つれづれに

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http://www.youtube.com/watch?v=mHdIjRHjnLc 12/6


 昨夜は、新潟で「新潟木鶏クラブ」の忘年会。 来年で、凡そ30年になる。 
13人の出席者があった。当初の会員が5名も出席していた。 私が立ち上げた会だが、
今でも、膈月ごとに開催されている。ありがたい事である。実際にやり続けることは大変である。
最終のひとつ前の21時半の新幹線でかえってくる。会場近くの沼垂の飲食街も5分の1ほどに減っていた。



1711, 道路の経済学
2005年12月09日(金)       
          ー読書日記   
 学生時代の武澤ゼミの一年後輩から一月ほど前に電話が入った。 (。・ω・。)】ゝモシモーシ
                           (*´o)8 ohisasi
  あるプロジェクトの相談である。その詳細は書けないが、かなり難しい問題である。   
    ・戦略の失敗を戦術でカバーできないか? ということか、
    ・戦略の再構築のための情報収集ということか、その両方だろう。
     その時の電話で、現代新書から「道路の経済学 」を出版したところ、
       半年たらずで3万部も売れたので是非読んでほしいという。
 そこで、先日ネットで発注して読んだが、道路に対して全くの素人の私も理解できる内容であった。
   彼が不動産鑑定士をしているという話は10数年前のゼミOB会で会ったときに聞いていた。
     現在、不動産鑑定士だけでなく、明冶大學や母校の大学院で講師をしているという。
【dou ro】\_( ゚ロ゚)
     私がまとめた概略を、あとで記してみる。
     その前に、この本をネットで調べた内容をコピーしておきます。
  ー
著者: 松下文洋    現代新書
 発行年月日:2005/05/20
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ー私の概略と感想を書いてみるー
((φ(-ω-)
まずは首都圏のアクアラインの事例がよい。 誰も判りやすいからだ。
 -その要旨とは、 
 千葉の木更津から川崎の通行費を 3000円から約4分の1の800円に下げれば、
  利用台数が3倍近くの2万9千台に増え、経済効果を考えると、
   充分に収入減をカバーするという試算を出している。
     木更津のバブルピーク時からの土地の下落率14分の1という惨状が、
¬_¬) このアクアラインの期待はずれを、そのままあらわしている。
ちらっ  
      アクアラインの開通まで、東京から木更津まで2~4時間かかっていたのが、
       僅か一時間に短縮された。しかし15キロの道に当初は4000円の料金が高すぎた。
     (現在は3000円。社会実験中でETC車なら2320円)。通過時間は僅か10分くらいである。  
    筆者は、高速道路の料金を決定する際、
    (1)経済性    (2)環境    (3)社会的な公平性 が必要と説く。
   建設費と交通量と償還期間の数字だけを見て、料金を設定(「経済性」の無視)した結果が、
 予測の三分の一の交通量しかない結果になったと主張。開通前から、三分の一の予測を主張していた。
 
・「需要者の必要性と財布のヒモとのバランス」が全く考慮されない。(「社会的な公平性」の無視)。
・「目の前の高速道路が高すぎて使えない」という市民たちの熱意を受け、筆者は分析の結果、
  アクアラインの料金は1000円が適当との結論 (最終的に800円でも可となる)。
 1000円に値下げすれば、利用台数は1日2万5000台前後に上昇する
  (現状は1日1万4000台)。 これなら、適切な値段といえよう。

  1000円の値下げで、1日約1000万円の減収となるが、逆に1日1億円の経済効果が生まれると試算。
   結果的に市民たちの主張を受け入れたという。木更津の荒廃ぶりがあまりにも酷いものである。
       ヒャー! (T_T)
 この本のキーワードに DBFOとBOTPFIがある。
PFI は(private finance intiatiave)の略で、民間の資金によって道路や橋、空港、港湾などの
  社会資本を建設・運営する方式の事業である。
    この導入の目的は、政府が行うよりも費用が安く、効果的であることです。
      『民間に出来ること』ではなくて、『民間のほうが得意は民間にまかせる』のが、
        イギリス流の民営化である。
BOTPFIの事業を資金回収した後に、国に無償で譲渡するやりかたです。
  途上国の開発によくおこなわれていたが、最近は先進国の公共事業でもおこなわれるようになってきた。
・DBFO(design build finance operation)は民間企業が設計から建設・財務・管理までおこなう方式で、
   40~50年の契約終了後に、やはり道路などの公共事業が国に返される。
     この方式の場合、民間企業は交通需要の予測の精度が重要になる。
 ★○o。..:*】★○o。..:*】★○o。..:*】★○o。..:*】
 なるほど、理屈に合っている。『官から民への流れ』の道路行政版というのが主旨のようだ。
  それにしても、今までの道路行政の理解をはるかに超えた乱脈ぶりに改めて驚いてしまった。
イギリスの道路行政と対比して、日本の道路・建設族の利権?からくる非合理性を指摘している。
 今度の小泉の対象で、道路偏重の行政が大きく変わろうとしている。
  その先駆けを、彼は長年かけてしていたことになる。  
    武澤ゼミ門下生、ここにあり!ということか。

