読書日記 ~人生のピークは何とき…?

   

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  * 時節ごとのピーク
 人生の区切りは、それぞれある。
就学未満( ~5歳)、小学校(6~12歳)、中学校、高校、大学(13~22歳)、
社会人、所帯を持つころは、それ23、27、30歳など様ざまある。 ここでは、
27歳としておく。 30、35歳で一応、一通り社会経験をして、仕事も一人前と
認められる頃。40歳の頃が、責任者として自分だけでなく、部下を預けられる。
50歳ともなれば、大きな病を乗越えて人生の限界を知ることになる。
60、65歳で、定年。早い人だと年金暮らしに入る。
 
 で、トータルとしてのピークは…と振り返ると、30歳代! 35歳である。
逆のビークは、それまでの無理が表立ってくる50歳半ばというところ!
節目は7~10年にやってくる。 「節目を叩け!」で、予定挫折を自ら科する
ところがポイント。何やら、それぞれの器は決まっているようで、その限界を
乗越えるために、大きなエネルギーを要する。
<限界までは誰でも行ける。問題は、その先まで、何処まで行くかだ!>の言葉!
自己能力の限界の設定と、「まさか!」の坂の準備も必要となる!

 ピークと、逆ピークは隣り合わせが多い。一つ、踏み違えると地獄の釜が
煮えたぐってる。気付けばいいが、その場で気付かないことが多い。
65歳で事業から撤退することになったが、今になって、その起因に気づくあり様!
全く気付いてなかった要素に今となって… 成るほど、御笑いである。
起承転結の結が問題。 
 結論は…「私には‘らしくなかった’が、ただただ面白かった!」

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7128,映画観賞 ~『テネックス』 
2020年09月19日(土)
   * 久々に観た本格的アクション映画!
 開始時間を20分早く勘違いをして出口のロビーで待っていた。そして終焉に
なり観客が出てきたが、20~30人位と思いきや、その後、70~80人だろうか。
止めどなく出てきた。このコロナ禍で、制作が困難だったのか、面白そうな
ハリウッドものが、この半年ぐらいは、ほゞなかった反動だろう。
T-Lex画面と音響で迫力が倍増、終始背景音が、動揺を高める効果を上げていた。
 コロナ禍で、さほど映画を観たいとは思わなかったが、こういうのを観るに
つけ、元に引きづり戻された感がする。
  ~映画サイトのブログより~
≪ ◉ “時間の逆行”を駆使して、未来に起きる第3次世界大戦から
 人類を救うミッションを与えられた名もなき男の奮闘を描く。
全米では2週連続で1位を獲得した。
 これまでも“時間”を題材にしてきたノーラン監督は、
「時間は長いこと自分のなかで大きなテーマになっています。
メメント』ではメタファーとして描いたことを、今回は物理的に
描いて消化しています。なので、実際に時間が逆流する物理の法則の中で、
登場人物がどうやって動くかを考えた映画です」と説明する。
「このコンセプトをどうやって映画に生かそうか考えたのが6、7年前です。
そこで出した結論が、スパイ映画ならうまく落とし込めるかもしれないと
いうこと。もし時間が逆流するなら、どういう法則が適応されるのかを
スパイ映画の枠にはめています」

◉ これまでも“時間”を題材にしてきたノーラン監督は、
「時間は長いこと自分のなかで大きなテーマになっています。
メメント』ではメタファーとして描いたことを、今回は物理的に描いて消化
しています。なので、実際に時間が逆流する物理の法則の中で、登場人物が
どうやって動くかを考えた映画です」と説明する。
「このコンセプトをどうやって映画に生かそうか考えたのが6、7年前。
そこで出した結論が、スパイ映画ならうまく落とし込めるかもしれないと
いうこと。もし時間が逆流するなら、どういう法則が適応されるのかをスパイ
映画の枠にはめています」 ≫
 ――
▼ 評価は90点。観る度に、撮影技術が向上しているのがわかる!
 大型TVの画面サイズと、鮮明性が限りなく向上しているため、好い加減な
制作が許されないのだろう。とにかく、面白い!


