つれづれに

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 何故か、ISに加わろうとした日本人のニュースがウヤムヤになって
いるが、これは何だろう。自殺願望なのか、あまりに幼稚すぎるのか。
 
 


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3287, 人みな骨になるならば ー5
2010年03月26日(金)
 * ザインとゾルレン   
ー まずは(P-68)の「ザインとゾルレン」の一部分を抜粋する。 
・ザインはドイツ語で、「在る」とか「である」のことだから、抽象名詞
として使うと「そこに客観的に在るだけのもの」という意味になる。
それが良いことか悪いことかを問わず、現実にあるんだもの、しょうがない、
といったニュアンスの言葉。「存在」と訳されるが、「現実」や「実態」
と訳したほうがよいことも多い。
ゾルレンというのは、英語では助動詞に相当する。「べきである」
「そうあらねばならない」といった意味で、抽象名詞としては「当為」と
訳される。当為は訓読みすれば「まさになすべし」と読み下す。
「そうあらねばならない性」、ひいては「本来はそうであるべき様態」のこと。
たとえば、当時の旧制高等学校生なら「親父が死んだので、ゾルレンとしては
すぐ郷里に帰へって家業を継ぐべきだが、ザインとしてはここでこうして破帽
のまま君たちと安酒を酌み交わしているわけさ」といった使い方をした。
このように、ザインはゾルレンとともに用いられるのがほとんどだから、
ザインというのは単に現状というだけでなくゾルレンと対比される
「ていたらく性」を帯びる。本当はゾルレンであるべきなのに、現状はザイン
なのよ、といったところ。前節で挙げた唯骨論によると骸骨こそがザインの象徴。 
そんなものが、われわれの体内に鎮座しているというのは必ずしも歓迎すべき
ことではない。若い美男美女であれば、なおさらのことである。だれしも一皮
剥けば骸骨が現れることは簡単に証明できる。ただ最近は手術場を除いて、
生きている人間にそんな残酷なことをあまりしなくなっただけのことである。
ゾルレンとしては、万物の霊長にして神の似姿である。そんな人間の中心が骸骨
にすぎないというのは直視するにしのびがたい。いくらなんでも骸骨はあんまり。
人間の中心には霊魂やクンダリニーが宿っているべきである。しかし、それは
あくまでもゾルレンなのであって、あいにくとザインとしてはやはり愛想のない
ことにおぞましくも骸骨しか存在していない。ここで悟るべきである。
ゾルレンというのは願望や想像、あるいは強制にしかすぎず、実証も提示も
できないものであることを。ゾルレンは信じることが出来ない対象であることを。 
これに対してザインは見ることも、触ることもできるものである。
▼ ザインが唯骨論の骨の存在で、ゾルレンは神の似相である、というのは
 言いえて妙である。ゾルレンは願望や想像、あるいは強制に過ぎないと言う
のも刺激的である。こうあるべき、というのも幻像の最たるもの。等々、著者
の虚無の論も肯けるというより、優しく聞こえてくる。 それも経験と年齢を
重ねたためである。 閑吟抄の、チロリ チロリ チンチロリの「何しょうぞ 
くすんで 一期は夢よ ただ狂え」の虚無とは類似をしている。 成すべき、
などの建前より、今生の世は夢 と割り切り、狂ったように生きることこそ、
虚無を突きぬけた言葉である。何をしても、成るようにしかならないのだから、
目の前を精一杯、何かに打ち込むしかないということ。それも、捨て身で。 
それが狂うということ。 この二つを冷徹な目で、己に対してみつめることだ。
それが骨になったものの視線である。
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2912,金を使うなら頭を使え!
2009年03月26日(木)
 榊原英資vs岩井克人の対談 「金を使うなら頭を使え!」
                  ー新潮45ー09年2月号
 ここで学者と元大蔵官僚の二人は、この金融危機の深刻さをアッサリと
論じている。 既にアメリカの金融全体に8兆ドルを投入していたのである。
それだけ深刻ということになる。AIGだけをとっても潰すことができない。
潰せば残っているゴールドマンサックスなども倒産してしまうからである。
といって対処主義では、ここだけで数百兆円も投入せざるを得なくなる。
ということは、結果は知れたこと。 新ドルの切り替えか、国家デフォルト
しかないことになる。 ーまずは要点を抜粋してみるー
榊原は、
・「アメリカ政府とFRBが金融セクターに入れてある資金が8兆ドル(800兆)
 で、アメリカの金融システム全体が公的な管理に入っていると述べている。
アメリカの消費が落ちなかったのは消費者金融のおかげだったが、
 それが壊滅した現在、国民は消費行動を変えざるを得なくなったという。
金融危機ー>金融収縮ー>資金繰り難、倒産ー>マイナス成長ー>
 不良債権の増加ー>金融危機の拡大というスパイラルに入ってしまう
 可能性が大としている。 (字数の関係でカット2011年03月25日)  

