* 最近のTVは、実に面白いのが多い。
 その時どきのウェーブがあるが、最近のTVは、面白いのが多い。
『Youは何しに日本へ?』『家、ついて行ってイイですか?』『世界街歩き』
火野正平 こころ旅』など、軽い目線で、街や村の道路で声をかけたり、
街歩きをする番組などである。チョッとした旅行をしたいが、面倒だったり、
通りすがりの人の私生活や人生を生(なま)で覗いてみたい気持ちを代行
して、ズカズカと入っていく面白さは格別。
 『家、ついて行ってイイですか? 』を検索すると、以下の内容説明があった。
< 終電を逃した人に「タクシー代を出すので家について行ってイイですか?」
と声をかけ、家を見せてもらいインタビューをおこなう。 深夜、急に訪れる
片づけられていない素のお宅は、その人の人生ドラマが 散りばめられた宝箱。
そして誰しもが、一見フツーでも 、ぜんぜんフツーじゃない 人生ドラマを
持っている! そんな素敵な市井の方々の人生譚を覗いていきます。>
 昨日見たキャバクラ嬢や、美容師の変態ギャルのキャラクターと実態に、
お笑い5人のスタッフが、呆然と声を失う。最近、見始めたばかりなので、
過去分を動画のYoutubeで見ると、あるある面白い人生が。
 『YOUは何しに日本へ?』の検索には、
< 空港に居合わせた外国人(永住・帰化した人物なども含む)に
「YOUは何しに日本へ?(Why did you come to Japan?)」と問いかけその返答
の様子や、気になる返答をした人に密着取材を依頼し来日した目的を果たす様子
を放送する。番組内では性別・年齢問わず名前ではなく外国人はすべて"YOU"
(複数ではYOUたち)と呼称するが、密着時には混同を避ける意味もあり個人名
も使われる。基本的には半日から数日間の密着であり放送も一度限りだが、
長期の旅行や研修に密着する場合、放送回をまたいだり、しばらくしてから
後日談が放送されたりするケースがある。基本的に密着時はYOUの日程に合わ
せて行動するため、出先の店舗や施設ではその場で撮影交渉を行うことが
ほとんど。> 
 それぞれの分霊に、これまで生きてきた触媒が取囲んで自分を形成している
姿が浮き上がる。死ねば、その分霊ともども消滅する。その分霊は、これまで
も、今後にも、人類が存続する限り浮かび上がり続ける。 人生は、その触媒の
質量で形成されるが、そこには両親の格差で、大きく左右されるが、可能な限り、
そこからアップスケールし続けるかどうかもある。その触媒で、一番、手軽なのが、
書籍と、TV、友人、ネットなどがあるが、自然との触合いも欠かせない。
 情報化の時代、閑こそ財産である。 

・・・・・・
5141,閑話小題 〜二年で円の通貨量が二倍になったが
2015年04月12日(日)
  * 二年間で円の通貨量が二倍に!
 二年前、日銀の黒田総裁が、「2012年末に138兆円だった資金供給量を14年末
には約2倍の270兆円に拡大。長期国債の購入量も2年で190兆円と2倍強に、
上場投資信託などリスク性資産の購入も増やす。インフレターゲットは2%。」
と発表した。ところが、先日のニュースで、「2年間で円の通貨量が
2倍になったが、インフレ目標の2%はゼロのままと、日銀が公表」と報じた。
 リーマンショック後、米国は数ヶ月で二倍、現在は三倍以上にドルを増刷、
為替相場が3分の1になったかといえば、7年前と同じ。日本の供給量は
2年で二倍。しかし為替相場は3分の2。株価は安倍首相が就任した2012年
12月26日の終値は1万0230円36銭だから、2倍になった。日本も米国も通貨量を
2〜3倍にしたにも関わらず、インフレにならないところが摩訶不思議。
アベノミクスは中長期的にみて明らかな失政が見てとれるが、保守本流
頭脳は膨張以外、考えが至らない。「後は野となれ山となれ」である。太平洋
戦争突入の数年前の様相と似てきている。家内を見ていると、物価の値上げに
対する反応に敏感だが、これは一般主婦の趨勢。スタグフレーションの様相を
示している。保守本流は、早くいえばアメリカの忠実なポチ。強者に優しく、
弱者には厳しい。先日、図書館で借りてきた、『金持ちが確実に世界を支配
する方法』の「1%による1%のための勝利戦略」が、まさに現在の政権と
酷似している。とって付けの、政策など、直ぐに、その正体を現れ出るが、
その前に衆議院選挙を昨年末に断行した安部も、強かである。この国民を
して、この政府。とはいえ、激動期には保守本流で中心を固めないと、
学芸会のような政治ごっこの政党に、国は荒らされる! まだ、マシ?

