閑話小題 ~パンデミックの中の政治談議… 

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   * つれづれに …政治談議
◉ 世界は大きな岐路に立っているは、今さらだが、ことは人類にとっての岐路
なるが故に見逃すことが出来ない。現状は… 人間の体質が「土」から「砂」に
変ろうとしている。 サラサラな砂は、そのままでは指の間からすり落ちていく。
今では、スマートフォンが何とか、人々の間を結び付けてくれているが。
ネット社会の到来は、私たちの感覚を根元から問いただすことになる。
その大きなキッカケが、このパンデミック。 発生から二年近くなるが、世界は
茫然とするしかない。その切替に首長を替えるしかないが、適切な人材が見当た
らない。自民党総裁も、内部のバランスで選定されれば、総選挙で大敗する。 

◉ 安倍、麻生の明治以来の昭和の政治家の時代から、21世紀に向けた政治像を
語れる政治家の時代に切替えの時節。天下・国家の未来を論じるより、まずは
目先のコロナ禍を乗越えること。 認識すべきことは地球軸が、真逆になって
しまった現実。 スマートフォン、PCなどのネット社会に中心が切り替わって
しまった。もう後に戻れないのである。 実質的に、米中が開戦したとしたら、
戦時体制の組閣になれば、自ず誰にすべきか解るはず。 岸田である。
中国に負けるより、遥かに国益に+になる。日本もアメリカにより、75年かけて
精神が骨抜きにされた。

◉ このコロナ禍が中国の世界制覇への陰謀なら、今後の20年、30年は日本には、
厳しい時代になる。30年前のバブル崩壊で、その刃で削ぎ落とされていた。
正しく、この東京オリンピックも、エネルギーロスの面では、その一環。
アフガン撤退も、中・露にとって、大きな問題を抱え込むことになる。
日ロ米中の4者とも、厳しい身を削ぎ落とす消耗戦に入ってしまった。
この視点で、この選挙を占うと、まだまだ甘い日本の全体像が明らかになる。

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7123,閑話小題 ~何れの家族にも色いろある! 
2020年09月14日(月)
    * 再構築家族 ~人生を観察すると!
 「地球タクシー」というライブ番組を見ていたら、女運転手の口から出た言葉。
友達とハグをしていた姉みたいな中年女性の身元の答え。父親の前妻という。
‘再構築家族’の聞き慣れない言葉がシリアス。 私の母親の実家が、まさに、
その家族。 長男、長女と、3才の母親を残して逝った実父系姉弟の3人に対し、
男後家の義父系家族の長男と義妹三人が、小さな家で冷ややかな家庭環境の中で、
育った再構築家族の典型事例。当然、そこには深い溝があって…最後は、実兄と、
義父の対立から、お家騒動に! 義父系は、地元を離れて、近隣の十日町に引越す。
その地獄絵のような詳細を子守歌のように聞いていた。その影響は、私たち姉、兄
にも深く影響を及ぼしていた! それが長い人生で歪みとして頭をもたげる! 
問題の背景には、30,300の要素があるというが… ここにも「性悪説」の要因が
見受けられる。 スペイン、ポルトガルや、北欧系の国々は、7割の離婚というから、
深手を負った人たちのドラマが日常的に発生する。 そのため、刑事モノドラマは、
実に複雑で面白く、奥行きが深いのが多い。 要するに娑婆娑婆!

「わが家系は違うって? …アナタだけが知らないだけ!」 だから宗教が必要
なのです。絶対的安らぎを持った聖女の幻を必要とする!それを他者の中に求める
ため、そこに不幸のタネが生じる!母親の無条件の愛情の中に、それが見てとれる。
「絶対幸福感」が強い人の背景には、幼児体験として根深く、両親の愛情がはり
ついている。再構築家族は、自分とは何者か?を、普段の生活の問いに哲学的に
関わってくる。 分類の振るいにかけられる直前のクラスの下位の者に、再構築
家族が多く見受けられる。様々な背景を背負って人生を全うするのは、至難の業!

