つれづれに

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 今日のYoutube

 新潟のスーパーに勤める長男が、今朝、ヘルニアの手術。
一時間半というから、今頃、終わったところ。 
 数ヶ月前に、医師に一週間、絶対安静といわれて、自宅で
寝込んでいたが。

 家内が、昨晩に本人と医師から、その説明を聞くため、19時に、
新潟の病院に行き、今朝は7時過ぎに自宅を出発していった。 
全身麻酔だが、内視鏡手術という・・・ 

 私も腰痛もちになって半世紀、一度も医者には行ってない。
暖めて1~2週間で、ほぼ直る。 この三年半は、ヨガが、
腰痛予防になっている。ただ、毎日、5時間はパソコンの前に
座っているので、やはり軽い鈍痛は、そのまま。



・・・・・・
2693, 「レンタルの思想」-1
2008年08月19日(火)

   松井孝典の対談集の ー人類を救う「レンタルの思想」ーが面白い。
  あるブログに松井教授の「レンタルの思想」を簡略した内容があった。
 まずは、その思想の概略から、
 ~~
・一万年の人間圏の歴史でみると、現代を人類の歴史上相対的な意味で、
飢えから解放されて豊かになった時代。この豊かさはなぜ実現できたのか。 
未来はこのまま豊かになり続けるのか。
・地球の歴史は、環境問題として考えれば汚染の歴史である。 
・地球システムの構成要素が変化すれば、地球システムのモノやエネルギーの
流れが変化し、環境が変わることは当たり前である。問題は人間が、この時間
変化を速めている事にある。 
・では我々はこの問題になぜ危機感を抱いているか? それは100年という
非常に短い時間に環境が変化し、我々がそれに適応できないからである。 
 人間圏がここまで大きくなってくると、時間変化をこのままずっと速めて
いくという事はできない。
・我々が右肩上がりという共同幻想を維持したいとしても、それは達成
できなくなりつある。そのひとつが、インターネットによるサイバーワールド。
 情報という仮想的な世界、地球というリアルワールドでなくて、情報社会と
いうサイバーワールドをつくって、その中の時間を速める事によってサイバー
な豊かさを追求しようとしているのが、現代の人間圏のもう一つの特徴。 
サイバーワールドは飛躍的に拡大していけるが、リアルワールドはもう
拡大できない。これまでの右肩上がりが継続し、時間変化もいくらでも
速められるという幻想を、あたかも現実であるかの様に見せる世界だけが
 発達しているのが現在の人間圈である。 そのサイバーワールドに、
右肩上がりという共同幻想を押しつけて、あたかも未来も豊かに
なっていくかの様な幻想の中に生きているのが現在の我々である。
・人間圏の未来を考えた時、この様な右肩上がりで均質化をめざす事で
良いのだろうか。又、人間圏の現状をどう認識する上で宇宙から見た
視点が必要だと言う事である。
・我々は20世紀を振り返って21世紀を考えるという発想をするが、
もっと長いタイムスパンで現在を認識しないと、人間圏をつくって生きる
という、我々が地球の上で行なっている生き方の是非は論じられないこと
を指摘しておきたい。
・長い歴史に基づいて未来を考えるとどうなるか。その様な歴史においては、
歴史とは「分化」だとすれば、人間圏が「分化」するというのが「未来」
という事になる。 
「人間圏の分化」とは、人間圏を構成する要素、ユニットをどう考える
のか という問題である。 
・単なる造具にすぎないインターネット社会という人間圏に、
今後どんな共同体が新たにつくられていくのか。 
 あるいは国家という共同体、EUの様な地域的な国家の共同体が、
人間圏のユニットとして、今後どういう意味を持つのかという事を
考え直さなければいけないのである。 人間圏の新しいユニットとして
どういう共同体をつくっていくのか、そこに未来がかかっている。
その為には新しい思想が必要である。 それを「レンタルの思想」
と呼んでおきたい。  
・人間圏をつくって生きるという生き方で、これまで追求されてきた事は、
個人が豊かになっていく事である。豊かさとは具体的には物を所有する事。
人開圏をつくって生きはじめた結果、我々は初めて欲望を解放しても
 生きられる様になった。しかしそれは、人間圏への物やエネルギーの流入
を増加させる事ができるからである。
・人間の欲望は際限なく、右肩上がりにどんどん増大するから、
それを満たす様に人間圏を拡大させてきたのが人開園の歴史である。 
 人間園が拡大できなければ、これまでの様な豊かさの追求はできない。
従って今、豊かさの意味が問われているのである。
・我々の存在そのものも実はレンタルである。 我々は自分のからだを
自分の所有物だと思っているが、これは物としては地球から借りて
いるにすぎないのである。 地球から材料をレンタルして我々は自分の
からだをつくり、その機能を使って生きているだけの事である。
「所有」に対するアンチテーゼは「借り物」、即ち「レンタル」という事で
レンタルの思想と命名したのである。
・本書では、地球の上にへばりつき人間圏の内部に閉じ、人間を絶対的な
存在として全てを考える人間中心主義的な人が陥りがちな考え方への
 アンチテーゼとして、 宇宙人という知性が存在すればこう考えるのでは
 ないか、という考え方を紹介してきた。 宇宙人としてどう生きるかを
 考えない限り、これからの地球システムと調和的な人間圏=文明 は
 ありえないと思うからである。その様な視点から21世紀の科学が創造
 できるのではないか、その「解」一つがアストロバイオロジーである。
  ~~
 以上だが、次回は松井教授のインタビューを紹介して、考えてみよう。

・・・・・・・・・・
2007年08月19日(日)
2329, この株価暴落の意味するもの
                   ヾ(´∀`o)+。才ノヽ…YΘ!!
この一ヶ月足らずで、株価が3000円近く、大よそ15%の下げは、気になる。
アメリカの低所得者のローンの破綻や、アメリカ経済の疲弊、自民党
参院の大敗、近々に予測される衆院選挙と、その結果の混乱を先読みした
結果である。参院選挙以降から株価がジワジワ下がり始めて、ついに
一昨日800円の暴落になった。
ところで立花隆の「ぼくの血となり肉となった500冊」で紹介されていた
ティーブン.ローチ著『超大国の破綻』(中央公論新社)の内容が、
アメリカ経済の破綻が始まったのではないかと不安になる。
立花隆の本からの抜粋をしてみると・・・

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目次には、
「もはやアメリカ経済は世界経済を支えられない」
「ドルの暴落は必然的に起る」
「激突の道を走る世界経済/グローバリゼーションが生み出した
 世界的供給過剰/資産バブル破裂/かくてデフレは生じ、今後も続く」
「情報革命は『失敗に終わった革命』」「幻想をばらまく"ばら色のシナリオ」
「景気二番底の危機に直面するアメリカ経済」がならぶ。
  (字数の関係でカット08年08月19日)