・・・・・・
4776,閑話小題 ー痴呆症を持った家族の物語
2014年04月12日(土)
   * サクラサク ー昨日みたシネマ  評ー85点
 ストーリーは、《 大手家電メーカーに勤める大崎俊介は、部下からの
信頼も厚く、将来を嘱望される会社員だ。重役への出世も目前で、生活は順風
満帆なように思えた。しかし気付けばその家庭は多くの問題を抱えていた。
妻・昭子との関係は冷え切り、息子の大介は大学受験に失敗してからは
アルバイトを転々とし帰宅後も部屋に閉じこもる。娘・咲子は高校生だが毎晩
帰りが遅く、俊介の忠告も聞かず何を考えているかわからない。周りを見つめる
きっかけは、父・俊太郎が老人性認知症を患ったことだった。大雨の夜、俊太郎
は徘徊しているところを警察に保護され、この日を境に変な行動が増えていく。
苦しむ俊太郎を見ても家族は見て見ぬふりで、一切助けようとはしなかった。
薄情な家族に俊介は大きく失望し、孤独な父を守ろうと奮闘する。
しかし実は、息子が人知れず俊太郎を介護していたことを知り… 》
▼ 40歳半ばから50歳までの5年半の間、母親の認知症と付き合った。
 映画は息子と娘、私の場合は、息子2人と、少し状況は違うが、家内も同じ頃。 
家庭内や、4人の実姉達との関係は崩壊寸前。他にも大きな問題を抱えていて、
人生の大きは危機の時期であった。実の母親のシモの失敗の始末は、なかなか
出来るものでないが、思わぬことが起きた。長男がみかねて、率先して面倒を
みてくれるようになっていた。しかし次男は、素知らぬふり。ところが、その
長男が進学で上京をしたと同時に、自分の順番とばかりに、負けないぐらいに
世話をするようになった。それぞれの立場があったのである。それにしても
一番だらしないのが自分。それでも毎日の早朝、車で20数分先にある、長岡
ニュータウンの散歩道で三十分の間、神秘的時間を過ごしていた。この映画の
ストーリーはハッピーエンドだったが、実態は、そう甘くはない。経験者に
とっては、物足りない感が残るのでは?現在、非力な自分への後悔の念が残る。 
その時は無我夢中だったが、よくぞ家族で乗越えたものと改めて、家内と
子供に感謝の念が湧いている。そして今度は自分の順番が、さほど長くない
先に控えている! やはり死ぬべき時に死ぬが良い!それまで一日一日を
味わい尽くすしかない。母親は下の失敗は最小で済んでいたが、呆けても
プライドが、そうさせていた。 御陰で、この5年半の経験がバネになって、
50歳代の10年間で20年〜30年分の人生を燃焼することが出来た!

・・・・・・
4409,隠居大学ーよく遊びよく遊べ −7
2013年04月12日(金)
 第六時限「遊行の旅に出よう」ー「隠居大学」天野祐吉、お相手 安野光雅
    * いのち短し恋せよ 人生は! 
 御隠居には自由気ままで何事も楽しめる特権がある。桜は咲き誇った時だけ
でなく、桜絨毯にも何ともいえない美しさがある。散った花も花である。人生は
二度なし、その時どき、すべきことをしておくべき。しない後悔より、してみた
後悔がよい。「いのち短し恋せよ 人生」である。今でも遅くない、
自分のバイアスに気づき取り払うこと。それが、御隠居の残された最後のお勤め。
今までの枠を超え楽しまなくては、長生きの甲斐がない。
どちらにしても先は長くはないのだから。
≪ 天野: 落葉の風情なんてまるで意味のないものと思われていますよね。
 安野: あのね、わたしの家の近くには桜並木があって、春には窓から
  花見ができる借景なんです。この前、ある人が近所に引っ越してきて、
 その人も最初はキレイな桜を見て「素晴らしい、素晴らしい」って喜んで
 いたの。ところが、秋になって落ち葉が家に入ってくるようになうたら、
 こりゃ住めたもんじゃないっていって、引っ越しちゃった。花も落葉もある
 いいところなのに。落葉は風が吹くと竜巻ぎみたいになって、クルクル
 回ったりしてね、いいなって思うんだけど。
天野: 落葉のそういう風情を楽しむのは、遊び心の一つなんですよね。
 機能的なことだげ考えたら、そんなのないほうがいいってことになっちゃう。
 だけど、そういう、なんとなく無駄なようだけど風情があることの中に、
 何かこう人生を感じたり面白味があったりするなあと思うんですよ・・(略)
安野: ・・・いまの現代の文明が昔を超えたかというと、超えていないわけ
 ですよ。ミケランジェロみたいな絵を描けっていわれても描けない。
 ミケランジェロはおろか、まだ人間以前のクロマニヨン人が描いたラスコー
 の壁画だって描けませんよ。電気もない、真っ暗な洞窟の壁に、あんなもの
 どうやって描いたんだろうと思うけど。文明は進化したかもしれんけど、
 文化はさほど進化していない。だから、古いものだからって、
 バカにするのは違うんですよ。
天野: 人間は技術文明の上では巨人になっても、文化や芸術の面では木偶の坊
 になったっていう人がいるんだけど、同感だね。せめて現代の隠居は、落葉の
 風情の楽しみ方みたいなものを次の世代に伝えていけたらいいと思います。
安野:『即興詩人』に憧れてイタリア全土を周遊するなんて若いころの話で、
 今では、仕事だから、仕方がないから行っているものも多いんです。
 私は言葉が分からなくても行くからね。そういうと、言葉とか、食事は
 どうするか聞かれる。高学歴の人に多いね。でも、困ることなどない。
 宿屋に行けば、「部屋探しに来たんだな」って思われるし、八百屋に行けば、
「野菜を買いに来た」と思われる。レストランなどでは上から三つ目にしている。
 たいてい食べられるものが出てくる。 一度、とんでもないものが出てきた
 ことがあったけどね。(笑い)  
天野: 隠居生活は、遊行の旅のようなもの。日々気ままに、
 好きなほうに歩いていけばよい。面倒なことをしないで。
安野: そう、なんでも、自分の思いのまま、楽しんでやってみたらいい。
 言葉など必要ない。いのち短し恋せよ少女、ですよ。≫
▼ 何ごとも楽しむ人生を過ごせたので、あまり人生に後悔はない。
 いい時代、いい家庭に恵まれたことを感謝している。あとは、過去の思い出と、
現在の楽しみを味わい尽くすことである。死んでしまえば、それまで。生きて
いるうち。 それにしてもバイアスが邪魔をする。「ハミングしながら
スキップ気分で何事にも触れること」は分かっているが、いま一つ。

