのにもかかわらず、頭を下げた
 という演技が重要なのです。〜以上だが、ほぼ上記のことは間違いないだろう。
 このまま世界各国が札を刷りまくるしか手立てがないのだから、早かれ遅かれ
 ハイパーインフレは、発生する。だから金(ゴールド)が、まず買われ、
 次に食料品、石油などの資源株が買われることになる。そして極めつけが戦争。
 ネタはイランと北朝鮮あたりになる。アメリカにとっての公共事業は戦争で
 あるから、もっともらしい火種に火をつける。
 ・・・・・・・・・
2986,友愛思想
 2009年06月08日(月)
民主党党首の鳩山が「友愛」の必要性について語ったところ、自民党などに失笑
をかってしまった。隣に「北朝鮮」というテロ国家があるのに、何が「友愛」だと
等々・・・。 私が学生時代に住んでいた寮の先輩が軽井沢の「友愛山荘」
のペアレント(管理人)をしていたこともあり、何度かホステラーのアルバイトに
行っていた。 そこが鳩山一族の政治団体「友愛の会」の経営する山荘で、
友愛思想について、何度か聞いたことがある。クーデンホフ・カレルギーの
友愛思想は現在のEC(欧州連合共同体)の根本思想で、自由と平等と博愛を目指す
考え方である。フランス革命の自由・平等・博愛思想がバックにある。
 ーネット辞書のウィキペデアによるとー
【『自由と人生』著者 クーデンホフ・カレルギー 1938 年刊 訳者 鳩山一郎 】
に 友愛とは、上記「自由と人生」に記されている友愛思想、友愛革命、友愛社会
に則る考え方であるが、要は、自由と平等との対立を解消し、克服するのが
友愛主義であると記し、友愛の基本をフランス革命の友愛に依拠していると説明。 
 (字数の関係でカット2011年6月8日)

つれづれに

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 他のブログ
http://www.enpitu.ne.jp/usr5/54909/
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今日のYoutube

 以下のとおり、6年前に、『すでに世界は恐慌に突入した』をテーマに書いてある。
これから10ヶ月後に、会社を整理することになったが、現在も、恐慌に突入したと
思っている。表立ったのとは違う中で、何とか平静を保っているだけと・・・
 アメリカも、日本も通貨量を三倍までしたが、インフレになるでなし、株価が
上がっているだけ。 10ヶ月後に、東北大震災で、2万人が亡くなり、原子炉が
溶解した。それでも、現在でも、ウヤムヤで、実際のところ、どうなっているか、
誰も、その実像は分からない。通貨量を三倍にしても、インフレにならないとは、
驚き以外の何ものでもない。 今回の消費税の増税の先延ばしも、世界が
リーマンショック来の危機に立っていると安部が表明しても、世論は、
狼少年のように、反応しない。



