つれづれに

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 今日は、午後からは『シネマ』で映画。
邦画の『空母 いぶき』を… 夕方からは「飲み会」。




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6280,閑話小題 ~ビデオ撮影の恐ろしさ ー3
2018年05月24日(木)
  
   * 日大にとって最悪の会見

 「何でまあ、こんな酷い会見になってしまったの? 誰かインテリジェンス
(地頭)のある人が存在しないの?」と、21時と、23時過ぎのニュースを、
寝ぼけ眼で見た感想である。
・ビデオ撮影の録画がネットで炎上してしまったこと
・選手が違法タックル直後、ことの重大さを察知、それを周辺に知らしめ
・早々に自分の姿を晒し、記者クラブで単独会見をして暴露したこと
などなど先手先手を打ったことで、日大の対応が遅れてしまった。
まさか、名門のアメフト部の存続の危機まで、そして日大の学生やOB全体
だけでなく、スポーツ界全体、国民全体から怒りを買うとは… 
その上に、このシドロモドロの会見ときた。 今朝のネットニュースから
――
《 23日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、
 宮川選手の親友でかつて日大アメフト部に在籍していた同級生を取材。
試合前日には井上コーチを通じ、内田前監督から「相手のQBを1プレー目で
潰せば(試合に)出してやる」と伝えられたと説明。「潰せ」は「けがをさせろ
という意味」で捉えたとした。これに 日大は22日、会見後にファクスで
コメントを発表。「QBを潰せ」という言葉があったことは事実と認めたが、
内田正人前監督(62)の指示との見解は否定した。
こうした状況に同級生の男性は「日大アメフト部は、そんな生やさしい教え方
はしなくて。壊せって言ったら、完全にケガをさせろっていう。一時期、高校
3年生の時に相手の体の壊し方を教わったことがあった」と明かした。
番組は一方で現役コーチも取材し「感じ取り方だと思うんですよ。
指示があったかなかったと言われたら、ないです」と断言していた。》
――
《 日大は大学アメフト界において強豪であり、「異質」な存在だった。
 各大学は昨年から安全対策に積極的に取り組み、医療機関との連携や練習方法
などを定期的に話し合う「監督会」を定期的に開いてきた。だが、その「監督会」
に内田前監督は一度も現れたことはなく、コーチが代理出席してきた。
日大幹部が「日大には日大のやり方がある」と一部大学に対し、あからさまな
不快感を示していたのも事実だ。
 昨年、現場復帰した内田前監督は深夜に及ぶ猛練習を選手に課し、精神的にも
肉体的にも追い込んだ。20人以上の退部者を出しても、昨年の甲子園ボウル
優勝したことで「勝利至上主義」に一層の拍車がかかった。
 日大は2019年に創立130周年を迎え、大学幹部からはアメフト部の連覇
を期待する声もあった。学内からの期待、それに応えようとした内田氏を含めた
指導者。ゆがんだ組織の一部が最悪の形で表面化してしまった。》

▼ 颯太: 鉄砲玉の選手とコーチと監督の3人とも気の毒だね。
   でも、あの会見はないよ。只管、我が保身しかないのが…
 ポン太: 俺の名前がポン太だろう。ポン大とは、何か嫌な気分だね。      
何でまた、最悪の司会と、監督と、コーチの言訳。
颯太: これではコーチが自殺に追い込まれるよ。確か自殺予防協会?とかが
   コンタクトをとった方がよいよ。監督もああ見えて、内心は大揺れさ。
  恰好をつければ、裁判で不利になるしさ。それでも恰好はつけないとさ!
ポン督(監督): ここまで、追込まないと優勝できなかったが、予測外が
  重なってしまってね。とにかく自前の病院に雲隠れで、座禅でも組むさ。
ボンコチ(コーチ): 尻尾の鉄砲玉が、私に回ったが、後は一切を背負って
  自殺がある。本当に死にたいよ。でも、ポン監の下での私の役割を果たし、
  良い思いをしたのだから…この風雪に耐えるしか方法がないか。
鉄砲玉(選手): あの記者会見、拙かったと思っていたが、司会と二人の
  やり取りをみて、会見がベストと確信しました。でも死にたい!死にたい!
ポン督: 初めて知ったが、俺って、こんなにダラシない男なの。
ポン太: 俺、元もとダラシないから、この辺のことは分かる。
颯太: 御前が言うと、いやに説得力があるな。ところで、一年後に日大の
  アメフト部って存続しているだろうか。昨日の記者会見前なら5分5分だが、   
  これで、廃部の確率が7~8割に上がったね。
ポンコチ: そういえば、このブログに自殺の仕方とかいうテーマが?
颯太: あんたの役割は、自分とポン督を有罪にし、入牢して、アメフト部
  を守ること。 そう覚悟をして一つずつ、判断していくことさ。
ポン太: この二人に、そんな覚悟も頭もないさ。ボン大の常務理事だもの。
 
