つれづれに

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今日のYoutube

 今朝は曇り空。降りそうなため、
 ポタリングに出かけなかったが…

 大相撲、今日が初日。
 引退含みの力士もいて、ドラマ含みで…
 結局、終わってみれば白鵬というところ?






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5355,島地勝彦の~柴錬、今東光、開高、乗り移り人生相談~ ー⑥
2015年11月12日(木)
  * 人生は人性なのだ
 あまりにエゲツナイ内容で、取り上げようか迷ったが、今さらと取上げた。
 大僧正、シバレン、坪内寿夫、梶山と当時の主だったフルメンバーのクセ
 の強い人たちとの交友が出来た島地は、幸せだ。
≪・シマジ: ミツハシはまだまだ甘い。女性は男性と違って、何歳になっても
 セックスが可能だから性の問題は奥深いんだよ。これはずっと昔の話だが、
 八十三歳の松山の老芸者が、来島どっくの坪内寿夫さんに「私はもう二十年
 以上、男さんに抱かれていません。もう長くない命ですから、死ぬまでにもう
 一度抱かれたい。私を抱いてくれる男性を紹介してくれませんか」と懇願した。
 そこで坪内さんは今東光大僧正とシバレン先生に相談した。さすがの大僧正も
「おい、坪内、俺より年上か……。二人して死んじまうぞ」と丁重に断られた。
 シバレン先生も「そりゃ無理だ」となって、二人が顔を見合わせて
「梶山だな」と意見が一致した。そこで梶山さんが呼ばれたわけだ。
・ミツハシ:『赤いダイヤ』や『黒の試走車』を書いた当時の大流行作家の
 梶山季之さんですか?
・シマジ: そう。梶山さんの女好きは規格外の怪物だったからね。
それで、老芸者を坪内さんが経営する奥道後の温泉に入れて、十分に体を
ほぐさせ、梶山さんがお相手を務めたというわけだ。翌朝、大僧正とシバレン
先生が「おい、カジ、昨晩はどうだったんや?」と訊いたら、梶山さんは興奮
気味にこういった。「いやあ、女というのは恐ろしいですね。八十三歳でも
大洪水になって、雄たけびもすごかったです」
・シマジ:ミツハシはまだまだ甘い。女性は男性と違って、何歳になっても
 セックスが可能だから性の問題は奥深いんだよ。≫
▼ こういう毒にも薬にもならない話題は、刺激の少ないボンヤリ生活に
 とって一番。男は、その点、無理なものは無理。
~達磨さん、ちょいとこっち向け、世の中は、月雪花に酒に女だ」 禅言葉~
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4990,暴走する世間 -6
2014年11月12日(水)
     {暴走する「世間」―世間のオキテを解析する}佐藤 直樹(著)
  * 家族の解体の原因とは
< 日本の「家族」は、世間様の「贈与・互酬の関係」の共同幻想に侵食
 されていて、元もと解体されていた> という論旨は、身近を見れば納得
できる。特に世間に生きる女性の場合、連添いで人生が大きく変るため、
「贈与・互酬の関係」にシビアになり、相手も商品と同じ?ように選定する。  
  ーその辺りからー
≪ 高度消費社会がもたらした「過剰商品化」によって、なぜもかくも、
 やすやすと家族が解体されたのか、それは一部例外を別として、日本には
市場原理に対抗できる近代家族、愛情原理が存在しなかったためである。
この家族の解体に大きな役割を果たしたのが「世間」であった。
その本質は共同幻想だが、ある場合には社会を意味し、ある場合には、
親族や家族を含むという、極めて曖昧な共同幻想である。 世間体が悪い、
という世間とは、「公」であるが、日本では家族もまた「公」と考えられる
ので、ヘーゲルのいう愛情原理で構成される家族と、市場原理で構成される
対立は存在してない。家族は「世間」という共同幻想に侵食されていて、
高度資本主義=高度消費社会によって「解体」されるまでなく、あらかじめ
「世間」によって、解体されていたのである。 ・・(略) 
 日本の夫婦には愛情がないためなのか?たしかに男女の恋愛はない。
恋愛は、個人の存在を前提とし、しかも二人の間が平等であることを前提に
するが、「世間」の中では、男女の間でも「平等な個人」は存在しない。
「世間」には「目上・目下の関係」という差別性原理があって、さまざまな
男女差別は、これから起因しいている。 例えば、夫婦茶碗や夫婦箸が、夫用
が妻のものより大きい。日本では男女間の愛など、もともと信じなかった?