・・・・・・・
3361, すでに世界は恐慌に突入した ー2
2010年06月08日(火)
「すでに世界は恐慌に突入した 
  ーデリバティブとドルは あと数年で崩壊する」ー朝倉慶著
     P/129の 「デフォルト宣言するオバマ大統領」は注目に値する!
・過去を振り返るとニクソンはお馴染みニクソン・ショックで金本位体制を
 破壊、ドル垂れ流しというアメリカの覇権取りに向けた基礎を作った。
レーガン新自由主義と言って、規制緩和財政支出拡大、スター・ウォーズ
 計画など冷戦勝利のために軍拡に努めた。
クリントンの役割はドル高の演出で、世界からお金を無尽蔵に集めること。
・次にブッシュに引き継がれますが、消費バブルや戦争バブルを拡張させるため
 インフラ整備、要するにドルに魅力を持たせること、ドルを集めることを至上
 命題としてきたのです。その後、集まったドルがレバレッジでさらに氾濫して、
 今回の危機を起こしたのは承知のとおり。これもクリントンのやった世界中
 からの資金導入がなければできないこと。
・そして今回オバマ大統領の影の役割、一番大事な、すでに大統領になる前から
 決まっている最大の仕事は何かと言えば、〈借金踏み倒し〉スワットいわゆる
 米国債のデフォルト、それに伴う新秩序の形成です。いずれ〈オバマショック〉
 と命名されるかもしれませんが、ドル暴落後の世界をいかに収めるか、それも
 アメリカの国益を最重点にして、これが焦点。これまで書いてきた今の世界中で
 繰り広げられている国債発行、借金頼みはどう考えても持続不能。どこかで
 大整理が必要。ドル暴落は見事にこれから仕掛けられることであって、
 オバマ大統領の役目はその状態がいかに自然に起こってきたことなのかと
 ふるまうことです。世界やアメリカ国民がこの状態では止むを得ないと思う
 形で、米国債の無価値化、借金踏み倒しをするか、酷ければ戦争に走るか
 ということでしょう。 これらの行為はアメリカの復権を目指すもので、
 そのプロセスを自然にやったように演出することが大事なのです。
 オバマ大統領は、就任前は中国を為替操作国と呼び、大変強硬な態度でした。
 それは今は中国に媚びて、米国債を買ってもらうように懇願しているように
 みえます。これは演技なのです。もうすでに財政破綻から、ドル暴落に
 陥っていくのは日程に入っている状態ですから、自分達はドルの価値を維持
 するため、全力を尽くしましたという演技が必要なのです。一生懸命ドルを
 支えるため、超大国アメリカの大統領であるのにもかかわらず、頭を下げた
 という演技が重要なのです。~以上だが、ほぼ上記のことは間違いないだろう。
 このまま世界各国が札を刷りまくるしか手立てがないのだから、早かれ遅かれ
 ハイパーインフレは、発生する。だから金(ゴールド)が、まず買われ、
 次に食料品、石油などの資源株が買われることになる。そして極めつけが戦争。
 ネタはイランと北朝鮮あたりになる。アメリカにとっての公共事業は戦争で
 あるから、もっともらしい火種に火をつける。
 ・・・・・・・・・
2986,友愛思想
 2009年06月08日(月)
民主党党首の鳩山が「友愛」の必要性について語ったところ、自民党などに失笑
をかってしまった。隣に「北朝鮮」というテロ国家があるのに、何が「友愛」だと
等々・・・。 私が学生時代に住んでいた寮の先輩が軽井沢の「友愛山荘」
のペアレント(管理人)をしていたこともあり、何度かホステラーのアルバイトに
行っていた。 そこが鳩山一族の政治団体「友愛の会」の経営する山荘で、
友愛思想について、何度か聞いたことがある。クーデンホフ・カレルギーの
友愛思想は現在のEC(欧州連合共同体)の根本思想で、自由と平等と博愛を目指す
考え方である。フランス革命の自由・平等・博愛思想がバックにある。
 ーネット辞書のウィキペデアによるとー
【『自由と人生』著者 クーデンホフ・カレルギー 1938 年刊 訳者 鳩山一郎 】
に 友愛とは、上記「自由と人生」に記されている友愛思想、友愛革命、友愛社会
に則る考え方であるが、要は、自由と平等との対立を解消し、克服するのが
友愛主義であると記し、友愛の基本をフランス革命の友愛に依拠していると説明。 
 (字数の関係でカット2011年6月8日)

