閑話小題 ~つれづれに・お盆

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   * 御盆の二日目
 ビックリしたのが、まわった3つのお寺の、お墓掃除の人が皆無なこと。
例年だと20~30人が墓掃除に来ているのに… 盆暮れの墓参りは人流の典型。 
「墓は別物ではなかった」ということか。坊様の懐も、この流れに逆らえない。
で、最後の本尊の寺で、川沿いに寄せた左前車輪をブロックにブツケてパンク
させてしまい。 保険屋に電話をして、救急の援助を依頼して、無事、タイヤ
交換をして、何とか、事なきをえた。…御盆・二日目の14日の行事の家内の柏崎
の墓参りは中止とあい成った。1年に1~2度の保険契約の車トラブル援助は、非常
に有難い。昼過ぎには恒例の兄夫婦の来訪で酒宴も盛り上ったが、年齢が年齢だけ
に一期一会の趣が強くなっていく。
 ・クラスター1カ月で3倍以上、職場や学校で感染拡大 
 ・国内コロナ感染、新たに2万365人 累計110万9848人
 ・東京では5千人超え 
 ・制御、不能  これって、ピークということではない。
あくまで、初期現象なるが故に深刻! 患者数も、把握できる範囲。思いの外
に、一線に立つ人の危機感が強いのは至極当然である。バブル崩壊から30年
経過して、こっかとしての基礎体力が失われているが故に深刻だ。
問題は、自分だけの問題で終わらないで、連合い、子供、そして親戚に連なる。

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7092,閑話小題 ~バカは幸せではない
2020年08月14日(金)
   * ‘バカでも幸せなら良いじゃない…’それは違います!
 佐藤愛子のエッセイ― ‘そもそも、この世を生きるとは’の1節
‘エッセイ’それも「箴言」。箴言とは、「格言、教訓」を言う。
人生を振返って、つくづく思うことは、今さらだが、実にバカげた人間だった
ということ。 人生は長生きしてこそ苦しみ、楽しみを通して理解できることが
実に多い! <‘バカでも幸せなら良いじゃない…’それは違います!>が、
直に響いてくるのは、自分を含めて如何にバカが多いのを知ったこと。バカの上に
無知なればこそ、それが実感できない。人生は因果応報そのままが直接、間接的
に跳ね返ってくる。若い頃、この映画をみた時、その毒に良い印象が残ってない!
現在なら違った見方が出来たのだろうが…

 50歳を過ぎた頃から、「自分の人生は75歳まで!」と公言を始めた。
それを聞いた人の反応が面白く、だんだんと本気になっていた。
それも、あと5ヶ月に迫ってが、大病で寝たきりとか、老化現象が日々、激しく
なってきた実感が、殆どない。70歳を過ぎた頃に同級会で、その宣言をした
時の反応が…  私の後、半数の女性が各自のレクチャーで曰く。
 「私の亭主が80歳です!」と… えらく心に傷をつけてしまった。
<「バカ」は、他人を知らずに傷つけ、不孝にしている>そのままを実践した。
 ☆ このブログで多くの人を傷つけているのだろうが… それも、ほぼ
気づかないから、始末が悪い! 