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6756,閑話小題 ~映画観賞 ―引っ越し大名! 
2019年09月14日(土)
 洋画の間に、邦画を挟むと、ホッとするため、3対1の割合に心がけるが、やはり
洋画の方が濃厚で、面白いのが多い。今回は邦画と、「記憶にございません! 」
か、「引っ越し大名! 」か、迷ったが、放映されてから暫く経つため、早々に
終わる可能性もあるのでは、の理由で決定した。暗く重い『御国替え』の問題を、
軽く、明るく映画化しているところが良い。本好きの、<かたつむり>と揶揄
された地味な小役人が、実は『戦略』を兼ね備えていたという設定。
 映画とはいえ、『御国替え』の一端を垣間見れるだけでも、価値がある。
超高速!参勤交代』のヒット以降、トレンド化している「ユニーク時代劇」
の流れをくむ娯楽活劇。
 ――
  ~映画のあらすじ
姫路藩書庫番の片桐春之介(星野源)は、書庫にこもりっきりで人と話すのが
 苦手な引きこもり侍。あるとき、藩主の松平直矩(及川光博)は、幕府に姫路
から大分への国替え(引っ越し)を言い渡される。
 当時の”引っ越し”は全ての藩士とその家族全員で移動するという、費用と
労力がとてもかかる超難関プロジェクト。これを成し遂げるには、引っ越し奉行
の手腕にかかっている。お国最大のピンチに、いつも本ばかり読んでいるのだ
から引っ越しの知識があるだろうと、春之介に白羽の矢が立つことに。
 突然の大役に怖気づく春之介は、幼馴染で武芸の達人・鷹村(高橋一生)や
前任の引っ越し奉行の娘である於蘭(高畑充希)に助けを借りることに。
こうして引っ越しの準備が始まった!
 人数10,000人!距離600km!予算なし!?
 果たして春之介はこの一世一代のプロジェクトを知恵と工夫で無事に成し
遂げ、国を救うことができるのだろうか?!≫
 ――
  ~小説の内容紹介は
徳川家康の血を引く譜代大名でありながら、生涯に七度の国替えをさせられ、
付いた渾名が「引っ越し大名」という不運の君主・松平直矩。またもや幕府から
国替えを命じられたものの、度重なる激務によって亡くなった「引っ越し奉行」
の役目を継がされたのは、引きこもり侍と後ろ指を指される若輩者の片桐春之介。
「人無し・金無し・経験無し」の最悪の状況で、果たして姫路播磨から豊後日田
への国替えは成功するのか?上司からの無茶振りに右往左往する武士たちを
コミカルに描き、時代劇に新風を吹き込んだ新鋭が描く傑作時代小説。≫

 ――
▼ これ、捉え方次第で、暗く描いたら、とてつもなく暗い内容になる。
 現実は大変なドラマがあったはず。何ごとも受止め方次第。主人公は、
最後に、国家老に抜擢されるところが…  オチが、あって然るべきだが、
それがイマイチ。  評価:80点 