・・・・・・
2622, 『12の口癖』 成功者たちの幸運を呼び込む言葉
2008年06月08日(日)
                 ー読書日記

ーまずは、「まえがき―人は言葉で評価される」よりー
 
銀座ママが見た日本のエリート1万人の秘密!!
「銀座という場所柄、お店にはいわゆる成功者」といわれる方々が数多くいらっしゃいます。
経営者、政治家、スポーツ選手、作家…その数は一万人を優に超え、どなたも溢れる魅力を
お持ちです。そして、その魅力が一番輝きを放つのは、口をついて出てくる言葉でした。
(中略)とくに、何気なく話しているときに耳に残る口癖は、私を励まし支えになってくれました。
そして、私はこの口癖こそが成功の秘密だと気づいたのです。」            
ー次に、その『12の口癖』
* 第1の口癖「とりあえず、やってみよう」
* 第2の口癖「あなたに任せるよ」
* 第3の口癖「大丈夫だよ」
* 第4の口癖「あせっちゃダメだよ」
* 第5の口癖「気にしない気にしない」
* 第6の口癖「幸せだなあ」
* 第7の口癖「一から教えてください」
* 第8の口癖「ツイてるなあ」
* 第9の口癖「一緒にやろうよ」
* 第10の口癖「それ、おもしろいね」
* 第11の口癖「明日のために負けよう」
* 第12の口癖「信じているよ」
* あとがき――成功する前は誰でも普通の人
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この本の、印象的な部分を抜粋してみた。
 ーp・2 「銀座、今日初めてなんです。学生です。よろしくお願いします」という私に。
     「そう、大丈夫だよ。銀座は、時間さえ守っていれば何でもやってもいいんだよ」
      その言葉を聞いてハッとしました。銀座で働いてきて20年経ちますが、
 ーp・30 どんなに「それいいね。とりあえず、やってみようよ」とおっしゃる。まさしく
      口癖ですね。
     ・・・日常のあらゆる場面でその口癖を使うことのできる人は強いと思います。
 ーp・76には「この世で起きたことはこの世で終わります。」
 ーp・80には「『ドンマイ』とか『大丈夫だよ』ということばがは、弱って逆境にある人を救う
      言葉でもあるのです。そう、『頑張れ』ではダメなのです。
      これ以上、頑張るのはむりな人には、プレッシャーになってしまいます。」
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  解)
   図書館にあった本だ。この人の本を以前取り上げたことがある。
   歳を重ねるほど言葉は言霊と実感する。 銀座で、低価格を打ち出して成功した姉妹
   に一人である。よくTVに出てくるが、最近は癌体験の壮絶な話しであった。
   失敗した人が同じことを言っても、何も響かない。逆に、上手くいっていない人の
   言葉が凄みがある。「『12の口癖』失敗者たちの不幸を呼び込む言葉」を、今度書こうか。
   
   私が、この中で気に入ったのは「明日のために負けよう」である。この言葉を心の底
   から言ったとき、その経験は明日の為になるからだ。「明日のために耐えようよ」でもよい。 
   「それ面白いね」もよい。間接的に褒めているからだ。
   「一から教えてください」を連発していた営業がいたが、二度目から嫌みになる。

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 2007年06月08日(金)
2257, ビョーキな人々探訪記 -4
                 |* ̄o ̄|お|* ̄O ̄|は
   
     最近エステが大流行だが、いまいちその理由が解らなかった。
    しかし、エステ依存症の横森理香と、同じ経験者の中村うさぎの対談で、
    その意味の一端が解ったような気がした。
    奇麗になりたい!という心理は解るのだが、それが度を越して罠に
    ハマってしまうのは、少々理解しがたかったが・・・・ 綺麗はバランス。
    バランスを直すのがエステなら、やはりインプットとアウトプットの
    バランスをとることである。エステ依存症の横森が行き着いたのは、
    地味飯の玄米食である。
    
    外形を治すのに、逆に依存症という病気を抱え込んでしまうのは、
    本末顛倒ということになる。外形は内側の歪みが大きな原因であり、
    それを治すのがエステの目的であるなら、精神科が範疇でもよい。     
    サプリメントエステに似たようなところもある。
    「私のサプリメント」でも書こうか! 結論はわかっている。玄米食
    自然食品がベスト。それが出来ないから、サプリを飲んでるんだよ!
    という内面の声。

ーーー
横森:「誰か何とかしてよ」って気持ちが人を依存症にしてしまう。
 私、こんなに辛いの悲しいの、自分が大嫌いなの、だから誰か助けて、お金払うから
 自信つけさせて、って気持ち。
中村:もう、すがる気持ちがから、ブテックの店員のお世辞にもコロリと騙される。
横森:エステもそうなの。営業トークに騙されて、いらないものいっぱい買わされて!
中村:20~30代って、女にとって激動期でしょ。恋愛とか生きかたとかで。
 そういう揺れまくりの時、ふと助けをっ!と何かにはまって、求めてしまうんだよ。
横森:そうそう、女として完成する前、夜明け前って感じかな。ちょうど自立を迫られる頃ね。
 日本人って30歳成人説ってあるけど、あれ本当。30歳でようやく自立できて、自分の人生
 がスタートするのよ。(字数の関係でカット2008年6月8日)
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孤独になれない、??な女が陥る罠ということ?
                    ホンジャ ヾ(・ω・`)ノバイ
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2006年06月08日(木)
1892, 酔生夢中
                才八∋ウ_〆(∀`●)
一昨日は、面白い人と酒を飲んだ。いま話題の南極越冬隊の高倉健が演じた
菊池徹氏が父親という。4月半ばに84歳で亡くなられたといっていた。
カナダのバンクーバー在住で、保険業とカナダ国債の日本国内での販売が業務。