 で、この事件が起こったのは安倍疑惑の真っだ中。何かしら末恐ろしくなる。
 炎上に何かしらの力が働いたのでは?
  さらに 5年前の文章も、脈絡として続く。

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5913, 「純粋な悪」を、日本にみる
2017年05月24日(水)
    * 「純粋な悪」を、日本にみる
 書くのが、少し気が重いが。 三本の矢で、経済を元のような成長経済に
戻しましょうというアベノミクス。人口減が本格化を始めた日本に経済成長
など無理の話。女性の経済学者が、<萎んだ気球を再び膨らませるのではなく、
その横に気球をつけて引っ張り上げようとする馬鹿な試み>と切り捨てて
いる。高度成長期に育った世代の元首相二人が、現首相と副首相ともなれば、
当然の政策だが、現在の日本の財政は重大な岐路に立っている。
 国家収入の二倍の国家予算のどこが悪いかと、開き直っている。
そう遠くない近未来に、そのツケが回ってくるが、その日までは大丈夫と
大盤振る舞い。日本憲法も、アメリカに押し付けれたまま、改憲もしないで、
ここまできた。与えられた民主主義の甘さを抱え、ひたすら護憲を唱え、
戦争反対と、平和を唱えているうちに、海を隔てた隣国の北朝鮮が、東京
まで射程の核弾頭ミサイルを持ち、それで恐喝をしだした。「純粋な悪」の
妄想ほど始末が悪いことが、これだけで分かるはず。
 もう一つ、日本経済の成長を誘導してきた、中間層が痛んできた。
右上りの高度成長期には、その存在が有効に働いたが、今では、ネット、
パソコン機器の進化で、中間層の役割が大きく変わってしまった。
純粋悪の対象が、様変わりをしたのである。知識、情報が最優先され、
現実社会を逆支配してしまった。世界と同じくして、日本にもカオスが
覆うようになってきた。都会にエネルギーが集中、地方は今や虫の息状態。
 結局、大きな痛みを伴っても普通の国に戻ればよい。

