閑話小題 ~ワクチン接種の予約


 

   * 昨日は、国民的イベントに
 ワクチン接種の予約は、流れからして一ヶ月後が適当かと思っていたが、
こと、このワクチン接種は、早い方が良いという連れの意見に負けて、初日の
予約開始時間に、駅裏の車で10分程の郊外に移転したばかりの開業医に… 
開始時間を5分ほど遅れたため、60人枠の45番目の整理券を貰って、3時間後に
受付終了。大よそ1ヶ月後に一回目、その三週間後に二回目と決まった。
11時半の歯医者の予約を15時に変更、これもまた無事終了。SJは休むことに。
家内は、この20年、日帰りお上りで、デズニ―ランドや、美術館や、開業直後の
ビル群の行列の席取りは手慣れたもので、何やら活き活きとしていた。
としても、この軽さ!それぞれの能力は違うもの。彼女は‘群れ’の特殊能力。
帰ってTVを付けると、早速、私らと同じような老齢の行列パフォーマンスが…!
 結局は年齢相応ということか!
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   * 今年に入って、はや5ヶ月になる
 あと一ヶ月で、今年も半年になる。コロナ禍も、ワクチン接種が、世界的行事に
なっているが、インド型などの変異株が突然発生… 楽観的風潮を見事に破壊した。
それでもワクチンの一筋の光が見えてきただけ救いがある。
まだ年金生活なるが故に肩への重圧は最小だが…。現場持ちの生活者の心音は、
如何だろうか? 欧米だけでなく、イラン、イスラエル、朝鮮、中国にしろ、
怪しげな空気が蔓延ってきた。

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7004,閑話小題 ~つれづれに、…TVが面白い! 
2020年05月18日(月)
   *‘内藤大助の大冒険’の迫力
 これまでに1~2回は見たが、あまり印象に残ってない「内藤大助の大冒険」。
ラオスの森林の奥行きの深さと、メコン川の濁流をカヌーで渡る迫力と…。
更に、川中島にロープ上を渡って魚を取る命懸けの内容に我を忘れて見入った。
https://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2020-03-18&ch=10&eid=22836&f=4648
大自然のなか、命懸けで食糧を手に入れてきた人々のサバイバルを追体験
象を乗りこなして湿原を渡り、密林を踏破し、水煙を巻き上げる大滝をロープ
で下る。さらに、荒れ狂うメコン川では、地元漁師とロープを渡って対岸へ。
勇気を振り絞って挑む内藤。一歩踏み外せば命は無い…。はたして無事に
渡り切れるのか?!。>
‘生と死の境’のスリル感を、ここまで見せるのかと。この迫力は内藤大助
純朴な挑戦の姿勢が醸す人間性から出ている。 荒れ狂う川面の上なればこそ、
その迫力は身に迫ってくる。 濁流といえば、10数年前、台風で大雨の直後の、
阿賀野川河口を対岸にカヌーを渡ったことがあった。
 こういう時代になればこそ、30数年かけた世界の秘・異郷を周った経験が
良かったと… 最後は。この辺りの旅自慢が心の拠りどころになる。
他に然したることのない日々が背景にあるが。
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   * コロナ騒ぎのドサクサに紛れて、
 アメリカのトランプの手法を真似てだが… 安倍よ、何やってんだか!
<-2020年5月13日-コロナ禍の最中、与党が成立を狙う検察庁法改正案に批判
が集中している。安倍政権の目的は、検察トップの検事総長に“官邸の守護神”
を据えることに数日間で600万~700万件に上る抗議ツイートが投稿されている。>
権力呆けの、政治的自殺行為。強引な正面突破をさせてアフォ踊りをみる手も…。
ポスト安倍を考えての保険…? 
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   * 日本の新型コロナの被害者が異常に少ないわけ?
 来年の東京オリンピック開催の断念を遅らせる為としか考えられないが…
これを一つ間違えると、政権が吹っ飛ぶ可能性を含むため、その願望が、判断
を曇らせるのか? 首都圏の満員電車の濃厚空間で、コロナのクラスター。
何でまた発生しないか…? <各駅停車ごとにドアが開かれ、人も空気も入替る
上に、ほぼ全員がマスクをしているため、二重に防御されて… 更に無言で。>
そう言われてみればなる程。