日本の家族愛が建前、「滅私奉公」になっているが、日本の「愛」は、
「贈与・互酬の関係」があるため、どこかで見返りを求める「愛」となる。
日本人は何か親切にすると、「お返し」を求めるから、ボランティアと
行為が、広まらない。≫    
▼「世間」という共同幻想は、知らないうちに、「愛」や、「家族」の
 ベースに大きな影響を与えている。 そこには、「目上・目下の関係」
の差別性原理があって、少しでも弱点をみせると、襲い掛かってくる。
それに動じないためにも、その本質を見極めてないとウツに陥る。
その防御には、ただボ~ッした「ぼんやり」の時間と、長年かけた教養が
必要になる。家族の解体の流れ、家族、核家族化、個族化は止まることない。
それを暴走する世間が加速させているとすると、ただ事でない事態である。
日本は国家として下り坂になった。
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4623, 閑話小題 ー創業当初の営業担当の年賀欠礼の葉書
2013年11月12日(火)
  * シネマ・人間資金
 シネマの『人間資金』が期待してなかった分、良かった。邦画で90点は、
私としては高評価。内容といえば、「実は噂のM資金が存在しており、
日米の選ばれた人たちで運営されていた。それも人類の発展のためが建前。
日本の戦後の復興資金にも貸し出されていた。しかし米国の責任者が、
それをファンドで、自分たちのために利用しようとし、日本の責任者と
対立する。その一部の資金で情報端末を某国の国民の多くに配布、それが
国民に有意義に使われて、理想像に近い国家になっていた。しかし、
それを良しとしない米国の責任者が、その国を攻撃しようと企らむが、
ギリギリの場面で、国連の壇上で、個々の国民の生の映像が次々と流され、
その企みを阻止する」というストーリー。もっと、欲と欲の中での
生々しいと思っていたが、最後はヒューマンストーリー。
こういうのも、良いのだろう!
  * 創業時の営業担当の、年賀欠礼の葉書
 実務で創業を始めて40年になるが、10年ほど前から次々と年賀欠礼
葉書が届くようになった。昨日は、35年前に実家の商業ビルを建替えた
淺沼組の新潟営業所長だった牧野さんの奥さんから、年賀欠礼の葉書が届いた。
3ヶ月前の8月2日に、74歳で死亡、とあった。長岡のビル建設の後、
新潟駅前ホテルを三棟、合計四棟を営業責任者として直接の交渉担当者として
やりあった相手。 酒好きで、重症のアル中。 一時、二千万の酒代のツケが
あるといっていた。ゼネコンの営業は、会社の上司と、施主、現場責任者、
下請けなどに挟まれた軋轢があって、殆どがアル中になるか、ガンでの
壮絶死が待っている、と言われる世界。一緒に飲む分には、これほど面白い
相手はいないヤクザな役割。3~4年前に、以前の会社の事務所に10年
ぶりに訪ねてきた時には、以前の面影は無く別人のような顔つき。
「ガンが進行していて、長期間、何度も入院、いつ何時、お迎えが来るかも
しれない」と、深刻な顔。互いに、これが最期と別れた。 勿論、そんな
ことは、口に出さないが。 私も、この人との付き合いで、酒浸りの日々が
続いたことがある。逆に、「あれだけ飲んで、74齢まで、生きていたもの!」
というほど、酒浸り。 ところで長岡も含めた事業の当初の親しくなった
営業担当が、半分近く亡くなっている。朝広の五十嵐さん、新潟デザイン
センターの阿部さん、マルヒロ不動産の後藤さん、富士総業の小竹さん、
と次つぎと顔が浮かぶ。亡くなる順番は、来るまで誰もわからない。
全てが夢幻の宴の仲間。辛さ三割、面白さ七割、だった。ご冥福を!

