つれづれに

　GMが倒産して、ビッグスリーの残るフォードがどうなるかだ。
潰れた二社は、そのことで体質改善をせざるをえなくなる。　そこと戦うこと自体が、
もう不利ということになる。　この１～２年で結論が出るだろう。

　GMは人員も、企業規模も三分の二にして、贅肉を落として新たに出発するのだろうが、
そう簡単には精鋭部隊はつくれない。産経新聞には「経済のベトナム戦争化」の危険を論じていた。

　６月に入って、何かオカシクなってきた。　当然といえば当然だが、只事でない雰囲気。
５月の百貨店の売り上げ総計が前年比１２・６～１６・８パーセントダウンと報じていた。
百貨店の業態自体が、もう終わってしまった。　情報の最前基地が、逆になってしまっている。
インターネット、デジカメ付き携帯電話などで、情報を消費者の方が先に知ってしまっている。
これは全ての商売で言えることである。