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4451, しまった! ー1
2013年05月24日(金)
    ーしまった! 「失敗の心理」を科学するージョゼフ・T・ハリナン(著)
 人間の認識の甘さは今さらいうまでもない。カントのコペルニクス的転換、
「人の認識は対象に従うのではなく、認識が対象を決める」。それを知識として
知らないため、思い込みに縛られ、人は多くの失敗を重ねてきた。
更に失敗から学ぼうとしないから始末が悪い。その上、失敗に対して
意識的にも無意識的にも話を作りかえる。  
 まずはー内容紹介ーより人間はなぜ、まちがうのか」というテーマについて、
面白くてネタになるトピックを「これでもか」というぐらい集めて分析した本。
たとえば・・・・・・
★ レントゲン技師は、画像に写っていた悪性腫瘍の9割を見落とす?
★ トップレスダンサーの収入は、彼女の月経サイクルに左右されている?
★ 黒いユニフォームのチームは、ペナルティーをとられる可能性が高くなる?
★ 人間は、誤りを犯しそうなときは、むしろ「行動を起こさない」
  という誤りを犯すほうを選ぶ?
★「セックスした相手の数」を、男は女の四倍も多めに答えたがる?
★ 医師の八四%は、同業者がメーカーからの贈与に影響されていると考える。
  だが、自分が影響されていると考える医師はわずか一六%しかいない。
★ 人はなんらかの形で自分が不正をしていないことを証明すると、
  その後の作業でもっと不正をしやすくなる。
★ 映画を「あとで見る」人は高尚な作品を、「いま見たい」人は
  大衆的な作品を選ぶ。
★ キャッシュローンを勧める通知書に女性の写真を載せるだけで、
  利率を五ポイント下げたのと同じ効果が期待できる。
★ 予備選名簿の一番目に載った候補者は、得票に三ポイント上乗せできる。
★ 投資家は、金曜日の経済記事には月曜日の記事ほど注意を向けない。
★ 人間は、印象の操作など特定の目的のためには平気で話をつくり変える。
★ 無意識につくり変えた話でも、二度三度と繰り返すうちに、
  いつしか「記憶」そのものになってしまうことがある。
★ 一般的に、男は自分を持ち上げるために、女は他人を持ち上げるために
  嘘をつくことが多い。
★ 社会的地位や学歴、収入は、全体の幸福度にわずか三%しか占めていない。
★ 人を単純作業に従事させるためには、お金の力がものを言う。
  だが、たいていの行動では、人間は総じて金銭的動機には左右されない。
 (ゆえに、行動経済学はあまり役に立たない?)など、興味深い話がてんこ盛り。
▼ 人は思うほど完全な存在でないが、しかし周囲は人が完全であるかのような
 前提で動いている。私が学生時代のゼミで多くのことを学んだ中の一つに
「会社組織は完全な存在でなく、個人の将来まで考えてくれない。
独自で学び続けなければ知識や能力は得ることが出来ない」ということ。 
キャリアは自身でつくり上げるもので、与えられるものでない。実際のところ、
成功の背後には失敗の累積がある。問題は致命的な失敗をしないこと。
そして、失敗から学び取ること。人生を振り返って、今になって真の失敗は
何だったか気づくことが、あまりに多い。
・・・・・・
4077, 哲学で自分をつくる ー4 (ソクラテス
2012年05月24日(木)
     「哲学で自分をつくるー 19人の哲学者の方法 」瀧本 往人(著)  
 * 魂に磨きをかける    
   第一章 しったかぶりはもうたくさん ~ソクラテス ー?
≪ 死刑を宣言された際、つまり自分の死に対し、「死を恐れることは、
 死のことがよく分かってないのに分かった気になる」に等しいと、ソクラテス
は考えた。死について何も分かってないのに「死を恐れる」などということは
愚かしい、誰も死を知っている者はいないのに、なぜ恐れるのかと問いを発する。
命がけで期待された弁明の機会もアテネ市民の将来を憂いる。そして死刑判決を
受ける。 ・・無知をハッキリさせることは「汝自身を知れ」に通じる。
自分が何も知らないことを自覚し、より一層真理を追究する態度は、単に、
汝自身を「知る」ことでなく、魂の鍛錬という「実践」であり、自分がよく
生きるための問いである。魂を磨くことは、ただ漠然と、自問自答するので
はなく、他者にかかわる中で、他者に問いかける中で磨かれるものである。 
ソクラテスが探そうとしたのは「真理」であって、ソクラテスらしさでない。
探し出すには、相当の鍛錬、実践が必要とされた。自分の魂を磨くには、
命をかけて真理を追究しなくてはならない。他者が嫌がることでも、問いかけ
を行わなければならない。この対話、営みは「パレーシア」(真実を語ること)
と呼ばれている。彼の対話術は、自らの主張を他者に受け入れてもらうための
技術ではなく、「相手に問いかけること」そして相手の主張を「聞くこと」
に主眼があった。そもそもこの「無知の知」の重要性は、この「聞くこと」
のための手法にあった。何かを知っているから語るのではなく、何も知らない
から、分かってないからこそ、相手から引き出そうとする。
 パレーシアの原点は、そこにある。それゆえ、その原点は、密接な一対一の
関係が必要である。この対話は、自分が主役として振舞うのでなく、相手の話を
引き出すように行われる。それゆえ相手はソクラテスに導かれながら自分に
ついて語ることになる。重要なのは、自分が語ることができる「ロゴス」(論法
と言葉)が、自分の生き方と確固たるつながりがあることなのである・・ ≫
▼「吟味されることのない人生など生きるに値しない」というソクラテス
 言葉が好きである。要は、味わい尽くしてこそ人生である。対話は他者だけ
でない、自分の経験に対してもおこなうべきである。そのため老後という期間が