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6725,読書日記 和式/洋式トイレの謎を探る
2019年08月14日(水)
           <『世界のしゃがみ方』ヨコタ村上孝之著>
  * 旅先の最も切実の問題
 ツアーで世界の秘・異郷を中心に訪れてきたが、問題は窃盗と、トイレ問題。
強硬なスケジュールに身体がついていけない。 旅行代理店がツアーを組む時、
最低限のトイレ施設があるところを組むが、それでも、無理の場合が多々ある。 
例えば中国の新羅ウィグル地区の道路沿いのトイレなど、卒倒しそうな不潔な
ところに行き当たることがある。また女性の場合、砂漠の真中で予め予定して
持ってきた傘を立てて用を足すケースなど序の口。ことトイレに関しては注意に
注意を重ねても、突然、襲ってくる難物。そのためか、多くの書籍が出ている。
「入れたものは出さねばならない!」のは、出産と一緒?
   ~まずはAmazonの「説明」より~
《 和式/洋式という二項対立的な呼び方のせいで、西洋のトイレはすべて洋式と
 日本人は思いがちだ。しかし、ロシア(旧ソ連)各地や東欧圏では和式(しゃがみ式)
トイレが主流であり、西欧においても農村などでは同様のトイレが散見される。
つまり、和式/洋式という図式で考える見方は誤りなのだ。「和式トイレ」の観察・
分析を柱に、世界各地のトイレの背景にある社会的・文化的事情を読む。 》
 ―  
   ~ネットでみつけた概要より~
《 本書の趣旨は、ほぼタイトル通り『しゃがみ方』に纏わる国際的な“民俗誌”
ーー端的には副題の『和式/洋式トイレの謎を探る』レポートーー と言って良い。
本書をして“トイレ民俗学”と言うべきかは心許ないが(近年では国内だけだが
斎藤たま氏に依る『便所の民俗誌』・論創社刊があるのでこの方面の民族的学究
は存在するようである)、本書の構成・内容、考証・分析は極めて史料実証的で
あり、かつ現場臨床的である。但し本稿を含めて本書は、些か「尾 籠」な方面
の具体的描写・トピックが多く(「便器」等の物理的構造・写真・態様・史資料
描写・失策・後始末ほか)、率直な筆致が散見されるので、食事中の方や耐性の
ない方は予めご注意願いたい。このページの「商品の説明」には、本書の“核心”
を突く紹介があって、「和式/洋式という二項対立的な呼び方のせいで、西洋の
トイレはすべて洋式と日本人は思いがち…ロシア…や東欧圏では和式(しゃがみ式)
トイレが主流であり、西欧においても農村などでは同様のトイレが散見……
和式/洋式という図式で考える見方は誤り……『和式トイレ』の観察・分析を柱に
……背景にある社会的・文化的事情を読む」とある。「和式/洋式」の分類の
矛盾と、西洋における「しゃがみ式」の非特殊性、日本及び西洋に見える
「立ち小便」の男女の様態(歴史的一般性)、“後始末”(拭う・洗うなど)
の様々、中国式のいわゆる「ニーハオ・トイレ」に限らない“開放型”から
個室化の変遷と意義など、実証的・分析的に考察しており、なかなか面白い
目から鱗の)トピックから成っている。

・個人的に興味を惹いたのは、やはり「和式」ーー著者の分析(「便器」に
拘泥しない前提)に従うと正しくは「しゃがみ式」ーーが、日本独自の言わば
“未文明的”な様態ではなく、ロシアを含めヨーロッパ等でも歴史的には一般的
であり、現在でも残る地域があるということである(第1章)。
 中でも興味深いのが「トルコ式」形態とオスマン朝の勢力関係を連関させる
見解に異を唱え、「しゃがみ式」がオスマン朝の特有の文化でないことを実証的
に反証している(71~75頁)。
またフランスでの「腰掛け式」(いわゆる「洋式」)が19世紀頃まで優勢だった
理由に、「便座」の非衛生感(“感染症”の忌避)があったと、説得力のある
考察が見える(44頁)。元々フランスなどヨーロッパでは、家屋内には「トイレ」
を作る習慣がなく、携帯式「便器」が主流であったことは著名な事実である
(122~129頁)。しかも終わった「便器」の中身を窓から戸外へ遺棄したとも
仄聞するところで、江戸期の完成された農業リサイクル型インフラがよほど
“文化的”であろうか。但し前者では“疫病”、後者では“パラサイト”の
循環と言う問題は残る。また第4章での「ペーパー」事情と「洗浄」スタイル
の文化圏も興味深いトピックである(132~148頁)。
また余談で“有料トイレ”に言及があるが(162頁:ベルギーで「1.1ユーロ」)、
・私は10数年前ながらイギリスの某有名デパートで確か1ポンド(入口で係員
が料金徴収)、アメリカのSF市内で1クォーター(ドア横の料金口にコイン
投入するとドアが開く方式)だったと記憶する。実物写真やイラストを多用した
ユニークな“トイレ民俗誌”の1冊と思う。 》

▼ どうしても我慢ならないのが、仕切の無い中国のトイレ。あと飛行機内の
 トイレ。男女の別なく… まあ、そこから始まる非日常の苦行の一つ。
旅先でお腹の問題は、男は下痢系、女は便秘系になる傾向が強い。失禁、一歩
手前は4~5回のツアーで一度は経験する。特に着陸直後が、気圧の関係で… 
ツアーは日程が強行軍のため、慣れる2日間は苦行になる。留置場、刑務所内や、
軍隊のトイレ事情が… それは家畜並み。 何故か、お城、牢獄を周ると、底冷
もあるが、突如くることが多い。 何かしら怨霊が? と思われるフシがある。
ある作家は、神社仏閣では何故か100%下痢になるという。