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6637,閑話小題 ~面白いAI化の現象
2019年05月18日(土)
    * セルフ化は止まることなく
最近、人手不足のためか、更なるセルフ化が進んでいる。現場の人手不足だ。
 10数年前に、新潟駅近くの小学校跡地に図書館がオープンしたが、そこは、
半数がセルフ読取の受付であった。ちなみに長岡の自宅近くはセルフ方式は
取入れてない。数年前から、スーパーでもセルフレジが取入れられ、思いの外、
多くが利用している。ロボット化といえば、回転寿司。受付がソフトバンク
人型ロボットのペッパー。一年程前から『受付け』を始めた。
<「何名様ですか」「テーブル、カウンターどちらですか」「受付席にどうぞ」>
注文はタッチパネルで、声優・野沢雅子が訛った声で「かしこまりました」と…。
毎週通っているシネマ館もそうだげ、何故か、自動受付に並ぶ人は少ない。
 以前も取上げたが、< AI(人工知能)が人類の知能を超え、制御できなく
なるときのことを、技術的特異点=シンギュラリティというが、コンピューター
チップの性能は1.5年ごとに約2倍進化し、計算上、この技術的特異点2045年
訪れるとする学説がある。> 人知を超えたAIが誕生し、進化続ける先は定かで
ないが、「今後10年〜20年間で人口の半分の仕事が人工知能に取って代わる」と、
野村総合研究所は分析結果を出している。 
 ~先日のNHKのTVレポートによると~
<◉ 技術革新により仕事を失った例は今に始まったことではない。
 歴史を見ても 近代化や社会構造の変化によってさまざまな職業が姿を消した。
たとえば自動車や交通の発達により、人力車やオート三輪車の運転手は昭和30年頃
には東京からなくなったと言われます。また鉄道システムの発達では、切符切りの
鉄道改札員やモノレール運転士が、通信システムの発達で、有線電信オペレーター
や電報局員が、印刷・DTP技術の発達では原稿に合わせて活字を拾い集める文選工
がそれぞれのタイミングで職を失いました。
今でも電子書籍の発達により文字は紙からデータで読まれることが多くなり、
出版業界は斜陽と指摘されます。しかし新たに自動運転車やスマートフォンアプリ
開発などの雇用が生まれたように、失われる雇用よりも、新たな雇用をどう創出
するかを考える段階にあるのではないでしょうか。
◉ カジノホテルの従業員たちがAI・ロボットに仕事を奪われることを危惧し、
大規模なデモを展開。アメリカでは、ホテルなどのサービス業や農業、金融業と
いった様々な分野にAIやロボットが進出し、人間の雇用に置き換わっている。
中国もまたAIやロボットによる自動化を積極的に進め、無人スーパーや無人
宅配便などが続々と誕生している。その激しいうねりは、日本にも押し寄せている。
大手銀行が昨年発表した大規模なAI導入と従業員削減のニュースは、日本中の
金融関係者に衝撃を与え、多くの人が転職の道を探り始めた。AIやロボットが
幅を利かせる近い未来、私たち人間はどのようにして生きていけばよいのか? 
知恵を振り絞って考える。>

追: 『技術的特異点』とHP内検索を入れると、これまで多くテーマにしていた。
これらを熟読すると、以前の自分は、現在の自分とは違うということ。ならば
書き残さない方が良いのかもしれないが… 毎日、読返す度に自分でも驚く。 
自らを省みるには、魂、心の合せ鏡にうってつけ… だが失うことも多い。