・・・・・・
4035, パチンコに日本人は20年で540兆円使った
2012年04月12日(木)
  「パチンコに日本人は20年で540兆円使った」 (幻冬舎新書) 若宮 健(著)
 以前にも、同じ著者の本を取り上げ、パチンコが日本に大きなマイナスを
与えている実態の驚いた。先日、図書館で、その続刊の最新書を見つけ読んで、
改めて、その被害?の大きさに驚いてしまった。
 ー内容紹介ー
≪ あっという間に1万円が消えるパチンコに日本人は多くのカネと時間を
奪われてきた。この既得権益を貪る人間、依存症に苦しむ人々。20年で540兆円
―日本人が「失われた20年」でパチンコに費やしたカネは、2011年の国家予算
(92兆円)の約6倍、GDP(479兆円)を凌駕。多くの人々の労働・消費意欲を
奪い、また精神疾患であるパチンコ依存症者の数は450万を超える。ものの30分
で1万円以上を失うパチンコが、カネと人間性を奪ってきた。なぜ韓国には
できた「パチンコ全廃」が日本ではできないのか。依存症の実態とそれを誘発
するメーカー、蜜に群がる利権政治家、警察、マスコミの現状を徹底糾弾。
◎ パチンコ業界の売り上げは、『レジャー白書2011』によると、2010年は
 19兆3800億円。これは日本独自の市場。ギャンブル依存症世界保健機関
認める精神疾患近年は通常の病気と同様、健康保険の適用を受けられるように
なった。否認の病気と言われ、嘘・借金・お金を盗む・うつ・失踪などが症状
で、進行性の病気である。厚生労働省が2009年に行った研究調査の結果によると、
 日本の成人男性の9.6%、同じく女性の1.4%がギャンブル依存症であるという。 
2009年の成人人口から単純計算すると、男性は483万人、女性は76万人で、
合わせて559万人という驚くべき数。そのうち8割程度がパチンコ、
パチスロによるものと言われる。
◎ テレビ、映画で禁じられるサブリミナル効果がパチンコの特許に特許
3029562の発明。大当たりの図柄を暗示銘柄にし、遊戯者が認識できない短い
時間、挿入している。潜在意識に働きかけ、遊戯を続行させる手段として
用いているようだ。≫
▼ 私の感覚では20年で540兆円、年平均27兆円も使ったとは信じられない
 額である。コンビニの総売り上げが8兆円。スーパーの売上総額が20兆円。
書籍の2011年総売り上げが1兆1千億というから、その20倍の売上高。
それに対してパチンコの売上総額が20〜30兆円。しかも愛好者が1600万人、
中毒者が500万人。数多あるコンビニの二倍以上の売上高?信じられないので
何度見直しても、そうある。 事実としてみると、これは亡国の事態。
韓国は、その社会的大きさに、国家として廃止してしまった。
しかし日本には、それを実行するだけの自己修正力は無くなっている。
◆ パチンコ店が何故、廃止にならないのか ? −2 2012/02/28
 パチンコの売り上げ、10年前に30兆円、現在では20兆円という。ギャンブル
総額が30兆というから、大部分がパチンコ・スロットの売上げが占めている。
子供を含めて一人あたり15万円にもなる。これは明らかに賭博であるが、
どういう訳か廃止論が出て来ない。この国は、政界、警察、広告、メディアが
パチンコ業界と癒着?の実態がある。それがあって当然というのも異常。 
チョットした市の郊外には必ずパチンコ屋がある。ギャンブルと見なされて
ない遊びの文化のようで何の規制もない。 受験が終わって、友人と初めて
行ったのがスロットマシーンとパチンコ屋。 やっと大人を感じる時である。 
人がギャンブルに嵌りこむのは、大損しても、稀に勝った快感の記憶が残り、
その味を求めて繰り返す仕掛けがある。業者の方は、勝った際の高揚感や
恍惚感を高める工夫をする。パチンコ店の音楽やパチンコの光と音など。 
そして勝つための技術が必要と錯覚させる仕掛けをつくる。負けたのは、
勝つための技術料金と錯覚させる。もう一つ巧妙なのは、ニアミスの仕掛け。
スロットの場合、AAAが当たりの場合、ABAや、AABが出ると、
「当たり損ねた」と考える。 しかし、外れは外れでしかない。その辺の
気持ちを逆用するようゲームは出来ている。ギャンブル依存症の人は、
脳内に勝った時に出るドパーミンが長年の間に多くなっている。それは麻薬
中毒の似ている。iPadを購入して以来、パソコンゲームに嵌っている。 
あるゲームの場合、達成すると、音楽と金色の星が三つでる。失敗すると、
グフフ!とバカにしたような笑い声と軽蔑の絵が出てくる。 それも、
あと一歩のところで達成できないようになっている。金を賭けている訳でも
ないのに、やり始めたら、止めるタイミングが無くなりトイレさえ行けない
ほど熱中する。難しい本を読んだ直後には非常に効果的である。私の周辺の
人でパチンコが趣味というのは一人もいないため、20〜30兆円がピンと
こないが、この金額は国民の何割の人は中毒に近いと伺わせる。韓国は、
悲惨な悲劇の続出で禁止されてしまった。この不景気で、業界は壊滅的打撃
を受けているはずだが、何故か倒産の話は聞こえてこない。