人生に与えられている。老後を如何に過ごすか?と問われれば、「それまでの
人生に対しての自己問答を通して、魂に磨きをかけること」が答えになる。
それは死を間近にした真剣勝負である。だから面白いのである。
魂に磨きをかけるとは、そう甘いものではない。
・・・・・・
5548,閑話小題 ~都知事の変節
2016年05月24日(火)
   * 都知事の変節
 都知事、公私混同で窮地にたっているが、知事以前の過去分を含めて、
ここまで表だってしまい延命が可能かどうかの瀬戸際まできたようだ。 
バラエティーで、司会が、「たけし」に、<都知事になりませんか>と、
ふると、<俺がなったら、汚職のやり放題> と、両手で懐に向けて放り
込む身振りのジョークが真に迫っていた。 やり直しをしても、たけしの
弟子の、元宮崎県知事が出てきて、間違えなったりするよりマシだが。 
石原慎太郎にしろ、猪瀬にしろ、都知事の絶大な権力は、我身の分際を見失う
力があるようだ。
   * 思いのままに
 大相撲も終わって、今週末から、伊勢志摩サミットが始まる。
オバマ大統領の送別会的サミットだが、オバマを二期させたのが間違い
だと悟ったアメリカ国民は、トランプを、大統領に選ぶ可能性がある。
<世界は既に「大恐慌」と、「欧米のキリスト教と、ISなどイスラムとの
宗教戦争」に既に入ってしまった> と仮説をたてると、アメリカは、
強硬派のトランプを選択、という流れが起きる可能性がある。
 アジアは、<天気晴朗なれど、波高し!> だが。
   * 何かお店が大変みたい!
  家内が言うに、「スーパーとか、ショッピングセンターで、日々、
不況が深刻なっているのを感じる!」という。 今朝の、朝刊の地元版に、
新潟に本社を置く「ウオロク」の社長が心筋梗塞で急死、との記事があった。 
長岡の「原信」と一騎討ちだが、規模、システムから見て、「ウオロク」は、
不利に見えていた。 その中での急死、正しく戦死になる。
 リタイア前から、年金暮らしになると、経済の動きに対して疎くなると、
聞いていた。そして、その立場になって、まる5年になるが、まさに、そう。 
気楽で良いが、週に一度、酒と肴をスーパーで買う以外に、世間との接触
無い上に、他の買物はネット上で済ませてしまう。 老兵は、静かに、
ひっそり生きるべし! ということか。 それも慣れれば、それでよい。
・・・・・・
5183,TPPを考えるに
2015年05月24日(日)
                『読書脳』立花隆著   
  * TPPは、アメリカが世界の富を吸い上げる戦略の要!
 ここで、反対の立場からのTPP入門書を紹介している。
「TPPこそ、アメリカ主導の、アメリカンルールで囲いこんだ地域経済を
太平洋周辺に作らんとする、ブロック経済そのものの発想。」と談じている。
日本国家として、それを分かっていても、中国との地政学上、その枠外に
出ることは不可能。その上に、現政権は、保守本流で、アメリカのポチなら・・ 
日本は70年前にアメリカに敗戦、現在に至るまで、軍事、経済と間接支配を
されており、そのブロックからの脱出は不可能! =アマゾンの紹介より
≪ 世の中、TPPへの参加をめぐって賛否両論がわきたっているが、もうひとつ
 議論の焦点がよくわからんと思っている人への、最良の入門書が、E・トッド
他十一人の著者による論集『自由貿易という幻想』。 これは賛否両論を要領
よくまとめたどっちつかずの入門書ではなく、「反対」の立場から、なぜ反対
すべきかを、多くの論者がさまざまの論拠から明らかにした党派性ある入門書。
非常に説得力がある。TPP参加を「第三の開国」と唱える人々は、自由貿易
アプリオリに善とし、保護貿易アプリオリに悪とする考えにとらわれ、
保護貿易は世界経済をブロック経済化し、世界恐慌に通じる道だとするようだが
それは正しくない。TPPこそ、アメリカ主導の、アメリカンルールで囲いこんだ
地域経済を太平洋周辺に作らんとする、ブロック経済そのものの発想。
その目的は、双児の赤字に悩みつづけ、ドル価値を落してきたアメリカが、
その囲い込みをテコに再浮上をはかろうとすることにある。
 年の大統領一般教書演説で明らかにされたように、「アメリカは、2014年
までに輸出を二倍にし、もって自国の雇用を増やすという戦略」を持つ。
「そのための戦術は、第1に為替の誘導であり、第二に非関税障壁の破壊である。
いずれも、八○年代のプラザ合意や日米構造協議以来、アメリカの伝統的な
経済戦術」。考えてみれば、ドルと金の交換停止(ニクソン・ショック)は、
「史上最大のアメリカによる債務不履行宣言」といってよい。
 その後、世界の通貨制度は、「ドル"準金本位制からドル基軸.変動相場制
に移行した」が、それは、金の裏付けを失ったドルを、「超大国アメリカの
軍事力と消費市場の巨大さを背景に流通させる」というシステム。それに
よって「アメリカは一種の中央銀行としてドルの発行で特権的な利益を享受し、
貿易赤字を気にする必要がなくなったばかりか世界経済を通貨と金融の面で
自由に操作」できるようになった。その後のアメリカは、実体経済の弱さを
「自国に残された唯一最強の商品であるドルを駆使して打開しようとする国」
になってしまった。その結果招かれたものは、「世界経済の金融化」と、金融
資本を国家の壁を越えてスムースに動かすことを可能にする「グローバリ
ゼーション」。その果てに出てきたTPPの推進は、「吸血鬼よろしく、アメリ
ができる限り世界の富を吸上げて瀕死のドルに輸血するための策」と見てよい≫
▼ 欧州経済共同体(EEC)をなぞった「太平洋経済共同構想」の通貨統一を
 除いた経済圏なら、日本の農林業や、金融業は、更にアメリカ支配が強まる。
 特に、日本の金融資産は骨の髄まで毟り取られることになる。
 韓国の現状が近未来の日本である。国民の7割が国外移住希望という国に!