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6393,閑話小題 ~久々の海外ツアー 
2018年09月14日(金)
   * ライフワークの海外ツアー
◉ 40歳代に16回、50歳代に24回の海外ツアーも、60歳代に入って年に一回に、
 60歳半ばからは、諸事情?により隔年に一回。 この数年来のツアーは
(貧者の私は)家内の鞄持ち?と、腰痛との兼ね合いがあり、楽しさ、面白さ
半減だが。それでも、「行ける時に、行ける場所に、行って良かった」と実感。
 これまで私が52回、家内が40回、あと4回で、2人合計100回になるが、もう
無理? 台湾、インドネシアなら可能? このライフワーク、私の魂にとって、
大きな財産であり、心の絶対最適温度を保ってくれる。
◉ 40歳後半から6主に欧米文化の外側の秘・異郷から埋めていった後に、還暦
過ぎから欧州中心に切替ていた。 古希からは渡航は中止していたが、先回、
『北イタリア・アルプスと、ドロミテ街道の旅』。極限近いトレッキングでも、
腰痛が最小で済み、その景観に感動の連発。あの世への土産の一つに加えること
が出来た。「北イタリアからみたマッターホルンと、モンブランと、ドロミテ
街道の絶景の旅」。スイスアルプスの延長シリーズになるが、逆サイドの、
オーストリア・ドイツアルプス」のパックもある。これは、もう無理!先回
も、行先がデープのため、同行者は年・数回組ばかり。隔年の私たちとは感覚が
違っていた。<魂の痕跡を残そうと、50歳代に狂ったように?楽しんだのが正解>
◉ イタリアの出国審査時に、パスポートの間に、日本への再入国までの保管の
 ため、千円札6枚を挟んだのを忘れ、そのまま出してしまい、怪しい人の出国
賄賂?と勘違いされる一歩手前… のオチまでついてしまった。また入国手続き
は「完全自動化」。パスポートを指定された画面にはり付け、顔をカメラ前に
さらす認証システムのため、行列はホボ解消されていた。‘全身に溜まっていた
ストレスがバッサと落ちた感覚’は何時ものとおり。世間様とやらの冷たい目線
と、年金暮しと、腰痛を抱えてのツアーも厳しいものがあるが… 何があっても
続けるのがライフワーク。「行けるが花」 いや、何がともあれ、「行くが花」。