・・・・・・・
3669, 節目どきに ー4
2011年04月12日(火)
 こういう時にこそ、これまでの付き合いの真の姿が見えてくる。
私の人間関係は長年?の友人が多い。その節目どきに、真かどうか見えてくる。 
具体的の話は、まあ・・止めておこう。立場が変われば、これまでの関係が
変わるのは当然。それを取り上げること自体がおかしい。その中で一番身近な
家内が、このところ上機嫌である。立場が逆転するからである。
今後を考えただけで恐ろしい。早々に粗大ゴミにされてしまう恐れがある。
彼女も含め、手の裏を返す人の共通点は、プライド?の高い、底の浅い?
修羅場経験の少ない人?等、共通がある。しかし何処か憎めない性格。
前向きな人生を生きていなかった? それぞれの人生が、境目から見えてくる。
これは私の歪みの目。それでは御前は何じゃい! と言われると返す言葉がない。
年齢からして「節目どき」というより「夕暮れどき」か? 65歳なら、それも
仕方がないか。 大体が人間の付き合いは立場における力のバランスの上で
成り立っている。その力が変化をすればバランスが崩れて当然と割り切れば
よいのは分かっているが。 ところで昨夜、学生時代の友人が当時のクラブを
代表して東京から見舞い?に来てくれ新潟駅南で一献を傾けた。
(当人の会社の仕事が偶然あったこともあるが)有難いことである。 
そうこうして落ち着いた二ヶ月後に落ち込みが来ると、何の?先輩の実兄が先日、
電話で教えてくれた。 この体験の中で、ここでは書けない聞くに値する?
話しは幾らである。いや、この数年間は、その宝の山だろう。特に銀行筋の
手順の中には・・・ それと、世間様レベルの人々の視線を、そのまま書く
ことになるだろうが、面白そうだ。「家内が、先日、前の町内会長婦人とあった
ので、挨拶をしたら無視された」レベルの話しである。こういうのを重ねて、
ジワジワ追い詰められていくのだろうが、アウトサイダーの長年の実績が、
こういうのを茶化して楽しむ術がある。人は言葉よ、言葉!それも心の奥底の
絶対言明!より深く本を読む節目の時節到来か。
 ・・・・・・・
3304, 金の価格は談合で決まる!って本当 ? ー1
2010年04月12日(月)
 あるレポートに「金(ゴールド)の相場は談合で決まっている」という
衝撃的な内容があった。どうも金の相場を見ていると、不可解な動きに疑問を
感じてはいた。しかし、こうしたレポートで、「連銀が間接的にコントロール
している」とか、「大手貴金属会社の主要メンバーの談合で動かされている」
というと、話しは違ってくる。 〜そのレポートの内容とは〜
・ひとつは、世界の中心的な金相場のあるロンドンで、JPモルガン・チェース
などの米英機関が相場が上がりそうになる度、大量の先物売りを浴びせたという。
連銀が金融機関に相対取引で「地金を貸し出す仕組み」の中で金利を極端に下げ、
金の空売りを奨励しているというから、聞き捨てにはならない。これはある業者
の告発から表ざたになった情報で、レポートの主が「ネット上で見つけた内容」。 
真偽は如何だろう?
・いまひとつは、金の価格は表向きの取引で決まるのではなく、ロンドン貴金属
市場協会のメンバー60社の中の主要9社が午前と、午後の二回、金額を持ち
寄り、上の値の2社と下の2社の価格を取り除いた5社の価格平均で決めている
いうもの。米英が二社ずつ、独・仏・日、カナダ、スイスが一社ずつという。 
ここで問題になるのは、その総量が実際に会員が保有している総量より多いこと。 
これはマグワイヤというトレーダーによって暴露されたという。その本人は、
その後に、あわや暗殺されそうになったとか。金の先物で破産したとか大儲け
したとか、という話を聞くと、ラスベガスの八百長賭博並みの世界で騙された
結果でしかなかったことになる。「嘘だろう!」と狐につままれた内容だが
相場の世界は、こんなものかもしれない。相場の世界は情報の質量の絶対数が
多い方が有利で大手ほど有利になるが、「金相場が談合で決定!」というと、
話は違ってくる。ちなみに、このレポートはネット上のものだが、半年、
3千円、2〜3日に一度、書き込みがあるもの。 決して、怪しげな情報源
ではない。世界経済は、数人の男たちによって動かされているというが、最近、
それが信じられるようになってきた。ロシア、アメリカの政府の首脳とは別の!
・・・・・・・・
2929,閑話小題
2009年04月12日(日)
 * 昨日は法事
 去年早々、母方の叔父が亡くなり、両親の全ての兄弟・姉妹と連れ合いが
亡くなった。その叔父と連れ合い、そして長男の合同の法事が昨日あり、家を
代表して参列してきた。「自分たちの法事としては、最後」と言っていた。
これから法事は少なくなる傾向のようだ。「家」の意識が、ここで大きく変化
している。親戚も最小にして、ごく内々で済ますようになった。坊様の商売は
不景気に大きく左右される上に、これだから上ったりだろう。
 * 国債>税収 
09年度の一般会計が、ついに税収を国債発行が超えてしまったと、あった。
目を疑ったが、事実である。もちろん戦後60数年で初めてで異常事態である。
国債大量発行で国債価格が下落し、金利が上がれば、企業の資金調達が困難に
なる。恐ろしいことである。世界規模の大恐慌を避けるために、15兆円の
大ぶるまいだが、それは国債発行でまかなうしかない。しかし、その結末は
将来の大きな負担と禍根を残すことは間違いない事実。あらゆるところから、
綻びが現れてきている。
 * 宮城県が2011年にも財政破綻
これまた、目を疑ったが、宮城県が2011年にも財政破綻という。宮城県だけで
なく多くの県が同じような窮状にあるという。一般には隠しているだけで、
数年以内に露呈するという。一日一日と何か恐ろしい事態が迫っている。
マイナスばかりが、目に付くが、それが現実なら仕方がない。
 * 桜が満開に
新潟市は昨日一昨日と花見と年度変わりの歓迎会を兼ねた宴会が集中する。
不景気になって今年は、それが顕著に現れたようだ。近くの地元の大型居酒屋
は、予約で満杯という。但し長岡は、どこもガラガラ。地域によって
違うようだ。桜は満開になり、渡り鳥の姿が見られるようになったが、心は・・

2016年の悠久山の桜

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他のブログ
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今日のYoutube

 一昨日に引き続いて、悠久山の花見に行ってきた。
昨日の雨で、少し散っていたのではということもなく、散り始め。
ということは、満開は八分咲きというから、10分咲きということ。
 天気が良かったこともあり、桜が朝日にさえて、光り輝いていた。
数年に一度,あるか、なしかの桜見びよりの日だろう。
午後あたりから、桜吹雪が舞い散るのが見れる。 
もう一度行くか、今朝のこれで満足するか。
 写真も満足がいく撮れ具合。