・・・・・・
6761,閑話小題 ~また新潟発のメジャーな事件 
2019年09月19日(木)
   * 地元長岡の現職校長が…
 爆睡していた夜半に連れに起こされ、「また地元で破廉恥な事件が、全国的
ニュースになっているみたい。それも地元・小学校の現職校長が、17歳の少年を
児童買春で逮捕されて大騒ぎのよう」と…。起すほどではないが、少年の買春と、
小学校校長のミスマッチと、サイバーパトロールが、マスコミ受けをしたようだ。 
 早朝、検索すると…
<宮本小学校の校長で、動画配信サイトで知り合った大阪の男子高校生に
わいせつ行為をした疑い。サイバーパトロールをしていた神奈川県警察本部に
発覚され逮捕された。値段が5万円。>と… ネット社会の恐ろしさそのもの。
まさか発覚するとは。ご名士様・本人だけでなし、家族も地元では抹殺される
ニュース。先祖代々から問われる案件… 地元の県警ならば、どうだろう?
 前県知事の慶応女子?の買春や、新潟の小学女子の誘拐、殺人事件など、
何やら怪しげな事件が相次ぐ。憂さの晴らし方のセンスがないということか。
この手の下ネタ、週末の居酒屋の酒のツマミですか。全国の小中学校の
校長先生、何やら朝礼で冷静な顔をして…? やはり、闇に葬むさるべき?
例外としても、自分が偉いと錯覚するのが一番、怖いから始末が悪い。
  あの辺りには魔物が隠れ住むと聞いていたが…
 
・・・・・・
6398,閑話小題 ~何やら面白い日々! 
2018年09月19日(水)
        NHKスペシャル:「ヒトは何故生き残ったのか? 特集」
 録画でみた、肉体的に屈強だったネアンデルタール人が絶滅して、弱かった
人類の祖先が生き残ったのは、何故かという特集。なかなか考えさせられた。
生地に引籠って見えてくる世人と御年寄りは、??人のような? これが現実!

   * 地方と大都会の差
 大都会と地方と、ホモ・サピエンスネアンデルタール人の関係が似ている。
ネアンデルタール人は50万年前、ホモ・サピエンスが20万年前に起原を発している
と言われている。ネアンデルタール人は4,5万年前に絶滅したが、その理由は、
< ネアンデルタール人の集団は血縁の十数人に対しホモ・サピエンスは血縁を
 超えた数百人の集団で行動を共にしたことにあるという説がある…。
多い分だけ情報が共有され、精度が高くなるため。 これにより伝達能力や
伝達の速度が増し、道具の発明と改良を後押ししました。 
それに対してネアンデルタール人は10人程度の家族単位で生活しました。
少数で生きていたため、伝達能力が発達せず、伝達の効率も上がらなった。
4万年前の気候激変をホモサピエンスは共同体内の協力で乗り切りったが、
ネアンデルタール人には頼れる共同体はなく、絶滅していった。
ネアンデルタール人は我々ホモサピエンスよりも、骨太で体格がよいだけでなく、
より大きな脳を持ち、高い知能を持っていました。
・世界の国々をみると、その多くは、首都圏に三分の二が住む。
日本でも、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡の大都市圏(中央から30分)
に7割が住む。結局、地方再生は選挙目当ての空手形! 絶滅生物ということ?

ネアンデルタール人の方が大きく、身体的にも優勢で、知能は互角。じゃあ
どこに違いがでたのかというと、道具。「アトラトル」という道具を使用して
いたと言われる。これは、右側を手で持ち、左側の先の部分にヤリを引っかけて、
テコの原理を使って投げる投てき具。すると、手で投げるよりも飛距離にして
2倍以上、破壊力は10倍にもなる。 サピエンスの道具は小型で複雑なものへと、
どんどん改良が進み進化していく。一方でネアンデルタール人の石器は極めて
ゆっくりとした進化であった。その現代版がスマホ! 情報革命の中、情報機器
を使いこなせるか否かで、絶滅器種になるかどうか? 政治の要諦を米国大統領
より、インドの貧民街の中古のパソコンでネットを使いこなしている少女の判断
が正しいという、笑えない珍現象が… トラちゃん?なら、充分、あり得ること。
個々人からすれば、各自が長年かけて積上げた教養の質量。ただ、タメ息が出る!