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2019/05/03
閑話小題 ~AIについて
    <「AIが人間を殺す日~車、医療、兵器に組み込まれる人工知能
                        小林雅一(著) >
 最近の情報機器の進化には目をみなることが多々ある。数年前に、居間
から寝室に移住空間の主体を移動してきたことは、何度もテーマにしてきた。 
廊下を挟んで対角にある仏間の書斎コーナーのパソコン前の空間を加えると、
一日の三分二に近い15時間は「奥の院」に在住している。そこでネットTVと、
録画した映画・ドラマと、旅紀行、各種の講演や、YouTubeで動画サーフィン
などに没頭する。そこは現実社会とデジタル映像の世界が交差する不思議な
空間でもある。AIが人間をコントロールする可能性がある「2045年問題」
 奥の院では睡眠以外の時間は情報端末で、コントロールされている。
  
  ~Amazonの内容紹介より~
≪   ◉ 誰も言わない「一番の脅威」 ◉
 飛躍的な進化を遂げる人工知能(AI)。明るい未来が語られる一方で、
「AIに雇用が奪われる」という見方や、超越的な進化を遂げたAIが人類を支配する
「二〇四五年問題」などのAI脅威論も少なくない。しかし著者はむしろ、目前に
迫る危機として、車、医療、兵器の三つを挙げる。共通するのは、私達の命に直結
する分野であること。ここに今、最先端のAIが導入されようとしているが、中身の
見えないブラックボックスであるうえに、ときに暴走の危険性をはらむ。
 世界の制御権が人間からAIへと移譲されたとき、その先に見えるのは自ら判断
する機械・システムが人の命を奪う衝撃の未来。AIの真の脅威が明らかに! ≫
   ~読者、感想より~
・本書でキーワードとなるのは、「Human in the Loop」「Human out of the Loop」。
すなわち制御の輪の中に人間を含めるか、それとも人間を除外するかということで、
自動運転車でいうと、Googleなどが目指しているような完全自動運転車は
「Human out of the Loop」の思想に基づくものになる。今やAIの主流となる
ディープラーニングではビッグデータに基づきAI自身がある法則性の下でアウト
プット(判断や命令など)を出すが、その過程はブラックボックスでAIの開発者
でさえなぜそういう判断になったのかを理解することができない。AIの判断が
統計・確率に基づくものである限り、現実世界との微妙な誤差により誤った判断
をする危険性があることを著者は指摘しており、自動車や医療分野など判断が
人の生死に関わる分野では「Human out of the Loop」は危険であると論じている。
一方、半自動運転車のように人間の関与も含める形の場合は、どこまで人間が
運転に注意を払わなければならないか曖昧な点が問題、実際に実用化されている
半自動運転車の死傷事故の分析では「ドライバーの混乱」が事故の主な原因と
されている。ということで、AIの判断にどこまで人間が関与するかは難しい問題
であるが、急速な勢いでAIの開発と応用が進んでいる今こそ社会全体で考えて
いかなくてはならないことは間違いないであろう。
・本書では、主にAIの技術的な面に焦点を当てて論じているが、基本的にAIの
判断過程がブラックボックスでしかもIoTで様々なAI搭載機器がネットにつながる
時代では、悪意を持った個人やテロリスト、国などによる脅威もどんどん高まって
いるだろう。自動運転車搭載のAIに外部からの操作で誤作動をさせて事故を起こす、
医療分野で治療を支援するAIのプログラムを操作して誤った治療方針を提示させ
結果患者を死亡させるといったケースがまったくあり得ないことではない時代に
なりつつある。AI搭載の兵器がテロリストなどの手に渡った際の脅威は言うまでない。
こういったケースも想定した上で、AIの信頼性を更に高め、悪用を防ぐ方策を
考えていくことが特に人間の生死に直結する分野への応用においては重要であろう。

▼ AIといえば、最近、コマーリャル等で、見かける『ポケトーク』。
 翻訳は、端末ではなくクラウド上のエンジンを用いている。そのため、言語
ごとに最適な翻訳エンジンが活用できる。 従来のオフラインの翻訳機ではなし
えない高度な処理を実現している。これで海外旅行での会話の心配が少なくなる。 
 これをみて、直ぐに考えついたのが『ポケフレンド』。何かを思いついたとき、
話しかけると、即座に、自分では考えつかないレベルの面白い考えを自動的に
伝えてくる機能の端末…。そう遠くない内に、こんなのが出てきたら、如何なる? 
これは思考AI、いや思考サイボーグである。協働ロボットならぬ「協考AI」。
もっとも、グーグルの検索機能も、その類。 自宅の2台のTVはソニーだが、
パナソニックのTVは、音声で直接呼びかける機能と言うが…