 長岡城のレプリカ? の近くで、変な音が聞こえてきた。
何かとみると、三人の男が身体を密着して歩いている。
何だろうと見るとカメラを持っているわけでなし・・・
 一寸してから、上空を見上げると、〔ドローン〕による、
長岡城周辺の撮影であった。 操縦のマシーンを一番前の
人がコントロールをして、後ろから、押して歩いていた。
 それが分からないと、何だろう?と思うのが当然だが。
今日でお終いかと思ったが、明日、天気が良ければ、今一度
行くことにした。


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2929,閑話小題
2009年04月12日(日)
 * 昨日は法事
 去年早々、母方の叔父が亡くなり、両親の全ての兄弟・姉妹と連れ合いが
亡くなった。その叔父と連れ合い、そして長男の合同の法事が昨日あり、家を
代表して参列してきた。「自分たちの法事としては、最後」と言っていた。
これから法事は少なくなる傾向のようだ。「家」の意識が、ここで大きく変化
している。親戚も最小にして、ごく内々で済ますようになった。坊様の商売は
不景気に大きく左右される上に、これだから上ったりだろう。
 * 国債>税収 
09年度の一般会計が、ついに税収を国債発行が超えてしまったと、あった。
目を疑ったが、事実である。もちろん戦後60数年で初めてで異常事態である。
国債大量発行で国債価格が下落し、金利が上がれば、企業の資金調達が困難に
なる。恐ろしいことである。世界規模の大恐慌を避けるために、15兆円の
大ぶるまいだが、それは国債発行でまかなうしかない。しかし、その結末は
将来の大きな負担と禍根を残すことは間違いない事実。あらゆるところから、
綻びが現れてきている。
 * 宮城県が2011年にも財政破綻
これまた、目を疑ったが、宮城県が2011年にも財政破綻という。宮城県だけで
なく多くの県が同じような窮状にあるという。一般には隠しているだけで、
数年以内に露呈するという。一日一日と何か恐ろしい事態が迫っている。
マイナスばかりが、目に付くが、それが現実なら仕方がない。
 * 桜が満開に
新潟市は昨日一昨日と花見と年度変わりの歓迎会を兼ねた宴会が集中する。
不景気になって今年は、それが顕著に現れたようだ。近くの地元の大型居酒屋
は、予約で満杯という。但し長岡は、どこもガラガラ。地域によって
違うようだ。桜は満開になり、渡り鳥の姿が見られるようになったが、心は・・


・・・・・・・
3304, 金の価格は談合で決まる!って本当 ? ー1
2010年04月12日(月)
 あるレポートに「金(ゴールド)の相場は談合で決まっている」という
衝撃的な内容があった。どうも金の相場を見ていると、不可解な動きに疑問を
感じてはいた。しかし、こうしたレポートで、「連銀が間接的にコントロール
している」とか、「大手貴金属会社の主要メンバーの談合で動かされている」
というと、話しは違ってくる。 ~そのレポートの内容とは~
・ひとつは、世界の中心的な金相場のあるロンドンで、JPモルガン・チェース
などの米英機関が相場が上がりそうになる度、大量の先物売りを浴びせたという。
連銀が金融機関に相対取引で「地金を貸し出す仕組み」の中で金利を極端に下げ、
金の空売りを奨励しているというから、聞き捨てにはならない。これはある業者
の告発から表ざたになった情報で、レポートの主が「ネット上で見つけた内容」。 
真偽は如何だろう?
・いまひとつは、金の価格は表向きの取引で決まるのではなく、ロンドン貴金属
市場協会のメンバー60社の中の主要9社が午前と、午後の二回、金額を持ち
寄り、上の値の2社と下の2社の価格を取り除いた5社の価格平均で決めている
いうもの。米英が二社ずつ、独・仏・日、カナダ、スイスが一社ずつという。 
ここで問題になるのは、その総量が実際に会員が保有している総量より多いこと。 
これはマグワイヤというトレーダーによって暴露されたという。その本人は、
その後に、あわや暗殺されそうになったとか。金の先物で破産したとか大儲け
したとか、という話を聞くと、ラスベガスの八百長賭博並みの世界で騙された
結果でしかなかったことになる。「嘘だろう!」と狐につままれた内容だが
相場の世界は、こんなものかもしれない。相場の世界は情報の質量の絶対数が
多い方が有利で大手ほど有利になるが、「金相場が談合で決定!」というと、
話は違ってくる。ちなみに、このレポートはネット上のものだが、半年、
3千円、2~3日に一度、書き込みがあるもの。 決して、怪しげな情報源
ではない。世界経済は、数人の男たちによって動かされているというが、最近、
それが信じられるようになってきた。ロシア、アメリカの政府の首脳とは別の!

・・・・・・
2929,閑話小題

2009年04月12日(日)


 * 昨日は法事
去年早々、母方の叔父が亡くなり、両親の全ての兄弟・姉妹と連れ合いが亡くなった。
その叔父と連れ合い、そして長男の合同の法事が昨日あり、家を代表して参列してきた。
「自分たちの法事としては、最後ではないか」と言っていた。これから法事は少なくなる傾向のようだ。
「家」の意識が、ここで大きく変化している。親戚も最小にして、ごく内々で済ますようになった。
坊様の商売は不景気に大きく左右される上に、これだから上ったりだろう。
 
* 国債>税収 
09年度の一般会計が、ついに税収を国債発行が超えてしまったと、あった。
目を疑ったが、事実である。 もちろん戦後60数年で初めてで、異常事態である。
国債大量発行で国債価格が下落し、金利が上がれば、企業の資金調達が困難になる。恐ろしいことである。
世界規模の大恐慌を避けるために、15兆円の大ぶるまいだが、それは国債発行でまかなうしかない。
しかし、その結末は将来の大きな負担と禍根を残すことは間違いない事実。
あらゆるところから、綻びが現れてきている。
 
* 宮城県が2011年にも財政破綻
これまた、目を疑ったが、宮城県が2011年にも財政破綻という。
宮城県だけでなく、多くの県が同じような窮状にあるという。
一般には隠しているだけで、数年以内に露呈するという。
一日一日と何か恐ろしい事態が迫っている。
マイナスばかりが、目に付くが、それが現実なら仕方がない。
 