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6362,閑話小題 ~問題はバカの扱い方
2018年08月14日(火)
            『問題は右でも左でもなく下である』適菜収 (著)
   * B層のバカこそ大敵!
 俗にいう世間様を「下」と切り捨てている文章。 何も考えない27%と、
考えても何も行動に移せない60%、合計87%の人たちを『下』と。
トランプは、アメリカ白人の右翼的レベル25%に狙いを定め、ロシアのスパイ網
と組んで政権をとった疑惑の痕跡がいろ深く残っている。社会には、考えられ
ない人たちが存在する。まだ流動する社会ならよいが、固定社会の舟底には
牡蠣がへばりつく。こういう人を一言、『問題は右でも左でもなく下である』と!
常に自分も知らずに同化しているのではと… TVの人気バラエティ番組の視聴者
の多くは、こういう人が狙い目。 で、その層に心地よい評論家がお出まし。
バカがバカを裁く模擬公開裁判らしき討論が、まことしやかに進行する。
他人様に思考と、決断材料の収集を任せ、演劇側のステージに上がろうとしない、
「ウォームヘッド、クールハート」の87%の人たちが、これに動かされる。

   ~ネットで、著者を検索すると~
《適菜収を一言で表すならばバカの敵である。既得権益が叫ぶ改革に乗せられる
バカ(いわゆるB層)を敵視しており、バカに知識をつけさせて(C層)がまともに
なることで住みよい世の中になることをニーチェ等の哲学者を参考に紐解いている。
 特に現在詐欺師筆頭である安倍晋三小池百合子橋下徹を敵視しており
そいつらを支持する輩をバカと断罪、詐欺師の現実を突きつけることにより
バカに対する継承を鳴らしている。》
   ~ Amazonー内容紹介
財界のケツを舐めて密かに移民導入を進める政権。
グローバリズムによる社会の疲弊を推進する政権。
クソが付いていても米国のケツを舐めたがる政権。
共産党でさえ口にしない「~革命」を標榜する政権
クズの忖度はしても陛下の意向を忖度しない政権。
それが「保守政権」を名乗る「美しい日本」ぶり。
本書で日本は終わっていることに納得した僕は、
仲間と家族を大切にして子孫に託することにした。
「近代の終わりと知の崩壊」を適菜収が警告した最新の書。
 ~ 著者の内容紹介
◉ 私はファッション右翼やコスプレ右翼、街宣右翼は大嫌いだが、
質の高い右翼思想には常に敬意を払ってきた。また、花畑左翼、
市民活動家は大嫌いだが、質の高い左翼思想には大きな影響を受けた。
私は性格的にも学問的にも保守思想(すなわち近代的理念・理想・理性・
合理主義に対する懐疑的な姿勢)に馴染んできたので、右翼や左翼、
要するに理想主義者とは相容れないところがある。
未来にせよ過去にせよ、理想郷を設定するのが不可能な時代に生きて
いることを自覚できない時点で、やはりそれは弱者の思想だと思う。
その前提の上で、半ば自嘲気味に、あるいは戦略的に右や左を演じて
いる人々は面白いし、場合によっては知的な刺激を受けることもある。
本書で扱うのは彼らではない。「下」である。
右翼の底辺「右下」もあれば、左翼の下層「左下」もある。
いわゆる「B層」も多いし、橋下という政治家もいた。
◉ 今の政治は、マーケティングにより「下」の気分を探り、
プロパガンダで「下」を動かすことで成り立っている。
この手の政治家は、「風が吹く」のを待ち、問題が発覚したら
「嵐が過ぎ去る」まで口をつぐむ。
議論を軽視するのは、それが世の中を動かさないどころか、
墓穴を掘ることを熟知しているからだ。
大衆の熱狂だけが 政治を動かすことができるという深い確信
バカがバカを支持する今の世の中を見れば、それは正しいのだろう。
(「はじめに」より一部抜粋)
さあ、読者であるあなたは、この狂気の時代をいかに生き抜くか。
ないのか?
合理主義者が世界を破壊する