知人が菊池さんと親友ということで、「新潟で飲むので一緒に飲まないか」との、
お誘いを受けた。国際金融のプロフェッショナルで、日本人の金融音痴を嘆いていた。
この数年は年の半分以上は、日本中を「国際金融」などの講演をしているとか。

16歳で、父親とバンクーバーに移住したので、思考は殆ど英語という。
ハワイでは日本人二世や三世を「バナナ」と言うらしい。
(外見は黄色で中味が白色)食べ物は、やはり日本が絶対的に美味しいとか。
日本に、来ている動機の半分は、日本酒と魚を日本国中、食べ歩けるからだという。

十数年前に、カナダだけにいるのに飽きてしまい、日本全国を食べ歩きの旅を
しながら商売になることを考えたそうだ。そして、世界有数の安全なカナダ国債
売り歩くか、講演をしてまわることを思いついたという。
こういう考え方は、成功の基本中の基本である。 羨ましい限りである!

そこで南極越冬隊という検索を入れたら、菊池さんのお父さんのことが出てきた。
最近「南極物語」が、アメリカ版でリメイクされた。 お父さんも、その映画に
関わっていたとか。

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ー菊池徹氏(元第1次南極観測隊員)が多臓器不全のため死去ー
 
菊池徹氏(きくち・とおる=元第1次南極観測隊員)
(字数の関係でカット2008年6月08日)
                 !(*^ワ^*)i バイ
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2005年06月08日(水)
1527, わたしの酒中日記-5
    金沢ー3  ー1972年3月某日

とにかく部外者の目でみると、金沢は特異の街である。
加賀百万石の数百年の重みが詰まっている。それが酒場に集約して
いるから、あちこちと探して歩くだけの価値が充分にある。それと
人間味も面白い。

今日は会社の島君に酒を誘われる。同期の男なのだが、現在所属している
武蔵店に配送センターから配属になったばかりの男だ。いい男なのだが、
全く彼女ができないという。何かオドオドしていて頼りがなさそうで
モテナイ典型である。

店では日常的に、月に1度は飲みに誘われるが、一~二度喫茶店に行っただけで
「自分の彼」にされてしまった。噂が流れた瞬間から、他の誰も口を利かなく
なるから女の職場は難しい。その後は注意はしているが。島君に、その話を
しても信じない。今まで男だけの配送センターにいたためだろう。
すべて需給バランス。

彼氏がいる女性ほど気楽に飲みに誘ってくる。「オイ!彼氏にいいのか?」
というと、決まった返事が帰ってくる。「彼は彼、私は私、別に悪いことをする
わけじゃない。酒を一緒に飲んで何処が悪い? あっちはあっちで適当にやって
いるわ!」。 女という生きものは?!お互い、その方が上手くいくのだろう。
しかし一つ間違えば当て馬の一匹。いや、一頭か。もっとも、その方が面白いが、
常に試されているようだ。

彼女達は女子寮で話し合っている? 「誘ったが駄目だった、今度あんた
誘ってみたら?」と。女性の職場は監視がキツイ!半面、個々人は面白い人が多い。
例外はいるが。女を使えれば天下を取れるという。使えなくてもよいから
仲良くしたいが。二人で、帰りのバスで香林坊を降りて、よく行く店に行く。
寮の近くの居酒屋が香林坊に引っ越した店。金沢大学の学生がよく出入りして
いたが、同じ顔ぶれがいた。

その店を出て、一月前に行った大和百貨店の隣のスナック行く。前回の空約束を
忘れていたが、彼女は憶えていた。数日前に友人の車でドライブをしていた姿を
見たそうだ。もちろん冗談だろうが、「今度私をドライブで東尋坊に連れてって!」
と、誘われる。「今度な!」というと、「お願いします!」で、終わり。
前回の「期待を持たせる!」という二人の会話が下地にあることと、
「スナックの言葉のお遊び」を島さんは知らないようだ。

彼女が席を離れて隙に「どうしたの~?」
「おれ生まれて一度も女性に誘われたことがないのに!」種は明かさなかった。
彼女達は約束をしても絶対来ないし、言葉遊びをしているから面白いだけ。 
島さんは、まだ純朴だ。