 * 桜が満開に
新潟市は昨日一昨日と花見と年度変わりの歓迎会を兼ねた宴会が集中する。
不景気になって今年は、それが顕著に現れたようだ。
近くの地元の大型居酒屋は、予約で満杯という。但し長岡は、どこもガラガラ。
地域によって違うようだ。桜は満開になり、渡り鳥の姿が見られるようになったが、心は・・・

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2565, ドル覇権の崩壊 ?2
2008年04月12日(土)
                     (p≧w≦q)オッ☆ o(≧▽≦)o ハァァァァァァ♪
この本で面白いと思ったところといえば、
第二次世界大戦後に、「金・ドル体制」が確立、
ニクソンが1971年に金ドル体制で崩壊、それに変わって「ドル・石油交換体制」が成立した。
・そして、ここにきて「コモデティ・バスケット通貨体制」と移動しようとしている。
 という点である。 現在の天然資源や穀物などの値上がりは、そういう要素もあったのだ。
 イラクアメリカが攻撃を仕掛けたのは、フセインが石油の決済をユーロにしようとしたことが、原因というのも解る。
その『コモデティ・バスケット通貨体制』とは、
「金を中心にして、その他の鉱物資源、石油、天然ガスなどのエネルギー、農産物等の実物資産を
まとめてバスケットの中に入れて、それを評価、信用の基礎とする通貨体制のこと。
コモデティとは基本物質という意味であり、貴金属と鉱物資源を中心とする戦略的な物質の全てである。
現在のドル決済、ユーロ決済、更には円決済は、それぞれ為替相場の変動が実物経済に及ぼす影響が
無視出来ない程、大きくなってきていることから研究されているものである。
 現在の通貨体制をゴルフのハンディに例えると、お互いに相手国のハンディが多すぎる、自分(自国)の方に
もっとハンディをくれないとゴルフ(国際貿易)に参加できないといっているようなものである。
そのため毎日日々刻とハンディ(外国為替相場)をお互いにそのつど替えてゴルフ(国際貿易)を行っている。
 コモデティ・バスケット通貨体制は、 金本位制度、 為替の固定相場制、 為替の変動相場制 に続く
新しい第4の通貨・貿易の決済体制とされ、将来の通貨体制の混乱を防ぐには、これ以上の方策は今のところ
見当たらないといわれている。 ただ、あくまで理論上のものであり、更に研究しなければならない点も多く、
実際に導入されるにしても、相当の紆余曲するだろう」
ー以上だが、
 米国は国家単位で贅沢な生活を続け、その結果として 巨額の貿易・財政赤字を垂れ流している。
 ところが自国が基軸通貨なので、輪転機を動かしドルを刷れば自己決済が出来る。、
 これではドルはいずれ暴落すること必定、早く他の通貨か物に避難すべし!ということになる。
 サブプライムローン問題は、アメリカのドル・石油交換体制の崩壊を決定付けた。
 その大混乱が、これから何年にわたって始まるのである。その一番の被害は資源のない日本であるのは
 誰の目にも明らかである。 本当の本格的プアー社会は、これから本番になる!
 格差社会というが、それは違う、中間層がプアーになっていくのである。
 上層とかいうのも、激減していくだけ。 大変なのは団塊世代の後の人たちである。
  プアーといっても、1950年?60年代の生活レベルに近づくだけ。
  社会資源は残っているから、それよりましか?
            .:+:.::.:+:(,, ・∀・)ノ バイ
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2007年04月12日(木)
2200, 反時代的毒虫 ?1

才八∋ウ_〆(∀`●)  ー読書日記   
 何げなく図書館で、この本を手にして、ーまえがきにかえてー
  の部分の中の一節に目が吸い寄せられた。

カフカに「皇帝の使者」という短編小説がある。ある男のところに皇帝の使者が出発したというお告げがある。
ところが、その使者は何時になってもこない。使者はその男が死んだあと、到着するのである。
私は自分をその使者を待つ男と同じでいいと思うていた。
ところが47歳の時、新潮社から『シオ壷の匙』という本を上板していただくと、
突然、私は白洲正子さま、吉本隆明氏、江藤淳氏の絶賛を浴びて、世に認められた。
皇帝の使者がきたのである。驚いた。「駄目な男」であることになれきっていた
私には、青天の霹靂である。あれから12年経ったいまでもまだ「変な気分」である。
ーー
そして中には、江藤淳水上勉白洲正子との対談が載っていて、対等に対談しているのである。
本屋で彼の名前は見たことがある程度だったが、借りてきて読んでみたが、なかなか面白い。
文学の授業を受けているような気持ちにさせられる内容である。
ー表紙裏よりー
私小説における虚点とは何か。命の通った言葉、通わない言葉とは何か。いかに女を描くか。
創作と金をめぐる関係とは。 小説とは、虚実皮膜の間に漾う人が人である謎を書くことである。
異形の作家が私小説の真髄を語り尽くす。
ー1998年から2004年までの間の車谷長吉が行った対談や、妻・高橋順子との句会が掲載されている。
 対談相手は、江藤淳白洲正子水上勉中村うさぎ河野多惠子奥本大三郎である。
 小説やエッセイの毒虫的な車谷からすれば、たやすく想像されることではあるが、
 人と語る車谷は誠実で、言葉を選んで、理性的で、少年のようである。
 ーまずは江藤淳との対談ー
私小説に骨を埋める』から
江藤淳との対談は、それぞれの言葉が相手の言葉を引き出す、非常に内容の濃い対談になっている。
車谷の言葉が非常に豊かに引き出されてくるのがわかる。
ーP16
車谷「私には私小説というよりも、まず物語を書くという気持ちがありました。
 その物語の「物」とは「物狂い」「物の怪」「物心がつく」の「物」だ、という意識があります。
 物を語るというのではなくて、物が語る。書き手である私に「物」がくっついて、 私の口、
 あるいは手を借りて、「物」がある物語を私に書かせる。
 初めて小説を書いた頃からずっとそう考えているんです。江藤「物が書かせるということですね。
車谷「はい。人間は2,3歳になると物心がつきますね。
 その物心の『物』とは何だろうと、ずっと考えていたんです。
 …夜にアパートで一人でいると、何ともいえず生きていることが恐ろしくなって
 きましてね。・・この恐ろしさが『物心がつく』の『物』ではないかと
 気づいたんです。『夏目漱石』で江藤さんがお使いになる言葉でいえば、
  (以下、字数の関係でカット2,008年04月12日)
ーーー
私の親戚にも何人か数奇な人生を生きてきた人がいる。
差し支えがあるので書けないが、書いたら面白い小説になる!
どの世界にも「事実は小説より奇なり」の話は転がっている。
             
