閑話小題 ~プロ野球も序盤を終えて…

f:id:horii888888:20210513065505j:plain

   * プロ野球も、序盤戦を終え…
 ~プロ野球も序盤戦を終えた総括~
     セ・パ交流戦が5月25日(火)~6月13日(日)の開催予定。
◉ 現時点では、当初の予測どおりで、セ・リーグ阪神と巨人が1,2位に、
パリーグは、楽天、ロッテ、ソフト・バンクが、上位を占めている。
その中で、潜在力を見ると、やはり巨人とソフト・バンクの戦力は圧倒的。
交流戦を終えた6月末辺りから、その力が表立った来るのでは… 
◉ 観ていて面白いのは、巨人。投手コーチに桑田が加わったのがポイント。
選手では阪神ニューフェイスの佐藤選手が評判どおりの活躍。このメンツで、
アタフタする巨人を姿を楽しむのが、この数年来の観戦ポイント。
  ―
   * 東京オリンピック? 中止・中止・中止だよ!
 このパンデミックの中で、誰が如何みても開催できるわけがない。
阿部前首相も、引退への花道も、泥まみれも致し方がない。流れは、この
ゴールデンウィーク直前辺りか。何が、無観客か… 駄目なものは駄目!
何がアスリートですか。大変なのは何処も同じ。何が、有名アスリートか…
 さて誰が「東京オリンピックの中止」の現実の鈴をつけるのか!
  ―
   * <店を閉鎖したい…>って
『…ダメなものは駄目!』 解るけど、このパンデミックの熾烈さからして、
 難しいのが至極当然。 災害、それも地球規模の、地軸が真逆になった…
後戻りの出来ない、災害! 自然体で我が身を任せるしかない。
「この秋口から、ワクチンが何とか普及をして… 二年近い惨状の空気は
消え去り… 粘ったもの勝ち!」などの淡い期待はない。

・・・・・・
6999,閑話小題  ~何が起きているのか? -2
2020年05月13日(水)
   * 学生時代の友人の経営現場は…?
 学生時代の友人には、まだまだ現場大好き人間がいて、可能な限り現役を
謳歌している人が半分程度か。静岡でグローバル企業の孫請け会社の現役社長に、
この新型コロナ騒ぎの影響を聞いてみた。何があっても大丈夫のグループで、
あまり影響がないのではと思いきや、それは深刻のようだ。要約すると…
リーマンショック時も酷かったが、今回は、その比ではない。
 一時期、半分まで売上は減ったが、今では三分の二まで回復しているが、
 予断は許されない。何とか乗りきれそうだが、第二、第三の波が恐ろしいと…
・静岡の経済は、ホテル・飲食業・漁業が壊滅状態。悲鳴も聞こえない程に深刻。
 親会社に泣きつく企業風土はないため、緊急の資金繰りから全てを自らの知恵
 しか頼れない。 大親会社ガ最近、実情をマスコミを通して発表したが、内容は、
 自社そのままを拡大したようだと。

巨大グループなるが故に盤石と思いきや、その現場は決して甘くない。
NHKの特集で、飲食店の急場の実情をレポートしていたが、何処も、根本からの
再構築を要するため、ただ茫然とするしかない。対策を考えるには、あまりに
困難な応用問題。3密なればこその居酒屋、小料理店は、冷凍販売か、宅配。
紹介された神楽坂『天ぷら・専門居酒屋』の苦悩は深い。うちの店は何屋?と…
お客も戸惑っている筈。 さて如何なる? あとに思いつくのは廃業だけ! 
世界は根こそぎ変ってしまった。…空即是色…  行場がないからキツイよ!
 
・・・・・・
6632,読書日記 ~『『無知の科学』だってさ! -5
2019年05月13日(月)
     <『知ってるつもり――無知の科学』
      スティーブン スローマン,フィリップ ファーンバック(著)>
   * 未知の未知
・21歳時に初めて一ヶ月間の欧州旅行で経験したのが「未知の未知」。
 欧州は石の文化。世界史そのままが遺跡として、そのまま現存する世界。
「世界は「知らないこと、想像を絶することで満ちている」ことすら知らな
かったのである。世界史の教科書の写真が目の前の突きつけられ衝撃は、無知
たる自分に未知を知らしめてくれた。カナダのロッキーの広大な景色に触れた
時の驚愕。『 ここは地球上? これを目の当たりにしないで大部分の人は
死んでいくんだ。全てを投げうっても、経験すべき光景。良かった!』
 感動とは「未知の未知」に、その人を導いてくれる。

ここで…
<・物事には、「自分が知っていると知っていること」、既知の知。
・「自分が知らないということを知っていること」、未知の知。
・さらには「自分が知らないということを知らないこと」、未知の未知がある、
アメリカのラムズフェルド長官は言っている。> と。
 未知である認識がないことには手が打ちようがない。知らないということ
自体がわかっていないのだから事実上お手上げ。

・ダニング=クルーガー効果の原則がある。、
< 能力の低い人物が自らの容姿や発言・行動などについて、実際よりも高い
 評価を行う優越の錯覚を生み出す認知バイアス。この現象は、人間が自分で
自分自身の不適格性を認識することができないことによって生じる。
「優越の錯覚を生み出す認知バイアスは、能力の高い人物の場合は外部(=他人)
に対する過小評価に起因している。一方で能力の低い人物の場合は内部(=自身)
に対する過大評価に起因している。」とする。若い女の思い入れ深い自己評価
の過剰な差異などに見られる。

・この研究で、「与えられた活動の評価基準への無知に由来する自己評価の誤り」
の多さを示している。自身の能力に対する過大評価の傾向は、読解や診療、自動車
の運転、チェスやテニスの試合など様々な場面で見られた。また、この効果を定義
したデイヴィッド・ダニングとジャスティン・クルーガーによって2012年に行われた
「なぜ能力の低い人間は自身を素晴らしいと思い込むのか」という調査によれば、
能力の低い人間は以下のような特徴があることが分かった。
 ~自身の能力が不足していることを認識できない
 ~自身の能力の不十分さの程度を認識できない
 ~他者の能力を正確に推定できない
その能力について実際に訓練を積んだ後であれば、自身の能力の欠如を認識できる。
キャリア組の高速配転による育成は、それで、自分の能力不足を埋めるためにある。