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2548, 一神教vs多神教 -2
2008年03月26日(水)
             (p≧w≦q)オッ☆ o(≧▽≦)o ハァァァァァァ♪
 この本を読むと、現在起こっているアラブ対欧米の血みどろの争いの
原因が透き通って見えるような気がするから不思議である。この本は、
一神教の批判本であり、多神教については、あまり語られてはいない。

 そもそも、一神教は奴隷の宗教、迫害された人々の宗教である。だから、
その根本は怨念があり、戦闘的であるのは見ていればわかることである。
  
「なぜ多神教一神教に負けるのか?」という問いと、その答えが面白い。

ーまずは、その部分からー
多神教は突きつめると、共同体の血縁幻想に支えられ、母親的、女性的に
支えられているから、それが一神教を打破することはない。戦わないと
いうことはないが、自分の範囲以上には自分の神々を広めようとしないから、
限度がある。逆に一神教同士だと、両方が普遍性を主張するから、
血みどろの戦争になる。共産主義一神教です。
ユダヤ教キリスト教の改訂版です。

一神教が普遍的現象なら、中近東以外の地域に別の一神教が出来て
よいはずですが、発生しませんでした。ということは、一神教は、
自らの普遍性を主張しますが、本当はきわめて地方的な現象で、
言ってみれば、中近東の風土病ですね。

一神教は、中近東の風土病で、強迫観念が強い。そして狂信的の重度
の病気であるから、絶対にこうでなくてはならないと信じているやつと、
多神教のように、こうでも、ああでも、いいと思っている奴と喧嘩を
すれば、勝負ははじめからわかっている。その結果、一神教が世界を
植民地化していったのである。
 ~~
一神教は都市の宗教であり、多神教は農村の信仰であるということです。
世界宗教に発展するには、まず都市の宗教である必要があったのです。
 ~~
一神教は人類の癌だという意味は、一神教の唯一絶対神を後ろ盾にして
強い自我が形成され、その強い自我が人類に最大の災厄をもたらしている
ということです。自我というのは、病気で、自我の強さは病気の進行度の
ようなものだけど、その場合の最大の難関は、その両者が対決すると、
自我の強い方が勝ってしまうということです。つまり、人類は、病気の
重い連中の方が勝つという絶対矛盾状況におかれているということなんです。
人類史でいえば、ネアンデルタール人が絶滅して、クロマニョン人
世の中になってしまったという時点で、もう間違ってしまったじゃないか。
クロマニョン人つまり現生人類は言語も宗教も芸術ももっている。それ
以前に、地球に人類が発生したことが間違いのもとだったということになる。
人類がいなかったら、人類以外の動植物はどれほど幸福だったことか。
ーー

好戦的な狂信主義者といえば、それまでだが、あくまで中近東の風土病
という表現は言いえて妙。一神教は人類の癌というのも、思い切った言葉である。
人類は癌というのは聞いてはいたが。また明治政府以降の天皇制について、
擬似一神教と看破しているところは頷けた。 その辺は、次回に考えてみる。

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2007年03月26日(月)
2183, --つれづれなるままに--
        (~Q~;)  おはよう~~ファ~
 閑話小題

ー大相撲についてー
大相撲は、初日と千秋楽が特に面白い!と随想日記で何度も書いてきた。
十両以下の優勝決定戦が千秋楽にあるのも楽しみの一つである。
今場所は白鵬が優勝をしたが、朝青龍との決勝決定戦で立ちあいで、
飛んで叩いて勝ったためか、後味の良くない終わり方をした。