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6000,「心を震わすことが、考える出発点」
2017年08月19日(土)
           ー「ひとり達人のススメ」山折哲雄著―
   * 「まずは、心を震わすこと」
  学生時代の卒論『流通革命論』を書くため、1ヶ月ほど大阪・船場の衣料問屋
に住込んだことがあった。 最終の夜、慶応出の社長に、北新地のクラブで、
 「若いうちに、感動、感激する能力を養うこと」と、教わった。その後の生き方
に大きな教訓になっていた。 前年の21歳時の『30日間の欧州一周旅行』の
感激・感動経験が何ものにも替えがたいことを改めて知った。 次々と息を
 つかせない衝撃的感動が、その後の人生を大きく変えることに相成った。
そのためには、まず己の感覚が研ぎ済まされていること。そして、自分の意思
で、そこまで辿り着かなければならない。
 (今ではTV・ネットで、比較的楽に様ざまな場面に立ちあえるが…生体験は違う)
   ~その辺りから~
≪「ヤイコシラムスイェ」。直訳すると「自分自身に対して自分の心を揺らす」
  ということから「考える」というアイヌ語。「ヤイ」が「自分自身」のこと、
 「コ」は「に対し」、「シ」は「自分の」、「ラム」は「心」、「スイェ」が
「を揺らす」になる。 考えるということは、単に頭で考えるのではなく、心を
揺らすほど感動することであり、魂を振動させることだと、アイヌ語は教える。
 現代の私たちは、考えることを、論理を立てて、合理的に、言葉で思考を構築
していくことだと思っている。それは大切だが、もっと重要なことがあると、
このアイヌ語が教えている。… … 戦後教育は、知識を教えるだけ、詰め込む
 だけだった。その前に「考えること」を教えることが必要で、それは要するに、
 感動することを学ばせるということだったはず。≫
 ―
 ▼ 振りかえ見れば、人生の大きな境目が、この旅行。その後、数限りない感激、
 感動体験をしてきたが、この感動体験があればこそ。 20歳・21歳の立志と感動
 体験と、幼児期の家族単位の創業体験が、私のアイデンティティ。 それらが、
 好奇心を補強しているような。 その頃から、絶対的読書量の少なさを実感し、
 早朝読書を始めていた。現在、TVのYouTubeで、過去に感動した旅先や、絵画を
観て、感激・感動の追加経験をしている。これが現場の再体験の感覚となり、
 綺麗な画面と雰囲気が、視聴するというより、追体験を現実にしているような
感覚になっている。今ではVr(バーチャル・リアリティ)で、より深い追体験
可能の実体験をしているような。~で、以下の同月同日の文章に続く…
 好奇心は、何故か、今でも衰えがないが、「馬鹿は死ななきゃ、直らない」
 今でも遅くない。図鑑でも、買いますか。「…ったく、頭の悪いのだけは!」
――
 5635,「賢い子」に育てる究極のコツ
2016年08月19日(金)
          <「賢い子」に育てる究極のコツ:瀧 靖之 (著)>
    ~まずは、内容紹介より
《 本書は、16万人の脳のMRI画像を解析・研究してきた瀧靖之先生による、
  脳の力を最大限に伸ばす子育ての本です。 世界最先端の脳研究から、
 「ぐんぐん伸びる子」と「そうでない子」の差が見えてきました。
 「頭のいい子」「能力の高い子」は皆、好奇心のレベルが他の子どもより高い。
   好奇心を伸ばすコツは、たったの3つ。
 「秘密道具1ー図鑑」
 「秘密道具2ー虫とり網」
 「秘密道具3ーピアノなどの楽器」を子供の成長に合わせて取り入れていく
 ことで、その子は学ぶことや知ることがもっと大好きになり、脳はみるみる
賢く育っていきます。さらに脳の発達に合わせた習い事で、芸術的センスや
運動能力・語学力も伸びやすくなります。 》
▼ 結論からいうと、賢い子に育てるには、「好奇心」の強い子に育てること。
  そのために、まず身の周りの自然などが分かりやすく掲載されている図鑑を
与えるのは道理。 また、昆虫採取などの実体験は必要。音楽の演奏もいい。
 「人生最初の習い事は?ピアノと英語なら、ピアノが勝ち!」という。
 「賢い子」と「成績の良い子」はもちろん違う。本当の意味で「賢い」とは
「自ら進んで学習する能力がある」ということ。子どもの脳は、学校の勉強
だけでなく、人間関係や社会についてもさまざまなことを日々「学習」
しながら成長する。『二人の息子の部屋に、百貨図鑑を置いていた。暇だと
何時も見ていた』と家内は言う。 下の子にはピアノ与えた。 二人とも、
ゲーム好きで、少し嵌りすぎたきらいがあった。
  7~8歳の頃、近くの大学生だった従兄弟にバイオリンを勧められ、
 『教えてやるから、バイオリンを買ってもらいなさい』と・・ 
で、父親に頼むと、即刻、『駄目!』と拒否をされた。あの時に父に、
 『何があっても、止めない』ことを条件にバイオリンを始めていたら、
 人生が変わっただろうにと、40歳を過ぎた頃から思い返してきた。
 両親の素養も必要ということ。尤も、バイオリンは私には向いていないが。
 幼児期に、真に受けて始めていたら、人生は変わっていたはず。
  レコードと本の購入は、フリーで、何も言わなかった。

