つれづれに

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 一昨日のシネマは 『ハンターキラー 潜航せよ 』。
潜水艦物は、外れは少ないと信じてみたが、成るほど面白い。
  ~内容といえば     :評価90点。
≪ ロシア近海でアメリカの原子力潜水艦が消息を絶った。
 ジョー・グラス艦長率いる攻撃型原潜「ハンターキラー」が捜索に向かうが、
現場付近に沈んでいたロシア原潜の生存者を発見、生存者の艦長を捕虜とする。
その頃、地上ではネイビーシールズの極秘偵察により、ロシア国内で世界を揺るがす
壮大な陰謀が企てられていることが判明する。それを阻止するため、
「ハンターキラー」にロシア海域へ潜航という過酷なミッションが下される。 ≫
 週に一度、現実からのトリップできることが有りがたい。


 今朝も、早朝のポタリング(ミニ・チャリ)。近くの福島江と、栖吉川土手の
桜は満開。 明日は、天気次第で、悠久山に早朝、行く予定。





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5873,閑話小題 ~東芝の危機
2017年04月14日(金)

 ホテル事業も含め、地味だが信頼のおける会社として東芝エレベーター5基や、
客室TVなどに東芝を使ってきた。 その東芝が経営危機に陥っているという。
 アメリカの原子力事業会社を買った直後に東北大震災が起きたため、原子力
発電の建設規格が厳しくなり、追加コストが重なり、前期5000億、今期が
7000億の赤字。 基幹事業の半導体部門を2兆円で売却をしても、まだ責任
がついてまわるようだ。で、残された道は倒産? シャープに続き、東芝まで
外資に持っていかれる? そして、次は?…
  まず~ネット検索より~
≪ 2016年12月。東芝原子力事業に巨額損失があると発表。
 その巨額損失というのは、東芝の子会社ウェスチングハウスWH社)が『0円』
で買収した米原子力サービス会社ストーン&ウェブスター(S&W社)の抱えていた
7000億円規模の巨額損失のこと。要するにババを掴まされたってこと。
このババを売りつけたのが、S&W社の親会社である米大手エンジニアリング会社
シカゴ・ブリッジ・アンド・アイアン(CB&I社)なのですが、もともと試算
されていたS&H社の資産価値(のれん代)は105億円でした。
しかし現実は105億円ではなくマイナス7000億円という大誤算。
2015年に東芝を危機に陥れた水増し不正会計後の再建計画は、この2016年末の
原子力事業での巨額損失発覚により完全に崩壊。2期連続の5000億円規模の赤字
により債務超過を招いてしまっては、当然そこには倒産の可能性も出てくるが、
なぜ東芝がこのようなことになってしまったのか?
 ★ 東芝の失敗はどこからなのか?
 それは2006年に東芝がエネルギー部門として原子力事業に約6000億円で
買収した米原子力サービス会社ウエスチングハウス(WH社)からでした。
そして2008年からWH社とストーン&ウェブスター(S&W社)は米国原子力発電所
の建設を共同で受注。しかし、このプロジェクトは福島原発事故に伴う規制強化
や人員不足による工期延長などで、発注元(米サザン電力とスキャナ電力)と
コスト負担を巡って巨額の訴訟が続くといった事態に…。
さらにWH社とS&W社でも意見が分かれるため、「これでは調整に時間を取られ
本来の仕事に集中できない」として、東芝が2015年に親会社である米大手
エンジニアリング会社シカゴ・ブリッジ・アンド・アイアン(CB&I社)から、
今回巨額損失を引き出したS&W社を買収することになったのです。
 ポイントは、東芝の子会社であるWH社と、米大手エンジニアリング会社CB&I社
の子会社S&W社が、アメリカの原子力発電所の建設をしていたけれど、発注元と