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5661,『エゴの力』③ ~総論・B
2016年09月14日(水)
               『エゴの力』石原 慎太郎 (著)
 ネット上の解りやすい概略を検索すると、アマゾンの投稿に、最適なのが
あった。エゴを、「人間の感性の発露以外の何ものでもない」「己の好きなこと
を通じてエゴを磨くこと」と著者はいう。それらから考えると、私の秘・異郷を
中心とした旅行で磨いた感性は、確かに人生を変えた。回数を重ねるほど、
『エゴの力』が増したことになる。好きなことを継続するほど『エゴ』が強く
なる。それが個性である。
    =アマゾンの投稿=
≪ 本書で、「人間の強さとは何かといえば、その人間の備えた個性の力」
(100p)というテーマを中心に、エゴについて語っている。石原さんほど
老成しているわけではないが、私も50歳を過ぎ、このテーマには賛同する。
 石原さんは冒頭、「エゴとは人生を左右する力、人間の個性。個性とはその
人間の感性の発露以外の何ものでもない」(4p)と定義し、織田信長、東郷
平八郎、出光佐三などの行動を引き合いに出し、成功の裏にはエゴの発露がある
ことを紹介する。そして、松下幸之助の言葉「経営には勘が必要だが、勘だけ
ではだめだ。またデータ、コンピューターだけではだめだ。資料をいくら重ね、
データをいくら分析しても限界がある。経営に成功するための原則がある。
その原則のなかで絶対必要条件ともいえるのは経営の哲学、経営理念や志だ」
(46p)を引用する。
・第2章では、恋愛とエゴについて語る。『八百屋お七』『娘道成寺』を引合いに、
「男のエゴの虚弱さというものを、またある意味で人間の備えた弱さを示す象徴
かもしれません」(81ページ)と解説する。 また、明治維新の功労者や太平洋
戦争の英霊達にもエゴを見いだすという。古今東西の小説や歴史上の人物に典拠
を求めるあたりは、いかにも石原さんらしい展開である。
・第3章では、趣味であるヨットを通じて、好きなことを通じてエゴを磨くことが
できると語る。
・第4章では教育や就職について語り、「他者との関わりが自分のエゴ、自我を
切りつけ、損なうことの端的な事例は間違った教育、あるいは間違った躾による
ものが実に多い。特に躾・教育は幼年から始まって成人になるまでの、まだ自我
が確立される前の未成年の段階で一方的に行われる作業ですから、その影響は
極めて容易だし、また大きなものがあります」(148ページ)と指摘する。
・第5章では田中角栄による金権政治を振り返り、「お金というものは決して
ただのお金ではなしに、人生を左右しかねぬ、その使いようによって極めて
貴重で微妙な人生のための小道具」(213ページ)と語る。
・最後に、「世界がアメリカンスタンダードで統一されることはありえない
のと同じように、人間全体に統一規格があてはまることは絶対にありえない。
それと同じように、それぞれの強いエゴを備えている人間たちに人間の
スタンダードがありうるはずはありません」(217ページ)と結んでいる。≫
▼ 遺伝子の研究から、「生命の本質は利己主義の発露にあり>、と言われる。
 生命は、単独では生延びることが出来ないため、仲間を利するしかない。
だから、尤もらしい理屈をつけて、他のため、生きると社会正義と論じる。
成るほど! 自分に力がなければ、他を助けることが出来ない。「興産あって、
恒心あり」。特に人間は、「利己は生命の本質と認め、他利を加える必要性」
がある。男女間のエゴの発露は、人類最大の永遠のテーマになる。
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6027,死の恐怖は観念でしかない ー明るく死ぬために ~3
2017年09月14日(木)      、
   * 死ぬということは
「余命数ヶ月」と告げられた作家が、病院の帰路、都内の駅前の喫茶店から、
雑踏を眺めて、「自分が死んでも、彼らは、そのまま、生き続ける!」と氷つく
孤独感そのままを書いていたのを憶えている。哲学者は、これを観念のなせる
虚構とという。死ぬのを恐れるのは、愛する家族との永遠の別離。プッツンの
瞬時、「私」なるのが消えるため、「自分が死ぬ」という言葉が成り立たない
のは自明のこと。一人称の自分が死ぬわけがない。雑踏の通行人が、そのまま、
生き続けることも当人の思い込み…  中島の、<私が住んでいる世界、私が
見ている世界は「このようにある」のではない。 客観的世界のあり方と、
「私がある」というあり方は全く異なる>の言葉に、「独り死にいく恐怖は、
長年かけて作られた観念でしかない」と…。とすると、寂寞の観念そのものが、
自分を孤独地獄に落しこんでいることになる。「明るく死ぬためには、いずれ
死ぬ? そして永遠の彼方に消し去られる「私」と、「他者」の問題を直視し、
問答を続けなければならない。 「存在」と「認識」そして「死」の命題が、
年々、面白く、かつ切実になってきたのは、背後から正面に周ったため?
【 ~2004/10/02
  1278, 人生(時間)のセイムスケール-2 より~
★「線路を走る列車のように、人生は見えないレールの上を走っていく。
 そして、終着駅が近いと知ったとき、〈別の人生もありえたのでは〉
 と夢を見る。しかし、列車を乗り換えることはできない」
                       (田中 誠)
★「我が命は地球より重い。他人の命は犬より軽い」
                       (山田風太郎
★「人は生まれ、苦しんで死ぬ。人生の要点はそれでつきている」
                       (正宗白鳥
★「みんないう。いつか死ぬことはわかっている。
 しかし、「今」死にたくないのだ」      (山田風太郎

★「幸福な人々の死だけ悼もう。つまりごく少数の人々だけを」
                        (フロベール
★「---いろいろあったが、死んでみりゃ、なんてこった、
 はじめから居なかったのとおんなじじゃないか、みなの衆」
                       (山田風太郎

★「雪はげし書き遺すこと何ぞ多き」
                     (橋本多佳子)
★「死が生にいう。
〈おれはお前がわかっている。しかし、お前にはおれがわかっていない〉」
                     (山田風太郎

★「昔の死は、人が、死にゆく人物を演技する喜劇的な悲劇であった。
 今日の死は、人が自分の死ぬのを知らない人物を演技する悲劇的な喜劇」
                     (フィリップ・アリエス) 】

▼ 『("^ω^)・・・ 御あとがよろしいようで、はい、さようなら!』
(こう言い残し、七転八倒をして死んで逝きたいが、私のは「畜生め」入り?)