・・・・・・
4538, 「ひとり」には、覚悟から生まれた強さがある
 2013年08月19日(月)
          「ひとり達人のススメ」山折哲雄
  孤独の必要性を今さら、哲学者の書で読み直すこともないが、図書館で手に
 とった時に、「ひとりとは思考すること」と「考えるとは心を震わすこと」を
目次の中で見つけ借りることにした。 会社から離れ、日常生活で「ひとり」
でいる時間が圧倒的に多くなったが、さほど誰かに会いたいとか、話をしたい
 とかの渇望は少ない。 家内以外と私的会話を一月もしないことも度々。
これだけ、ここで色いろ主張していれば充分だが・・ 創業を20歳時に
決心した第一歩が「ひとりに成りきる」ことと、『ひとりの世界』のつくり方が、
 人生のテーマ。それ以来、早朝の読書を中心にした独学が芯になった。
 振り返ってみると、独学の「独」が、重要だったことになる。学のためには、
 独(ひとり)になること。スポーツクラブのヨガなどで、図書館、ランチの店、
シネマで、まず自分が独り座る位置を決めておくと、その辺りが精神的な
 テリトリーになる。慣れてしまえば「ひとり」ほど自由で気楽なものはない。  
  まずはアマゾンのー内容紹介ーより
《 散るさくら 残るさくらも 散るさくら―良寛の作と言われていますが、
  はっきりしません。ただ、この句をじっくり味わうと実に奥深いものが感じ
 られます。それは、私たち日本人の感性に訴えかける「無常観」や「死生観」
が込められているからです。2011年3月11日。そこから意識され始めたのが
「絆」でした。確かに、人は誰かと繋がって生きています。しかし「孤」
があって初めて人との繋がりを意識できるのではないでしょうか。
 精神的なよりどころを見失っているかのような現代人に向けて「ひとり達人」
になることで得られる充実感をこの本は説いてくれます。「いじめ」や
孤独死」の問題を解決するために、果ては充実した死を迎えるためにも、
いま最も求められているのが「ひとり」であることの美しさ、強さなのです。
どう生きていくか、どう死んでいくか、どう人と関わっていくか… すべての
答えが「ひとり」の中にあります。どうやったら「ひとり達人」になれるか? 》
▼《「ひとり」には、覚悟から生まれた強さがある》というが、
 「覚悟が出来ているから、ひとりになれる」。アイヌ語の「ヤイコシラムスイェ」
が「考えることは心を震わすこと」という語源からきているという。感激、感動
で心が揺れることが考える、とは驚いた。秘境などの大自然に接し感動すること
自体で、既に考えていたことになる。驚きは自分の世界から外側に一歩出た
 ことである。それは、その外側から自分の世界の限界を知り、思考していること
 になる。 還暦は、独りで生まれてきた以前の無に還る折り返しをいうが、
 誰もかも最初から最期まで、実は「独り」。 さて瞑想だ!