追加コスト負担の問題で訴訟が深刻化していたこと。
工期が遅れれば遅れるほどコストはかさんでいく(赤字が増えていく)…。
なんとかプロジェクトに集中できる環境を整えなければならない。
そこで出てきたのが、S&W社を買収する案です。
東芝には原子力関連のエネルギー事業は半導体関連事業にならんで主力なので、
失敗だけはなんとしても避けたいというのが本音としてあったのでしょう。≫
――
▼ 簡略にいうと、<6年前の東北大震災による間接被害で、天下の東芝
 解体の危機に陥ってしまった>ということ。不運といえば不運。他人事でない。
当時の経営責任を問われている二人の社長は「千年に一度の大震災なら仕方が
ない」では済まされないが… 

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5508,人類史上最大のバブルが弾ける時 ~①
2016年04月14日(木)
     ~【中国とどう付き合うか】人類史上最大のバブルが弾ける時
            熊谷亮丸『大和総研』チーフエコノミスト
 アメリカ、欧州、日本、中国、そしてロシアも、政治経済の行き詰まりを
見せている。その中で、経済で中国が最も危ないことは誰の眼にも明らか。
短期的に力で押さえつけても、市場は中長期的には、何処かで火がつく。
  ~以下のレポートが解りやすい。
≪ 2015年の夏場以降、中国における“バブル”崩壊の懸念が急速に強まった。
 中国が突如、人民元の切り下げに踏み切ったことをきっかけに、グローバルな
金融市場は激震に見舞われた。我々は、中国経済が抱えるリスクをどのように
捉えればよいのだろうか?  筆者の中国に対する見方を一言で述べれば、
“短期=楽観”“中長期=悲観”である。中国は所詮“社会主義”の国なので、
公共投資を中心とするカンフル剤を打てば、問題を1~2年程度先送りすることは
可能。しかし、向こう3~5年程度の時間軸で見れば、中国では“バブル”崩壊の
リスクが高まると見ている。
 最初に、現在の中国には膨大な2つの過剰が存在することを指摘しておきたい。
・第1の過剰は、金融面での過剰融資である。中国における過剰融資の総額は
1000兆円以上と推定される。将来的に、 この内の何割かが焦げ付く場合、
数百兆円規模の不良債権が発生することが懸念される。我が国の“バブル”
崩壊に伴う不良債権額が100兆円規模であったことを勘案すると、文字通り
“人類史上最大のバブル”と言っても過言ではない。
・第2の過剰は、工場や機械といった所謂“資本ストック”の過剰である。
その総額は400兆円以上と推定される。外資自転車操業的に呼び込んで、
資本ストックを増やすことに依って成長する中国の経済成長モデルは、大きな
曲がり角に差し掛かっている。これに対し、中国の財政出動余地はどの程度か?
「中国が諸外国並みにストックベースの債務残高を拡大する」という前提の下
では、600兆~800兆円規模の財政出動が可能だと推定される。つまり、現在の
中国経済を取り巻く状況を極めて単純化すれば、
「“1000兆円以上の過剰融資”“400兆円以上の過剰資本ストック”に対して、
中国政府が600兆~800兆円規模の財政資金で立ち向かう」という構図である。
中長期的に見て、中国経済は決して楽観視できない。仮に、政府が大型の財政
出動を行ったとしても、中国が抱える本質的な構造問題は解決しないからだ。≫
▼ 中国の混乱の影響は、欧州に飛火、シリア・アフガン難民を抱えている
 欧州経済の混乱は計りしれない。そこで、日本は、表向きは目先のリオと、
4年後の東京オリンピックに向くが、その間に、世界情勢は一変している。
特に、中国の経済難民の問題が、今後、大問題として表立ってくる。

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5143,知の逆転 ~?