この数年は朝青龍時代である。白鵬横綱になって「両横綱」という
存在があってこそ面白くなる。相撲の日本での成り立ちは、神社への奉納
のための力自慢の演芸?である。朝鮮系ーモンゴル相撲が原点の可能性が
あるから、神社は朝鮮系であるから、原点回帰になってきた。

ー春がきたー
この時期は多くのスポーツが重なる時期で、何ともいえない熱気がある。
プロ野球のオープン戦と開幕、春の高校野球甲子園、大相撲の春場所
世界フィギア・スケート大会、サッカーの公式戦など連日おこなわれている。

これに卒業式、入社式と、進級、進学、桜の開花と初々しい光の日々となる。
昨日は庭の梅が一輪咲きだした。鴬は半月前から土手で幼い声で鳴いて梅の
咲くのを待っていた。いつ、庭で声を聴けるのだろうか。 
春はやはり一年で一番良い時である。

ー夢ー
数日前の夜半、うなされて呻き声を上げていたと、その翌日聞いた。
大した悩みは無いが、憶えている夢の内容は朝のモーニング・ページに克明
に書いている。そんな深刻な夢はみていないが!月に一度は魘されているという。
ところで、昨夜半の夢は、学生時代にいた寮の部屋にいて、そこに二人の
知人が訪ねてきた。当時の知りあいではない。他の人を訪ねてきたが、
いないので私の部屋に上がる・・・という物語の夢がつづく。

ー携帯電話ー
日本と外国との携帯電話では、利用目的が決定的に違うという。
外国の携帯電話の目的は、電話というコミ二ケーション手段であり、
メールなどはあまり使わないという。
現在、携帯電話では外国製で圧倒されているが、数年もしないうちに
日本の携帯電話が世界中を圧倒する可能性があるという。

日本の各社のメーカーの狙いは、「携帯電話の小型パソコン化で、
それとユビキタス(電化製品に組み込まれたコンピュータ化)と、
ネットで結ぶこと」という。携帯電話関連で十八兆円に市場規模があり、
そのシステム構築のプロジェクトが多く進んでいるという。
携帯電話を超小型パソコン化するのは日本の得意とするところである。
デジタル化は止まることはないから、日進月歩の進化は続くだろう。
人類20万年らいの大革命の時代!というが、決してオーバーな
表現ではないようだ。
                ☆~~ヾ・ェ・)oバイバイ!  
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2006年03月26日(日)
1818, あちら側の世界-1
              (’0’)d おっ w(゚Д゚)w ハァ?                    
ウェブ進化論 -1 ー読書日記
 
 ー概略編ー 
新聞広告をみて面白そうだと思っていたが、買って読んでみてショック。
(ウェブの世界の深遠をみてしまった!ということで)
私のような門外漢でも理解できる内容がよい。
読んで現在進行しているウェブ世界の奥行きの深さを思い知らされた。
というよりGoogleの世界の奥行きを知らされた思いだ。

私の場合、毎日平均数?回はGoogkeの検索を使っているから、
なおのこと理解できたのだろう。そして、5年間このHPを維持してから。
そしてamazonのHPの進化を実感してきたからである。
キーワードが現代のお金で、検索の向こうが現金引き出し機か、何でも
でてくる自販機、という譬えの世界である。ウェブのとてつもない世界が、
向こう側で自己飛躍している。

ー資料をGooglの検索で集め、まとめてみた。ほぼ、この本の概要の
7~8割は把握できるだろう。(このプロセスで、この本を2~3回読んだ
効果はあったが。本そのものの読み方もキーワードを検索をしながら
読むと、理解が早く深くなる。それより、やはり買って読んだほうがよい。)
  
  ー私の感想文というカタチにしたー
   ーー               (。・・)_且~~ お茶                        
ウェブの世界の人達からみれば、何ということが無いかもしれないが
その利用者として、驚きの毎日を過ごしている此方側の自分が、著者と
しての当事者のアチラを含めたウェブの世界を鳥瞰している内容である。
ネットの「あちら側」と「こちら側」というユニークな視点で、
Webの進化がもたらす影響を論じている。
(字数の関係でカット2008年03月25日)