・・・・・・
4163, 老年行動学 ー1
2012年08月19日(日)
    「ご老人は謎だらけ 老年行動学が解き明かす 」佐藤 眞一(著)
 還暦から65歳までは自分が老人と意識したことがなかった。しかし会社から
離れ、家庭中心の生活に入ると、急に老いを目前に突きつけられた感がする。 
 思いもしなかった過去の記憶が突然に蘇る頻度が多くなり、それぞれの時節に袋に
閉じ込めていた遠い記憶がフラッシュバックしてくる。図書館で借りてきた本だが、
なかなか老人の本質をついていて身につまされる。改めて老人学を調べると、
 面白い本がある。 要は、人生を通して学び続けてきたかどうかだろうが。  
   ーアマゾンの内容紹介ーより  
 【  =わけがわからないご老人の行動には、理由がある!=
  あなたはご老人を見たときに「なぜ、あんなことをするのかな?」と、
 思うことがありませんか? たとえば、もう先が長くないのに、気にもかけず、
 毎日楽しく暮らしている人。誰が見ても反射神経や判断力が低下しているのに
頑なに車の運転をやめない人。些細なことでキレ、頭から湯気を出して怒って
 いる人....。 ご老人たちの行動は、謎だらけです。しかし彼らのこのような
行動には、実はそれなりの理由があります。その理由を探り、高齢者の行動と
心の謎を、老年行動学によって解き明かしたのが本書です。】
▼ 冒頭の「なぜ老人は都合のよいことしか覚えていないのか?」が面白い。
 「どうやら老人は自分の都合の良いことや楽しいことしか覚えてないらしい。」
の問いを立て次のように答えている。
≪ 老人に限らず、もともと人の気分は、ネガとポジの真ん中ではありません。
  うつの人などはネガ寄りですが、通常は真ん中よりもポジ寄りなのです。
なぜかというと、人はみな、自分が死ぬことを知りながら生きているから。
いつか必ず死ぬとわかっていながら生き続けるには、「自分には生きている
意味がある」という自己肯定感や、「自分は生きる価値のある存在だ」という
自尊感情が必要で、それがないと人は生きていけないのです。
そのため人は、自分という存在を肯定し、自分の価値を高めてくれる情報を、
 無意識のうちに集め、記憶し、脳に蓄積していきます。そして、気分をポジ
寄りに保つことによって、生き続けるのです。 この基本的なしくみは若者も
老人も同じなのですが、若者の方がネガティブな事に目が向きやすく老人は
 ポジティブな事の方により向きやすいのです。実際に、悲惨な写真と楽しい
写真を見せると若者は悲惨な写真を見る時間が長く、老人は楽しい写真を見る
時間が長いという実験結果があります。理由の一つとして、生きていく上で
必要な学習機能として、若いうちはネガティブに目が向くと考えられています。
 人生の端緒を開いたばかりの若者にとって、長い時間を生き抜くに、他人は
 どのようなとき自分を攻撃し、自分はどのような状況で傷つき、どのように
苦しむのかといったネガティブなことに目が向くのではないかと考えられる。
それに対して老人は、散々ネガティブなことを経験してきていますから、
もうそのようなそのようなことを学習する必要はありません。しかも、高齢に
 なって残された時間が短いことを認識するようになると、気分をポジティブに
保つことが、今後の人生を生きる上で重要になります。経験上、ポジティブな
 ことに目を向けた方が生きやすいため、注意力や記憶力という‘限られた資源’
を、ポジティブなことに当てるようになるのです。≫
 ー老いはポジ寄りに意識的に向けないとネガティブに陥る傾向にある。
なる程、この年齢になって気づいたことは、年齢に気持ちが追ていけないこと。
 実際のところ、心の精神年齢の調査では50、60歳代で6歳の差があるという。
アメリカでは、男が15~16歳、女が22~23歳もある。私は10歳近くは若い。
というより、年齢に気持ちがついて行けない。
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5666,【賢者の言葉】① ~ショーン・スティーブンソンの言葉 ーA
2016年09月19日(月)
               【賢者の言葉】・ビッグピクチャーズ監修 
 ショーンは、生まれたときに既に死の宣告を受け、「犠牲者」として生きる
幾つもの理由が用意されていた。彼は小人症を煩い、車いす生活を余儀なく
されている。18歳時に、クシャミなどで起きる200回以上の「骨折」を経験する
も克服し、現在は世界中で講演し、情熱とパワーを与え続けている。
彼の言動はビル・クリントンなど著名人にも影響し、米国では「身長90㎝
車いすのモチベーター」として知らない人がない人物。小人症でありながら、
12歳時に米国大統領になりたいと願い、その手始めに大統領府勤務を願い、
勤務をしている。    
   * 魔法の質問 ~これは人生のギフト? 重荷?