▼ 『下』は、ネット社会の産物と言うより、社会構造が本来、この層を
 生み出す現象。現在、嵐が吹きすさんでいる体育会系社会の変質した体質。
何も今さらの話ばかりで、殊更騒ぐ内容でない。
朝鮮社会の体質に、事大主義がある。小国が礼をもって大国につかえること、
また転じて「勢力の強いものにつき従う行動様式」をさす。中国近隣にあり、
常に侵略対象にされた中では、弱者の戦法として必要な知恵だろうが…
社会においては、これが固定されて人間価値まで判断される。それに目を瞑り
馴化するしかないのが実情。で、こういう社会哲学者が、87%を冷たく切捨てる。
問題は、27%でなく、一応、考えるが深堀ができない60%。それも上位10%との
際の人たち。10%の次善の人に加えた10%、合計20%が社会を静かに動かす。
この質を上げるには、長年かけた地道な教育システムを必要とする。政治家は、
その育成より、目先の権力維持のために大部分のエネルギーを消耗するしか
ないのが実情。20数年かけて現実社会をネット社会が世界を覆ってしまい、
社会の基盤が根こそぎ崩壊しだした世界で、右も左もない、必要なのは、
個々人の地頭(インテリジェンス)になってくる。非常に生きにくい時代である。

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5995,閑話小題 ~「楽しみに金のかからない人は、最も幸福」
2017年08月14日(月)

   * 楽しみに金のかからない人は、最も幸福
 ソローが、「楽しみに金のかからない人が最も幸福である」というが、
「楽しみに無条件で金をかけられる人は、更に幸せである」とも、いえる。
楽しいと思うかは心の素養の問題でもある。書籍の購入と同じで、命の次に
大切な金を、割切って使うことは難しい。仕事を楽しみまで昇華すれば良いが、
仕事バカも面白味がない。実際のところ、そこそこの「お金」は「遊び」に必要。
「一万を持って千円を使うのと、二千円を持って使うのと、気持ちが違う。」 
現在、一番効率良く遊べるのはネットである。次は「読書」だろうが、
これも素養が必要となる。

   * 本家消滅
 「本家、分家」の言葉も、自営業が激減している中、「死語」になってきた。
私が事業整理をしたことで、我が堀井家の「本家」筋も、消滅したことになる。
『堀井』の実家は太平洋戦争前までは、老舗の古美術商で、父親は二代目。
父が引き継いだ時点でも、徹底した節約の家で、結構の資産があったという。
祖母が『吉岡』の家から婿養子をもらって分家として商売を始めたのが出発点。
 その本家は、長岡駅裏から5分のところにあり、商売を止めていた。
母親が生きている間は、行き来があったが… 法事で、その一人息子と一度、
言葉を交わしたことがあったが、影の薄い人だった。ところが、昨日知ったが、
息子が独身で、先日亡くなり、家が実質、消滅したという。 享年64歳。

   * 第二次朝鮮戦争が、あるのだろうか?
 「そう遠くない先に、朝鮮戦争はある」とみるのが、自然である。
第二次朝鮮戦争は、アメリカの力を削ぐに、中国、ロシアにとって非常に
優位になる。その点、トランプ大統領と、金主席は、これ以上ない人材。
まずは、ロシアが大統領選で小細工をして、トランプ大統領を祭り上げ、
次は、中国が…? もってこいの取組になる。しかし、始まれば、数百万単位
の死傷者が出るが、この百年だけでも、数千万単位の死者、餓死者を出してきた。
戦争とは、そういうもの。但し、以前のように、中国、ロシアは、北朝鮮へ、
直接的支援が出来ない。その時、ロシアと中国は、沖縄、北海道を狙う?
「戦争は何でもあり」である。とすると、私の人生は、「第二次世界大戦
直後に生まれ、第二次朝鮮戦争直前の狭間に生きた」ことになる。
 日本にとっても、トランプと、金主席は、偉大?な厄病神に御なりですか。

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5630,閑話小題 ~オリンピックも中盤に
2016年08月14日(日)
  * リオのオリンピックも中盤に
 オリンピックも、中盤に差し掛かった。ブログ内検索をして分かったが、
12年前のアテネ・オリンピックで16個の金メダルを取っていた。そのうち、
柔道で8個の金メダルを取っていた。今のところ、メダル獲得ラッシュとは
いえ、アテネ並みでしかない。それとロシアの選手の金メダリストが、
例年に比べて異常に少ない。
 日本にとってのハイライトは体操の個人総合で内村選手が、2位選手の
最後の着地の乱れで奇跡的逆転をした場面だろう。ドラマとして、これ以上の
シーンは作ろうとして作れるものではない。
 以前、内村選手が面白い話しをしていた。<自分の脳に、小さな自分がいて、
それが、自分に指示をしている。>と。小さな自分が、この奇跡を生みだした
のだろうが、これは練習と、これまでの試合経験の中から生まれた存在?である。