帰りに会社の(他店だが)知り合いの女性にであう。
寮の近くに、「茶道」を習いに行っているが、そこを紹介してくれた人だ。
何かお礼をと思っていたので、スナックに誘う。夜見ると、なかなか濃艶な
近づきがたい雰囲気が漂っている。助平根性が出そうになるが、あとが面倒。 
今夜は島さんと大人しく帰る。

帰り道、島さん曰く「こんな楽しい夜は初めてだ。なんで~?」 
「場数、場数!」とはいったが、実際面白い夜だった。最悪の職場環境の
立場ほど、反面おもろいことが多い。人生で一番辛い?時ほど。

この会社は西友の子会社化になっているが、社員は惨めだ。とにかく会社は
強者の立場に置いておかなくては。人生は弱者の立場に立ってはならない
ことを痛感する。  明日は「売り出し」で忙しい!

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2004年06月08日(火)
1162、「金融資産が狙われている」
 
ー日本の恐ろしい未来ー     
 ビジネス社 ー長岡中央図書館 2004年0606

高橋乗宣の最新の書が面白い!
ー 概略を書いてみるとー
「2004年・日本経済」で9月以降の経済の後退と国債暴落と、日銀による
国債の直接引き受けによる日本経済の破綻の危険性の増大を指摘しているが、
 この書では、9月以降ドル暴落の見込みが高まっていることを指摘し、現在
デフレのど真ん中にあり地方から疲弊した日本経済もより深刻な状態が予想
されると一歩踏み込んだ言い方をしている。

これからの日本では、個人個人が自己防衛しなければならない。
双子の赤字が限界に達し、ブッシュの大減税により無理やり上昇させた
アメリカ経済は9月以降必ず失速し、ドルの暴落を呼び、アメリカ経済は
縮小していくだろうとしている。グローバル市場を管理することは不可能で
あり市場の実勢に任せざるを得ない。
 
日本経済がデフレから脱出するためには、実質を伴った財政出動と、
適切な規制緩和が必要であり、
適切な規制緩和は新しい市場を作り出す。
・今の日本の僅かな株高は、アメリカの演出したもの? あと半年で終了
 ー大統領選挙までアメリカの景気は幽霊景気であり、ドル安、株安、
 国債安というカタチで崩れていく。まもなくアメリカ経済の大規模な減税
 効果は剥げ落ちる
・日本の地方の空洞化は一段と激しさを増す 地方経済はますます土砂降りがつづく
・深刻なデフレ経済はますます激しくなる
・いまの地価の下げ止まりは一部の地区でしかない
・デフレもリストラも激しさを増す人員や設備の過剰感は消えていない
・ドル安基調が本格的になるだろう円が80円をこえる場面もありうる
国債の発行が続いていくと、株価の暴落をまねく株価は7000円割れも考えられる
・地域金融のショックがアチコチで生じて、中央に逆流の可能性あり

ー感想
経済ファッショの足音が聞こえてきたといってよい。なし崩し的に国民の
金融資産を「収奪」「劣化」させようとする政策に切り替えてきているようだ。
国民一人一人が自己防衛をしなくてはならない時代に入ってきたようだ。

「職業を持っていること自体がステータスになる時代になる」というが、
そこまで本当にいくのか。景気悲観論者でバブル期から景気の先行きに警告を
発してきたが、流れとしてみていて彼のいっていることは間違いはない。
徳川幕府から明治政府への転換期、第二次大戦の終戦時期、と比べて今回の
方がはるかに大きい転換期であると考えれば、彼がここで述べていることは
けっして誇張ではない。情報化と、それと伴う経済現象としてのデフレのインパク
は社会の根本を変えようとしている。情報格差による弱肉強食はますます激しい
時代になってきている。面白いといえば面白いが、大部分の弱者にとっては厳しい
時代だろう。現に、政府系金融機関がかりに融資しても、その資金が大手銀行への
債務の支払いへと還流する仕組みが出来上がっている。大手銀行にしてみても、
地価が下がっている以上、‘貸し剥がし'をせざるを得ない。そうしないと
不良債権になりかねない構図になっている。地方経済は目詰まりを起こし、
壊死をしているのが現状だ。 これがデフレの恐ろしいところである。

・・・・・・・
2003年06月08日(日)
795, 至高体験ー読書日記 -1

 数年前に買って読んだが、人に貸したまま帰ってこない本である。
当時コリン・ウイルソンの文章の巧さもあって、その面白さに夢中になって読んだ。
インターネットで調べた内容を後でコピーしておくが、至高体験の内容に対して
詳細に情報が載っている。