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4258, しまった!  ー7
2012年11月12日(月)                   
         「失敗の心理」を科学するージョゼフ・T・ハリナン著
  * 状況は「偉大な杖」の如しーしまった!
 私たちは目先の出来事(現象)に、惑わされてしまう。大部分の人は、
目先の周りばかりみて長期的見方をしようとしない。それをするには考え
なければならないが、本質など見知りたくないのである。出来るのは、
他人の表面を見ることだけ。そういう私も同じだが、そのことを自覚して
いると思い込んでいるだけ、タチが悪い。 
   ーその辺りを要約してみるー
≪ 日常の出来事を認知するうえで私たちがいかに「状況」に頼っている
 かである。 状況は偉大な杖だ。私たちは自覚しているよりもはるかに
この杖に頼っている。ハロウィーンの時期に事件があると(ろくに考えも
しないで)ハロウィーンに関係があると思いこむ。たいがいはそのとおりだ。
しかし、そうでないことも多々ある。街角で首吊り自殺が実際にあっても、
ハロウィンの飾りの一つと見てしまう。スキムという法則がある。
情報の表面的理解のことだ。これはベテランの投資家や、音楽家などで
多く見られる。人は得意の分野ほどウッカリミスのスキムしがちになる。
特に集団が暗示にかかった時など、それに大きく左右される。
日本のバブルと崩壊が、その典型的事例である。それを悪用したのが
証券会社。現在、アメリカの金融工学とかで世界中に不良債権をばら
撒き、恐慌一歩手前の金融危機を向かえている。世界の金融機関が状況に
騙されたのだ。ある実験で、催眠中に暗示を与えられ気分が楽くなった人と、
悲くなった人が、それぞれ以下の物語を聞かせた。
【 二人の大学生が仲良くなり、テニスを楽しんでいる。一人は何をしても
 うまくいく楽観論者、もう一人は、何をしてもうまくいかない悲観論者。
後催眠をかけられた被験者たちは、物語を読み終えた時、主役は誰かと
問われた。すると、楽しい気分の人たちは楽観論者に、悲しい気分の人は
悲観論者を主役と感じた方が多かった。】
これが人間。 ≫
▼「幸福な記憶は、幸せなときこそ鮮明によみがえる」のである。
 だから貧してはならない。貧すれば鈍するになる。人は、あまりに
目先の状況に対して隙だらけ。だから考えなければならない。
自ら省みて、考え足らずを思い知らされる。
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3883, 無知蒙昧が老いると、無知老害! ですか
2011年11月12日(土)
 「無知蒙昧」が歳をとると「無知老害」になるというが、成るほど老いて、
つくづく実感する。何事も知っていると知らないとでは天地ほどの開きが
出てきて当然である。それが自覚出来ないのが人間の儚さ。それでも情報機器
の飛躍的進化で私たちは、情報(知ること)が無限に近く入手可能になっている。
とはいえ情報蓄積と、分析と加工のベースがないと、情報が、そのまま通過する。 
知識の蓄積と知恵への変換の基礎教養が必要になる。そのため己の無知蒙昧を
自覚するのが、第一歩。「無知の涙」という死刑囚の執筆があるが、
これは万人の姿。人生を精一杯生きるほど、自分の限界線が鮮明に見えてくる。
何度か極限を見えたことがある。その先は何とか意識的狂気で乗り越えた。
事故死をしたレーサーの名言がある。「誰もが極限まではやる。問題は極限
の先を何処までやるかだ」と。限界を超えようとすることを狂気という。
自分の正気は小さな限界を示している。狂気こそが、その限界を破壊する。 
正気の世界のみで生きている人たちこそ、蔑視に値する人としてみると、
成るほど合点がいく。自分の現在だからである。正気の世界のみで生きた人生
こそ「正気の沙汰」の人生になる。「若気の至りがない人生こそ、若気の至り」
も同じこと。「若気」こそ、人生のヒントが隠されている。この言葉から
「老気」という造語?が浮かぶ。 歳相応の「老気」も悪くはないが、人生
を旅路とすると、最期まで旅そのものを楽しむ「若気」は失わない方が良い。
私たちは、あまりに人生を無意味に生きている。それもこれも、死んで
しまえば皆同じ、と思えれば良いが、心は足りなかった部分にいく。 
それが無知老害になっていく。これ、顔に出るから恐ろしい! 