2015年04月14日(火)
             ー知の逆転ー
  * 5万年の間、人間の認識能力は進化してない
                 対談相手 ~ノーム。チョムスキー
 フランス、スペインに多くの洞窟壁画が、近年発見されたが、発見当時は、
プロの画家や学者は、3~4万年前に、これほど高度技術の壁画の存在を認めず、
最近、いたずらで描かれたと譲らなかった。ラスコーの壁画は、霊媒師のような
存在の人が、百数十年にわたり書き加えていたという。
≪ ・わかっていることとしては、約五万年前、ごく小さなグループの人間が
 東アフリカを出て、急速に全世界に広がっていったということ。それ以来、
知る限りにおいて、認識能力の進化は起こっていない。 つまり、たとえば
アフリカを出てから全く他の人種との接触のなかったパプア・ニューギニア
アマゾンの原住民の子供たちと、われわれの子供たちとは、認識能力に全く差が
ないということです。当時の原住民の子供をボストンに連れてきて育てれば、
私の孫たちとなんら変わらないはず。種族間の遺伝的な差異は見つかりません。
同じ種族の中での差異はありますよ。たとえば、病理学上の違いとか。
でも基本的には認識能力に差はない。ですから、過去五万年の間に、進化上の
変化は全くなかったと言っていい。たとえば髪の毛の色といった表層的な
変化はありましたが、認識能力上の変化は起こっていない。
・考古学上の資料によれば、約5万年から10万年くらいの周期で、重要な
創造力の爆発があるといいます。ですからそれくらい前に人類学者が「大躍進」
と呼ぶような何かが起こったらしい。その頃、記号を使った行動や表記が始まり、
天体の記録や複雑な社会構造が生まれ、考古学上の記録だけでも、人間能力の
突然の進化や向上が見られるわけです。それ以前にも進化はあったけれども、
この頃に急激な変化が起った。 
カンブリア紀の生命爆発の頃に、生物の基本的なパターンというものが
整ってからは、生物の発達というのはみなほとんど同じなのです。
遺伝子の保存についても十分にわかってきている。多様な生物は、実は一種類が
非常に長い時間をかけてわずかずつ変化してきた結果であるとする論文も発表
されているくらいです。しかしそれらとは違って、言語を含む人間のさまざまな
能力は、非常にごく最近、突然現れたものなのです。・・ ≫
▼ 「5~10万年の周期で、創造力の爆発がある」というが、まさに現在の
 ネットの世界的普及が、これに当る。認識能力が、このネットで飛躍的に
伸びることになる。ハッキリいえば、最近、同年代の人を二つに分けている。
「パソコンをどのように使ってますか?」「ネットサーフィンしてますか?」
 人類にとって、これは有益かどうか?など、考える必要はない。奈良時代
ヘリが空から舞降りてきて、誰でも使えるようになったようなもの。こんな
面白いものを使えないのは、知らないから。認識の飛躍的拡大が可能のマシーン
が、各自が手にしたのである。 人類にとって、断絶の時代である。
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4778,閑話小題 ー 二度のポタリングの試み
2014年04月14日(月)
  * 先週から、一日二回のポタリングを開始
 先週から、早朝に加え午後の一時間のポタリングを加えた。
午後はスポーツジムを早めに切上げ同じコースを走る。健康もあるが、
グライダーで空中遊泳をしているようで気持ちが晴れるからだ。
音楽を聴きながらの土手の時間は特上。
 NHK・BS/TVで、朝食時に日本各地を火野正平が撮影チーム4人と自転車で
駆け抜ける番組を放映している。数ヶ月先のコースを予告して、視聴者が、
どの道を走って欲しいかの便りを元に走る内容である。朝ドラの直後もあって
か、視聴率が高いという。平凡な毎朝の、私の定番だが、ツーリストの
自転車目線が好き。 その一つの便りに、「先年、亡くなった父親が生前、
行き先は何も言わないで早朝から夜遅くまで、出かけていた。ところが最近、
父親の日記帳を見たところ、自転車でお寺や名所廻りの行先の記録があった。
その一つの寺院のコースをまわって欲しい」とあり、そのコースを辿っていた。
「早朝から夜まで、自転車に乗って、独り、何処かに行っていた」という
言葉が妙に引っかかった。 私の自転車歴は4年半だが、その人は、一日中、
どんな気持ちで走っていた? チャリダー? ポタリスト? 私の命名は、
「一日ツーリスト」。 少なくとも、家でゴロゴロしているより遥かに良い。 
 そこで「現在、一時間のポタリングも、2~3時間にしたら?」と思いたち、
先週から二回目を挑んでいる。で、私は、「一時間ポタリスト」というところ。 
ただ、自転車は危険なこと、この上ない。それもあって、土手と、バイパス
脇の道路以外は、避けている。最近、始めたのが、ある本をヒントに、
ベンチで「ぼんやり時間」を持つこと。これが、なかなか、難しい。
自転車があるので、道の傍のベンチに座るが、ウォーカーが通ると、
何か落ち着かない。ボ~っとした自分の姿を他人に見られたくない気持ちが
