他のブログ
http://www.enpitu.ne.jp/usr5/549/
http://horii888888.toypark.in/cgi-bin/s_diarys.cgi
http://d.hatena.ne.jp/horii888888/archive
今日のYoutube
明日の長岡花火、NHK総合地上波で放送するらしい。
あまり人混みが好きでないが、やはり行かないと、
何か物足りなさが残る。 悠久山と福島江の桜見と同じ。
・・・・・・
・・・・・・
5982,閑話小題 ~最後の講義・2
2017年08月01日(火)
ランディは「正しく生きれば、人生の歯車が回って、夢は実現する。」
がベースにある。正しくの中には道理、素直、心、品性もある。
アメリカンドリームの典型的タイプ。その生き様自体が、夢と希望を与える。
―
~ いま一つの説明書きを紹介しよう。
【2007年9月18日、ペンシルベニア州ピッツバーグ。ハイテクの街として
知られるこの地に本拠を置くカーネギーメロン大学の講堂で、1人の教授が
「最後の授業」を行った。 教授の名前はランディ・パウシュ。46歳。
バーチャルリアリティの第一人者と称される人物だ。最後の授業をするには
まだ若すぎるパウシュだが、実はこのとき、彼には長年親しんだ大学に別れを
告げざるをえない事情があった。膵臓から肝臓へと転移したガン細胞。
医師から告げられた命の刻限は「あと3カ月から半年」。こうしてパウシュ
の最後の授業は始まった。スクリーンに映し出された演題は
『子供のころからの夢を本当に実現するために』。それは、学生向けに講義を
するふりをしながら、まだ幼い3人のわが子に遺すためのメッセージだった——。
アメリカではネット動画にアップされるやまたたく間に600万ものアクセス数を
獲得したという、心揺さぶられるメッセージ。】
―
【パウシュ・ランデイ教授はVR(ヴァーチャル・リアリティー)の研究に没頭、
数々の成果を出し、VRの世界で一目置かれる存在となっていきます。そんな中、
ディズニーでVRに関する極秘プロジェクトが計画されていることを知ります。
VRを使ったアトラクションの開発。 そんな中、ランディはディズニーのVR
プロジェクトのキーマン、ジョン・スノッティーへの接触を試みます。
「別件があるので、ランチでもいかがですか?」。その時の気持ちをランディは
こう表現してます。「私は嘘をついてでもあなたに会うきっかけを作ります。
あなたとランチができるのであれば海王星にでも行きます!」と。
そしてランディはジョンと会う機会を得ます。そこでランディは数多くのVRの
専門家に会い、ジョンに何を質問すべきかを聞き、すべて覚えた。「VRの天才」
と思われるために。そして、ランディが「サバティカルに入るので、ディズニー
と一緒に仕事がしたい」とお願いをします。そして、「半年間自費」という、
誰もが首をかしげる条件でディズニーとの仕事をGETします。】
―
ランディは、ジョンとの仕事の中で得たとても素晴らしい教訓として、
下記の言葉を紹介してくれます。忘れたくない言葉です。
―
・人は誰でも素晴らしいのだ。君が誰かに腹を立てても、その人を長い目で見ろ。
必ずいい面が見えるはずだ。
―
生徒の作品はランディの想像を超えた出来栄えだったようです。もう教えること
が何もないと。そんなランディは師匠に「どうしたらいいか」と相談するが、
その師匠の答えが心に残る。
・生徒たちに「君たちの作品は見事だ。だが、君たちはもっとできる。」と
言うんだ。これが最高だと限度を設けることは生徒たちの成長を妨げるだけ。
―
・レンガの壁があっても、夢の実現をあきらめてはいけない。
・人の批判を聞くこと。評価のグラフであれ、尊敬する人の言葉であれ、批判を
素直に聞くことは難しい。“そのとおりです”と言えず、“だって、それは”
と言い訳をするもの。それではいけない。批判は大切に役立てましょう。
・感謝の心を忘れないこと。自分の成果はチームのおかげであるということを
忘れないこと。
・文句を言わず、努力を続けること。
・自分の得意なことを見つけること。
・一生懸命仕事をすること
・人の一番いいところを探すこと。誰でも必ずいつか良いところを見せて
くれる。ひたすら待つこと。悪いところだけの人間は一人もいない。
・準備を怠らず、機会を逃さないこと。
https://www.youtube.com/watch?v=jyyzWRp_VpM
・・・・・・
5617,かわいい自分に旅させよ ー②
2016年08月01日(月)