 私の知人で精神症の人が、鬱の治療薬を飲んで一回だけ歓喜の体験談を
話始めた。「それは至高体験といい、薬物を使わなくとも経験できる。
またその体質を持った人にはたびたびおこる現象」と説明したところ、
その人は怒り出した。「絶対に度々経験ができるはずがない!」と。
「じゃあ長島茂雄はどうなんだ。あの人は過去に他人の体験できない歓喜
数百倍経験しているだろう」といったら、本人は納得をした。その直前に
巨人が10・6?の劇的逆転優勝をしていたからだ。

 この本は19世紀から現在までの精神分析の流れが書いてある。
フロイトユングなどはマイナスの精神病の患者からの切り口で精神分析をしてきた。
これに対してマズロー精神分析を健康人に対して、自己実現などの視点で前向きにとらえた。
 多くの普通人が「至高体験」を経験していることに注目をした。
そしてそれを真正面に分析して解ったことは、超人とか成功をしているほどこの
至高体験」を多く経験しているのだ。成功体験などもそうだろう。
一時巨人の9連覇した選手が多くのチームの監督になったのも、
至高体験者の原動力と成功手順の経験を求められた為だろう。

私がいそいそと秘境旅行に出かけるのも、そこで大自然の何かに打たれて
至高体験」を経験するからだ。三桁以上は軽くある。酒を飲んで騒ぐのも、
ミニ至高体験を求めるからだ?少し違うか。

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至高体験自己実現のための心理学 」河出文庫
コリン ウィルソン (著), Colin Wilson

・・・・・・・
2002年06月08日(土)
431,モテル男

世の中に、自称持てる男が多くいる。 そういう男をからかうのが好きだ。
「貴方持てるでしょう!」大体がこれに引っかかる。 そしてレクチャーが始まる。
・まずは[貴方は持てないでしょう。
  けちで努力もしなくては持てるわけがない。]
     (--)心の言葉
  (ほってけ!馬鹿!うっせいこの女貧乏!勝手にそう思っているだけだろう。
        貴方が持てたいと思っている相手など傍にいるだけで反吐が?)
・「自分等中年はそうでもないのに脂ぎっている、それを如何に隠すかが勝負!」
 (それは当たっている)
・「とりあえず自分から絶対に積極的にいってはならない」(ふんふん・・・・)
・「服装と言葉には十分気を配る」 (へーそうか、苦労してるんだ)

日夜それだけを考え努力しているという事だ。ちやほやされている状態が趣味という事。
(負け惜しみ)逆に持てないという事は、そういう努力もしないで、表面だけを見て
持てたいと思っているということか。ギラギラした欲をそのまま出してしまう男??

ところでゴッド姉ちゃんが4人もいた立場で育った環境。いっぱい教訓をいただいている。
今度書いてみる。もてる人(但しここでいうのは自称の人)は職場とか家庭環境に
女性が少ない人か、母親とか女姉妹がいない環境の人。心の奥に常に女性に対する
渇望があるからだろう。 こういう人は奥さんが離婚か自殺など早死にしている人が多い。

クリントンあたりなら、少しは羨ましいが?? くだらない話、しかし人間の一番の
本質の話か。 女性もそうだが、そういう人は こまめに、常に積極的、気配りを
欠かさない。
   -どれもないなー??!
関係ないことだがー 昔から,好きなタイプの女性には共通点があった
・身長が162cm当たり ・血液A型 ・長女 ・お嬢様タイプ 
・美人-清そ ・知的
学生時代よりそうだった、自分が好きのせいもあるが。 
56歳の男の書く内容でないが。

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2001年06月08日(金)
[46] ユニクロのホームページ

ユニクロのホームページがよい。そこで何点か商品を買ってみた。
またパンフレットも取り寄せてみた。ズボンの裾上げもサイズをうちこむと直され
送ってくる。一度注文するとメールで週末その日の特売情報を知らせてくる。
衣料の小売りで私の知っている限り、ネット販売でこれほど買いやすいサイトはない。
サイズ、色、形、管理が大変だと思うが、そこがコンピューター管理の得意なところ!
200メートル先に店があるが、

どーも中年で行くのがおっくうな気分の時に注文する。
こういう部分を一つとってみても、ユニクロのシステムの凄さを感じる。
けっこうネット販売売れているのでは。