動くのだ。 まだまだ「ぼんやり道」の初心者でしかない。
   * 面白い公園
 ツアーで、世界中を旅行していると、行先の都市の美術館、博物館、寺院
などの観光の中に、公園がある。公園は、その国の文化が、そのまま現れ出る。
その中に、ノルウェーオスロの彫刻家のヴィーゲランの作品をテーマにした
公園がある。 幼児期から老人期、そして死、愛、感情など、一生の出来事を
テーマに、人生を考えさせられる像が、様々なテーマごとに並んでいる哲学的
空間である。初めて、その空間に入った時の驚きは、今でも憶えている。
人生をテーマに国をあげて公園をつくる、そのセンスの奇抜さに・・
 一日がかりで、それぞれのコーナーで、自分の人生と重ね合わせると、
記憶が生々しく立ち上がるのだろう。
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4411, 隠居大学ーよく遊びよく遊べ -8
2013年04月14日(日)
   * 心清く、よく遊びよく遊べ ーつれづれに
 老後を考える上で、なかなか面白い本である。何事にも自然体で、拘りを
持たず、自由に気楽に生きることがベース。人間は、それぞれ固いバイアスに
囲われている。それを一枚一枚、そぎ落としていくのが人生。老いるにつれ
何事も面倒になり、過去に目を向けて、周囲の現象には上から目線になりがちに。
両親の晩期を供に生活をし、冷静に身辺整理をした父の姿を見ることが出来た。
母からは何事にもチャレンジする姿を見た。「始める前に、あるレベルまで
到達できるかどうか見極めること。決心をしたら、先生を見つけ集中すること。
ライバルを見つけること」と、教えてくれた。道を極めようと一心不乱で
日々過ごすと、心が純化されていく姿が見て取れた。「心の純化」こそ極意。 
以前「何かに集中していると、あるゾーンに入る瞬間がある」と書いたが、
それは心の純化の状態。 何事も純化の心から生まれ出てくる。「童心に帰り、
純化の心で、遊べ遊べ!」である。人生を振返ると、その時々、面白く遊んだ
ことが思い出される。 事業も、遊びも、何でも、遊びになるまで対象に入り
込まないと。それは楽しむことから始まる。楽しみになるまで対象に同化する
こと。「おもしろき こともなき世を おもしろく すみなしものは 心なりけり」 
これは高杉晋作の言葉だが、その心は純化した心。 論語の雍也第六に
『子曰。知之者不如好之者。好之者不如樂之者』がある。「師曰く、真理を
知る者は真理を好む者に及ばない。真理を好む者は真理を楽しむ者に及ばない」
という意味である。真面目に学べば「知ること」ができる。 しかし、知った
ことは、よく忘れる。だが、好きでやったことは身に付くから忘れることも
少ない。更に良いのは「楽しむ」こと。・・・更に、楽しみを遊びにしていく
ことである。遊びは、現代風にいうと、ゲーム化することになる。
ゲームは仮想世界の競争である。人生を夢幻として、難関を乗り越えて
いくことになる。人生のゲーム化。 夢幻の劇場で自作自演の役割を演じ、
それを味わい楽しむことである。心清く、遊んでいれば、その役をこなすこと
が出来る。 「うれし、たのし、おもしろし」の世界を、持つこと。ただし、
節度を持ってである。だから、そこに「良く」がなければならない。
その辺りに少し気を使いながら。
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4037, 閑話小題 
2012年04月14日(土)
  * スマトラ沖でM8・7クラスの大地震
 先日のスマトラ沖地震は、2004年のスマトラ沖大地震の余震とみられる。
前回のような断層の縦移動でなく、横に移動したもので、M8・7の大地震
しては大津波は発生しなかった。地震学者は、「これは東日本大震災震源地の
隣接地域で10年、20年単位で誘発地震が起きる可能性を示唆しているもので、
注意が必要。」と、忠告している。東海、東南海、南海地震と、首都圏直下型
地震の可能性を示している。 地球規模の地殻変動期の渦中にいるのである。 
日本は、その地震帯が重ねっている地震大国。 そこに原発が54もあれば、
危険極まりない事態。
  * ポタリングを再開
 早朝のミニ・サイクリング(ポタリング)を再開した。冬期間を除いた4
月~11月の間、一時間かけ信濃川の二つの大橋を一周する。6時過ぎから
7時過ぎにかけての時間帯だが、何とも清々しい。電動アシスト自転車の効能で、
午後の二時間のスポーツジムを加えると、三時間も運動している。平坦な習慣の
組み合わせのためかアッという間に一週間が経ってしまう。電動アシスト自転車
の使用目安を5年と決めているので、半分使え終えたことになる。電動自転車は、
お薦めである。手段(自転車)が、目的(朝の運動)を変えてしまう
(ウォーキングからポタリングへ)典型的事例になる。これからはスマート
フォンとタブレットPCの普及が、ビジネスや生活パターンを根こそぎ変え
始めているが、手段の進化は、人間生活を間違いなく良くしてくれる。
  * チョッと騒ぎすぎでないのか?