            (℃゛)/ また、明日!
ーーーーーーー
2006年04月12日(水)
1835, 善意について
      \(^▽^*)おはようございます!(*^▽^)/

善意については、色いろ考えさせれることが多い。
最近になって、そのプラス面でなくマイナス面の指摘を目にする。
善意の善は、善悪の善である。 善悪なぞ、価値観の一側面でしかない。
ユダヤ教キリスト教イスラム教、一つとっても互いの善悪は全く違う。
善をプラス、悪をマイナスみても、善も悪も何時までも持続はしない。
環境が変化するからだ。環境が変化をすると、善はマイナスー悪になる。
現在の自民党族議員、ゼネコン、官僚の構造的汚職など典型的なものである。
善意は、善意でよいが! 善意だから何も許されるという甘えがマイナスになる。
日本の裁判の特徴に、善意による脇の甘さが起因しているトラブルがあまりにも多いという。
「友人の困窮に家を貸したが、相手が権利を主張をしてトラブルになった」とか、
「連帯保証に、善意で判を押してしまった」という話だ。その善意が狙われるのだ。
善意を売りにしている人間で真っ当な人は多いが、何らかのペルソナ(仮面)の一部ぐらいに
割り切っていたほうがよい。ただ、善意ではなく、できることならギブ&ギブを心がけていた方がよい。
善意と優しさは、似て異なるものである。善意という動機にクールの視線を持てということだ。
(ウオーム?ハートにはクールヘッドがコインの裏表のように必要である。)   
 ー以前書いた、善意の小悪党に関する文章である。
  これは、善意ー善人面を売りにして事例だから、すこしづれるが・・。

ーー
2004/02/06
1038, 「わたしは悪い不動産屋」?2

以下の内容は、この本の書評というより、仕事で不動産にかかわってきた
私の目から見た不動産業に対する批判と知識である。
この本を読む限り、不動産屋とかマンション屋は全て悪徳のように思えるが、
実際はそうではない。真面目な不動産屋が大部分である。
しかし、20??は悪徳に近い。80対20の法則がここでも当てはめることができる。
その20?が80?の悪さをする。しかし、それを素人は見抜けるわけがない。
80?の善良の不動産屋にも20?の悪徳要素が含まれていると考えた方がよい。
完全な物件は無い、それをよい部分だけを誇張していまうのだ。(実際は5?が、95?の悪さをするのだろうが)
面白い善意の不動産屋がいる。自分は何も社会倫理に反する事をしていないが、
不動産屋の習性で、物件に対する瑕疵を見つけて冷静な判断をする。それが彼の仕事である。
ところが無意識で親しい人間の瑕疵を見つけ、他人に瑕疵を営業代わりに、内幕情報屋をしている。
しかし、そのことを自分で自覚してない。その瑕疵を純粋に相手を変えて言ってしまう。
悪意なしの無意識の世界の恐ろしさの深さがある。
不動産業の業というよりも、誰もが持っている人間の業であるが。
人間は誰も善意の悪党の要素を多く含んでいる。人間論になってしまった。まあ他人事でない。
違うカタチで自分の生き方で、同じことをしていたのだろう。
生きるということは、こういうことなのだろう。 純粋性の恐ろしさがある。
不動産屋は、なるべく相場より安く値づけをして早く商売を成立させたい。
その為に対象のケチとあら捜しをするのが習性になっている。不動産取引は情報の売り買いである。
長期物件の売買で生きていく糧を長年かけて網を張っていく世界だ。蜘蛛の巣に情報がかかってくるのを待つ商売である。
少しマイナスの視点で書いているが、それだけ深い世界ということだ。そして無くてはならないビジネスである。
不動産屋をみていると、それぞれの個性がある。 野球のバッターに例えると
・バント専門
・ヒットバッター
・ホームランバッター
・代打専門と、それぞれの特性がある。
・バントは、アパートなどの仲介を中心に扱う
・ヒットは、マンションや住宅の売買を得意とする
・ホームランは億単位のビルの取引を狙う1発屋
・代打は、そういう情報を得て、長期物件に不得意の人に代わりに時間をかけて
 得点を得るために三割?半額をもらうことを裏契約をして共同作戦をする人
 等々、生臭い情報を探し求めて利益を探しだす世界である。
 自分を、その世界にサラシテ生きてきたからよく解るのだ。
トンビという仕事もある。事務所を持たないで、情報を売り買いしているハイエナ的な仕事である。
饅頭のアンコという言葉もある、情報のやり取りで利益を分け合うのだ。
                    ー つづく   ΒΥΕ.._〆('Д'*⊂⌒`つ
・・・・・・・・・
2005年04月12日(火)
1470, 書く(一人、語る)ということ?2

