つれづれに

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 中途半端な天気が続く。何かしら『令和』に改元されて
少し空気が変わった? 

 北朝鮮が「飛翔体」を飛ばしたと報じられているが、
この表現は有効である。『ミサイル』と表現するから
怯えるのである。英語も、この表現を使うべし。
小中学校で、机の下に隠れる訓練など、彼らの思うつぼ。








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5169,閑話小題 ~どっちに失礼?
2015年05月10日(日)
    * どっちに失礼?
 猿の赤ちゃんの「シャーロット」の名問題で、家内が『私も失礼だと思う!』
と言った時、思わず出たジョークが、『どっちが?』だが、反応はゼロ。
そのジョークを即座に理解出来る玉?ではないらしい。直ぐにブログに取上げ
ようとしたが、その辺の世間びとに配慮して自重した。 獣を軽くみるのは、
人間のエゴの思い上がりである。 朝日の天声人語が、上手い解説である。
≪ イギリス人はユーモアが好きだ。苦しいときほど必要だと考えるらしい。
 第2次大戦中、ロンドンはドイツ軍の空襲を受けた。動物園に爆弾が落ちた
ときは、タイムズ紙が「しかし、猿たちの士気はいささかも衰えていない」
と書いたそうだ ●考えてみると、これは「猿たち」が利いている。
猿山を眺めれば、彼らがわれわれに最も近い動物であるとよく分かる。
ゾウやキリンではあまり面白くない●古びた話を、大分市高崎山自然動物園
赤ちゃん猿の命名騒動に思い出した。英王室に誕生した王女と同じシャーロット
と名づけたら、「失礼だ」という批判が山と届いた。これも猿ゆえだろう
●ウサギやカピバラなら、騒動にはならなかったと思われる。ではカバはどうか
と問われると困るけれど、ユーモラスではある。英王室の広報は鷹揚に
「赤ちゃん猿の命名は動物園の自由」と語る。結局、名前はそのままと決まった。
「失礼」を案じた人たちも、先方の対応に少し気が楽になっただろうか
●ロンドン空襲に話を戻せば、半壊したある百貨店は「本日より入り口を
拡張しました」という看板を出したそうだ。やせ我慢で繰り出した泣き笑いの
ユーモアに、お国柄を見る思いがする。そういえばきのうは、英国にとって
対独戦の勝利から70年の日だった●健やかなプリンセスの誕生から世界注視の
総選挙と、英国発のニュースが続く。日本の皇室ともゆかりの深い王室である。
美しい5月の慶事を、遠くより祝福申し上げる。≫
▲ 今回の騒動について、文化人類学者は「人々の深層にある獣に対する
 差別意識が表れた」という。 また「一部の人たちが英王室の王女の名前に
日本の皇室を重ね、敏感に反応したのだろう」と。「(失礼なのは)どっちが?」
のジョークも、我ながら人類への皮肉である。 同じ島国でも歴史が違うと・・
   * 連休での渋滞原因とは
 連休での観光地の車の渋滞原因は、意外なところにある。高速道のトンネルを
抜けたときの陽光に、直ぐに眼が馴染めずスピードを落とす。その小さな積み
かさねが、数百、数千台が積み重なって渋滞になってしまう。その上、登り坂で、
少しスピードが落ちてしまうが、それに気づかないことの積重ねも渋滞原因に
なっている。要は、それぞれの小さな減速の重なりが、原因とか。 
それと、普段、遠出をしたことがないドライバーの不慣れが重なるため。

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5899,『しあわせ仮説』 -5  
2017年05月10日(水)
           『しあわせ仮説』ジョナサン・ハイト著 
   * 危機にぶち当たった時の対処   
≪ 人は危機に当たった時の対処に主に3つの方法で対処する。
・能動的対処:(問題解決のための直接行動)
・回避的対処:(その出来事を否定したり、薬物などで気を紛らわせたり)
・再評価:(思考を正したり、希望の兆しを探したり、心の内部を変える)
楽観主義者は、能動的対処と再評価の間で揺れて、対処の中で能動的
物語の粗筋をつくっていき、悲観主義者は回避的対処と再評価の間で消極的
物語、意味づけをしていく。楽観主義そのものに意味(価値)があるのでは
なく、楽観主義者がたやすく見出す「意味づけ」にある。~P/217 ≫ 

▼ 態度価値といえば、フランクルである。 彼によれば、
【人間が実現できる価値は創造価値、体験価値、 態度価値の3つに分類される。
・創造価値とは、人間が行動したり何かを作ったりすることで実現される価値で。
仕事をしたり、芸術作品を創作したりすることがこれに当たる。
・体験価値とは、人間が何かを体験することで実現される価値である。
芸術を鑑賞したり、自然の美しさを体験したり、あるいは人を愛したりする
ことでこの価値は実現される。
・態度価値とは、人間が運命を受け止める態度によって実現される価値である。
病や貧困やその他様々な苦痛の前で活動の自由(創造価値)を奪われ、楽しみ
(体験価値)が奪われたとしても、その運命を受け止める態度を決める自由が
人間に残されている。】
 これから危機の対処方法をみると、人間としての生きる意味そのままが現れ
出てくる。再評価が態度価値になる。「受け止め方」を変えることになる。
価値実現のために、「意味づけ」「物語化」が必要で、態度価値を冷静な視線
で捉えておかなければならない。6年前の節目で、まず整理したのが、態度価値。
危機はチャンスでもある。チャンスは、節目を全身で叩きつける切れ目を凝視
する機会にすること。新たな支点で世界をみるための既成概念を叩き壊すこと。
 危機があればこそ物語が生まれる。世界が広がっていくのである。