つれづれに

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 今日のYoutube
http://www.youtube.com/watch?v=ev7oLCwD3ME&NR=1&feature=fvwp

 昨夜は、里帰りの次男夫婦と長男と殿町の「あかちょうちん」で毎年恒例の家族の新年会。
長男、次男とも三十代前半から半ば、振り返ると仕事に無我夢中の時期。
まだ時代が成長期で夢があったが、今は逆。 大変なのが二人からヒシヒシと伝わってくる。

・・・・・・・

2004年01月02日(金)
1003, 「2004年日本経済」ー読書日記
  ー円高デフレの恐怖が襲来する。
この人の本はバブル発生時から一貫して「日本経済悲観論者」である。
 中長期的に振り返ってみると、この人のいうとおりになっている。
  ー印象に残った順に列記してみる。
・2005年のペイオフが一つの鍵になる。金融再々編成によって残る大手銀行は二行になる可能性も。
  メガバンク国有化は、日本経済の信用を損なう、そうなる前に再編成をさせる。
・いまのデフレとは、銀行の信用デフレが発端である。 銀行がその役割を終えてしまった。
・さらにリストラ、倒産はつづく。日本経済は根幹から音を立てて崩れはじめている。給料はまだまだ下がり続ける。
アメリカは内部崩壊をはじめてきた。この円高ードル安は、日本では更にデフレ圧力になる。
・EUも深刻なデフレに向かっている。 ドイツ経済が日本化をしていく。
 元東ドイツの住民が社会主義的な政策政党に票を入れ始めた。 その為ドイツ経済は競争力を無くし始めた。
 日本の生産地が中国に移動したのと同じ現象がドイツと元東欧諸国と同じになってきた。
円高は100円を割る可能性を含んでいる。79円も割る可能性も十分考えられる。
 この水準を割り込めば日本経済は完全に息の根を止められる。
 この大不況の中、何とか持ちこたえられたのは輸出のおかげである。 円高はドル安になるといくことである。
 この輸出が円高で激減する可能性がある。またアメリカの国債を持たされた日本は実質の回収が落ちることになる。等々である。
 実際に事業現場に立っていると、この内容は決してオーバーに思えない。新潟駅前の夜は、火が消えてしまった
 ように静まり返っている。 何処の会社も経費節減の為に2時間以内は日帰り圏にしてしまった。
 この数年間でビジネス客は3分の1に減ったという統計も出ている。「2003年日本経済」では副題はー世界恐慌の年になる!
 であった。実際のところは恐慌にはならなかった。だから「今年は、この人のいう通りにはならない」と考えるのはおかしい。
 この本では人口の問題には触れてない。 数年先から、本格的な人口の減少が続く。他には若い人の質の低下の問題がある。
 まだ何とか持っているのは、団塊の世代が踏ん張っているからである。 こと日本に関しては悲観的材料が多すぎる。
 生存対策をまずは第一にしなくてはならない時代である。この情報化社会は世の中を激変させている。
 健康食品も本も、インターネットで注文するようになった。近く「ユニクロ」があっても、インターネットで注文をする。
 電化製品も必ず「価格ドットコム」で最低値段を調べて、近く大販店で値段交渉をするようになった。
 まさかこんな時代をみることになるとは思ってもいなかった。
 大不況になっているのではなく、違う時代への過渡期の整理過程と見るべきなのだ。
 整理されないよう自分を変えていくしかない。 会社も自分も社会もである。    
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 2003年01月02日(木)
 629, 英国人はまず道具を揃える
   今回-パタゴニアの添乗の人がイギリスに詳しい人で色々のことを教わった。その一つに
   「イギリスではゴルフやハイキングをする時は思い切った良いものをまず揃える」
   「まずは形から入る!」 この言葉がいやに説得力があった。長い歴史の中からの知恵を感じ入った。
   しっかりした道具を買ってしまえば簡単には止めることができない。 覚悟ができると言う事だろう。
   目的を見定めて手段のしっかりしたものをそろえるという事だ。道具だけ揃えて持つことを趣味にする人がいるが、
   それはそれで趣味なら良い。チャーチルが持ち物は若い時から超一流のものしか持たないことにしていたという逸話を
   思い出したが、今回の内容と関係ないか?!機能優先であまり物に拘らない生き方をしてきた事が果たして良かったのか?
   少し疑問があった矢先に聞いたので印象に残ったのだろう。ブランドものは値段の価値のあるものが多い。といって、
   それだけを追いかけている人を見ると疑問を感じる。ブランド=価値と勘違いをしてしまうからだろう。 
   しっかりした道具を揃えることとは意味が全く違うが。道具はすぐ揃えるが、三日坊主の人があまりに多い。
   私の場合三日坊主の経験は少ない、学生時代の英会話があったが。
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 2002年01月02日(水)
 288、捨てる技術
   捨てる技術という本が数年前、ベストセラーになった。それに対し、立花隆が全く正反対の立場であった。
   その本を読み数年前、思い切って本を八割かた捨ててしまった。そして後で後悔した、といってさっぱりした
   ことも事実だ。矛盾が残った。先日図書館で野口悠紀雄の「超」整理法3を借りてきて読み、感じるところがあった。 
   パソコンの「ゴミ箱」の考え方である。-とりあえず捨てるのである。 後で拾いなおすことができる。
   「バッファー」という概念である。ショックを吸収するための緩衝器である。「廃棄バッファー」が重要だという。
   ベストセラーの「捨てる技術」と立花隆の反論の中間の?方法である。具体てきにいうと「多分必要でない書類を」収容する
   封筒をまず作ること、次にこれを収容する箱を作ることである。 要するに「保存ごみ」である。
   保存することによって捨てることができる。捨ててしまった中に宝があったのに?といつも疑念が残っている。
   分ければ、資源になるのに?とかも。 「到知」という雑誌を捨てようかどうかかどうか迷っていたが、
   そうだ自宅の倉庫に整理しておいて置けばいい!とか、新しい考えが出てきた。
   新聞の切り抜きもしかり、「随想日記の保存分類ごとに封筒を作り」に放り込んでおけばいい。
   ホームページを立ち上げ、運営してきづいたことは、ホームページの本質は、ストックでなくフローであるということだ。
   それがそのままストックになっていく楽しみだ。  捨てる技術がそのままシステムでできることだ。
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1月2日 1969年
 朝8時にたたき起こされる。9時過ぎに店に出発。新年の初売りの手伝いである。初めは支店で一時間位働く。
 雪のためか人の出は少ない。その後本店で17時過ぎまで手伝う。18時に帰宅をする。 食後団欒。
 22時過ぎのNHKの「出会い」という番組がよかった。 最後の出た新婚の話がよい。 その愛が美しく、
 人の気持の神秘的な美しさがよく出ていた。その前に出ていた40歳位の女性の20年前に話もよかった。
 よい正月の話として記憶に残るだろう。年賀はがきが友人から届いている