<『かわいい自分には旅させよ』浅田次郎著>
* かわいい自分に旅させよ ~B
40歳代に入って直ぐの頃、『年一回の海外に出ること』を決めた。
そして、半ばも過ぎた頃、それを年二回に切り替えた。20歳から20数年間、
ストレスの多い「創業」の為の転進を繰り返してきた。何事も現実に直面
すると、火事場のバカ力が生じてくる。その奇跡に近い偶然を拾い上げて、
その場を切り抜ける。しかしストレスは並大抵ではない。その沈殿がピーク
になっていった頃である。その解消剤にツアーのストレスと感動が、合理的で
あることに気づいた。早朝の読書習慣と、散歩、そして、海外ツアーが、
何とか、自分を支えてくれた。 半年単位、一年単位で、そのストレスを、
払い落とすしかない。そこで、「秘境・異郷ツアー」のストレスで、それを
削ぎとるしかなかった。それが、結果として、心の、いや魂の財産になった。
~以下の部分は、「苦労でなくなった旅を、自分に与えよ」と勧める。
≪ 「かわいい子には旅をさせよ」という格言は、今や死語であろう。
かつては苦労の代名詞であった旅行も、世の中がすっかり便利になった今日
では娯楽の王者となってしまった。もしかしたら今の若者たちは、この言葉の
意味を「かわいい子には娯楽を与えよ」と曲解しているかもしれぬ。
たしかに旅は苦労ではなくなった。ただし、経験としての価値が損われた
わけではない。人間は経験によってたゆまぬ成長をとげるものであるから、
苦労を伴わずに経験を得ることのできる今日の旅は、子供よりもむしろ大人に
とっても好ましいかたちになったと言える。この福音に甘んじぬ手はあるまい。
「かわいい自分には旅をさせよ」である。金だの時間だの手間だのと、旅に
出かけぬ理由を思いつくのは簡単だが、よく考えてみれぽ金は貯めるものでは
なく使うものであり、時間はあるなしではなく作るものであり、手間を惜しむ
は怠惰の異名に過ぎない。つまり旅に出てはならぬ合理的な理由は、実は何も
ないのである。 ≫
▼ 秘境への旅の決断と実行は、非常に抵抗が生じる。まず、家内が、激しく
抵抗する。そこで一人参加を決意すると、家内も渋々、決意するパターンの
繰り返し。で、抵抗感が強いほど、その内容は、濃厚で味わい深い物語になる。
しかし、極限を超えた経験のオンパレード、可愛い自分へのプレゼントになる。
・・・・・・
5252,自分もないし、あの世もない ~ニーチェ「超」入門~
2015年08月01日(土)
~ニーチェ「超」入門~白取春彦著
* 遠近法でみれば、自分もないし、あの世もない!
黄色の声で娑婆現象の因果律を、己の世界観で物語化して、一人、
悦に入っている我われ凡人を根こそぎ否定するのがニーチェの醍醐味。
ことあるごとに「世間人」を取り上げてきたのも、ニーチェの影響があった。
ニーチェの遠近法的認識から、我々は近くの現象に左右されていることを
知ることができる。 山奥の集落では、その集落の世界が全世界になりがち
ということが解る。 遠近法を『多宇宙論』まで拡大すれば、「自分も、
あの世もない」ことが自明になる・・
ー以下の部分は、ニーチェの核心部分ー これを理解できるかどうかだ?
≪ 人間の遠近法的な認識のゆえに、いっさいが現象でしかない。けれども、
それはわたしたちにとってウソではない。まさにそれこそ現実であり、
リアルなのだ。現象というこのリアルから誰も脱出することはできない。
だからといってこの現象界の裏側に真実の世界があるのではないかと思うこと
こそ妄想なのだ、とニーチェはいう。それは混沌としていて、客観的世界などで
はないという。二ーチェはそのように語ることによって、真実界が天上にあると
考えたプラトンの哲学を否定しているのだ。キリスト教神学がプラトンの哲学を
取り入れたと一般的にいわれているのはこの部分。真理も真実も神も天上界に
あるのだとする神学のことだ。つまり、ニーチェは遠近法の考えを発展させる
ことによって、神はいないはずだという見解に達したのである。
神など人間が想像してつくりあげた単純な無神論ではない。目に見えるもの
ばかりではなく「物体、線、面、原因と結果、運動と静止、形態と内容」と
いった基本概念すらも実は人間のつくった仮構だと二ーチェはいう。
たとえば、わたしたちの生活でしょっちゅう考えられている原因と結果だ。
物事は起きているのだが、その一点をチョイスしてわたしたちは結果だと決め、
その結果を生んだ原因を探す。しかし本当は、原因も結果もない。因果という
つごうのよい言葉に人はとらわれているだけなのだ。だから、起きている事柄