最近、鏡を見るのが恐ろしい? 

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3518, 不況景色とは、こんなもの? -2
 2010年11月12日(金)
 これまで何度も書いてきたことだが、日ごと娑婆が留まることなく冷え
込んでいると実感。「来年2011年から2012年にかけて世界も日本も大きな節目」
と仮説を立てると、現在の深刻度がはっきり見えてくる。二年前、アメリ
のプライムローンの債権ばらまきから発した金融恐慌が、本格的に世界経済を
大混乱に陥る時期である。1929年に始った恐慌も大波は3~4年後の1932年~
33年度にきている。その一番の大波がまず日本に来る。
アメリカの軍事・金融属国の宿命で、当然といえば当然。悪いことに、
その時期が団塊の世代が大方、年金生活に入る時期に重なる。その引き当て
財源の多くがアメリカ国債などに化けている。 それが表面化すると一挙に
円高から円安に転換し、5~10年かけて300円まで下がると予測される。
あと数年で国家予算すら組めなくなり、国家の信用失墜となり、長期金利
上昇をもたらす。不動産は底抜けし、株は暴落、ハイパーインフレが吹き荒れる。
日本がG8の中で最初にデフォルトを起こし、IMFの管理国家として悲哀を
味わうことになる。これが近未来に起こる大波の現象である。現在は、まだ
預金が1400兆円あるというが、それらはハイパーインフレで価値が激減する。 
一部の資産家は金の現物か、香港、カナダか、オーストラリアの国債に替える
等の避難をするが、一般人は丸裸に近い状態というイメージがわく。 
この5年間の年替わりの政権たらいまわしをしてきたツケが、今後10年の間、
さらに低落に拍車をかける。日本の政治システムが激変に対応できない。 
これらを考えると悲観的になってしまうが、これが現実。割り切るしかない。 
これも情報化社会の到来による劇的変化の一現象でしかない。
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3143,プロ野球の順位予測と結果
 2009年11月12日(木)
毎年、毎日新聞の「記者の目」のコーナーで、スポーツ記者10人による
プロ野球の順位予測が、開幕前に取上げられる。それぞれのリーグに5人
ずつの記者が予測するが、その平均予測順位はセリーグ、巨人、中日、阪神
広島、ヤクルト、横浜。結果が巨人、中日、ヤクルト、阪神、広島、横浜。 
ヤクルト5位の予測が3位に入れ替わっただけだから、良しとしなければ。
しかしパリーグが惨敗で、予測平均は西武、ロッテ、日本ハムオリックス
ソフトバンク楽天。 そして結果は日ハム、楽天ソフトバンク、西武、
ロッテ、オリックスというから惨憺たるもの。特に西武が完全に外れ。
その原因はコーチの大久保と、黒江が抜けてチーム全体が緩んだことを
上げていた。さっそく大久保の現場復帰が決定された人事が発表された。 
それと楽天を最下位に5人中3人が予測していたから、これまた大きな
外れといってよい。一位日ハムを予測した者は誰もなく、二位楽天も一人も
予測する者は無かった。野球はチームプレーで、チョッとしたコーチの
配置で、結果が変わってくる。だから、面白いのだろう。