 ここで、オリンピックについて、何か書いてないかと検索したところ、
以下の内容が出てきた。書き残こしておく価値を、改めて思い知る。そこには、
垂直に立った(永遠)、その時の、「いま、ここ、私」が存在している。
 ブラジルの財政悪化も含めて、緊縮の設備投資で、日本が目論んでいる
数分の一、いや数十分の一で済んでいる。この辺りをマスコミは徹底的に報道
すべきである。「小投資、省エネルギーで済む」と、いう当初のアピールが、
何時の間に消えてしまった。 それぞれのドラマが生まれ出るオリンピック。
 これまで、大規模のテロは起こってないが、どうなることか?
以下を読み返すと、オリンピックに、あまり興味がないみたいである。
日本の時期開催もあって、その空気に流されている自分が面白い。
 目標は、心身とも元気で、2020をむかえる事だが・・ 

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2004/08/18
1233, アテネ・オリンピック

時差の為、夜半に行われることが多かったこともあって、オリンピックは
あまり興味がなかった。柔道の金メダルか、女子マラソン位か優勝に絡む
試合しかみた記憶がない。日本があまりにも弱いこともあったが。
ところが今年の日本はイヤに盛り上がっている。
不況ということもあり、国策として力を入れていたのだろう。

柔道の女子の谷選手と、野村選手の決勝も目覚まし時計で起きて見たが、
これは過去には無いこと。 この勢いでは、金を15個以上取る可能性も?
体操と柔道とレスリングと水泳など過去に強い種目に、絞って強化した。
他には、野球とマラソンかもメダルの可能性も高い。

TVで見ているかぎり、観客が少ないのが気になる。
欧州人にとってオリンピックなど、あまり興味が無いのか。
それにしても、東京オリンピック以来のメダル・ラッシュには驚いている。
歳をとったせいか、その人の人生まで重ねて見るようになってきた。
・私の記憶は、小学生の時のメルボルンの時からである。
 体操の小野選手の演技をラジオで聞いていた記憶がある。
・次は、中学生時のローマ・オリンピックで、白黒TVで見ていた。
・そして、東京オリンピックは、カラーTV。
・前々回のアトランタはブラウン管のハイビジョンTV
・今回はプラズマTVである。
情報媒体の機器で、時代の変遷が見えてくる。それと、自分史も。

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2004/08/30
1245, オリンピックが終了
 アテネオリンピックは、2004年8月13日から29日まで行われ、
昨夜(日本時間では今朝方)終わった。 結局、金メダルが16個。
前回の三倍、東京オリンピックと同数だから大成功だった。
復興委員会が数年前に打ち立てた戦略の結果であった。
 ~印象の強い順に書くと
・金メダルを16個取ったこと
・女子マラソンで野口が優勝したこと (丁度ツアーで、ウィーンの
 ホテルでチェックインをした直後にゴールを見た)
・柔道が8個の金メダルを取ったこと
 ー野村が三試合連続金メダル、谷亮子が女子でニ連勝、
 優勝最有力視されていた井上康生が一回戦で破れたことなど
・水泳では、男子の岡島が金を二個、女子ではあまり目立たなかった
 選手が優勝をしたこと
・体操の団体優勝の緊迫した内容と優勝
・優勝選手のドーピングで、銀であったハンマー投げの室伏選手の逆転優勝
・優勝をめざしていた野球が銅に終わったこと
 -日本のプロ野球の威信をかけたが、この程度の実力ということが判明
 したこと。 これで、一リーグ制に加速がつくだろう
以上、誰もが同じ印象であろう。
大不況の中、一服の飲料水の代わりになった。
ところで、過去に日本が強かった卓球、体操、レスリングなどを、中国と
北朝鮮が冷戦時代に戦略的に集中して強化して狙いうちをしていた。いつの間
にか彼らの得意競技になっていた。それを一部とりかえしたといってよい。
いずれにしても、日本復興委員会をつくって本気になって金メダルを
狙いにいった結果だった。まあ素晴らしいことだ!