とは事実そのものではなく、それに関わる人間の概念とか心理的印象などが
混じりあって総合的に結合されたもののこと。それを二ーチェは生きいき描写
する。要するに、因果を決めたがる心理は、まだ慣れていないものに対する恐怖
のことなのだ。そして、なんとか既知のものを見つけて安心する。だから
本当は、原因を探求しているのではない。既知のものを探しているだけなのだ。
(「力への意志」551) ー以上をもっと簡単にまとめてしまえば、
人間は起きている事柄をストーリー化して考えてしまい、それを事実ととらえる
ということだ。それはもちろんわたしたちのそれぞれの人生行路という話も含む
ことになるし、世界の歴史も含む。二ーチェのこの鋭い指摘は、当然ながら
他の事柄にも通じていく。たとえば、家柄や血筋、それに強く関連している差別
や階層の問題、あるいはまた人間の喜びや苦しみについても、わたしたちに
新しい眼と態度を与えてくれる考えとなる。 意識というものについても、
ニーチェはそこに遠近法を見る。それをまとめると、次のようになる。
< 個々人の意識であろうとも、個々人の生き方に沿っているものではない。
わたしたちの行動はそれぞれに唯一であり、個性的なものであるのに、意識
といったものに翻訳されるやいなや、もう個性的なものではなくなるのだ。
意識に変換されたとたん、一般的になってしまう。共同体的になってしまう。
薄っぺらになり、平凡化される。精妙さを失ってしまう。みなと同じような
妄想に変化してしまう。したがって、人間の認識の力は真理のようなものを
捌む程度には達していない。(『悦ばしき知識』354)> ≫
▼ 4年前の会社整理に対し、『計画倒産』とか、『帰り矢が当たった』とか、
色いろ揶揄されていたようだが、要するに、否定による否定の共同幻想の類。
とはいえ、当ってなくもないから面白い?・・ 上記の、『要するに、因果を
決めたがる心理は、まだ慣れていないものに対する恐怖のことなのだ。そして、
なんとか既知のものを見つけて安心する。だから本当は、原因を探求している
のではない。既知のものを探しているだけなのだ。』その一番、手っ取り早い
のが、無知蒙昧による計画倒産の共同幻想。その物語が透て見えるから、逆に
醍醐味になっていた。共同幻想の事例研究としてのは非常に面白い内容だが。
・・・・・・
4887,閑話小題 ~ベトナムのシシャモ
2014年08月01日(金)
* 先日、あわや買おうとしたシシャモが・・
近くのSC内のドラッグストア「アオキ」で、美味そうなシシャモの
パッケージ、一度はカゴに入れたが、色が青白く光っているのが気になり、
元に戻した。ところが、その翌日のニュースで、「山口県内の業者がベトナム
から輸入した冷凍シシャモで、 殺そ剤と人のふん便とみられる異物が混入」。
あわやである。 以前も、冷凍の中国産唐揚を買ったが、まだ食べてない段階
でニュースで知り、事なきをえた。家内は絶対に中国産を買わないが、私は、
あまり気にしない。中国・上海市の会社による期限切れ食肉使用問題が国内
にも衝撃を与える中、今度はベトナムの食品をめぐる新たな問題が発覚。
それにしても恐ろしい!
* 佐世保の女子高生殺人事件
これは異常性格者の犯罪で、一般的常識では語れない事件。
「子猫を解剖し、今度は人間を解剖したくなり、準備をした上で、親友を誘い、
首を絞め殺し、首と手首を切断。下腹部を切り開いた」と・・ そのニュースで
《 医師が6月10日、県の「佐世保こども・女性・障害者支援センター」
の窓口に電話。少女が小学生の頃に給食に異物を混入させたことや、父親を殴打
してけがをさせたことを挙げ「人を殺しかねない」など相談。窓口側は医師に
対応を助言した。医師は少女が高校1年女子は伝えたが、名前は伏せた。相談
内容について窓口側は当時、県警に連絡をしていなかった(2014/07/31)》とある。
家庭環境の激変の中で、元もとあった異常性が表立ったのだろうが、猟奇・
ホラー映画、顔負けである。ネットや映画で、無制限に猟奇殺人などが
無制限に流されている結果だろうが。
* 新発田の女性遺体 ー31歳男、複数の殺人に関与の疑い
以前、全国版ニュースで流れた地裁から必死に逃げる若い男の姿が脳裏に
残っているが、その男が新発田の若い女性の殺害犯人で、他の殺人事件にも
関与している可能性がある、という。 ーまず、そのニュースから
≪ 6月、新潟地裁から一時逃走した男。新潟県内で女性を殺害した疑いなどで、
7月31日、逮捕された。さらに、この男には、ほかの複数の殺人事件にも