 打上げ失敗で、よかったものの、北朝鮮のミサイルの打上げ少し騒ぎすぎ。
また、おどおどした防衛大臣の巡り合わせも悪い。北朝鮮の存在で一番、都合が
良いのは中国。極端に時代がかった漫画的国家を存在させておくのは、米国の
属国、日本と韓国の国境の緩衝地帯として地政学的に見ても必要である。 
まだ韓国が存在しているから他人事のように勘違いしているが、危険極まりない。
更に、やっかいなのは日本。充てがわれた憲法をたてに、軍隊の存在を認めず、
国境を侵犯されても他国への攻撃は相成らぬという、呪縛にとらわれている。 
その結果が、国家の体をなしてない有様。この十年で、残った体力を使い切る
ことになる。
  ・・・・・・・
3671, 節目どきに ー6
2011年04月14日(木)
  * 都知事選の結果をみて
 一度、不出馬を表明していた石原慎太郎が一転、出馬をして当選をした。
東国原とかいうお笑いタレントが石原が不出馬の場合に、当選する可能性が
あったからという。お笑いタレントを首都東京に選出するなど論外だが、
この国ではありうること。都民の大部分は以前、タレントの青島で大失敗を
したことを知らない。 この時期に人材が存在しないのは、悲しむこと。政治は
言葉で方向性を常に発し導くことである。石原を除いた他の候補は、論外も論外。
  * 本州壊滅は本当だったのだろうか?
 この原発事故が発生した数日後、あるところから、これは「本州壊滅の惨事」
と聞き及んでいた。ここでも何度か書いてきたが、その直後から外国人が列を
なして帰国をしていった。去年の三月にオープンした、東京駅に隣接している
シャンブリアホテルの支配人やシェフが、逃げ出して運営が出来なくなり、
事故後10日もしないうちに、休業に入ってしまった。(昨日に、営業再開の
ニュースがあったが・・)ところが数日前になって、チェルノブイリ級の最悪
レベル7に引き上げられた。事故直後は、危険レベルが4だったが、実際は7と
いうことを外国人は知っていたのである。知らないのは日本人だけだったのが、
ここで裏づけられたことになる。風評に気をつけろでなく、政府の発表と風評、
両方とも疑ってかからないと、大きなリスクを負う。
  * ホテル・飲食・サービス業界の悲鳴
 一足先に、事業を清算したが、同業の悲鳴がグッサと刺さってくる。
前年比で全国平均で三割減、首都圏で6割減、東北・北陸で八割減。それも、
リーマンショックで売上げが半減し体力を消耗した上で、これである。地元の
リゾート地や、佐渡など壊滅的と漏れ聞こえる。「過度の自粛を控えなさい」
というが、この世情の中で、生活防衛に入りざるを得ないのは当然のこと。
だから、あまり費用のかからないスポーツジムが大流行になる。
気の毒なのは料理屋、居酒屋である。 酒のツマミには魚料理である。
その魚に不信感を持ってしまえば、足が遠ざかる。最近、居酒屋の刺身が、
いやに美味しい。高級魚が売れないため、居酒屋に安く流れてくるためである。