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2019/04/07
閑話小題 ~即席・ショートショート -2
   * 10年後の「技術的特異論者」の呟き
 今から十年前の、この随想日記を紹介しよう。 
73歳まで生きていようとは思わなかった。成るほど「死にぞこない」
である。しかし、際なればこそ、情報機器の進化の御蔭で、技術的特異の現象を
味合うことができた。それにしても、これほどとは… 

≪ まさか、83歳まで生きようとは… そして、10年前の、この文章を読もうと
 思ってもみなかった。一年近く前に1万テーマを書上げた。これらの内容を
同月同日に読返すことで、脳の活性化が出来ていた。 老いるとは、老いという
病気が重症化をしていくことでもあった。 じゃあ、生きていて良かったかと
言われれば、「実に良かった」。 世界は日々変わっていく。10年前に、
「技術的特異点」が2045年と言われていたが、既に、到達してしまった? 
今では世界は、AIの判断を最大限に徴用する風潮になっている。そうするしか
ない! 正しいのだから。身体は老化で動きにくいけどね、小さなロボットに、
これまで書いた随想日記をインプットすると、その時の気分に応じて、呼出し
てきて、その関連映像を、自動的にゴーグルに360度の視界に呼出してくれる。
嗅覚、味覚も、脳の神経を刺激することで再現できるとは…  
 自分の過去も、例えば20歳の1966年の映像が、瞬時に次つぎと現れる。
それは、10年前でも可能だったけどね。 当時、ドローンって有っただろう。
あれがAI化して進化して、配送の世界を激変させたの。自動車のAI化の技術が、
様ざまな分野に応用されてね。何でも自動化されて、人間を駆除したしまって。
通貨も今では、多くはネット決済。仮想通貨も当り前だもの。無用階級の
人たちが殆ど。何もできない… 誰の責任でもない。生まれが悪かっただけ。
当時、生命誕生から40億年来の革命って書いていたでしょ。まったく、その
とおりになってね。 情報化って、何もかもが、直に評価され晒される。
この時代、物語化する能力が重要になってね。 何とか、それで昔を語っている
から、娑婆?に繋がってるし。 ≫

▼ 即席のショートショートだが、10年後の視点からの独り語りは疲れる。
 8割かたは生きていないだろうが、死損なって、読返したら何と思うか。
以前、みた映画 「LUCY/ルーシー 脳が覚醒した女 」を想いだした。
【 ごく普通の生活を送っていた女性ルーシーは、台北のホテルでマフィアの
 闇取引に巻き込まれてしまう。マフィアは人間の体内にある物質を埋め込み、
その人間を海外に送り出すことで物質の密輸を行おうとしていたが、ルーシー
の体の中でその物質が漏れ出すアクシデントが発生。その影響により、普通の
人間なら全体の10%しか機能していない脳の機能が、徐々に覚醒していく。
脳の覚醒率が上がるに従い、超人的な力が解放されていくルーシーは、自分と
同じような人間を二度と生み出さないためにも、マフィアの計画を阻止するため
に動き始める。 …覚醒度が進んだルーシーは、他人の肉体、磁波、電波の制御
が可能になり、量子物理学、応用数学を含めた膨大な知識を脳にインプットし、
細胞核の無限の可能性を体感するようになります。】
 恐らく、このままの生活習慣を10年間も続け、情報機器の進化に馴化すると、
ヒロインのルーシーの数十分の一まででないとしても、脳力は、現在と比べて
数倍、数十倍にアップするのでは? それが世界中の人々ともなると… 
考え合わせると、人類の、そう遠くない未来に悲観的になる。
アッラーの御望みで、一度、清算を…>などと考える輩が出てくる可能性が。