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5296,『自分を超える 5つの法』とは ~『自分を超える法』ー③
2015年09月14日(月)
             ー『自分を超える法』ピーター・セイジ著ー
   * 『自分を超える 5つの法』とは
 自分の長期目標を掲げて、そのための宣言書で明文化をして、それに精進
していけば、日々、自分を超えることになる。そこに自ずと3C主義=
チャレンジ(挑戦)、チェンジ(変化)、コンペティション(闘い)が生じる。
それは現役である限り続くが、楽しむことが出来るかどうかが鍵となる。
  ~その5つの法則とは
法則1: 成功の心理学(「人間の6つの欲求」こそが、人間の行動を突き動かす
  安定感のニーズ 多くの人は何かを求めるとき「安定感」を基準にしてしまう
法則2: お金のつくり方(お金持ちになるダントツの方法は「ビジネス」
  お金とは、「社会への貢献度」を示す指標 ほか)
法則3:リーダーシップを高める(「リーダーシップ」は育てたリーダー数で
  決まるリーダーシップを発揮するカギー 「基準を上げる」 ほか)
法則4:世界観をつくる(自分に「力を与える世界観」をつくり上げる
「成長」と「貢献」が世界観をパワフルにする ほか)
法則5:10倍強くなる文章術(すべての人にとって「文章を書くこと」は、
    最重要の項目である
  コピーライティングは「創造力を高めた状態」で行なおう ほか)
  ――
   * まずは、法則1:の「成功の心理学」より
「人間の6つの欲求」こそが、人間の行動を突き動かす。
  ~そのニーズ(欲求)とは
1、安定感のニーズ
 :多くの人は何かを決めるとき「安定感」を基準にしている。
2、不安定感のニーズ
 :人生の質は、あなたが居心地のよさを感じられる、不安定の量に
  正比例する。 行動のさなかでは、恐怖は消える。
3、重要感のニーズ
 :真の「重要感」を持った人とは、使命を帯びた偉人である。
4、愛とつながりのニーズ
 :すべての出発点は「自分が自分を十分に愛すること」である。
5、成長のニーズ 
 :すべての生物は、成長し自分以外のものに何らかの貢献をする。
 大きな「成長」を得るには、大きな「失敗」は不可欠である。
6、貢献のニーズ
 :「力(パワー)」とは、世の中に貢献したいという思いの強さに
 正比例して与えられる。
  ~法則1 のまとめ~
◎ 人生の質は、あなたが居心地のよさを感じられる不安定量に正比例する
◎ 行動のさなかでは.恐怖は消える
◎ 真の「重要感」を持つた人とは.使命を帯びた偉人
◎ すべての出発点は「自分が自分を十分に愛すること」
◎ 大きな「成長」を得るには、大きな「失敗」は不可欠
◎ ー力(パワー)とは、世の中に貢献したいという思いの強さに
  正比例して与えられるー 
▼ どうしても人間は、不安定より安定を優先するが、これが間違いの元。
 ブッダが亡くなる時に、「この世の中の ことは、すべてのことは移ろい
ゆくものである。従って怠りなく努めなさい」という言葉を残した。
自然界にも、人生にも、「確実なこと」など何もない。あるのは変化だけ。
 人生には、「変化と、刺激」が必要である。とすると、そこには、不安定
が伴うが、その量に比例して質が上がっていく。安定過剰のヘドロ人間は
大よそ8割と見てよいが、それこそが娑婆である。「したい時が、やれる時!」。
その時にしておかないと、ゾンビになる。しかし、変わりゆく世界の中に
あって変わらないもの、それを つかんだ人間が、世界の、人間の、本当の
意味をつかむことが出来る。それは逆に変化の中にこそ、現れ出てくる。 
何か仏教めいてきたか!