関与した疑いが浮上している。6月27日、新潟地方裁判所から逃走を図った
喜納尚吾容疑者(31)の姿をとらえた映像には、全力で逃げる喜納容疑者と、
後を追いかける警察官の姿があった。強姦など3つの事件で、逮捕・起訴。
31日、殺人事件にも関与していたとして逮捕された。喜納容疑者は、自分が
所有する乗用車で、徳永 希さん(当時22)を自宅と友人宅の間で連れ去り、
当日かその翌日、殺害した疑いが持たれている。2014年4月、新潟・新発田市
のやぶの中から、その遺体で発見された事件。徳永さんは2013年11月、
「友達の家に行く」と言って家を出たあと、行方不明となり、2014年4月、
自宅から5km離れたやぶの中から、白骨化した遺体となって発見された。
喜納容疑者は「身に覚えがない」と、容疑を否認。警察は、喜納容疑者が
複数の殺人事件に関与したとみている。市内では、若い女性が次々と不審死を
遂げている。2013年9月には、住宅街で乗用車4台が燃え、車内から20代の女性
の遺体が発見され、さらに、徳永さんの遺体が発見された同じ4月に、
20代の女性が遺体で発見されている。≫
▼ ところで、2009年11月に新潟駅南で乗せた若い男の客にタクシー
運転手が金を奪われた上に殺害された事件。駅の監視カメラに映っていた
姿が似ているような? 若くて、キャシャだけで、いうのは何だが・・
ーーーー
4520, がんで死なない生き方 ー1
2013年08月01日(木)
「専門医が教える がんで死なない生き方」中川恵一著
ーどうせ死ぬなら「がん」がいいー の内容に対し、正当派の医師の見方も
必要と図書館で見つけたのが、この本。誰もがんで早死にはしたくはない。
少し注意した生活を数十年も続ければ大きく変わる。特にタバコと飲酒の習慣。
二人に一人がなる病なら、特に若いうちは定期検査と早期発見で治すしかない。
ーアマゾンの内容よりー
《「日本人が目をそむけてきた"究極の病"。本書を読めば心構えと希望が持てる」
2人に1人がかかる時代、予習と対策ができる人生のテキスト。がんはもはや
他人事ではない国民病。東大病院の中川先生が、"がんは遺伝""がん家系"と
いった誤解を解き、予防法から治療、お金の問題まで徹底解説。一方、専門医
自身はどんな生活を送っているのか、予防のために何か特別なことをしているのか、
一般の私たちが気になる疑問に中川先生が答え。同僚の医師にもインタビュー。
コラムでは、原発事故以降の放射線に対処するための知識をQ&A式で掲載 》
ー概要の部分を抜粋するとー
≪ 肺がんや大腸がんにおいては、野菜や果物の摂取によって発症リスクが
低くなるという証拠はない。2人に1人がんになり,3人に1人ががんで亡くなって
います。誰だって、がんになりたくないし、がんで死にたくはありません。
がんで死なないため一番‘確実な方法’はがんにらないことです。しかし、
どんな聖人君子でもがんになり得るのです。おおざっぱに言えば、がんの3分ー
がタバコ、3分のーがお酒や食事や運動といった「タバコ以の生活習慣」です。
そして、残りの3分の1は「運」と言ってよいでしょう。どんなに理想的な生活を
送りても、がんを完全に防ぐことはできません。ですから、がんを防ぐ生活習慣
を心がけるとともに、‘運悪く’がんになっても、早期に発見して完治させる
必要があります。この生活習慣《一次予防》十早期発見《二次予防》の2段構えが、
がんで命を落とさないための特効薬なのです。実際、がん全体の「5年生存率」
(医学的には、治療によって、がんが消失して5年経過後に再発がない場合を
「治癒」とみなす)は5割を超えていますので、がん「不死の病」ではないし、
早期がんで発見されれば、ほとんどの臓器のがんで治癒は9割以上になる。
早期に見つけられれば、がんは怖くありません。 早期がんを発見するには、
定期的な検診が不可欠です。早期がんでは目立った症状が出ないからです。
そして、症状が表れると、進行・末期がんの場合が多く手遅れです。
だったら、どうか?と考えると、どうだろう?あまりかわらなかったのでは?
悪性なら早期でも助からなかったのでは? しかし生活習慣病なら、注意すると
しないとでは大きく変わる。しかし50歳を過ぎれば、検査をして見つけても、
逝くのは少し早いか遅いかだろう。今だ男の喫煙率が4割。これほど危険なもの
はない。法的に麻薬並みに禁止すべき数値。これに酒とストレスを加えると、
男の場合、半分以上は複合効果でやられている。
「酒飲んで、タバコを吸って バカ騒ぎ」