このHPを開設をして一番の効果について何回か書いてきた。
今までは、知識を得ても自分の内面に落とし込んで、それでお終い。
殆んどが記憶の底から出ることなく埋没するだけであった。
知識・教養とはそれでもよいが、やはり外部化をしておいたほうが良いに決まっている。
いつでもコピーをしたりできるし、分類や再考が可能になる。
反面、このHPに落とし込んだ場合に第三者にも曝すことになり、
自分のノートや備忘録に落とし込むのとはおのずから違ってくる。
まず第三者にも理解するように書かなくてはならない。
自分の気持を書き込む時には、自分の中の第三者の目ー理性ーで、
一度濾過をしなくてはならない。それが自分をコントロールをしてくれる。
1年、3年、10年経った時の自分や、子孫の目も意識しなくてはならない。
しかし、その加工は時間が経った時の自分にとってプラスに働くうえに、
三者の人とも共用が可能になる。この共有感が、気持ちを安らげてくれることになる。
いま一つ良かったことは何か感じたリ驚いたりした時に、それを無意識に起承転結として文章化をするようになった。
いつの間にか、書くように頭の中でまとめている習慣がついてしまったことだ。
また他人と話している時なども、書くように話しているのだ。これも結果として大きな収穫であった。
更に、他人の話を聞くときも、文章を読むように聞いてしまっている。
相手の起承転結を整理しながら聞いてしまっている。インプットも、アウトプットも、
無意識に整理しながら聞いたり話したりする習慣(脈絡を掴むよう)になっていた。
                    つづく
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2004年04月12日(月)
1105, 「ありがとう」戦略ー2

・「幸せだから感謝をするのではない。感謝をするから幸せなのだ」
 感謝はー大勢の人々のお陰、宇宙の森羅万象のお陰という気づきは、
 チャンスのときよりピンチのときに生じることが多い。
 ー「ありがとう」と、心の底から周りに対して言える状態が幸福といえるのだろう。
 ・「お客様は来てくださらないもの」「取引先は商品を卸してくださらないもの」
 「金融機関はお金を貸してくれないもの」ヨーカ堂の伊藤名誉会長が母親から受けた教えだという。
 この「ないないづくし」を前提に考えれば、『有り難い』という言葉が自然とでてくるものである。
 ーこの気持ちを忘れてしまうのが人間である。他人のことは見えるがいざ自分のこととなると見えなくなる。
・言葉の原則がある。
 第一は「言葉はレストランのオーダーの如し」という原則がある。
  注文どおりの料理が運ばれてくるものだ。 言葉のとおりになっていくのだ。
 「疲れた」「(>_<)困った」「できない」と、消極的な言葉を発するとおり不幸な状態を発注をしているのだ。
 第二は「言葉はエネルギー」という原則である。」言葉の強力な言霊エネルギがピンチをチャンスに変えてくれる。
 第三は「言葉は表情」という原則である。言葉や表情を明るく変えるから人生も明るくなる。
・言葉には「明元素言葉」と「暗病反言葉」がある。
 ー「明元素言葉」は
「ありがとう」「簡単だ」「愉しい」「恵まれている」「面白い」「美しい」「楽しい」
「嬉しい」「素敵だ」これらの言葉は、積極的で、肯定的で、状況を陽転していく
 エネルギーを持っている。「現状打破言葉」とも言える。
 ー「暗病反言葉」は
「忙しい」「疲れた」「嫌だ」「困難だ」「やってられない」「駄目だ」「不幸だ」
「もう歳だ」「できない」「どうでもよい」これらは「現状維持言葉」という。
 この言葉を使っていると本当に「暗病反」になってしまう。
                          ーつづく
 ・・・・・・
2003年04月12日(土)
738, NTTの現状から時代の変化をみる

先日、NTTの人が光ファイバーの件できたので、IP 電話の内容を聞いた。 
NTTが現在、大きい分岐点にあるのは私でも解る。
一般回線からの収入は数年後には、減っているなか更に激減するという。
今後の収入源が光ファイバーと、ADSLの収入しかなくなるという。
それも他業種の参入で競争が厳しいという。
固定費が本来高いので競争に不利である。今の時代の象徴そのものだ。
あの電信柱と電話回線という数兆の資産が、たんなるゴミになってしまうのだ。
他人事ではない!観光白書によると一昨年だけで、ビジネス客が一年間で6割も減っているのだ。
昨年は更に減少傾向にあったから、三分の一になっている。
ある日突然、ある価値が全くの無価値になるのが、今の時代である。
東京の中央部の中型・小型の貸しビルが、最近目立ち始めた超高層ビル
取って代っているという。NHKスペシャルでやっていたが、
出揃う4年後の2007年に大問題になるという。
立地がよいという理由だけでは存在価値が無くなるのだ。
この情報化革命という奴は、想像をはるかに超えて世界を根底から変えている!
   
・・・・・・・
2002年04月12日(金)
374, 主観と客観(喜劇と悲劇)

以前も書いた事があるが?
「滑って転んだとする、その人は骨を折ったか、悲しいぐらいのいたみである。
たまたま横にいた人にそれが非常に可笑しく見えた。前者にとって悲劇、後者は喜劇である。」
後者は同じ出来事を傍観している。他人事として見ている、これが喜劇。
前者はその滑った本人の目で書いている、これが悲劇だ。後者は客観で、前者は主観である。
あれだけ苦しんだ事も、あとで笑い飛ばした時に気持ちが癒される。
何事も笑い飛ばしてみれば、どうっとことはない。
「早く忘れたい嫌な事は、笑い飛ばしてしまえ!」というのが肯ける。
「喜劇と悲劇は紙一重」とは、視点を主観から客観に少し変えてしまう事だ。
「人を笑う前に自分を笑え」ともいえる。
特に日本人は「恥じの文化」ともいわれるように、他人に笑われる事を嫌う。
それだけ自立していないのと、多神教のせいもある。
逆に他人を笑っている自分は何だろう? 自嘲か軽蔑か、それとも同化か?
あまり他人を笑わないほうがいい!その他人に対する同化になってる状態だ。
考えてみたら、この二律背反だからこそ生きられるのだろう。

2016年の悠久山の桜 ~2

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 2016年の花見。

 毎年、毎年、飽きもせず、この時期に行くが、当たり年の桜は、
何度見ても感動する何かがある。 何か妖気が漂っているような・・・
 早朝の朝日のこぼれ陽が、冷気と相まって、神秘的な空気を
漂わせる。 特に、通称、「瓢箪池」から見る桜が絶品。