・・・・・・・・
2004年12月09日(木)
1346, 23歳の日記-5

実際のところ、書きうつしていて気持ちの良いものではない。
三十五年前の自分と直面するのも恐ろしい。正常と異常の塀の上を一日一日歩いて
いるようなものだった。 それが若さということなのだろう。
何か焦りと焦燥感がつきまとっていた。 黒い影に常に追われている気持ちであった。
20代は毎日が変化の激しい息詰まるような日々であったようだ。もっとも誰もがそうだろうが。
それと当時から理屈っぽいのがよく見てとれる。デズニーのミッキーマウスなどの
  キャラクターはみな頭がデカイが、若い時はそれでもよいのだろう。   
   パンドラの箱を開けて、覗き込んでいるような気持ちである。
4月20日 ー1969年
 現在は仕事面でも、私的な面でも日々に流されているに過ぎない。
  それを乗りこえなくてはなるまい。それにしても、週に一回同期と飲む酒の上手さも格別だ。
   二軒の店を開拓した。我われに丁度良い居酒屋があるものだ。
   自分の考えが、あまりに理屈っぽいということは解る。
  一日一日を毅然としているしかないが。「転ぶのはそれでよい、立ち上がる事が、
 立ち上がるその姿勢が、良いのだ。」転ぶのを恐れてはいないのか。
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4月26日(土曜日)
現在、会社の一端を知ってきて、不安と不満と安堵感が入り混じった状態である。
8割が女性社会ということは、はっきりいって知らなかった。働いている女性の
生き生きした姿を身近で見るのも初めて。それにしても、いろいろな人がいるものだ。
ただ、自分はハッタリだけでないかと自己嫌悪に陥る。
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4月30日
仕事面でも、対人関係でも、その中に自分がそのままいた。
今の自分は、ここで何をしようとしているのか、見失いがちになっている。
ウエットになりすぎているのか、それとも日々に流されているのか。
私は、ここに修行に来ていることを忘れないことだ。しかし、それを知られては駄目である。
私は、結局実家の会社に帰り、そこを基点に会社を発展させなくてはならない。
周囲の人と同じ考えでは、駄目なのだ。この現実と理想のギャップに悩むことは良いことだ。
それが無くなった時に、人間の姿をした人形になってしまう。

ーーー
5月03日

今日、店長との座談会があった。ふっと自分だけが取り残されている感がする。
気持が散漫になり集中できないのだ。自分が何様のつもりだろう、単なる青い一人の男で
しかないのに。 自分自分と勝手に、独りよがりなだけでしかないのに。
ちゃんと仕事ができるようになってから、真っ当に理屈を言えばよいが、
何もできてないくせに意識だけが先走っている。

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5月21日

ふと、仕事に対して気持ちの入っていない自分に気がつく。
 何をしているのだろう。いい加減な自分が情けない、惨めである。
  確かに視野は広く持っていなくてはならないが、といって目の前を
   チャンとこなしてからのことである。 
   本を読みこなして、その上で現在自分に何を期待されているかを
  把握しなくてはならない。そして何を成すべきかを把握したら、
 それに対して行動しなくてはならない。
これだけ、毎日の激務の中、肉体的にも精神的にも限界である。                                                                                                                                                    20002年12月09日(月)
605,ある時間の断片-19
10月12日 1968年
8時起床。 11時半に長岡に出発する。15時過ぎに帰宅。 家はやはりよい。
    両親が帰ってくる。学校町と柏崎のおばも来る。
兄の三郎さんが婚約したという。どんな人か早く会ってみたいものだ。
  長岡の街を歩いてみる。街が禅寺に行っていたせいか何かよい。
    西村さん夫婦は旦那の実家に行っていたため会えず。
夜半の3時までオリンピックをみる。 世の中も変わったものだ、
 小学生の頃のメルボルン大会をラジオでやっと聞こえたのに。
   12年でカラーTVで見れるのは夢のようだ。
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2001年12月09日(日)
264,税務調査ー2
 野村沙知代が脱税で逮捕された。悪質の為だが、それにしても実の息子に
 告発されるとは異常だ。   国税局の査察の場合大部分が内部告発だ。
  全国の会社の15㌫で経理の不正が行われているという。
   そしてあまり表ざたにならないのは、多かれ少なかれ、脱税が行われているからだ。 
  「ことを大きくすると全てばらすぞ!」 それがあるから、足元を見て不正をする。
国の政治家があれだけ悪い事をし、官僚もたかり放題。
 やりたくなるのも解るが、それをいちゃーおしまいである。
  それにしても今まで、税務調査に入らないのもおかしい?
    野村監督も知らないではすまないはずだが、ここが日本の甘い体質がそのまま出ている。
   うちの会社の税務調査の一年後の去年に、至近のホテルに税務調査が入った。
  そして一億数千万を追徴されたという。 税務署も当社の数字を参考に、
 調べあげたと予想される。 敵もさるものである。
旧約聖書に税のちょう収人が、かなり身分の低い人としてイヤシメられて書いてあるが、
 嫌われる仕事だ。中国に旅行した時、定年退職したばかりの税務署所員が4人できていた。
   中国の金で一万円相当を貸してやったが、帰国した新潟空港
    円が下がってると9500円を返した返した。 
    こうなると卑しいと卑下したくなる